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新学期!!
告白
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「……お前が教室に来るとは思わなくて、驚いて逃げちまった。悪い」
昼休みに避けられている気配を感じたからな。放課後は先手を打ったのだ。先輩に窓から飛び降りるくらいの驚きを提供できたなら、三年の教室への特攻もやった甲斐があったってもんだ。その後の事を考えると、二度と御免だが。
「先輩、髭と同じクラスなんだな。知らなかった」
目の前に星を打ち出しやがった拳骨がめり込んだ頭を擦りながら言うと、先輩は少し笑った。
「三年の教室に下級生が飛び込むのは止めた方がいいな。あー、もちろん二年の教室もな。あんな鬼気迫る顔で踏み込んで来たら、普通なら一瞬で袋叩きに遭う」
まあ、髭が逃がしてくれたんだろうなとは思ってたけど。なんか悔しい。
「なら、もう逃げたりすんなよ。意味もなくオレを避けようとすんな、バカ」
「そう……だな。すまん」
力が抜けるような謝罪。その声は不安しか与えてくれず、オレは話題を変えるべく無理矢理テンションを上げる。
「日曜日、試験だったんだろ。まだ面接とか残ってるんだってな。確かに圏ガクってだけで面接落とされそうだけどさ、先輩はちょっと抜けてそうな顔してるから大丈夫だよ。他の奴みたいに悪人面してないから。それに……すげぇ優しいし、面倒見もいいし、警察官になるのいいと思う」
応援って言っても、言葉にするのって意外と難しいな。テンションを上げすぎたのか、顔が無駄に熱くなってヤバイ。自分で何言ってんのか分かんねーくらい、頭の中がふわっふわしてる。体当たりして、オレの中にあるモノ全部を先輩に渡せたらいいのに。
「……その事、誰から聞いたんだ?」
けどれ先輩の声で、勝手に浮き上がっていたオレは一瞬で地面に戻された。
「由々式が……先輩と一緒に試験受けた奴らを知ってて、教えてくれたんだ」
叱られたみたいに心が萎縮してしまい、先輩の反応を覗うように答えてしまった。
「オレ、先輩が三年の教室で補習受けてると思って、エロマンガ描いてる奴らの所で待たせてもらってたんだ。だから、先輩がいないってオレが騒いでるの知ってて、それで調べてくれたみたいでさ……駄目だった?」
別に悪い事なんてしていないのに、先輩の顔を直視出来なかった。一瞬、見えてしまった先輩の表情は、怒っているとしか思えない、今までに見せた事にないもので、口を動かすのが恐くなる。
「いや、いいんだ。お前なら、きっと俺を待ってるだろうって分かってたのにな……すまん」
先輩が何を謝っているのか分からなかった。そんな言い方じゃあ、オレに嘘吐いた事に対する謝罪には聞こえない。口から飛び出しそうになる本音を必死で止めていると、オレらの間には居心地の悪い沈黙が生まれた。
「セイシュンに、言わなきゃいけない事があるんだ」
数分にも感じる数秒後、先に先輩が口を開いた。その声は知っている。オレは負けじと、持って来ていたはずのテンションで、その先を遮った。
「オレも言おうと思ってたんだ。あのさ、オレ、もう先輩を追いかけ回すの止めるから、安心していいよ」
先輩はオレの提案を意外そうな顔で聞いている。だから、考えてもいなかった事をオレはペラペラと喋り続けた。
「面接の練習とか、ほら、まだ色々とあるんだろ。つーか、言ってくんなきゃ分かんないよ。オレ、めっちゃ先輩の邪魔してたじゃんか。そういうの止めるからさ……ちょっと遅いかもしんないけど……ちゃんと全部終わるまで、オレ一人で大人しく待ってる。約束する」
