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森の中にて
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王都から南に行くと、深く暗い森が広がっている。
その名も、『帰らずの森』
一般人がこの森に入ると、森に住む獣や魔獣に化かされ、迷わされ、喰われて2度と帰って来れない。
'一般人'は。
「いやー、危なかった!」
「まさかここまでは追って来ねぇだろうよ」
「ですかね・・・」
チガヤ、ロイ、私の順にそんなことを言った。
そう、正直今の私達は一般人なんてもんじゃない。
何せ、騎士の中でも飛びぬけて実力の高い者達が集められて作られたのが、王室騎士団。
そして、ここにいるのはその騎士団長と副団長、それと私。
うん、強いよね。
クッソ強いよね。
私はともかくこの2人は1人でも、国軍に匹敵するという噂があるくらいだ。
「帰らずの森、か。ここに来るまで魔物だらけだったな。そりゃそんな名前付くわな」
そう、ここに来るまでに何10体という魔物達が襲って来た。
しかし、それをあっさりこの2人は切り伏せてきたのだ。
「これからどうします?ロイ団長?」
「?何言って――」
「そ、そうさな。本来は2人で行くはずだったからな~どこ行こうか、チガヤ」
何か凄い笑顔でロイがチガヤに話し掛けてる。
てか、何かロイがチガヤの足踏んずけてる。
「え"?」
「なぁチガヤ?俺の名前はロイ、だよな?な?」
「そ、そうですね・・・」
「?」
よく分からないけど、何か怖いよ?
ロイ団長。
その名も、『帰らずの森』
一般人がこの森に入ると、森に住む獣や魔獣に化かされ、迷わされ、喰われて2度と帰って来れない。
'一般人'は。
「いやー、危なかった!」
「まさかここまでは追って来ねぇだろうよ」
「ですかね・・・」
チガヤ、ロイ、私の順にそんなことを言った。
そう、正直今の私達は一般人なんてもんじゃない。
何せ、騎士の中でも飛びぬけて実力の高い者達が集められて作られたのが、王室騎士団。
そして、ここにいるのはその騎士団長と副団長、それと私。
うん、強いよね。
クッソ強いよね。
私はともかくこの2人は1人でも、国軍に匹敵するという噂があるくらいだ。
「帰らずの森、か。ここに来るまで魔物だらけだったな。そりゃそんな名前付くわな」
そう、ここに来るまでに何10体という魔物達が襲って来た。
しかし、それをあっさりこの2人は切り伏せてきたのだ。
「これからどうします?ロイ団長?」
「?何言って――」
「そ、そうさな。本来は2人で行くはずだったからな~どこ行こうか、チガヤ」
何か凄い笑顔でロイがチガヤに話し掛けてる。
てか、何かロイがチガヤの足踏んずけてる。
「え"?」
「なぁチガヤ?俺の名前はロイ、だよな?な?」
「そ、そうですね・・・」
「?」
よく分からないけど、何か怖いよ?
ロイ団長。
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