俺の推し♂が路頭に迷っていたので

木野 章

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左江内編

天国…?

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時刻は二十時、本来の就業の時間だ

何時もは、やり終えてない作業に追われもっと遅くになるのだが

今日は推しパワーのお陰かヤケに調子が良く全て終えてしまった


左「よしっ俺上がります。お疲れ様でした~」

渉「おつー……なんかお前上機嫌だな、大丈夫か?道に落ちてるもんでも食ったか?」

左「単に元気なだけだわ…お前らもお疲れ」

返「お疲れ様ッス、俺もそろそろ上がらないとっスね」

渉「俺を置いてかないでくれぇ~」

返「一生パソコンと仲良くしててくださいッス」



相変わらずな二人を置いて先に帰宅する



左「さぁてと、今日も青椒肉絲…………あ、今日はもうご飯があるのか…」

帰路の途中にあるお惣菜屋さんを見て流れで入りかけたが、ピタリと止まった


そうだ、今日は家で料理が待っている

琥珀君作の晩ご飯だ


左「………んふ、ふふふ…………………」


あヤバい、凄く気持ち悪いニヤケ声出た

周りから若干人が避けて行った気がするが気にしない

なんせ俺は、これから推しの手作りご飯を食べるんだからな!!!!






ガチャッ

左「ただいま~………」

琥「あ、左江内さん!おかえりなさい」


推しの「おかえりなさい」……

疲れた体に非常に染み渡る……


琥「…あれ、左江内さん……?お疲れですか?」

左「はっ、いえ、ただいま…少し噛み締めてただけです」

推しのお出使えに思考を遠くにやってしまっていたのを慌てて戻し



靴を脱ぎ部屋に入ると



琥「晩ご飯、左江内さんの好みに合うか分からないですが素人なりに作ってみました!」


左「…これ、琥珀君が………???」



食卓に、俺の幸せが全て詰め込まれていた…
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