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まんちこさんとお風呂
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(ふう……)
征矢はゆっくりとバスタブに身を沈めた。
今日も結局、ぴかりそのサイン会が終わった時間から、店内は常時満席の大忙しになった。おまけに不器用な新入りメルシャの面倒も見なくちゃならず、疲れはひとしおだ。
こんなとき、征矢の長い脚もゆったり伸ばせる特大の湯船と、そこに満々とたたえられたお湯はなりよりのご褒美だ。
(しかしなんだな。ぜいたくな風呂場だな)
征矢はあらためて、今いる浴室を見渡す。
坂嶋椿は、稼いだ大金を惜しげもなくこの家に使っている。
浴室はとくにこだわったそうで、バスタブも洗い場もアホかというほど広い。ちょっとした高級ホテル並みだ。庭に面したでっかいガラス窓にいたっては正気を疑う。落ち着かないことこのうえない。変態のバスルームだ。
どんどん!
突然、ドアが乱暴にノックされた。征矢はビクッとする。
「征矢どの。征矢どの」
メルシャの声だった。
「なんだ。どうした」
「せ、背中を流してやろう。オ、オレのスペシャルサービスだ」
「いらん。帰れ」
つっけんどんに征矢は返事する。が、メルシャは聞いていない。
「あ、開けるぞ」
「いらんと言ってるだろ」
ガチャガチャ。ドアを開けようとしているが、そうはいかない。
征矢はくつろぎ姿勢に戻り、せせら笑う。
「ふん。なんとなくイヤな予感がしたのでドアはロック済みだ。残念だったな」
カチャ。解錠される小さな音。
ドアが押し開けられ、バスタオルを体に巻いたメルシャが緊張気味に入ってくる。
「し、失礼するぞ」
「うわあああ! どうやって開けた!?」
メルシャは小さなキーを見せた。
「毒液の礼にと、椿どのが合鍵を」
「あのババア……!」
征矢は怒りの拳を水面に叩きつける。
メルシャは後ろ手にドアを閉じ、またロックし直す。カチャ。
「おいなぜ鍵をかける。なんか怖い」
伏し目がちに、メルシャは言う。
「オ、オレも、緊張しているのだ。なにしろ男子と混浴などはじめてのことで……」
「だからなぜ鍵かける。てか出てけ」
ちらっ。メルシャはバスタブの中の征矢に目をやる。
ぼっ。頬が一気に真っ赤になる。
「せ、征矢どのが……全裸で……!」
「おう、風呂だからな」
「は、はじめて見た……思ったよりアグレッシブな大きさと形状なんだな!」
「ほっといてくれ」
さしもの征矢も、バスタブの中で思わず股間を隠す。
メルシャは今さらながら体に巻いたバスタオルを手で押さえ、居心地悪そうに身じろぎする。
「オ、オレだって恥ずかしいのだ。あまり性的な目でじろじろ見ないでもらいたい……」
「だったら出てけって」
しかしメルシャはかたくなに動かない。
「でもオレが背中を流してやれば、征矢どのはきっと汗とか涙とか汁とかいろんなものを出して喜んでくれると椿どのが……」
「あのババアほんとに余計なことを! あと汁ってなんだ!」
メルシャは洗い場の床に正座すると、風呂椅子をガンと目の前に置いた。
「し、知らないけどオレがんばるから! さあ来てくれ! 出してやるいろんなもの!」
「やかましい」
征矢はとりつく島もない。
メルシャの表情が、すっとしおらしくなった。
「あ、あのな……オレ、征矢どのにお礼がしたいのだ」
征矢は眉をひそめた。
「例? なんの?」
「今朝、ぴかりそが現れてオレが怯えていたとき、ずっとそばについてくれただろう……?」
「いや、あれは……」
余計なことをしないように、お目付け役をしていただけだけど。
「それに、その、ぴかりその前でお洩らしをしてしまったときも、征矢どのだけがかばってくれた。オレ、うれしかった」
「そうだったか?」
正直、征矢は覚えていない。
「だから、せめてこれくらいのことはさせてほしい……」
そうか。こいつなりに考えたんだろうな。
……椿が横から余計な入れ知恵したらしいのは腹が立つが。
征矢は少し表情を和らげる。
「わかったわかった。気持ちだけ受け取っておくよ」
「遠慮するな! さあ、こっちに来い!」
メルシャは立ち上がって、征矢の手を引っ張ろうとする。
「いらんと言ってるだろ! 離せって!」
征矢が力任せにメルシャの手をふりほどく。
はずみでバランスを崩して、メルシャはバスタブの方に倒れてくる。
「ぎゃひんっ!」
ざばん!