精一杯、無理矢理に笑って、小指を先輩に突きつける。何を言っているのか、自分でも分からず泣けてくる。それでも、先輩が何も答えてくれないせいで、口はまわり続けた。
「先輩が無事に警察の試験パスしたら、心置きなく遊べるだろ。それまで、すげぇ寂しいけど、オレ我慢するからさ、約束して欲しい。また遊ぶって」
伸ばした小指が馬鹿みたいに震える。いつまでも指を絡めてもらえないせいで、腕が馬鹿みたいに重いんだ。仕方ないよな。
「セイシュン……俺は警察官にはなれない。だから、その約束は出来ない」
拒否されたら下ろすしかない。重力に任せて腕を下ろすと、手は何かに耐えるようグッと腰の辺りを掴んだ。
「今年の試験が駄目でも、来年また受験すればいいだろ。オレは何年でも待てる……舐めんな、オレの気持ち」
約束を拒まれたせいで、オレの無理は全て剥がれ落ち、ふて腐れた声で顔で、オレは先輩を責めるような調子で言葉を重ねた。
「試験は関係ない……俺には、何かになる資格がないんだ」
すると、思い詰めた表情の先輩はゆっくりとその理由を言葉にした。
「俺は、人を殺したんだ」
冗談を言っているようには見えない。オレは重い腕を持ち上げ、先輩へ手を伸ばす。あぁ、そんな顔をするのは止めてくれ。
伸ばした手が先輩の襟ぐりを掴む。脱力した先輩は容易く引き寄せる事が出来た。
「それがどうしたんだよ」
腑抜けた顔を睨み付け、唾を吐くように思い切りぶつけてやった。オレの言葉で先輩の目に力が宿った。見ひらいた目を覗き込んで、同じ台詞を繰り返してやると、強烈な痛みが、手と鼻先を掠めていった。手を払われただけなのに、二三歩退かされる。
尻餅をつかず踏み止まれたのはラッキーだった。痛みからではなく、目の前にある気配に反応して、オレは怒りから先輩を睨み付ける。
「お前に何が分かるんだ」
先輩でもこんな顔をするんだなと、頭の隅で考えている自分がいた。オレの言葉に対する嫌悪感からだろうな、肌がヒリヒリするような敵意を向けられている。
普通だったらショックで返す言葉なんて出て来なかったに違いない。
「分かるわきゃねぇだろッ!」
でも、今は違う。食って掛かるくらいの気持ちで、オレも同じモノを先輩に返す。
「先輩が話してくれなきゃ、オレが分かるわけないだろが! エスパーじゃねぇんだぞ! オレは……オレは、会長みたいに金に物言わせて先輩の経歴調べ上げる事も出来ねぇし、髭みたいに格好良く先輩の全部を認めてやる事も出来ねぇんだよ!」
赤い唾がたくさん飛んだ。
「全部話せよッ! 全部聞かせろよ! 当たり前みたいに、オレを閉め出すな!」
そのせいか、先輩の表情がまた崩れる。あぁ、だからその顔止めろっての。
「一人で勝手に諦めんな……一人で勝手に終わらせんな」
先輩を動揺させる鼻血を手のひらで拭う。鼻も手もジンジンと痛い。掠っただけなのに、先輩の本気は冗談じゃ済まないようだ。
「オレも一緒に考えるから。まだ、終わらせないでくれよ」
いつもは穏やかな顔がクシャクシャになっている。今にも泣き出しそうな、そんな表情の先輩は好きじゃないんだ。
先輩に手を伸ばす。今度は優しく。
「お前には……セイシュンには関係ない」
先輩は迷いを振り切るように言った言葉とは裏腹に、きっと鼻血のせいだろうが、最後の最後までオレに心配そうな視線を向けていた。そして文字通り、逃げるように屋上を後にした。
鼻血を啜りながら、ぼんやり血で汚れた手のひらを眺める。先輩からの拒絶。何度されても慣れない。
「……先輩の中に踏み込んだのか、オレ」
