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42 フレアの言い分
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「そ、そうだったんですか」
フレアさんにおこったことをざっくりまとめると、
私の売ったスカートで、ドラゴンにめちゃモテ
さらに、私の押しつけたベッドカバーによってドラゴンとする気もないのに契約、、、
って事らしい。
確かにスカートには最強のモテコーデと言い、、、
ゴブがプリンセスにランクアップするくらいがんばって作ったベッドカバーはフレアさんがモテの次の段階に進んだらいいなって思って、ローズさんに託した気がしないでもない
これが小パメラの言ってた、私の能力「付与」とかいうやつの効果か。
だって最近までそんなこと知らなかったし、
全部私のせいって事なくないかなーなんて、
「思い当たる事があるのだろう?」
「ううぅ、、思い当たります
すいませんでしたーーー」
それ見たことかと言わんばかりのフレアさんは2ホール目のチーズケーキに取りかかっている。ピースにカットしてある意味が皆無
ブラドがそっとマドレーヌとクッキーのてんこもりに乗った皿を追加していく。
スィーツにごまかされてはくれないだろうなぁ
日本だとこんなクレーム無かったなー
「思ってた感じと違う」とかいう訳の分からない程度のクレームが愛おしい。「おまえん所のスカート買ったらドラゴンついてきた、どうしてくれる」ってクレームなんて接客マニュアルにかすりもしないよ
「今さらドラゴンは仕方ない。
ドラゴンとの契約はすでに結ばれてしまった。
私も国の為、竜騎士としてこの身を捧ぐ決心はついている」
「ううぅ、ごめんなさい」
「だがしかし、このモテの付与とやらは解いてもらおう。
しつこく婚姻を迫ってくる男がいて困る。
悪い男では無いのだが、 いくらおまえが「付与」の効果に踊らさていると言っても聞く耳を持たぬのだ
付与が解けるまで私は帰らないぞ」
ちょっと待ったーー!!!!ナニソレ!?
そんな面白い、じゃなかった重要な話さっきなかったんですけど。
「え!フレアさんプロポーズされちゃったんですか?!」
メイドもニヨニヨしながら近づいて来た。
ちょっとブラド、私らに紅茶一杯追加で!
なんでもその人はドラゴン騒動の時にお世話になった竜騎士団の団長のひとりでエルキュール・ミュケーさん、しかも貴族だってー
それで、それで?
はぁ?自宅にはドラゴンを置いておく場所が無いから、今はその人の屋敷に間借りしてる?
それって同棲って言うんじゃ無いの?
「エルは、竜騎士の宿舎はこのような経緯でドラゴンを得た君には住みにくいだろうからと気をまわしてくれただけだぞ」
へぇ、ふぅん
貴族なのにファーストネームどころか愛称で呼び捨てにぃ?
私らが侯爵夫人にそんな事しようもんなら鬼教官から飛び蹴りの後にバックドロップくらうと思うけど
最強のモテコーデのモテは最強の生物モテに効いたワケだから、その人には付与の効果なんて無かったんじゃないのかなぁ
それにその付与なんて、スカートに付いてるんだからぬいだら効果なんて切れてるよ、きっと。
ヤバい、メイドじゃないけどこのニヨニヨ止まんない!
このオモシロ、、じゃなかった、重要案件を独り占めにしちゃダメだ!
よーし、みんなを呼ぼう!
ラッキーなことに明日も定休日だし!
ブラドがコウモリ便飛ばしてくれるって?
影を渡って行くから鳥より早くて確実?
みんなのメアド知らないから、そっちでいっか
「これこれこういう訳だから、明日お暇ならM’s cuteに来てね」
ってブラドに書いてもらった手紙を持って数匹のコウモリ達は飛びたって行った
ブラドは今から追加のケーキを焼くって。
フレアさんにおこったことをざっくりまとめると、
私の売ったスカートで、ドラゴンにめちゃモテ
さらに、私の押しつけたベッドカバーによってドラゴンとする気もないのに契約、、、
って事らしい。
確かにスカートには最強のモテコーデと言い、、、
ゴブがプリンセスにランクアップするくらいがんばって作ったベッドカバーはフレアさんがモテの次の段階に進んだらいいなって思って、ローズさんに託した気がしないでもない
これが小パメラの言ってた、私の能力「付与」とかいうやつの効果か。
だって最近までそんなこと知らなかったし、
全部私のせいって事なくないかなーなんて、
「思い当たる事があるのだろう?」
「ううぅ、、思い当たります
すいませんでしたーーー」
それ見たことかと言わんばかりのフレアさんは2ホール目のチーズケーキに取りかかっている。ピースにカットしてある意味が皆無
ブラドがそっとマドレーヌとクッキーのてんこもりに乗った皿を追加していく。
スィーツにごまかされてはくれないだろうなぁ
日本だとこんなクレーム無かったなー
「思ってた感じと違う」とかいう訳の分からない程度のクレームが愛おしい。「おまえん所のスカート買ったらドラゴンついてきた、どうしてくれる」ってクレームなんて接客マニュアルにかすりもしないよ
「今さらドラゴンは仕方ない。
ドラゴンとの契約はすでに結ばれてしまった。
私も国の為、竜騎士としてこの身を捧ぐ決心はついている」
「ううぅ、ごめんなさい」
「だがしかし、このモテの付与とやらは解いてもらおう。
しつこく婚姻を迫ってくる男がいて困る。
悪い男では無いのだが、 いくらおまえが「付与」の効果に踊らさていると言っても聞く耳を持たぬのだ
付与が解けるまで私は帰らないぞ」
ちょっと待ったーー!!!!ナニソレ!?
そんな面白い、じゃなかった重要な話さっきなかったんですけど。
「え!フレアさんプロポーズされちゃったんですか?!」
メイドもニヨニヨしながら近づいて来た。
ちょっとブラド、私らに紅茶一杯追加で!
なんでもその人はドラゴン騒動の時にお世話になった竜騎士団の団長のひとりでエルキュール・ミュケーさん、しかも貴族だってー
それで、それで?
はぁ?自宅にはドラゴンを置いておく場所が無いから、今はその人の屋敷に間借りしてる?
それって同棲って言うんじゃ無いの?
「エルは、竜騎士の宿舎はこのような経緯でドラゴンを得た君には住みにくいだろうからと気をまわしてくれただけだぞ」
へぇ、ふぅん
貴族なのにファーストネームどころか愛称で呼び捨てにぃ?
私らが侯爵夫人にそんな事しようもんなら鬼教官から飛び蹴りの後にバックドロップくらうと思うけど
最強のモテコーデのモテは最強の生物モテに効いたワケだから、その人には付与の効果なんて無かったんじゃないのかなぁ
それにその付与なんて、スカートに付いてるんだからぬいだら効果なんて切れてるよ、きっと。
ヤバい、メイドじゃないけどこのニヨニヨ止まんない!
このオモシロ、、じゃなかった、重要案件を独り占めにしちゃダメだ!
よーし、みんなを呼ぼう!
ラッキーなことに明日も定休日だし!
ブラドがコウモリ便飛ばしてくれるって?
影を渡って行くから鳥より早くて確実?
みんなのメアド知らないから、そっちでいっか
「これこれこういう訳だから、明日お暇ならM’s cuteに来てね」
ってブラドに書いてもらった手紙を持って数匹のコウモリ達は飛びたって行った
ブラドは今から追加のケーキを焼くって。
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