水を叩く音がして、湯がバスタブからあふれる。
(!?)
征矢の視界は、なにかに遮られていた。
温かくて、すべすべで、ぷにぷに、たぽたぽした弾力のあるものが顔を挟んでいる。
「あふう……んっ」
メルシャが甘ったるい声をだす。
征矢はそっと、顔にのしかかっているものを両手で押し上げる。
それは、メルシャのたわわな胸だった。
バスタオルははだけてずり落ち、征矢のすぐ眼前に、濡れて固くなった桜色の乳首が揺れていた。
視線を上にやると、熱に浮かされたようなとろんとした目つきのメルシャが、じっとこちらを見下ろしている。
「征矢どのときたら、こんなところでいきなり陵辱行為とは……くっ、こ、この獣欲勇者め……!」
「ばっ……! ち、違うぞ! お前が勝手に倒れてきたんだろ!」
征矢は慌てて、メルシャの胸を支えている両手を引っ込める。
しかしメルシャは、征矢の上にまたがったまま動こうとしない。
「ああ、背中を流すだけと言ったのにこんな……ついに欲望のままにオレを慰みものにしようというのだな……うう」
「話聞けよ!」
メルシャはまた、征矢の上にのしかかってくる。豊かな二つのふくらみが、再び征矢の顔面を「むにゅう」と圧迫する。
「オレを罵り、蔑み、ときにはちょっとくすぐったり叩いたりしながら敏感な反応を楽しみ、ついには嗜虐の限りを尽くす気か……や、やれるものならやってみろ! オレは、オレは耐えてみせるぞこの人でなし淫蕩勇者め! さあ、好きなところから責めるといい!」
ハァハァとあえぎながらメルシャはくったりと征矢に体を預けてくる。なぜかしっぽは天井に向かってピーンと突っ張っている。
その体の重みで征矢は半ばお湯に沈められ、鼻や口に水が入ってくる。
ごぼごぼごぼごぼ。
このままでは呼吸が止まる。
「いいかげんにしろ!」
征矢はするりと下から体を入れ替えると、メルシャの頭をバスタブに突き出した蛇口の下へ固定する。
水栓をひねって、吹き出す冷水を思いきりメルシャの顔に浴びせる。
「わぷぷぷぷ。やめて……ゴボッ! これは思ってたのとちょっと違う……ゴボボ! 許して!」
いいかげんメルシャがぐったりしたところで、ようやく征矢は水責めを止めた。
「頭冷えたか」
お湯の中で正座して、うなだれるメルシャ。さっきまでギンギンに伸びていたしっぽも、だらんとしてしまっている。
「うう、あんまりだ……今のはガチの虐待じゃないか」
「お望みのとおりだろ」
メルシャは小声でぶつぶつ。
「オレが考えているのはそっちではなくて、もっと気持ちいいほうのりょうじょ……」
「なんか言ったか」
ギロリ。征矢の視線がけわしくなる。
「な、なにも言ってない! 反省している……あの……」
「なんだよ」
「風邪ひきそうなので、そのー、このままちょっとあったまらせてもらっていいだろうか」
メルシャの顔色は青く、唇がぷるぷる震えている。髪も冷たい水をかぶってびしょびしょだ。
征矢も少なからぬ水飛沫を浴びて少し寒気を感じていた。
「まあいいよ」
無愛想にそう言って、自分ももう一度熱い湯に身を沈める。
「感謝する……はうう」
幸い、バスタブは広い。二人が並んで座ってもまだゆとりがある。
征矢は、ちらりとメルシャを見る。
透明なお湯を通して、メロンのような二つのふくらみが見える。
左右ぴったり揃えた、太すぎず細すぎない太ももも。
しおらしい表情のメルシャの横顔は、こうして見るとはっとするほど美しかった。髪の先から、唇から、したたる雫が妙になまめかしい。
(うっ!)
