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新学期!!
髭の激励
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少しふらつく足取りで、オレも校舎の中へと戻った。オレが追って来るのを待っているのではないかと、ほんの少し期待して部屋を訪ねてみたが、先輩はいなかった。
先輩が戻るのを待とうかと考えたが、部屋へ入る、その一歩がどうしても出せず、オレは廊下で立ち尽くす。
「あ……ヤバ……オレ」
屋上でのやり取りを思い出すと、指先が震えだした。感情の煮詰まった鍋が、沸騰して派手に溢れ始めた。視界がぼやけて、嗚咽が上がってくる。
「せんぱい……に、きらわれた」
先輩の中に踏み込んで拒絶されたんだ。現実をようやく飲み下すと、涙が止めどなく流れ出した。
ついカッとなって、馬鹿な事を言ってしまった。きっと、オレの無神経な言葉は先輩を傷付けた。
「ごめん……せんぱい、ごめん」
出てくるのは後悔を滲ませる謝罪ばかりなのに、何故か頭の中に後悔は微塵もなかった。それに気付いて、オレは情けなく溢れ続ける涙を手で拭う。
「おい、どないしてん、その顔って……何泣いとんねん」
するとタイミングが良いのか悪いのか、便所でも行っていたのだろう、髭が通りがかって声をかけられた。
「だいじょうぶ、です。泣いてないです」
必死に手で涙を払いながら言うと、グイッと肩を掴まれ、髭の方へ顔を向けさせられた。
「金城に殴られたんか?」
怪訝そうな顔をしながらも、髭は正解を一発で言い当てやがったので、オレも「はい」と素直に頷く。まあ、面白くないので、理由も添えておいた。
「ただの痴話喧嘩です」
一瞬、面食らった髭は、パッと大袈裟にオレの肩を掴んでいた手を離すと咳払いをしながら、ぷいと視線を逸らした。
「ほーか、ほな犬も食わんな」
動揺しているのか、ギクシャクした動きで、自分の部屋へと(多分、冷蔵庫だと思う)歩き出した髭の背中に、オレは何故か声をかけていた。
「あの、真山先輩。一つ、聞いてもいいですか?」
ちょっと顔を赤くした髭は、ちゃんと足を止めて振り返ってくれる。「なんや?」と先を促されて、オレは少しだけ迷ったが続けた。
「もし、大切な……友だちから、人を殺したって言われたらどうしますか?」
あまりに唐突な質問に、髭は真意を確かめる為か、ジッと睨むような視線を寄越した。そして、呆れたような溜め息を吐いて、視線を先輩の部屋の方へと向けた。
きっと、髭はオレが誰の事を言っているのか気付いたのだろう。心底面倒臭そうに口を開いた。
「どうもせんわ。そんなもん……そいつが自分で考えて答え出すしかないやろ」
想像していた通りの答えに、自虐からかオレは少し笑った。それが気に障ったのか、髭はズカズカと大股で戻って来ると、阿呆みたいな威力のデコピンでオレの額を打ち抜いた。
「そいつが附抜けた事抜かしよったら、気合いくらいは入れたるけどな。自分がしでかした事やろが、どうけじめつけるかは、本人が考えて決めんと意味ないやろ」
髭の正論を前に、先輩の髭に対する全幅の信頼を実感する。オレだって先輩の決断を尊重して、そんなふうに言ってやりたいけど、髭の真似して諦めるなんて死んでも嫌だった。
「お前、誰か殺した事あるか?」
髭と自分の差を見せつけられ、悔しくて俯いていたら、思わず間の抜けた声を出してしまうような言葉が耳に飛び込んで来た。自分も同じような事をしたのだと自覚して、素直に「ない」と返事をすると、髭は意地悪く凄みを利かせた笑みを浮かべる。
「おれは、あるで」
予期せぬ本日二件目の告白に、オレはただ息を呑んだ。なんと相槌を打てばいいのか分からず黙っていると、髭は先輩の部屋の扉に背中を預けた。
「夷川、お前、親とはうまい事やっとるんか?」
「え、親……ですか。いや、うまくはいってないです……オレは、その……ここに捨てられたみたいなモンなんで」
夏祭りの日から、思い出す事のなかった母さんの姿が脳裏で蘇り、自分の表情が曇ったのが分かった。出来れば口にしたくなかったが、誤魔化す事が何故か出来ず素直に答えてしまった。
「そいつらの事、ぶっ殺したるて思た事ないか?」
「ありますよ。くたばれって、ずっと思ってた」
「ちゃうわ阿呆。自分の手で殺したる思た事はないかて聞いとんのや」
改めて言われてみると『殺してやる』と思った事は一度もなかった。それを伝えると、可笑しそうに髭は口端を釣り上げた。
「おれは、この手で親父をぶっ殺したる思て何年も生きとった。ま、実際はオッサン一人で勝手にくたばりおってんけどな」
