『手帳』

篠崎俊樹

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手帳

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 私は、福岡県の某所に住む女子学生です。普段、町の高校に通っていて、通学は電動自転車で行っています。極普通の女子高生で、別に、変わった感じはありません。昔、安室奈美恵さんのファッションが、私のお母さんの青春時代に流行りましたが、今は流行っていません。私は、通学しながら、手元に持っている手帳を見ています。いろんなことが書かれたもので、別に、変わったものじゃありません。ただ、電動自転車で通学する際に、必要なもので、よく見ています。また、書かれたことは、丸暗記しています。私は、記憶力が人並み以上にいいんです。また、私にとって、通学の時に見る、町の光景は、実にいものなんです。手帳は、ポケットサイズで、制服の内ポケットに入ります。別に、いいんです。仕事に使うわけじゃないですし、単に、高校の授業などで言われたことをメモしているだけの代物で、別に、変わったものじゃありません。単に、手元に持っているだけで、そう変わったものじゃないんです。この手帳には、実際、いろんなことが書かれています。私は、それを全部、秘密にしています。親にも内緒にしていて、実際、見せません。また、私の親は、重度の認知症で、目も悪いし、耳も遠い、鼻も悪い、そのほか、パーキンソンの症状があり、実際、難しいんです。私はそれを覚悟していて、実際、親を入院させようと思っています。そうするしかないんです。私の手帳の話から、逸れてきましたが、実際、実情はそういったことで、私は、親から干渉されたくはありません。また、干渉されるべくもありません。この短編小説は、このあたりまで書いて、大団円にしたいと思いますが、実際、作者である私は、親の重度の認知症に関しては、手を焼いています。そう思うしかないんです。実際、寝る前だって、顔も洗わない、朝は、髭も剃らない……、そんな有様です。私にとって、持っている手帳とか、日々使っている電動自転車、それに、数少ないですが、学校にいる親友のほうがはるかに大事なのは、言うまでもないことでしょう。私にとって、そっちのほうが、いつしか、比重が高くなりました。そう書き記して、この短編小説を結びたいと思います。持っている手帳の話からは、だいぶ逸れてしまいましたが……。
                             (了)
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