征矢は急いで目をそらした。
征矢はゆっくりとバスタブに身を沈めた。
今日も結局、ぴかりそのサイン会が終わった時間から、店内は常時満席の大忙しになった。おまけに不器用な新入りメルシャの面倒も見なくちゃならず、疲れはひとしおだ。
こんなとき、征矢の長い脚もゆったり伸ばせる特大の湯船と、そこに満々とたたえられたお湯はなりよりのご褒美だ。
(しかしなんだな。ぜいたくな風呂場だな)
征矢はあらためて、今いる浴室を見渡す。
坂嶋椿は、稼いだ大金を惜しげもなくこの家に使っている。
浴室はとくにこだわったそうで、バスタブも洗い場もアホかというほど広い。ちょっとした高級ホテル並みだ。庭に面したでっかいガラス窓にいたっては正気を疑う。落ち着かないことこのうえない。変態のバスルームだ。
どんどん!
突然、ドアが乱暴にノックされた。征矢はビクッとする。
「征矢どの。征矢どの」
メルシャの声だった。
「なんだ。どうした」
「せ、背中を流してやろう。オ、オレのスペシャルサービスだ」
「いらん。帰れ」
つっけんどんに征矢は返事する。が、メルシャは聞いていない。
「あ、開けるぞ」
「いらんと言ってるだろ」
ガチャガチャ。ドアを開けようとしているが、そうはいかない。
征矢はくつろぎ姿勢に戻り、せせら笑う。
「ふん。なんとなくイヤな予感がしたのでドアはロック済みだ。残念だったな」
カチャ。解錠される小さな音。
ドアが押し開けられ、バスタオルを体に巻いたメルシャが緊張気味に入ってくる。
「し、失礼するぞ」
「うわあああ! どうやって開けた!?」
メルシャは小さなキーを見せた。
「毒液の礼にと、椿どのが合鍵を」
「あのババア……!」
征矢は怒りの拳を水面に叩きつける。
メルシャは後ろ手にドアを閉じ、またロックし直す。カチャ。
「おいなぜ鍵をかける。なんか怖い」
伏し目がちに、メルシャは言う。
「オ、オレも、緊張しているのだ。なにしろ男子と混浴などはじめてのことで……」
「だからなぜ鍵かける。てか出てけ」
ちらっ。メルシャはバスタブの中の征矢に目をやる。
ぼっ。頬が一気に真っ赤になる。
「せ、征矢どのが……全裸で……!」
「おう、風呂だからな」
「は、はじめて見た……思ったよりアグレッシブな大きさと形状なんだな!」
「ほっといてくれ」
さしもの征矢も、バスタブの中で思わず股間を隠す。
メルシャは今さらながら体に巻いたバスタオルを手で押さえ、居心地悪そうに身じろぎする。
「オ、オレだって恥ずかしいのだ。あまり性的な目でじろじろ見ないでもらいたい……」
「だったら出てけって」
しかしメルシャはかたくなに動かない。
「でもオレが背中を流してやれば、征矢どのはきっと汗とか涙とか汁とかいろんなものを出して喜んでくれると椿どのが……」
「あのババアほんとに余計なことを! あと汁ってなんだ!」
メルシャは洗い場の床に正座すると、風呂椅子をガンと目の前に置いた。
「し、知らないけどオレがんばるから! さあ来てくれ! 出してやるいろんなもの!」
「やかましい」
征矢はとりつく島もない。
メルシャの表情が、すっとしおらしくなった。
「あ、あのな……オレ、征矢どのにお礼がしたいのだ」
征矢は眉をひそめた。
「例? なんの?」
「今朝、ぴかりそが現れてオレが怯えていたとき、ずっとそばについてくれただろう……?」
「いや、あれは……」
余計なことをしないように、お目付け役をしていただけだけど。
「それに、その、ぴかりその前でお洩らしをしてしまったときも、征矢どのだけがかばってくれた。オレ、うれしかった」
「そうだったか?」
正直、征矢は覚えていない。
「だから、せめてこれくらいのことはさせてほしい……」
そうか。こいつなりに考えたんだろうな。
……椿が横から余計な入れ知恵したらしいのは腹が立つが。
征矢は少し表情を和らげる。
「わかったわかった。気持ちだけ受け取っておくよ」
「遠慮するな! さあ、こっちに来い!」
メルシャは立ち上がって、征矢の手を引っ張ろうとする。
「いらんと言ってるだろ! 離せって!」
征矢が力任せにメルシャの手をふりほどく。
はずみでバランスを崩して、メルシャはバスタブの方に倒れてくる。
「ぎゃひんっ!」
ざばん!
