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36 ベッドカバー
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「げっ、チョコ何つけてんの?
その白いひらひらしたの何?」
「うわぁ、、めっちゃくちゃ細かい針仕事です!
あれ?、、これって」
開店前にメイドと朝の打ち合わせをしていたら、バラの花とチョコの顔が刺繍してある何かを首にぶら下げたしたチョコが登場した
「ねぇ、自分の顔が刺繍してあるヨダレかけつけさせられるってどんな気持ち?ねえ?ねえ?」
「ブモブモブモ」
開店前にチョコのノドをおりゃおりゃと撫でてやる
チョコは何をつけられてもまったく気にしていないようで、気持ちよさそうに尻尾を振っている。
なんか首輪もレースまみれですごいことになってんな
メイドが「ほ、欲しい」とか言ってるけど、何にどう使うんだよ
こんな事をする犯人には心あたりがある
「ゴブー、これどうしたの?」
「チョコだけお洋服がないのはかわいそうかと思って作りました」
そうなのだ。ゴブは最近刺繍にどハマりしている
なんと侯爵夫人に刺繍を教えてもらっていて、来店の時には2人でカフェでチクチクやってる。その成果がこのヨダレかけのようだ。
「ほほほー、来たわよーー」
「「「いらっしゃいませ」」」
噂をすれば、、、
侯爵夫人は初回は貸切だったものの、以後普通に来店する。
ギルドに予約もしない。
他のお客様が居ても別に気にしないらしい。普通に凸ってくる。
こっちの服装にもお行儀にも何にも言わないから全然オッケーなんだけど
今日なんか微妙に開店時間の前だし。
ブラドが入れたんだろうな
「んーーーーーまあ、チョコちゃんなんて可愛らしいんでしょう!
やっぱり赤いお花とチョコちゃんの組み合わせ、よろしいわーー!
ステッチも細かくて揃っていてよ
ゴブったら腕をあげたじゃない!」
「恐れ入ります
侯爵夫人のご指導のおかげです」
どうもあのヨダレかけの柄は指導者の趣味のようだ
2人はさっそくカフェの一角で次の構想をはじめた
次回作はベッドカバーらしい。なんでも貴族子女は花嫁修行でベッドカバーを作って嫁入り道具にするとか
出来ればチョコは登場しないヤツになんないかな?
メイドがガラスケースのチーズケーキの所に売り切れの札を出している横で、ブラドがせっせとケーキを箱詰めしている
いつも侯爵夫人が全てテイクアウトするからだ。ブラド作のチーズケーキが幻のケーキって呼ばれるのって多分、侯爵夫人の後に来店しちゃった人がいるからだよね。
あちゃー、今正規の時間に来店したグループがショーケースを見てナイ、ナイ言ってる。5分前まではあったんだよ
今度は時間差で出すから許して
6日後、ゴブのベットカバーは完成した。
おっさん達の待合室にドリンクバーを導入したので、ゴブの仕事がめっきり無くなった。
そんで、時間をもてあましたゴブは勤務中もチクチクやっていた。ゴブの手つきが早すぎてなんかミシンみたいなんだよね
おっさん達はいそいそとドリンクバーでコーラとオレンジジュースを混ぜたりしていて楽しそうだった
子供会でファミレスに来た小学生かよ
カフェのテーブルにベッドカバーを広げて見せてもらった
ピンクと赤のバラが咲き乱れるゴージャスな品に仕上がったようだが、よく見るとそこかしこにチョコがのぞいている図柄だ。
「満足のいく仕上がりです。今できる精一杯のことはつめこみました」
個人的にはちょっと、余計な物も詰め込んじゃったかと思う
〈ゴブリンロードがゴブリン プリンセスにランクアップしました〉
おい謎放送、ゴブがプリンセスってどういう事?
放送してるヤツ出てこいよ!
プリンセスになるなら、まず上司の私からじゃない?
刺繍のせいなら、私だって刺繍糸とか発注してるんだからね!
「ミカリ様、お使いになられます?」
あのヨダレかけとお揃いの柄はちょっと、、、
「うーーん、私は大丈夫かな?
ほら!フレアさんに贈ったらどうかな?
なんか今モテ過ぎて外に出あるけなくって困るーみたいな話だったよね。
それなら次の段階に進んだらいいじゃない?
そしたらスグ必要っていうか~」
ちょうどローズさんが来てるし、お願いしてフレアさんに届けてもらおう!
「あなた、フレアは本当に大変な中に身を置いてますのよ。
竜人族でもなく、竜騎士の訓練を受けた訳でもないのにあんな事になって、、」
「ローズ様、当店からのサービスでございます」
ブラドがお茶とアップルパイをテーブルの上に置く
「あら、ありがとう」
ローズの顔が明らかにゆるむ
もう、ひと押しだな。行けブラド。
私は裏からそっとブツを渡す
「こちら、高◯屋アンティーク家具コレクションカタログの夏の号でございます。
僭越ながら、先におさめさせていただいたシャンデリアにぴったりの物が44ページに掲載されておりますので、ご覧になるだけでもいかかがです?」
「まあ、そんな。今日でローンが終わりましたのに、そんな。
確かに私もあの子ひとりじゃかわいそうかなと思っていましたの
え?、ああ、フレアに届け物?
かまわないわ
この壁紙いいわね。モリスを彷彿とさせるわ
少しモダニズム風も悪くないわね」
運び屋ゲット!
ブラドGJ!
あれ?今なんか見逃したような?
