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第6話 祭り前夜の焦燥④
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たちばな祭りまであと一週間。商店街全体が活気づいて来た頃、その日も真昼くんたちの劇を大学で見学させてもらうことになっていた。
差し入れに持っていった冷やしフルーツたい焼きをみんなで食べながら、時計と開かない教室の扉をちらちらと見比べる。
「牛尾くん、どうしたんだろう……」
「いつもなら誰よりも早く来てるのにね」
猪川さんと卯野さんが心配そうに言葉を交わす。集合時間を過ぎても現れない牛尾くんに、ただただ全員が首を捻っていた。
「メッセージに既読はついてるんだけどな……電話してみるか」
羽鳥くんがスマホを操作していたその時、ガラガラッと教室の扉が開く。
「ごめん、遅れちゃって……!」
「牛尾が遅れるなんて珍しーじゃん」
真昼くんの声に、牛尾くんは困ったように笑う。その笑みに、妙な既視感があった。しかし、その既視感の正体を掴めないうちに、牛尾くんは一人ずつ何かの冊子を配り始める。
「え? これって、台本だろ? 俺たち、もう持ってるけど……」
「実は、練習中も伝承について調べてて……それで、ようやく納得できる説を見つけたんだ。だからそれを踏まえて、少しだけ劇の内容を変更させてほしい!」
「内容の変更!?」
羽鳥くんが目を丸くして叫んだ。卯野さんも恐る恐る渡された台本に目を通している。先にざっと内容を確認できたらしい猪川さんが、その台本を牛尾くんに叩きつけた。
「本番まであと一週間しかないんだよ!? それなのに、こんなに設定を変えるなんて無理だよ! しかも、一番演劇経験のない卯野ちゃんの台詞が大幅に変わってるし!」
呆然とする卯野さんから台本を借り、中身を検める。
以前まではみすずさんが自ら生贄となる決意を込めるシーンだったはずだが、『私の巫女としての力を使えば、あの龍を退治することも可能でしょう』と台詞が書き変えられていた。
それまで一切出てこなかった『巫女』という単語。和泉さんから聞いた通りの話へと変更されていることに、ドクドクと心臓が妙な音を立てる。
「さすがに無茶じゃない?」
真昼くんが控えめに意見すると、演者の三人もこくこくと首を縦に振る。全員から訝し気な視線を浴びつつも、牛尾くんはけろりと笑ってみせた。
「大丈夫だよ。台詞は変わってるけど、全体的な立ち回りはほぼ変わらない」
そう言いながら、牛尾くんは手をみんなの方へと差し出す。その手から霧のようなものが広がっていくのが見えた気がした。
奇妙な現象に他の人の顔を窺うも、どこかぼんやりと力の抜けた顔で牛尾くんを見つめている。
「何より、俺はみんなならできるって信じてるからさ」
ダメ押しとばかりに牛尾くんは唇で綺麗な弧を描く。すっと細められた黒い瞳に一瞬、緋色の光が滲んだ気がした。
その瞬間、ぞわりと背筋を冷たいものが滑り落ちる。見た目は確かに牛尾くんだけれども、纏う雰囲気や仕草はまるで他人に見えた。そして私は多分、その“他人”が誰なのかを知っている。
「なんで……」
続けて名前を呼びかけたその時、周りの空気が変わっていることに気付いた。それまでぼんやりしていた演者の三人が、ふっと明るい表情を浮かべたのだ。
「確かに、台詞だけなら何とかなるかもな!」
「うん、私たちならできるかも!」
「あと一週間、特訓だー!」
まさに、狐につままれたような気分だった。急な三人の心変わりに驚いていると、私と同じく呆然としている真昼くんの手を羽鳥くんががっしりと握る。
「真昼にも迷惑かけると思うけど、もう少しだけ頼むよ!」
「あ、う、うん……」
半ば気圧されるように真昼くんが頷き返す。その返事にまた三人は不自然なほどにテンションを高め、その日の練習は異様な熱気と共に進んでいくのだった。
牛尾くんのリーダーシップもあってか、心配していたよりも練習は順調に進んだ。基本的に語り部が物語の進行を担っているおかげか、演者への負担は少ないのかもしれない。
物語で一番大きく変わったのは、雷神の登場の仕方だ。
以前は、みすずさんが死んだ悲しみのあまり暴れ始めた龍を止めるために雷神がやってきていた。だが、変更後はみすずさんがまだ生きている頃に雷神はやってくる。
「『我がものとなるはずだったその身を、どこぞの妖まがいの龍に許すとは、愚かな娘よ』」
みすずさんは、元々雷神を祀る神社で巫女としての修行をしていたらしい。そんな彼女が龍と恋に落ちたことが許せない雷神は、嫉妬から矛を彼女へと振り上げたのだった。
「『やめろ!』」
龍がみすずさんを庇うように矛の前に躍り出る。
しかし、そんな龍を逃がすようにみすずさんが彼を突きとばし、矛は標的を違わず彼女を貫いた。
