2 / 62
私の主人、珍しいデザートに舌鼓を打つ
しおりを挟む
あれから1週間、屈託のない笑顔を習得されたシニフェ様はこれまでの癇癪や我が儘をピタリと止められました。あまりの変わり用に侯爵も侯爵夫人も驚き、私たちに使いを送って自分達の息子に何があったのか確認してきたほどです。
ご本人曰く
「だって俺、本当は18歳なんだよ?癇癪とか起こさないよ、恥ずかしい」
とのことでした。はて、シニフェ様は私と同い年であったと思いますが、まあそれはひとまず置いておきましょう。
今日はシニフェ様が仰る『悪役にならない』為に私たち3人で作戦を練るために、グランメション邸宅に集まりました。
まずは、シニフェ様がご存知の時系列をまとめる事にしましょう。
「それでは全体の流れを教えて下さい」
「えーっと、そうだな。まず始めのきっかけとしおて今度の魔法実技でそこに関する重大なイベントがあるんだ」
「いふぇんと?」
「プラン飲み込んでから話して下さい。シニフェ様、実技中にどなたかがいらっしゃるんですか?」
「ふふふ、聞いて驚くなよ。なんとクーラッジュは一晩中木に吊るされることで、その木の精霊と仲良くなるんだ。吊るされたあいつは孤独な木の精霊の話を聞いてやったことで仲良くなる。そこから女神様につながってく始まりのイベントだ」
「ほえ~。でもなんでクーラッジュは木になんて吊るされるんですか?」
プランの素朴な疑問にシニフェ様が俯かれます。
「それはシニフェが・・・俺が・・・吊るすんだ。」
「はふぇ?」
プランが理解出来ないというような声を出しました。
「木にシニフェ様が吊るされるんですか?クーラッジュを?」
「なんか、その日の授業では2人一組になって実技演習をすることになるんだけど、クーラッジュが俺と一緒にって誘ってくるんだよ。でもシニフェはあいつがフレンドリーに話しかけてくる事がそもそも気に喰わない。だから木に吊るすんだ。その魔法の実技では『縄をかける』っていう術を習うから、シニフェは早々に習った技術を悪い意味で活かす発展能力のある悪役なんだ」
「そのような機転は回さないで下さい。まぁ、吊るすのは良くありませんが、吊るしたところで担当の、魔法教授オプティミスト先生はなぜそれを放置していたんでしょう?」
常識的に考えても生徒の1人がそんな事をされれば下ろしてやり、そんな事を仕出かした生徒に対しては叱責すべきです。
「いや、だって、先生の旦那さんは内務省勤めだからね。広義で考えれば宰相である父様の部下だよ。……上司の息子に逆らえないよね。上司部下で考えなくとも今ウチの学校でシニフェに意見出来る教員いないし」
「そうでしたね。公爵令嬢はいらっしゃいますが、王族はいらっしゃいませんしね」
シニフェ様は特に問題児ではございませんし、グランメション侯爵令息に対して意見しようとする勇気ある教員はおりません。苦しいですが、見ようによっては、身分を考えずにシニフェ様をペアに誘ったクーラッジュが礼を失しているかもしれません。
これはそもそもペアを組まなければ、そのような不愉快な思いをなさらずに済むはずです。
「では、今度の魔法実技では絶対にクーラッジュとペアは組まれないように私かプランと約束をしていると仰れば良いですね。関わらないようにしましょう。人を木に吊るすなんて野蛮な事なさって評判を落とす必要はございません」
「そうですよ。そんなことしても面白くないですよ。お腹もすきますし・・・あ、そうだ!授業が終わったら街に出来た新しいお菓子屋さんに行きましょう!それかウチの商会のやっているお店に行きましょう」
お腹を鳴らしたプランはぷっくりした頬を持ち上げて微笑みました。
「あ~いいね!ずっとゲームで見てて食べてみたかったんだ。あのピンクのクリームが乗ってるお菓子、食べてみたいなぁ」
「マリアのプリンですね~!あれは絶品ですよ~行きましょう」
あれだけの情報で、すぐに回答を出すとは。食べ物の事となるとプランの知識に敵う者はいませんね。
私も食べた事はないので、シニフェ様とプランと3人で行くのが楽しみではあるが、ここで一つ気になった事を質問しましょう。