見つめる先で血塗れの握り拳を作ると、自然と口端が持ち上がった。色々なモノがドロドロに煮詰まって、上手く感情が機能していないが、今まで入れて貰えなかった場所に足を踏み入れた感覚だけが、痛みと共にオレを支えていた。
昼休みに避けられている気配を感じたからな。放課後は先手を打ったのだ。先輩に窓から飛び降りるくらいの驚きを提供できたなら、三年の教室への特攻もやった甲斐があったってもんだ。その後の事を考えると、二度と御免だが。
「先輩、髭と同じクラスなんだな。知らなかった」
目の前に星を打ち出しやがった拳骨がめり込んだ頭を擦りながら言うと、先輩は少し笑った。
「三年の教室に下級生が飛び込むのは止めた方がいいな。あー、もちろん二年の教室もな。あんな鬼気迫る顔で踏み込んで来たら、普通なら一瞬で袋叩きに遭う」
まあ、髭が逃がしてくれたんだろうなとは思ってたけど。なんか悔しい。
「なら、もう逃げたりすんなよ。意味もなくオレを避けようとすんな、バカ」
「そう……だな。すまん」
力が抜けるような謝罪。その声は不安しか与えてくれず、オレは話題を変えるべく無理矢理テンションを上げる。
「日曜日、試験だったんだろ。まだ面接とか残ってるんだってな。確かに圏ガクってだけで面接落とされそうだけどさ、先輩はちょっと抜けてそうな顔してるから大丈夫だよ。他の奴みたいに悪人面してないから。それに……すげぇ優しいし、面倒見もいいし、警察官になるのいいと思う」
応援って言っても、言葉にするのって意外と難しいな。テンションを上げすぎたのか、顔が無駄に熱くなってヤバイ。自分で何言ってんのか分かんねーくらい、頭の中がふわっふわしてる。体当たりして、オレの中にあるモノ全部を先輩に渡せたらいいのに。
「……その事、誰から聞いたんだ?」
けどれ先輩の声で、勝手に浮き上がっていたオレは一瞬で地面に戻された。
「由々式が……先輩と一緒に試験受けた奴らを知ってて、教えてくれたんだ」
叱られたみたいに心が萎縮してしまい、先輩の反応を覗うように答えてしまった。
「オレ、先輩が三年の教室で補習受けてると思って、エロマンガ描いてる奴らの所で待たせてもらってたんだ。だから、先輩がいないってオレが騒いでるの知ってて、それで調べてくれたみたいでさ……駄目だった?」
別に悪い事なんてしていないのに、先輩の顔を直視出来なかった。一瞬、見えてしまった先輩の表情は、怒っているとしか思えない、今までに見せた事にないもので、口を動かすのが恐くなる。
「いや、いいんだ。お前なら、きっと俺を待ってるだろうって分かってたのにな……すまん」
先輩が何を謝っているのか分からなかった。そんな言い方じゃあ、オレに嘘吐いた事に対する謝罪には聞こえない。口から飛び出しそうになる本音を必死で止めていると、オレらの間には居心地の悪い沈黙が生まれた。
「セイシュンに、言わなきゃいけない事があるんだ」
数分にも感じる数秒後、先に先輩が口を開いた。その声は知っている。オレは負けじと、持って来ていたはずのテンションで、その先を遮った。
「オレも言おうと思ってたんだ。あのさ、オレ、もう先輩を追いかけ回すの止めるから、安心していいよ」
先輩はオレの提案を意外そうな顔で聞いている。だから、考えてもいなかった事をオレはペラペラと喋り続けた。
「面接の練習とか、ほら、まだ色々とあるんだろ。つーか、言ってくんなきゃ分かんないよ。オレ、めっちゃ先輩の邪魔してたじゃんか。そういうの止めるからさ……ちょっと遅いかもしんないけど……ちゃんと全部終わるまで、オレ一人で大人しく待ってる。約束する」