崩れ落ちるみすずさんを龍が慌てて抱き留める。
だが、もはや虫の息となった彼女を助ける手立てはなく、横暴だった龍神は彼女の前で初めて涙を流したのだ。
「『どうして俺なんか助けた……あれくらいの矛、俺ならどうってことなかったのに』」
「『どうして……そんなの決まってる。勝手に身体が動いたんだもの。あなたのこと、大好きだったから』」
「『そんなの、俺も一緒だ。俺はお前のことが……』」
「『うん、だから……これからは私の代わりに、この村のこと、お願いね』」
ふふっと笑ったみすずさんの手が、ぽとりと力なく垂れた。みすずさんの白い手を握り、次の瞬間には龍が元の姿へと変貌する。
そこからの結末は同じだった。雷神に敗れ、龍は三つの石となって地上に落ちる。
ただ少し違ったのは、切り裂かれた時に飛び散った龍の血は村の恵みの雨となり、降り注いだ雨は川を生み出した。その川はみすずさんの名前にあやかり、村の人たちからすずかり川と名付けられたのだと。
この龍の話が和泉さんの話ではないかと思い始めた時から、悲しみのまま村を再び荒らした龍の行動には違和感があった。昔の和泉さんのことは知らないけれど、あの和泉さんが、みすずさんのおかげで愛を知った彼が、そんな風に暴れるものだろうかと疑問だったのだ。
今は社が建物の裏に埋め込まれてしまったけれど、それでも祟りを恐れるというよりは、守り神としてそこにいてほしいという誰かの願いを感じた。
どんな惨めな姿になっても生き延びてやる、とたい焼き屋でバイトをする和泉さんは、みすずさんからの願いを受け取ってこの地を見守りたい、という意思が根っこにあるのではないだろうか。
「前より、龍神さまの気持ちがしっくりきました……」
「でしょう? これが、より近い真実ですから」
牛尾くん”らしき”彼は得意げにそう言った。
今日の練習が終わり、教室に広げていた舞台セットを地域伝承研究部の部室に運びながら、どうにか牛尾くんと二人きりになるタイミングを窺っていた。
最初はバタバタと片付けのために動き回っていたが、最後の荷物を運び終えた時、四畳ほどの部室の中でようやく彼と一息つく瞬間が生まれたのだ。
むしろ、彼の方もこの瞬間を待っていたのかもしれない。荷物を置いてもすぐに部屋を出ようとせず、どこか困ったような笑みを私に向けた。
部室に誰かが来る気配もない。そこで改めて目の前の彼を見据える。
静かに微笑みを浮かべて沈黙を貫く彼の髪の毛の先が、ちりっと火の粉を散らすように淡く光った気がした。その瞬きに、どうしても脳裏に“彼”の姿が過ぎって、おずおずと口を開く。
「宇迦さん、なんですか……?」
差し入れに持っていった冷やしフルーツたい焼きをみんなで食べながら、時計と開かない教室の扉をちらちらと見比べる。
「牛尾くん、どうしたんだろう……」
「いつもなら誰よりも早く来てるのにね」
猪川さんと卯野さんが心配そうに言葉を交わす。集合時間を過ぎても現れない牛尾くんに、ただただ全員が首を捻っていた。
「メッセージに既読はついてるんだけどな……電話してみるか」
羽鳥くんがスマホを操作していたその時、ガラガラッと教室の扉が開く。
「ごめん、遅れちゃって……!」
「牛尾が遅れるなんて珍しーじゃん」
真昼くんの声に、牛尾くんは困ったように笑う。その笑みに、妙な既視感があった。しかし、その既視感の正体を掴めないうちに、牛尾くんは一人ずつ何かの冊子を配り始める。
「え? これって、台本だろ? 俺たち、もう持ってるけど……」
「実は、練習中も伝承について調べてて……それで、ようやく納得できる説を見つけたんだ。だからそれを踏まえて、少しだけ劇の内容を変更させてほしい!」
「内容の変更!?」
羽鳥くんが目を丸くして叫んだ。卯野さんも恐る恐る渡された台本に目を通している。先にざっと内容を確認できたらしい猪川さんが、その台本を牛尾くんに叩きつけた。
「本番まであと一週間しかないんだよ!? それなのに、こんなに設定を変えるなんて無理だよ! しかも、一番演劇経験のない卯野ちゃんの台詞が大幅に変わってるし!」
呆然とする卯野さんから台本を借り、中身を検める。
以前まではみすずさんが自ら生贄となる決意を込めるシーンだったはずだが、『私の巫女としての力を使えば、あの龍を退治することも可能でしょう』と台詞が書き変えられていた。
それまで一切出てこなかった『巫女』という単語。和泉さんから聞いた通りの話へと変更されていることに、ドクドクと心臓が妙な音を立てる。
「さすがに無茶じゃない?」
真昼くんが控えめに意見すると、演者の三人もこくこくと首を縦に振る。全員から訝し気な視線を浴びつつも、牛尾くんはけろりと笑ってみせた。
「大丈夫だよ。台詞は変わってるけど、全体的な立ち回りはほぼ変わらない」
そう言いながら、牛尾くんは手をみんなの方へと差し出す。その手から霧のようなものが広がっていくのが見えた気がした。