「シニフェ様、その『ゲーム』と言うのはなんなのでしょう?」
きゃっきゃっ、とプランとはしゃいでいたシニフェ様は私の質問にコテンと首を横に傾けて眉間に皺を寄せながら眼を閉じられる。
「うーん?なんて言えばいいんだろ、さいころがない『蛇と梯子』みたいなもんかなぁ?一つのマスを進むと、色んな出来事や事件をクリアして行きながら進んで行って、最後は魔王をやっつけたり世界を救ったり、お姫様と結婚したりするんだ。小説の人物を自分が動かしながら読み進めると思うと近いかも」
「その主人公がクーラッジュで、出来事の中の一つとしてシニフェ様がいらっしゃる?」
「そーそー。序盤だけだけどね」
その後、魔法実技の日がやってきました。
オプティミスト教授が実技の説明をされます。
「~~~、では、皆さん近くの人とペアを組んで実際にやってみるね!」
との言葉を聞くとすぐに、クーラッジュは微笑を浮かべながら、シニフェ様の方へ歩み寄ってきます。本当にシニフェ様が仰った通りになっていることに、失礼ながら私は驚きました。
「グランメション様、良ければ僕とペアを組みませんか?」
さも提案するような言い方をしながら、既にクーラッジュはシニフェ様の右ひじ辺りを掴んで連れて行こうとしています。侯爵家嫡男のシニフェ様に対し、なんと図々しい態度でしょうか。
私はその不躾なクーラッジュの右手を払いのけ、シニフェ様をプランの後ろへ引き込みました。
「失礼、グロワ様、シニフェ様は私たちと約束しておりますので」
「えーっそうなの?でも君たちは3人だから1人余るし、僕も1人だから一緒にすれば良いんじゃないかな?」
こちらの婉曲的な断りに気がつかないフリで厚かましい提案をしてくる事に驚いていると、プランが助け舟をだしてくれました。
「ならクーラッジュは僕としようよ。シニフェ様は魔法がお得意だからエノームくらいのレベルじゃないとお相手は勤まらないよ」
「いやぁ、僕は魔法が苦手だから、上手い人と一緒にさせて欲しいって思ったんだ。だからーー」
そうもっともらしい事を言うので、シニフェ様は諦めたようにクーラッジュの方へ行こうとされるのを見た途端に、とっさに口が動きました。
「でしたら、僭越ながら私がご一緒させていただきましょう。これでも首席ですし、この魔法も予習済みです」
慇懃に私が提案したところ、クーラッジュは乾いたような笑みを見せ、了承しました。
その後、私たち3人は授業課題であった『縄を出す』『縄を伸ばす』『巻く・結ぶ』という3段階の課題をさっさと終わらせました。
「さすが、グランメション侯爵令息とガスピアージェ子爵令息ね!それにグラン様とグロワ様も今日は素晴らしいね!今日は帰って良いね!!」
オプティミス先生がそう仰るので、私もシニフェ様とプランの方に合流し3人で実技場を出ようとすると、クーラッジュがまたも呼び止めてきました。
「僕だけ置いて行かないでよ」
すると、シニフェ様は急に目つきを鋭くし、クーラッジュの事を見据えました。
「グロワ、君と俺は何か約束でもしていたか?した覚えはないし、俺たちは予定があるんだ。悪いけど…」
「シ、シニフェ様!そんな事より早く行きましょう!」
「そうですよ~、早く行かないとマリアのプリンはなくなりますよ~」
苛立った様子のシニフェ様の言葉を遮ってクーラッジュから離れさせました。
「はっ!俺は今何しようとしてた!?」
「いいえ、何にもございませんよ。さぁ早く参りましょう!」
「これはまさか『強制力』とか言うやつか!?」
シニフェ様は寝起きかのように頭を左右に振りながら不思議な事を呟いていらっしゃいました。
「うわぁぁ~!見ていた通りだ!」
「シニフェ様、ピンクのがイチゴ&ふわりん味でこっちの青いのがミント&シビレ味です!」
「プラン、詳しいな!シビレって、あのビリビリ草から取れるやつ?!すっごい、本当にあの世界なんだ!どうしよ、両方食べたい!」
「ではシニフェ様、私と半分こして両方召し上がるというのはいかがでしょう?」
「いいね、エノーム。ソレ採用!!」
出てきたデザートに不思議な反応をされていましたが、とても楽しそうに目をキラキラさせていたのをみて私もプランもとても楽しめました。こんなに嬉しそうなシニフェ様を見るのは初めてかも知れません。