泥酔して真冬の川に落ちて溺死したんだと、笑い話のように髭は話してくれたが、相変わらず相槌の打ち方が分からず、オレは黙って髭の声に耳を傾ける。
「その日、オッサン酒飲んで暴れよってな、一発どついたら逃げるように出て行ったんや」
遠くを見るような目で言う髭に、オレはようやく返す言葉を見つけた。
「でも、それは先輩のせいじゃない。その、お父さんは、真山先輩が殺した訳じゃない」
それは殺人じゃなく事故だ。そりゃあ、髭が家から追い出さなければ、死ななかったかもしれないが、それを『殺した』なんて考える必要はない……と、オレは思った。けれど、それを聞いた髭は、オレをおっかない顔で睨み付けた。
「ちゃう、おれが殺ったんや」
罪の意識を持っていたいのかと、最初はそう思ったが、髭が放つ気配がそれを全否定した。
「そうでも思わんと、気がおさまらんのや」
オレには髭の気持ちが全く分からなかった。もういない人間をこうも憎める事情がどういったものなのか、聞こうという気力さえ持てなかった。
「ここに来るまで、おさまらん気を晴らす為に、喧嘩売ってくる阿呆を片っ端からぶちのめしたけどな、全く気は晴れへんかった」
そう言って笑う髭は、何故か急に雰囲気が穏やかになった。不思議に思い、恐る恐る顔を覗うと、らしくないと自分でも思っているのか、苦笑を浮かべていた。
「おれも、この胸糞悪いモンは、ずっとなくならん思てたんや。せやけど、今は笑てまうくらい、ほんまどうでもええ思とる」
オレは思わず「なんで?」と素で聞き返す。
「ここで色んなモン貰たからな。おれらみたいなクズ相手でも、根気強う付き合うてほんま色々叩き込む先生ばっかりで、今まで持っとったしょーもないモン知らん間にどっかで落としてもうたんや」
ニヤッと笑う髭は、扉から背中を離すと、オレの背中をパァンと思い切り叩きやがった。自分で言っといて照れてんのか! と、あまりの痛さに抗議の意味を込めた視線を向けてやる。すると、待ち構えていたように真剣な顔をした髭とブチ当たった。
「ここに居る奴は、どんなクズでも真っ当な道に戻れる。おれが証拠や」
髭の岩のような握り拳が、グッとオレの胸に押し当てられる。
「お前の手の届く範囲に居るんやったら、引き戻したれ」
拳越しに心臓がドクッと大きく鳴ったような気がした。髭は拳でオレを軽く小突くと、話は終わったとばかりに歩き出す。
髭に気合いでも注入されたのか、オレの体は自分が思うよりずっとキビキビと動き、バッと音がするくらいの勢いで礼をした。
先輩が戻るのを待とうかと考えたが、部屋へ入る、その一歩がどうしても出せず、オレは廊下で立ち尽くす。
「あ……ヤバ……オレ」
屋上でのやり取りを思い出すと、指先が震えだした。感情の煮詰まった鍋が、沸騰して派手に溢れ始めた。視界がぼやけて、嗚咽が上がってくる。
「せんぱい……に、きらわれた」
先輩の中に踏み込んで拒絶されたんだ。現実をようやく飲み下すと、涙が止めどなく流れ出した。
ついカッとなって、馬鹿な事を言ってしまった。きっと、オレの無神経な言葉は先輩を傷付けた。
「ごめん……せんぱい、ごめん」
出てくるのは後悔を滲ませる謝罪ばかりなのに、何故か頭の中に後悔は微塵もなかった。それに気付いて、オレは情けなく溢れ続ける涙を手で拭う。
「おい、どないしてん、その顔って……何泣いとんねん」
するとタイミングが良いのか悪いのか、便所でも行っていたのだろう、髭が通りがかって声をかけられた。
「だいじょうぶ、です。泣いてないです」
必死に手で涙を払いながら言うと、グイッと肩を掴まれ、髭の方へ顔を向けさせられた。
「金城に殴られたんか?」
怪訝そうな顔をしながらも、髭は正解を一発で言い当てやがったので、オレも「はい」と素直に頷く。まあ、面白くないので、理由も添えておいた。
「ただの痴話喧嘩です」
一瞬、面食らった髭は、パッと大袈裟にオレの肩を掴んでいた手を離すと咳払いをしながら、ぷいと視線を逸らした。
「ほーか、ほな犬も食わんな」
動揺しているのか、ギクシャクした動きで、自分の部屋へと(多分、冷蔵庫だと思う)歩き出した髭の背中に、オレは何故か声をかけていた。
「あの、真山先輩。一つ、聞いてもいいですか?」
ちょっと顔を赤くした髭は、ちゃんと足を止めて振り返ってくれる。「なんや?」と先を促されて、オレは少しだけ迷ったが続けた。
「もし、大切な……友だちから、人を殺したって言われたらどうしますか?」
あまりに唐突な質問に、髭は真意を確かめる為か、ジッと睨むような視線を寄越した。そして、呆れたような溜め息を吐いて、視線を先輩の部屋の方へと向けた。