奇妙な現象に他の人の顔を窺うも、どこかぼんやりと力の抜けた顔で牛尾くんを見つめている。
「何より、俺はみんなならできるって信じてるからさ」
ダメ押しとばかりに牛尾くんは唇で綺麗な弧を描く。すっと細められた黒い瞳に一瞬、緋色の光が滲んだ気がした。
その瞬間、ぞわりと背筋を冷たいものが滑り落ちる。見た目は確かに牛尾くんだけれども、纏う雰囲気や仕草はまるで他人に見えた。そして私は多分、その“他人”が誰なのかを知っている。
「なんで……」
続けて名前を呼びかけたその時、周りの空気が変わっていることに気付いた。それまでぼんやりしていた演者の三人が、ふっと明るい表情を浮かべたのだ。
「確かに、台詞だけなら何とかなるかもな!」
「うん、私たちならできるかも!」
「あと一週間、特訓だー!」
まさに、狐につままれたような気分だった。急な三人の心変わりに驚いていると、私と同じく呆然としている真昼くんの手を羽鳥くんががっしりと握る。
「真昼にも迷惑かけると思うけど、もう少しだけ頼むよ!」
「あ、う、うん……」
半ば気圧されるように真昼くんが頷き返す。その返事にまた三人は不自然なほどにテンションを高め、その日の練習は異様な熱気と共に進んでいくのだった。
牛尾くんのリーダーシップもあってか、心配していたよりも練習は順調に進んだ。基本的に語り部が物語の進行を担っているおかげか、演者への負担は少ないのかもしれない。
物語で一番大きく変わったのは、雷神の登場の仕方だ。
以前は、みすずさんが死んだ悲しみのあまり暴れ始めた龍を止めるために雷神がやってきていた。だが、変更後はみすずさんがまだ生きている頃に雷神はやってくる。
「『我がものとなるはずだったその身を、どこぞの妖まがいの龍に許すとは、愚かな娘よ』」
みすずさんは、元々雷神を祀る神社で巫女としての修行をしていたらしい。そんな彼女が龍と恋に落ちたことが許せない雷神は、嫉妬から矛を彼女へと振り上げたのだった。
「『やめろ!』」
龍がみすずさんを庇うように矛の前に躍り出る。
しかし、そんな龍を逃がすようにみすずさんが彼を突きとばし、矛は標的を違わず彼女を貫いた。
崩れ落ちるみすずさんを龍が慌てて抱き留める。
だが、もはや虫の息となった彼女を助ける手立てはなく、横暴だった龍神は彼女の前で初めて涙を流したのだ。
「『どうして俺なんか助けた……あれくらいの矛、俺ならどうってことなかったのに』」
「『どうして……そんなの決まってる。勝手に身体が動いたんだもの。あなたのこと、大好きだったから』」
「『そんなの、俺も一緒だ。俺はお前のことが……』」
「『うん、だから……これからは私の代わりに、この村のこと、お願いね』」
ふふっと笑ったみすずさんの手が、ぽとりと力なく垂れた。みすずさんの白い手を握り、次の瞬間には龍が元の姿へと変貌する。
そこからの結末は同じだった。雷神に敗れ、龍は三つの石となって地上に落ちる。
ただ少し違ったのは、切り裂かれた時に飛び散った龍の血は村の恵みの雨となり、降り注いだ雨は川を生み出した。その川はみすずさんの名前にあやかり、村の人たちからすずかり川と名付けられたのだと。
この龍の話が和泉さんの話ではないかと思い始めた時から、悲しみのまま村を再び荒らした龍の行動には違和感があった。昔の和泉さんのことは知らないけれど、あの和泉さんが、みすずさんのおかげで愛を知った彼が、そんな風に暴れるものだろうかと疑問だったのだ。
今は社が建物の裏に埋め込まれてしまったけれど、それでも祟りを恐れるというよりは、守り神としてそこにいてほしいという誰かの願いを感じた。
どんな惨めな姿になっても生き延びてやる、とたい焼き屋でバイトをする和泉さんは、みすずさんからの願いを受け取ってこの地を見守りたい、という意思が根っこにあるのではないだろうか。
「前より、龍神さまの気持ちがしっくりきました……」
「でしょう? これが、より近い真実ですから」
牛尾くん”らしき”彼は得意げにそう言った。
今日の練習が終わり、教室に広げていた舞台セットを地域伝承研究部の部室に運びながら、どうにか牛尾くんと二人きりになるタイミングを窺っていた。
最初はバタバタと片付けのために動き回っていたが、最後の荷物を運び終えた時、四畳ほどの部室の中でようやく彼と一息つく瞬間が生まれたのだ。
むしろ、彼の方もこの瞬間を待っていたのかもしれない。荷物を置いてもすぐに部屋を出ようとせず、どこか困ったような笑みを私に向けた。
部室に誰かが来る気配もない。そこで改めて目の前の彼を見据える。
静かに微笑みを浮かべて沈黙を貫く彼の髪の毛の先が、ちりっと火の粉を散らすように淡く光った気がした。その瞬きに、どうしても脳裏に“彼”の姿が過ぎって、おずおずと口を開く。
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