ご本人曰く
「だって俺、本当は18歳なんだよ?癇癪とか起こさないよ、恥ずかしい」
とのことでした。はて、シニフェ様は私と同い年であったと思いますが、まあそれはひとまず置いておきましょう。
今日はシニフェ様が仰る『悪役にならない』為に私たち3人で作戦を練るために、グランメション邸宅に集まりました。
まずは、シニフェ様がご存知の時系列をまとめる事にしましょう。
「それでは全体の流れを教えて下さい」
「えーっと、そうだな。まず始めのきっかけとしおて今度の魔法実技でそこに関する重大なイベントがあるんだ」
「いふぇんと?」
「プラン飲み込んでから話して下さい。シニフェ様、実技中にどなたかがいらっしゃるんですか?」
「ふふふ、聞いて驚くなよ。なんとクーラッジュは一晩中木に吊るされることで、その木の精霊と仲良くなるんだ。吊るされたあいつは孤独な木の精霊の話を聞いてやったことで仲良くなる。そこから女神様につながってく始まりのイベントだ」
「ほえ~。でもなんでクーラッジュは木になんて吊るされるんですか?」
プランの素朴な疑問にシニフェ様が俯かれます。
「それはシニフェが・・・俺が・・・吊るすんだ。」
「はふぇ?」
プランが理解出来ないというような声を出しました。
「木にシニフェ様が吊るされるんですか?クーラッジュを?」
「なんか、その日の授業では2人一組になって実技演習をすることになるんだけど、クーラッジュが俺と一緒にって誘ってくるんだよ。でもシニフェはあいつがフレンドリーに話しかけてくる事がそもそも気に喰わない。だから木に吊るすんだ。その魔法の実技では『縄をかける』っていう術を習うから、シニフェは早々に習った技術を悪い意味で活かす発展能力のある悪役なんだ」
「そのような機転は回さないで下さい。まぁ、吊るすのは良くありませんが、吊るしたところで担当の、魔法教授オプティミスト先生はなぜそれを放置していたんでしょう?」
常識的に考えても生徒の1人がそんな事をされれば下ろしてやり、そんな事を仕出かした生徒に対しては叱責すべきです。
「いや、だって、先生の旦那さんは内務省勤めだからね。広義で考えれば宰相である父様の部下だよ。……上司の息子に逆らえないよね。上司部下で考えなくとも今ウチの学校でシニフェに意見出来る教員いないし」
「そうでしたね。公爵令嬢はいらっしゃいますが、王族はいらっしゃいませんしね」
シニフェ様は特に問題児ではございませんし、グランメション侯爵令息に対して意見しようとする勇気ある教員はおりません。苦しいですが、見ようによっては、身分を考えずにシニフェ様をペアに誘ったクーラッジュが礼を失しているかもしれません。
これはそもそもペアを組まなければ、そのような不愉快な思いをなさらずに済むはずです。
「では、今度の魔法実技では絶対にクーラッジュとペアは組まれないように私かプランと約束をしていると仰れば良いですね。関わらないようにしましょう。人を木に吊るすなんて野蛮な事なさって評判を落とす必要はございません」
「そうですよ。そんなことしても面白くないですよ。お腹もすきますし・・・あ、そうだ!授業が終わったら街に出来た新しいお菓子屋さんに行きましょう!それかウチの商会のやっているお店に行きましょう」
お腹を鳴らしたプランはぷっくりした頬を持ち上げて微笑みました。
「あ~いいね!ずっとゲームで見てて食べてみたかったんだ。あのピンクのクリームが乗ってるお菓子、食べてみたいなぁ」
「マリアのプリンですね~!あれは絶品ですよ~行きましょう」
あれだけの情報で、すぐに回答を出すとは。食べ物の事となるとプランの知識に敵う者はいませんね。
私も食べた事はないので、シニフェ様とプランと3人で行くのが楽しみではあるが、ここで一つ気になった事を質問しましょう。
「シニフェ様、その『ゲーム』と言うのはなんなのでしょう?」
きゃっきゃっ、とプランとはしゃいでいたシニフェ様は私の質問にコテンと首を横に傾けて眉間に皺を寄せながら眼を閉じられる。