私何か大切なことを、、
その白いひらひらしたの何?」
「うわぁ、、めっちゃくちゃ細かい針仕事です!
あれ?、、これって」
開店前にメイドと朝の打ち合わせをしていたら、バラの花とチョコの顔が刺繍してある何かを首にぶら下げたしたチョコが登場した
「ねぇ、自分の顔が刺繍してあるヨダレかけつけさせられるってどんな気持ち?ねえ?ねえ?」
「ブモブモブモ」
開店前にチョコのノドをおりゃおりゃと撫でてやる
チョコは何をつけられてもまったく気にしていないようで、気持ちよさそうに尻尾を振っている。
なんか首輪もレースまみれですごいことになってんな
メイドが「ほ、欲しい」とか言ってるけど、何にどう使うんだよ
こんな事をする犯人には心あたりがある
「ゴブー、これどうしたの?」
「チョコだけお洋服がないのはかわいそうかと思って作りました」
そうなのだ。ゴブは最近刺繍にどハマりしている
なんと侯爵夫人に刺繍を教えてもらっていて、来店の時には2人でカフェでチクチクやってる。その成果がこのヨダレかけのようだ。
「ほほほー、来たわよーー」
「「「いらっしゃいませ」」」
噂をすれば、、、
侯爵夫人は初回は貸切だったものの、以後普通に来店する。
ギルドに予約もしない。
他のお客様が居ても別に気にしないらしい。普通に凸ってくる。
こっちの服装にもお行儀にも何にも言わないから全然オッケーなんだけど
今日なんか微妙に開店時間の前だし。
ブラドが入れたんだろうな
「んーーーーーまあ、チョコちゃんなんて可愛らしいんでしょう!
やっぱり赤いお花とチョコちゃんの組み合わせ、よろしいわーー!
ステッチも細かくて揃っていてよ
ゴブったら腕をあげたじゃない!」
「恐れ入ります
侯爵夫人のご指導のおかげです」
どうもあのヨダレかけの柄は指導者の趣味のようだ
2人はさっそくカフェの一角で次の構想をはじめた
次回作はベッドカバーらしい。なんでも貴族子女は花嫁修行でベッドカバーを作って嫁入り道具にするとか
出来ればチョコは登場しないヤツになんないかな?
メイドがガラスケースのチーズケーキの所に売り切れの札を出している横で、ブラドがせっせとケーキを箱詰めしている
いつも侯爵夫人が全てテイクアウトするからだ。ブラド作のチーズケーキが幻のケーキって呼ばれるのって多分、侯爵夫人の後に来店しちゃった人がいるからだよね。
あちゃー、今正規の時間に来店したグループがショーケースを見てナイ、ナイ言ってる。5分前まではあったんだよ
今度は時間差で出すから許して
6日後、ゴブのベットカバーは完成した。
おっさん達の待合室にドリンクバーを導入したので、ゴブの仕事がめっきり無くなった。
そんで、時間をもてあましたゴブは勤務中もチクチクやっていた。ゴブの手つきが早すぎてなんかミシンみたいなんだよね
おっさん達はいそいそとドリンクバーでコーラとオレンジジュースを混ぜたりしていて楽しそうだった
子供会でファミレスに来た小学生かよ
カフェのテーブルにベッドカバーを広げて見せてもらった
ピンクと赤のバラが咲き乱れるゴージャスな品に仕上がったようだが、よく見るとそこかしこにチョコがのぞいている図柄だ。
「満足のいく仕上がりです。今できる精一杯のことはつめこみました」
個人的にはちょっと、余計な物も詰め込んじゃったかと思う
〈ゴブリンロードがゴブリン プリンセスにランクアップしました〉
おい謎放送、ゴブがプリンセスってどういう事?
放送してるヤツ出てこいよ!
プリンセスになるなら、まず上司の私からじゃない?
刺繍のせいなら、私だって刺繍糸とか発注してるんだからね!
「ミカリ様、お使いになられます?」
あのヨダレかけとお揃いの柄はちょっと、、、
「うーーん、私は大丈夫かな?
ほら!フレアさんに贈ったらどうかな?
なんか今モテ過ぎて外に出あるけなくって困るーみたいな話だったよね。
それなら次の段階に進んだらいいじゃない?
そしたらスグ必要っていうか~」
ちょうどローズさんが来てるし、お願いしてフレアさんに届けてもらおう!
「あなた、フレアは本当に大変な中に身を置いてますのよ。
竜人族でもなく、竜騎士の訓練を受けた訳でもないのにあんな事になって、、」
「ローズ様、当店からのサービスでございます」
ブラドがお茶とアップルパイをテーブルの上に置く
「あら、ありがとう」
ローズの顔が明らかにゆるむ
もう、ひと押しだな。行けブラド。
私は裏からそっとブツを渡す
「こちら、高◯屋アンティーク家具コレクションカタログの夏の号でございます。
僭越ながら、先におさめさせていただいたシャンデリアにぴったりの物が44ページに掲載されておりますので、ご覧になるだけでもいかかがです?」
「まあ、そんな。今日でローンが終わりましたのに、そんな。
確かに私もあの子ひとりじゃかわいそうかなと思っていましたの
え?、ああ、フレアに届け物?
かまわないわ
この壁紙いいわね。モリスを彷彿とさせるわ
少しモダニズム風も悪くないわね」
運び屋ゲット!
ブラドGJ!
あれ?今なんか見逃したような?
私何か大切なことを、、
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