精一杯、無理矢理に笑って、小指を先輩に突きつける。何を言っているのか、自分でも分からず泣けてくる。それでも、先輩が何も答えてくれないせいで、口はまわり続けた。
「先輩が無事に警察の試験パスしたら、心置きなく遊べるだろ。それまで、すげぇ寂しいけど、オレ我慢するからさ、約束して欲しい。また遊ぶって」
伸ばした小指が馬鹿みたいに震える。いつまでも指を絡めてもらえないせいで、腕が馬鹿みたいに重いんだ。仕方ないよな。
「セイシュン……俺は警察官にはなれない。だから、その約束は出来ない」
拒否されたら下ろすしかない。重力に任せて腕を下ろすと、手は何かに耐えるようグッと腰の辺りを掴んだ。
「今年の試験が駄目でも、来年また受験すればいいだろ。オレは何年でも待てる……舐めんな、オレの気持ち」
約束を拒まれたせいで、オレの無理は全て剥がれ落ち、ふて腐れた声で顔で、オレは先輩を責めるような調子で言葉を重ねた。
「試験は関係ない……俺には、何かになる資格がないんだ」
すると、思い詰めた表情の先輩はゆっくりとその理由を言葉にした。
「俺は、人を殺したんだ」
冗談を言っているようには見えない。オレは重い腕を持ち上げ、先輩へ手を伸ばす。あぁ、そんな顔をするのは止めてくれ。
伸ばした手が先輩の襟ぐりを掴む。脱力した先輩は容易く引き寄せる事が出来た。
「それがどうしたんだよ」
腑抜けた顔を睨み付け、唾を吐くように思い切りぶつけてやった。オレの言葉で先輩の目に力が宿った。見ひらいた目を覗き込んで、同じ台詞を繰り返してやると、強烈な痛みが、手と鼻先を掠めていった。手を払われただけなのに、二三歩退かされる。
尻餅をつかず踏み止まれたのはラッキーだった。痛みからではなく、目の前にある気配に反応して、オレは怒りから先輩を睨み付ける。
「お前に何が分かるんだ」
先輩でもこんな顔をするんだなと、頭の隅で考えている自分がいた。オレの言葉に対する嫌悪感からだろうな、肌がヒリヒリするような敵意を向けられている。
普通だったらショックで返す言葉なんて出て来なかったに違いない。
「分かるわきゃねぇだろッ!」
でも、今は違う。食って掛かるくらいの気持ちで、オレも同じモノを先輩に返す。
「先輩が話してくれなきゃ、オレが分かるわけないだろが! エスパーじゃねぇんだぞ! オレは……オレは、会長みたいに金に物言わせて先輩の経歴調べ上げる事も出来ねぇし、髭みたいに格好良く先輩の全部を認めてやる事も出来ねぇんだよ!」
赤い唾がたくさん飛んだ。
「全部話せよッ! 全部聞かせろよ! 当たり前みたいに、オレを閉め出すな!」
そのせいか、先輩の表情がまた崩れる。あぁ、だからその顔止めろっての。
「一人で勝手に諦めんな……一人で勝手に終わらせんな」
先輩を動揺させる鼻血を手のひらで拭う。鼻も手もジンジンと痛い。掠っただけなのに、先輩の本気は冗談じゃ済まないようだ。
「オレも一緒に考えるから。まだ、終わらせないでくれよ」
いつもは穏やかな顔がクシャクシャになっている。今にも泣き出しそうな、そんな表情の先輩は好きじゃないんだ。
先輩に手を伸ばす。今度は優しく。
「お前には……セイシュンには関係ない」
先輩は迷いを振り切るように言った言葉とは裏腹に、きっと鼻血のせいだろうが、最後の最後までオレに心配そうな視線を向けていた。そして文字通り、逃げるように屋上を後にした。
鼻血を啜りながら、ぼんやり血で汚れた手のひらを眺める。先輩からの拒絶。何度されても慣れない。
「……先輩の中に踏み込んだのか、オレ」
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