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「君は泳がないのかい?」
「⋯ああ、この間までは泳いでいたんだけど⋯つい最近、脚がつって溺れてしまって⋯それ以来は少しトラウマなんだ。」
「そうか。なら、大丈夫だ。今日は僕がついてる。行こう。」
ディーンは、アレックスの返事を聞かずに自転車を脇に留め、アレックスを強引に引っ張って行く。アレックスは足を縺れさせながら進んだ。浜に着くと2人は服を脱ぎ海へ走る。いざ、海へ入ろうとするとアレックスは怯んでしまう。その姿を見たディーンは胸まで浸かっていた所から戻って来る。そして、アレックスの腕を引いた。
「大丈夫だ。僕がついてる。」
アレックスはディーンの目を見つめ頷く。ゆっくりと海へ入っていった。海に入ってしまえば恐怖感も消え、心地よさを感じる。日が暮れると、濡れた体では寒さを感じる。それまでに、海から上がった。ディーンはアレックスを家まで送ると言う。実際、歩いて家に帰るには少し遠かった。いつもダンの実家である仕事場まで自転車で通っている。けれど、ダンと喧嘩をした勢いで出て来てしまったため、自転車を置いてきてしまった。
「君が迷惑じゃなかったら、助かるよ。」
「もちろん、迷惑じゃないよ。」
ディーンはアレックスが乗りやすいように自転車の向きを変える。ところが、アレックスは自転車に乗らず、眉をひそめていた。
「⋯ああ、この間までは泳いでいたんだけど⋯つい最近、脚がつって溺れてしまって⋯それ以来は少しトラウマなんだ。」
「そうか。なら、大丈夫だ。今日は僕がついてる。行こう。」
ディーンは、アレックスの返事を聞かずに自転車を脇に留め、アレックスを強引に引っ張って行く。アレックスは足を縺れさせながら進んだ。浜に着くと2人は服を脱ぎ海へ走る。いざ、海へ入ろうとするとアレックスは怯んでしまう。その姿を見たディーンは胸まで浸かっていた所から戻って来る。そして、アレックスの腕を引いた。
「大丈夫だ。僕がついてる。」
アレックスはディーンの目を見つめ頷く。ゆっくりと海へ入っていった。海に入ってしまえば恐怖感も消え、心地よさを感じる。日が暮れると、濡れた体では寒さを感じる。それまでに、海から上がった。ディーンはアレックスを家まで送ると言う。実際、歩いて家に帰るには少し遠かった。いつもダンの実家である仕事場まで自転車で通っている。けれど、ダンと喧嘩をした勢いで出て来てしまったため、自転車を置いてきてしまった。
「君が迷惑じゃなかったら、助かるよ。」
「もちろん、迷惑じゃないよ。」
ディーンはアレックスが乗りやすいように自転車の向きを変える。ところが、アレックスは自転車に乗らず、眉をひそめていた。
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