「うーん?なんて言えばいいんだろ、さいころがない『蛇と梯子』みたいなもんかなぁ?一つのマスを進むと、色んな出来事や事件をクリアして行きながら進んで行って、最後は魔王をやっつけたり世界を救ったり、お姫様と結婚したりするんだ。小説の人物を自分が動かしながら読み進めると思うと近いかも」
「その主人公がクーラッジュで、出来事の中の一つとしてシニフェ様がいらっしゃる?」
「そーそー。序盤だけだけどね」
その後、魔法実技の日がやってきました。
オプティミスト教授が実技の説明をされます。
「~~~、では、皆さん近くの人とペアを組んで実際にやってみるね!」
との言葉を聞くとすぐに、クーラッジュは微笑を浮かべながら、シニフェ様の方へ歩み寄ってきます。本当にシニフェ様が仰った通りになっていることに、失礼ながら私は驚きました。
「グランメション様、良ければ僕とペアを組みませんか?」
さも提案するような言い方をしながら、既にクーラッジュはシニフェ様の右ひじ辺りを掴んで連れて行こうとしています。侯爵家嫡男のシニフェ様に対し、なんと図々しい態度でしょうか。
私はその不躾なクーラッジュの右手を払いのけ、シニフェ様をプランの後ろへ引き込みました。
「失礼、グロワ様、シニフェ様は私たちと約束しておりますので」
「えーっそうなの?でも君たちは3人だから1人余るし、僕も1人だから一緒にすれば良いんじゃないかな?」
こちらの婉曲的な断りに気がつかないフリで厚かましい提案をしてくる事に驚いていると、プランが助け舟をだしてくれました。
「ならクーラッジュは僕としようよ。シニフェ様は魔法がお得意だからエノームくらいのレベルじゃないとお相手は勤まらないよ」
「いやぁ、僕は魔法が苦手だから、上手い人と一緒にさせて欲しいって思ったんだ。だからーー」
そうもっともらしい事を言うので、シニフェ様は諦めたようにクーラッジュの方へ行こうとされるのを見た途端に、とっさに口が動きました。
「でしたら、僭越ながら私がご一緒させていただきましょう。これでも首席ですし、この魔法も予習済みです」
慇懃に私が提案したところ、クーラッジュは乾いたような笑みを見せ、了承しました。
その後、私たち3人は授業課題であった『縄を出す』『縄を伸ばす』『巻く・結ぶ』という3段階の課題をさっさと終わらせました。
「さすが、グランメション侯爵令息とガスピアージェ子爵令息ね!それにグラン様とグロワ様も今日は素晴らしいね!今日は帰って良いね!!」
オプティミス先生がそう仰るので、私もシニフェ様とプランの方に合流し3人で実技場を出ようとすると、クーラッジュがまたも呼び止めてきました。
「僕だけ置いて行かないでよ」
すると、シニフェ様は急に目つきを鋭くし、クーラッジュの事を見据えました。
「グロワ、君と俺は何か約束でもしていたか?した覚えはないし、俺たちは予定があるんだ。悪いけど…」
「シ、シニフェ様!そんな事より早く行きましょう!」
「そうですよ~、早く行かないとマリアのプリンはなくなりますよ~」
苛立った様子のシニフェ様の言葉を遮ってクーラッジュから離れさせました。
「はっ!俺は今何しようとしてた!?」
「いいえ、何にもございませんよ。さぁ早く参りましょう!」
「これはまさか『強制力』とか言うやつか!?」
シニフェ様は寝起きかのように頭を左右に振りながら不思議な事を呟いていらっしゃいました。
「うわぁぁ~!見ていた通りだ!」
「シニフェ様、ピンクのがイチゴ&ふわりん味でこっちの青いのがミント&シビレ味です!」
「プラン、詳しいな!シビレって、あのビリビリ草から取れるやつ?!すっごい、本当にあの世界なんだ!どうしよ、両方食べたい!」
「ではシニフェ様、私と半分こして両方召し上がるというのはいかがでしょう?」
「いいね、エノーム。ソレ採用!!」
出てきたデザートに不思議な反応をされていましたが、とても楽しそうに目をキラキラさせていたのをみて私もプランもとても楽しめました。こんなに嬉しそうなシニフェ様を見るのは初めてかも知れません。
0
あなたにおすすめの小説
おしまいのそのあとは
makase
BL