水を叩く音がして、湯がバスタブからあふれる。
(!?)
征矢の視界は、なにかに遮られていた。
温かくて、すべすべで、ぷにぷに、たぽたぽした弾力のあるものが顔を挟んでいる。
「あふう……んっ」
メルシャが甘ったるい声をだす。
征矢はそっと、顔にのしかかっているものを両手で押し上げる。
それは、メルシャのたわわな胸だった。
バスタオルははだけてずり落ち、征矢のすぐ眼前に、濡れて固くなった桜色の乳首が揺れていた。
視線を上にやると、熱に浮かされたようなとろんとした目つきのメルシャが、じっとこちらを見下ろしている。
「征矢どのときたら、こんなところでいきなり陵辱行為とは……くっ、こ、この獣欲勇者め……!」
「ばっ……! ち、違うぞ! お前が勝手に倒れてきたんだろ!」
征矢は慌てて、メルシャの胸を支えている両手を引っ込める。
しかしメルシャは、征矢の上にまたがったまま動こうとしない。
「ああ、背中を流すだけと言ったのにこんな……ついに欲望のままにオレを慰みものにしようというのだな……うう」
「話聞けよ!」
メルシャはまた、征矢の上にのしかかってくる。豊かな二つのふくらみが、再び征矢の顔面を「むにゅう」と圧迫する。
「オレを罵り、蔑み、ときにはちょっとくすぐったり叩いたりしながら敏感な反応を楽しみ、ついには嗜虐の限りを尽くす気か……や、やれるものならやってみろ! オレは、オレは耐えてみせるぞこの人でなし淫蕩勇者め! さあ、好きなところから責めるといい!」
ハァハァとあえぎながらメルシャはくったりと征矢に体を預けてくる。なぜかしっぽは天井に向かってピーンと突っ張っている。
その体の重みで征矢は半ばお湯に沈められ、鼻や口に水が入ってくる。
ごぼごぼごぼごぼ。
このままでは呼吸が止まる。
「いいかげんにしろ!」
征矢はするりと下から体を入れ替えると、メルシャの頭をバスタブに突き出した蛇口の下へ固定する。
水栓をひねって、吹き出す冷水を思いきりメルシャの顔に浴びせる。
「わぷぷぷぷ。やめて……ゴボッ! これは思ってたのとちょっと違う……ゴボボ! 許して!」
いいかげんメルシャがぐったりしたところで、ようやく征矢は水責めを止めた。
「頭冷えたか」
お湯の中で正座して、うなだれるメルシャ。さっきまでギンギンに伸びていたしっぽも、だらんとしてしまっている。
「うう、あんまりだ……今のはガチの虐待じゃないか」
「お望みのとおりだろ」
メルシャは小声でぶつぶつ。
「オレが考えているのはそっちではなくて、もっと気持ちいいほうのりょうじょ……」
「なんか言ったか」
ギロリ。征矢の視線がけわしくなる。
「な、なにも言ってない! 反省している……あの……」
「なんだよ」
「風邪ひきそうなので、そのー、このままちょっとあったまらせてもらっていいだろうか」
メルシャの顔色は青く、唇がぷるぷる震えている。髪も冷たい水をかぶってびしょびしょだ。
征矢も少なからぬ水飛沫を浴びて少し寒気を感じていた。
「まあいいよ」
無愛想にそう言って、自分ももう一度熱い湯に身を沈める。
「感謝する……はうう」
幸い、バスタブは広い。二人が並んで座ってもまだゆとりがある。
征矢は、ちらりとメルシャを見る。
透明なお湯を通して、メロンのような二つのふくらみが見える。
左右ぴったり揃えた、太すぎず細すぎない太ももも。
しおらしい表情のメルシャの横顔は、こうして見るとはっとするほど美しかった。髪の先から、唇から、したたる雫が妙になまめかしい。
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