きっと、髭はオレが誰の事を言っているのか気付いたのだろう。心底面倒臭そうに口を開いた。
「どうもせんわ。そんなもん……そいつが自分で考えて答え出すしかないやろ」
想像していた通りの答えに、自虐からかオレは少し笑った。それが気に障ったのか、髭はズカズカと大股で戻って来ると、阿呆みたいな威力のデコピンでオレの額を打ち抜いた。
「そいつが附抜けた事抜かしよったら、気合いくらいは入れたるけどな。自分がしでかした事やろが、どうけじめつけるかは、本人が考えて決めんと意味ないやろ」
髭の正論を前に、先輩の髭に対する全幅の信頼を実感する。オレだって先輩の決断を尊重して、そんなふうに言ってやりたいけど、髭の真似して諦めるなんて死んでも嫌だった。
「お前、誰か殺した事あるか?」
髭と自分の差を見せつけられ、悔しくて俯いていたら、思わず間の抜けた声を出してしまうような言葉が耳に飛び込んで来た。自分も同じような事をしたのだと自覚して、素直に「ない」と返事をすると、髭は意地悪く凄みを利かせた笑みを浮かべる。
「おれは、あるで」
予期せぬ本日二件目の告白に、オレはただ息を呑んだ。なんと相槌を打てばいいのか分からず黙っていると、髭は先輩の部屋の扉に背中を預けた。
「夷川、お前、親とはうまい事やっとるんか?」
「え、親……ですか。いや、うまくはいってないです……オレは、その……ここに捨てられたみたいなモンなんで」
夏祭りの日から、思い出す事のなかった母さんの姿が脳裏で蘇り、自分の表情が曇ったのが分かった。出来れば口にしたくなかったが、誤魔化す事が何故か出来ず素直に答えてしまった。
「そいつらの事、ぶっ殺したるて思た事ないか?」
「ありますよ。くたばれって、ずっと思ってた」
「ちゃうわ阿呆。自分の手で殺したる思た事はないかて聞いとんのや」
改めて言われてみると『殺してやる』と思った事は一度もなかった。それを伝えると、可笑しそうに髭は口端を釣り上げた。
「おれは、この手で親父をぶっ殺したる思て何年も生きとった。ま、実際はオッサン一人で勝手にくたばりおってんけどな」
泥酔して真冬の川に落ちて溺死したんだと、笑い話のように髭は話してくれたが、相変わらず相槌の打ち方が分からず、オレは黙って髭の声に耳を傾ける。
「その日、オッサン酒飲んで暴れよってな、一発どついたら逃げるように出て行ったんや」
遠くを見るような目で言う髭に、オレはようやく返す言葉を見つけた。
「でも、それは先輩のせいじゃない。その、お父さんは、真山先輩が殺した訳じゃない」
それは殺人じゃなく事故だ。そりゃあ、髭が家から追い出さなければ、死ななかったかもしれないが、それを『殺した』なんて考える必要はない……と、オレは思った。けれど、それを聞いた髭は、オレをおっかない顔で睨み付けた。
「ちゃう、おれが殺ったんや」
罪の意識を持っていたいのかと、最初はそう思ったが、髭が放つ気配がそれを全否定した。
「そうでも思わんと、気がおさまらんのや」
オレには髭の気持ちが全く分からなかった。もういない人間をこうも憎める事情がどういったものなのか、聞こうという気力さえ持てなかった。
「ここに来るまで、おさまらん気を晴らす為に、喧嘩売ってくる阿呆を片っ端からぶちのめしたけどな、全く気は晴れへんかった」
そう言って笑う髭は、何故か急に雰囲気が穏やかになった。不思議に思い、恐る恐る顔を覗うと、らしくないと自分でも思っているのか、苦笑を浮かべていた。
「おれも、この胸糞悪いモンは、ずっとなくならん思てたんや。せやけど、今は笑てまうくらい、ほんまどうでもええ思とる」
オレは思わず「なんで?」と素で聞き返す。
「ここで色んなモン貰たからな。おれらみたいなクズ相手でも、根気強う付き合うてほんま色々叩き込む先生ばっかりで、今まで持っとったしょーもないモン知らん間にどっかで落としてもうたんや」
ニヤッと笑う髭は、扉から背中を離すと、オレの背中をパァンと思い切り叩きやがった。自分で言っといて照れてんのか! と、あまりの痛さに抗議の意味を込めた視線を向けてやる。すると、待ち構えていたように真剣な顔をした髭とブチ当たった。
「ここに居る奴は、どんなクズでも真っ当な道に戻れる。おれが証拠や」
髭の岩のような握り拳が、グッとオレの胸に押し当てられる。
「お前の手の届く範囲に居るんやったら、引き戻したれ」
拳越しに心臓がドクッと大きく鳴ったような気がした。髭は拳でオレを軽く小突くと、話は終わったとばかりに歩き出す。
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