悪役令息として転生してしまった神楽坂龍一郎は、心を入れ替え、主人公のよき友人になるよう努力していた。ところがこの選択肢が、神楽坂の大切な人を傷つける可能性が浮上する。困った神楽坂は、自分を犠牲にする道を歩みかけるが……
隠された令息は、護衛騎士と息をする。
木漏れ日の庭
BL
公爵家に生まれながらも、妾の子として蔑まれ、固有魔法すら使えない令息のユリシス。彼は足が悪く、うまく歩くことが難しい。そんな彼の元に、護衛騎士としてキースという美しい男が訪れる。始めはなんの関わりも持たない二人だが、ユリシスの静かな優しさが、キースの心を溶かしてゆく。
本当に悪役なんですか?
メカラウロ子
BL
気づいたら乙女ゲームのモブに転生していた主人公は悪役の取り巻きとしてモブらしからぬ行動を取ってしまう。
状況が掴めないまま戸惑う主人公に、悪役令息のアルフレッドが意外な行動を取ってきて…
ムーンライトノベルズ にも掲載中です。
結婚初夜に相手が舌打ちして寝室出て行こうとした
紫
BL
十数年間続いた王国と帝国の戦争の終結と和平の形として、元敵国の皇帝と結婚することになったカイル。
実家にはもう帰ってくるなと言われるし、結婚相手は心底嫌そうに舌打ちしてくるし、マジ最悪ってところから始まる話。
オメガバースでオメガの立場が低い世界
こんなあらすじとタイトルですが、主人公が可哀そうって感じは全然ないです
強くたくましくメンタルがオリハルコンな主人公です
主人公は耐える我慢する許す許容するということがあんまり出来ない人間です
倫理観もちょっと薄いです
というか、他人の事を自分と同じ人間だと思ってない部分があります
※この主人公は受けです
悪役令嬢と同じ名前だけど、僕は男です。
みあき
BL
名前はティータイムがテーマ。主人公と婚約者の王子がいちゃいちゃする話。
男女共に子どもを産める世界です。容姿についての描写は敢えてしていません。
メインカプが男性同士のためBLジャンルに設定していますが、周辺は異性のカプも多いです。
奇数話が主人公視点、偶数話が婚約者の王子視点です。
pixivでは既に最終回まで投稿しています。
王子のこと大好きでした。僕が居なくてもこの国の平和、守ってくださいますよね?
人生2929回血迷った人
BL
Ωにしか見えない一途なαが婚約破棄され失恋する話。聖女となり、国を豊かにする為に一人苦しみと戦ってきた彼は性格の悪さを理由に婚約破棄を言い渡される。しかしそれは歴代最年少で聖女になった弊害で仕方のないことだった。
・五話完結予定です。
※オメガバースでαが受けっぽいです。
学園の俺様と、辺境地の僕
そらうみ
BL
この国の三大貴族の一つであるルーン・ホワイトが、何故か僕に構ってくる。学園生活を平穏に過ごしたいだけなのに、ルーンのせいで僕は皆の注目の的となってしまった。卒業すれば関わることもなくなるのに、ルーンは一体…何を考えているんだ?
【全12話になります。よろしくお願いします。】
悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。
原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。
「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」
破滅フラグを回避するため、俺は決意した。
主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。
しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。
「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」
いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!?
全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ!
小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる