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諸悪に毒された女性の浄化の儀式 陰核火炙り
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注意:陰核火炙りなど、やや過激でアブノーマルな表現を含む。
-------
そこは、とある小さな宗教国家。
古代ローマを思わせるような神殿で、その儀式は行われていた。
儀式の受者は、マリアといった。
マリアはとても我儘な女性だった。
欲しいものは奪ってでも手に入れた。
友人の持つ綺麗なエメラルドのブローチも、顔立ちの整った恋人も。
「みなさん!!この女性は友人の大切なブローチを盗み、恋人も奪いました!この女性に母親の形見の指輪を盗まれたと主張する者もいます!放っておいていいのでしょうか!……いいえ!!」
神父のような服を着た、20~30歳くらいの男性が大きな声を舞台上で張り上げる。
舞台の上には、その男と、拘束されたマリア。それを、舞台下で信者達が眺めている。
「わたしはこの女性を浄化したい!この女性はたくさんの悪事を行いましたが、それは全て彼女の意思ではありません!
彼女の身体の中に、悪魔が巣食っているのです!わたしは!その悪魔を!諸悪の根源をこの世から廃さなければなりません!!」
男の大きな声に、心酔している信者達は「教祖さま~!」と声援を送る。
マリアはというと、裸に剥かれ、Xの形をした磔台に立ったまま拘束され、猿轡をかまされていた。
教祖がマリアの猿轡を外す。
「こんなことしてただですむと思ってるの!?」
マリアは裸体をなんとか隠そうと身を捩るが、両腕は上部に固定されており、身を隠す術はなく、全身を観衆に晒すしかなかった。
叫ぶマリアに「黙れ女」と信者からヤジが飛んだ。
「今から貴方の体に巣食う悪魔を追い出していきます。大丈夫。最後には皆、素直で素晴らしい人格に生まれ変わります」
教祖は言うと直径が5センチ程の大きめの蝋燭に火を灯す。
「この蝋燭で、いまから貴方の体内の諸悪を追い出してあげますからね」
「な…なに?」
ニコリと微笑まれて、マリアはびくりと身を震わせた。
「いや!!!あっ!熱いぃ!」
教祖が蝋燭の火を直にマリアの胸の先の突起へと近づけた。
「熱いぃ!!いや!あああ!!」
炎の先でマリアの右の突起が炙られる。
「あああー!!!」
マリアは体に力を込めるが、肩と腰部分も拘束具をされており、全く身を逃せない。
「大丈夫ですよ。特殊な蝋燭で、低音の炎です。火傷を負ったりはしません」
教祖はそう言いながら、今度は逆の側を炙る。
解放された右の突起はたしかに見た目はさほど赤くもなっておらず、マリアの顔面のほうがよっぽど赤らんでいた。
しかし、マリアの反応を見るに、低音のものといえど火は火である。熱いものは熱いのだろう。
「悪魔よ、彼女の身体から立ち去れ!」
教祖が円を描くように蝋燭を持った手をゆっくり動かす。火が消えないくらいの速度で円を描いた後、再びその炎はマリアの胸の突起へ向けられた。
「ああああ!」
苦悶にマリアの顔が歪む。
「悪魔よ、彼女の身体から出ていけ!」
再び教祖は円を描くように蝋燭を動かし、今度は右の突起を炙りにかかる。
「いやあああ!」
「女性の悪魔は女性の芯核につくのです。なので、こうして貴女の核となる部分を燻して、悪を追い出します」
マリアにだけ聞こえる声でそう言い、男は再び蝋燭で空に円を描いた。
「この女性から出ていけ!悪魔よ!」
そう言い、今度はあろうことか、マリアの足の間に蝋燭を差し向ける。
「ああああぁ!熱い!!!」
マリアの股間が炙られる。
淫毛の先が一瞬赤く発火したのち、黒い煙をあげてチリチリと焼け焦げていく。
「蝋燭を1番細いものに変えます。手伝って下さい。女性の核を露出させて下さい」
教祖が舞台袖に声をかけると、同じような神父服のやや装飾が乏しいものを着た男が2人出てきた。
そして、1人は線香のようなものに火をつけて教祖に手渡し、代わりに大きな蝋燭を回収した。
もう1人はマリアの後ろに周り、マリアの恥部を割開いてクニクニと陰核をいじりはじめた。
「ん!!い、や!!」
男に刺激され、マリアの陰核が皮からしっかりと顔を出す。
「いや……っ」
いやと言いつつも、マリアは足をもじもじするような動きを見せた。
しかし、実際には何箇所もしっかりとX型に固定されており、足は動かず、足の筋肉だけが身を捩るようにピクピクと痙攣した。
教祖の持つ線香からは白い煙が筋になって空気に流れていく。
マリアの後ろにいる男が、グイと、さらに陰核を露出させ、陰部を前に突き出させるように押し出す。
「悪魔よ立ち去れ!」
教祖はゆっくりと舞うように線香で空を切り、その後、マリアの陰核に正確にその火の棒を当てがった。
「ぎぃああああああああ!!!」
マリアは天を仰いで絶叫した。
自由にならない体は力がめいいっぱい入り、足の指先ーーーー爪先までもがギュウと力が込められる。
喉を脂汗が伝った。
線香の先が陰核から離される。
「悪魔よ、出ていくのです!」
「いいいいいああああ!!」
再び陰核を火で打たれる。
耐えるようにマリアは顔を顰め、歯を食い縛りブルブルと顔を左右に振った。
「さあ、皆さん!彼女の諸悪が彼女から分離してきています」
教祖が信者に語る。
信者達は「あああ」と手を合わせ、拝み出した。
「悪魔がでていったか確認してみましょう。女よ、顔をあげて私を見なさい」
マリアは視線をあげて教祖を見た。
「貴女は多くの罪をおかしましたね?これからは、清く正しく生きると誓えますか?誓えるならば、『誓います、教祖様』と言いなさい。誓えないならば、もっとここを炙って悪魔を追い出さなければなりません」
教祖の言葉に、マリアはすぐさま叫ぶように言った。
「誓います!誓います教祖さま!!」
これ以上、被虐を受けたくない一心だった。
「よろしい」
教祖はニコリと微笑んだ。
マリアは安堵したようにホッとため息をついた。
しかし。
「では、火炙りの儀はこれにておしまいです。次は、悪魔固めです」
「……へ……」
マリアは理解できなかった。
「今、貴女の中にいた諸悪が体内から逃げようとここに集まっています」
教祖がマリアの下腹あたりを指差す。そして、下腹からさらに指を下へと滑らせ、教祖はマリアの淫壺へと指を一気に差し入れた。
「あっ!」
「ここの穴から、悪魔が逃げそうです。他の者に憑いては意味がありません。確実に悪魔を封じ込め、封印しなければ」
教祖が大きな声で舞台の袖にいる彼の部下らしき人に指示をした。
「溶かした蝋をもってきて下さい!」
なんとなくこれから何か更に酷い目に遭うことは予想できたのか、マリアの顔に絶望の色が浮かぶ。
「一度拘束を解き、淫壺へ蝋を流し込めるように抑えて下さい」
「いや…!いやぁあ!!」
舞台袖から銀色のヤカンのような西洋ランプを持った男が現れる。
同時に、マリアの後ろにいた男が手際よくマリアの拘束を解いていく。
「いやああああ!お願い!お願いします!やめてええ!やめてくださいいい!!!」
マリアは全力で身を捩り泣き叫びながら懇願するが、さらにもう1人男が加わり、マングリ返しの姿勢で押さえ付けられる。
教祖がランプと、金属の金具のようなものを男から受け取る。
「大丈夫です。融点が低いものなので、せいぜい熱めのお風呂くらいですよ」
金属の金具は医療用のクスコであった。
曝け出された淫壺に教祖がそれを差し込み、内部を開いていく。
「やめてえええええ」
「暴れないで下さい。中が傷ついてしまいますよ」
しっかり開かれ、空洞となった淫壺に、教祖がランプの注ぎ口を近づけた。
「あ、あ、あ、あ、」
女にはその様がスローモーションにでも見えているのかもしれない。
歯をガチガチと言わせ、目を見開いて注ぎ口を凝視している。
「ああああああーーー!!!熱いーー!!!熱いーーーー!!あああー!!!」
ランプから、溶かされた蝋が女の淫壺へと注がれていく。
「ああああー!!!!」
少し溢れるまで注がれた透明の液体はすぐに白へと変色していく。
「皆さん、悪魔をここに封じました!もう大丈夫です!」
教祖が叫ぶ。
蝋が注がれ終わっても、マリアは死の前の小動物のように憔悴して小刻みに痙攣しながら焦点の合わない目を見開いたままだった。
教祖の部下達が、なすがままに放心したマリアを抱え、無理やり立たせて再びX型に磔にした。
しかし、彼女の足腰が立たないので、ほぼ無理矢理腕だけで吊られているような格好になった。
「立てないようですね。儀式用のベッドを持って来なさい!」
教祖が持って来させたベッドは、寝台部分は寝返りができないほど細く、短かく、手枷足枷もついていた。
寝台部分にマリアの頭からお尻を乗せ身体を支え、足は曲げて床につかせ、左右の足を開いた状態でパイプにそれぞれ拘束する。
そして手もベッドの下部に固定された。
拘束される間、マリアはなすがままだった。
そうして今度は寝姿勢で足を開き拘束される。
淫壺には、クスコと一体に固まった蝋が入ったままだ。
蝋は白く固まり、彼女の体の一部のようになってしまっている。
「あとは悪魔を封じ込めた蝋を取り出すのみですよ。ここまでよく耐えました」
疲れ切って放心しているマリアに教祖が語りかける。
その手には、何かの軟膏の器があった。
「振動聖具を」
教祖が言うと、男が電動マッサージ機を、人が持たずとも置いておけるように彼女の陰核の上部の空中あたりに固定した。
陰核には触れない位置で振動するそれはかなり音が大きく、回転数がかなり多いことが分かる。
「たっぷり塗りましょうね」
教祖が器のクリーム状の軟膏をたっぷりと指に絡め、マリアの陰核に塗り込んだ。
「う……」
マリアが少し声を出し反応を見せる。
「………????」
しかし、それはすぐさま悲鳴に変わった。
「っあ!??あああ!!?ああっ!!?ああああーーー!!」
教祖が塗ったのは東洋の乳母が姫の躾に用いたという、強力な催淫剤だった。
どんなに強情でわがままな姫もたちまち泣いて許しを乞う事から、「姫泣きクリーム」と異名もあるそれを、教祖は更に指に取り、今度は胸の突起にも塗った。
「こちらはおまけです。早く蝋が取り出せるように……」
「あああああー!!!
あ、あ、あ、クリがぁあ!クリ、クリぃいいいー!!!」
マリアは我慢できずに腰を左右に大きく振り、そして、その後、少し高い位置で振動する電動マッサージ器に気づいたのか、腰を上に突き出し、自らの陰核をマッサージ器におしつけた。
「いおおおおおおおお!!い!イグううう!」
びくんと身体を跳ねさせ、そのあと片足を引き攣らせながら、ひくんひくんと更に痙攣する。
どうやらすぐに達したらしい。
「あああ、だめぇぇえ、まだ、クリぃ!!」
イっても足りないのか、マリアはまた自ら電マを求めて腰を上に突き出す。
「ひいいいい!いぐううう!ああああ!ぢぐび!ぢぐび!誰がぢぐびも引っ張っでぇぇえ!!あああ!ちぐびもおおお!」
言いながらマリアは電マに陰核を一心不乱に自ら打ちつけていた。
「おおおおおおー!!!あっし!!ぐりぃ!!ぢぐびっ!」
足を攣ったのか、足が変な方向に力が入り、痛みを訴えながらもマリアはイキ狂っていた。
蝋で完全に蓋をされ、彼女の淫壺からは一見何も出ていなかったが、蝋が剥がれ潮が流れ出るのも時間の問題だろう。
そうなれば、最後には塊となった蝋も体外へ排出される。
「沢山動いて、沢山気持ちよくなってくださいね」
「ふぐああああ…!」
教祖がマリアに声をかけるがマリアにはもう届かない。
チョロチョロと尿が漏れ、ベッドの下にある銀製の器へと溜まった。
教祖が信者達を見回す。
「今日の悪魔祓いの儀は以上です。3日もすれば、封印の石が取り出せます。封印石は会館にて厳重に保管しますのでご安心ください。また、彼女から分泌された聖水は、楽園に近づいていると判断される順に信徒の皆様に分配します。聖水はとても貴重なものです。心して頂くように」
1話 終
-------
そこは、とある小さな宗教国家。
古代ローマを思わせるような神殿で、その儀式は行われていた。
儀式の受者は、マリアといった。
マリアはとても我儘な女性だった。
欲しいものは奪ってでも手に入れた。
友人の持つ綺麗なエメラルドのブローチも、顔立ちの整った恋人も。
「みなさん!!この女性は友人の大切なブローチを盗み、恋人も奪いました!この女性に母親の形見の指輪を盗まれたと主張する者もいます!放っておいていいのでしょうか!……いいえ!!」
神父のような服を着た、20~30歳くらいの男性が大きな声を舞台上で張り上げる。
舞台の上には、その男と、拘束されたマリア。それを、舞台下で信者達が眺めている。
「わたしはこの女性を浄化したい!この女性はたくさんの悪事を行いましたが、それは全て彼女の意思ではありません!
彼女の身体の中に、悪魔が巣食っているのです!わたしは!その悪魔を!諸悪の根源をこの世から廃さなければなりません!!」
男の大きな声に、心酔している信者達は「教祖さま~!」と声援を送る。
マリアはというと、裸に剥かれ、Xの形をした磔台に立ったまま拘束され、猿轡をかまされていた。
教祖がマリアの猿轡を外す。
「こんなことしてただですむと思ってるの!?」
マリアは裸体をなんとか隠そうと身を捩るが、両腕は上部に固定されており、身を隠す術はなく、全身を観衆に晒すしかなかった。
叫ぶマリアに「黙れ女」と信者からヤジが飛んだ。
「今から貴方の体に巣食う悪魔を追い出していきます。大丈夫。最後には皆、素直で素晴らしい人格に生まれ変わります」
教祖は言うと直径が5センチ程の大きめの蝋燭に火を灯す。
「この蝋燭で、いまから貴方の体内の諸悪を追い出してあげますからね」
「な…なに?」
ニコリと微笑まれて、マリアはびくりと身を震わせた。
「いや!!!あっ!熱いぃ!」
教祖が蝋燭の火を直にマリアの胸の先の突起へと近づけた。
「熱いぃ!!いや!あああ!!」
炎の先でマリアの右の突起が炙られる。
「あああー!!!」
マリアは体に力を込めるが、肩と腰部分も拘束具をされており、全く身を逃せない。
「大丈夫ですよ。特殊な蝋燭で、低音の炎です。火傷を負ったりはしません」
教祖はそう言いながら、今度は逆の側を炙る。
解放された右の突起はたしかに見た目はさほど赤くもなっておらず、マリアの顔面のほうがよっぽど赤らんでいた。
しかし、マリアの反応を見るに、低音のものといえど火は火である。熱いものは熱いのだろう。
「悪魔よ、彼女の身体から立ち去れ!」
教祖が円を描くように蝋燭を持った手をゆっくり動かす。火が消えないくらいの速度で円を描いた後、再びその炎はマリアの胸の突起へ向けられた。
「ああああ!」
苦悶にマリアの顔が歪む。
「悪魔よ、彼女の身体から出ていけ!」
再び教祖は円を描くように蝋燭を動かし、今度は右の突起を炙りにかかる。
「いやあああ!」
「女性の悪魔は女性の芯核につくのです。なので、こうして貴女の核となる部分を燻して、悪を追い出します」
マリアにだけ聞こえる声でそう言い、男は再び蝋燭で空に円を描いた。
「この女性から出ていけ!悪魔よ!」
そう言い、今度はあろうことか、マリアの足の間に蝋燭を差し向ける。
「ああああぁ!熱い!!!」
マリアの股間が炙られる。
淫毛の先が一瞬赤く発火したのち、黒い煙をあげてチリチリと焼け焦げていく。
「蝋燭を1番細いものに変えます。手伝って下さい。女性の核を露出させて下さい」
教祖が舞台袖に声をかけると、同じような神父服のやや装飾が乏しいものを着た男が2人出てきた。
そして、1人は線香のようなものに火をつけて教祖に手渡し、代わりに大きな蝋燭を回収した。
もう1人はマリアの後ろに周り、マリアの恥部を割開いてクニクニと陰核をいじりはじめた。
「ん!!い、や!!」
男に刺激され、マリアの陰核が皮からしっかりと顔を出す。
「いや……っ」
いやと言いつつも、マリアは足をもじもじするような動きを見せた。
しかし、実際には何箇所もしっかりとX型に固定されており、足は動かず、足の筋肉だけが身を捩るようにピクピクと痙攣した。
教祖の持つ線香からは白い煙が筋になって空気に流れていく。
マリアの後ろにいる男が、グイと、さらに陰核を露出させ、陰部を前に突き出させるように押し出す。
「悪魔よ立ち去れ!」
教祖はゆっくりと舞うように線香で空を切り、その後、マリアの陰核に正確にその火の棒を当てがった。
「ぎぃああああああああ!!!」
マリアは天を仰いで絶叫した。
自由にならない体は力がめいいっぱい入り、足の指先ーーーー爪先までもがギュウと力が込められる。
喉を脂汗が伝った。
線香の先が陰核から離される。
「悪魔よ、出ていくのです!」
「いいいいいああああ!!」
再び陰核を火で打たれる。
耐えるようにマリアは顔を顰め、歯を食い縛りブルブルと顔を左右に振った。
「さあ、皆さん!彼女の諸悪が彼女から分離してきています」
教祖が信者に語る。
信者達は「あああ」と手を合わせ、拝み出した。
「悪魔がでていったか確認してみましょう。女よ、顔をあげて私を見なさい」
マリアは視線をあげて教祖を見た。
「貴女は多くの罪をおかしましたね?これからは、清く正しく生きると誓えますか?誓えるならば、『誓います、教祖様』と言いなさい。誓えないならば、もっとここを炙って悪魔を追い出さなければなりません」
教祖の言葉に、マリアはすぐさま叫ぶように言った。
「誓います!誓います教祖さま!!」
これ以上、被虐を受けたくない一心だった。
「よろしい」
教祖はニコリと微笑んだ。
マリアは安堵したようにホッとため息をついた。
しかし。
「では、火炙りの儀はこれにておしまいです。次は、悪魔固めです」
「……へ……」
マリアは理解できなかった。
「今、貴女の中にいた諸悪が体内から逃げようとここに集まっています」
教祖がマリアの下腹あたりを指差す。そして、下腹からさらに指を下へと滑らせ、教祖はマリアの淫壺へと指を一気に差し入れた。
「あっ!」
「ここの穴から、悪魔が逃げそうです。他の者に憑いては意味がありません。確実に悪魔を封じ込め、封印しなければ」
教祖が大きな声で舞台の袖にいる彼の部下らしき人に指示をした。
「溶かした蝋をもってきて下さい!」
なんとなくこれから何か更に酷い目に遭うことは予想できたのか、マリアの顔に絶望の色が浮かぶ。
「一度拘束を解き、淫壺へ蝋を流し込めるように抑えて下さい」
「いや…!いやぁあ!!」
舞台袖から銀色のヤカンのような西洋ランプを持った男が現れる。
同時に、マリアの後ろにいた男が手際よくマリアの拘束を解いていく。
「いやああああ!お願い!お願いします!やめてええ!やめてくださいいい!!!」
マリアは全力で身を捩り泣き叫びながら懇願するが、さらにもう1人男が加わり、マングリ返しの姿勢で押さえ付けられる。
教祖がランプと、金属の金具のようなものを男から受け取る。
「大丈夫です。融点が低いものなので、せいぜい熱めのお風呂くらいですよ」
金属の金具は医療用のクスコであった。
曝け出された淫壺に教祖がそれを差し込み、内部を開いていく。
「やめてえええええ」
「暴れないで下さい。中が傷ついてしまいますよ」
しっかり開かれ、空洞となった淫壺に、教祖がランプの注ぎ口を近づけた。
「あ、あ、あ、あ、」
女にはその様がスローモーションにでも見えているのかもしれない。
歯をガチガチと言わせ、目を見開いて注ぎ口を凝視している。
「ああああああーーー!!!熱いーー!!!熱いーーーー!!あああー!!!」
ランプから、溶かされた蝋が女の淫壺へと注がれていく。
「ああああー!!!!」
少し溢れるまで注がれた透明の液体はすぐに白へと変色していく。
「皆さん、悪魔をここに封じました!もう大丈夫です!」
教祖が叫ぶ。
蝋が注がれ終わっても、マリアは死の前の小動物のように憔悴して小刻みに痙攣しながら焦点の合わない目を見開いたままだった。
教祖の部下達が、なすがままに放心したマリアを抱え、無理やり立たせて再びX型に磔にした。
しかし、彼女の足腰が立たないので、ほぼ無理矢理腕だけで吊られているような格好になった。
「立てないようですね。儀式用のベッドを持って来なさい!」
教祖が持って来させたベッドは、寝台部分は寝返りができないほど細く、短かく、手枷足枷もついていた。
寝台部分にマリアの頭からお尻を乗せ身体を支え、足は曲げて床につかせ、左右の足を開いた状態でパイプにそれぞれ拘束する。
そして手もベッドの下部に固定された。
拘束される間、マリアはなすがままだった。
そうして今度は寝姿勢で足を開き拘束される。
淫壺には、クスコと一体に固まった蝋が入ったままだ。
蝋は白く固まり、彼女の体の一部のようになってしまっている。
「あとは悪魔を封じ込めた蝋を取り出すのみですよ。ここまでよく耐えました」
疲れ切って放心しているマリアに教祖が語りかける。
その手には、何かの軟膏の器があった。
「振動聖具を」
教祖が言うと、男が電動マッサージ機を、人が持たずとも置いておけるように彼女の陰核の上部の空中あたりに固定した。
陰核には触れない位置で振動するそれはかなり音が大きく、回転数がかなり多いことが分かる。
「たっぷり塗りましょうね」
教祖が器のクリーム状の軟膏をたっぷりと指に絡め、マリアの陰核に塗り込んだ。
「う……」
マリアが少し声を出し反応を見せる。
「………????」
しかし、それはすぐさま悲鳴に変わった。
「っあ!??あああ!!?ああっ!!?ああああーーー!!」
教祖が塗ったのは東洋の乳母が姫の躾に用いたという、強力な催淫剤だった。
どんなに強情でわがままな姫もたちまち泣いて許しを乞う事から、「姫泣きクリーム」と異名もあるそれを、教祖は更に指に取り、今度は胸の突起にも塗った。
「こちらはおまけです。早く蝋が取り出せるように……」
「あああああー!!!
あ、あ、あ、クリがぁあ!クリ、クリぃいいいー!!!」
マリアは我慢できずに腰を左右に大きく振り、そして、その後、少し高い位置で振動する電動マッサージ器に気づいたのか、腰を上に突き出し、自らの陰核をマッサージ器におしつけた。
「いおおおおおおおお!!い!イグううう!」
びくんと身体を跳ねさせ、そのあと片足を引き攣らせながら、ひくんひくんと更に痙攣する。
どうやらすぐに達したらしい。
「あああ、だめぇぇえ、まだ、クリぃ!!」
イっても足りないのか、マリアはまた自ら電マを求めて腰を上に突き出す。
「ひいいいい!いぐううう!ああああ!ぢぐび!ぢぐび!誰がぢぐびも引っ張っでぇぇえ!!あああ!ちぐびもおおお!」
言いながらマリアは電マに陰核を一心不乱に自ら打ちつけていた。
「おおおおおおー!!!あっし!!ぐりぃ!!ぢぐびっ!」
足を攣ったのか、足が変な方向に力が入り、痛みを訴えながらもマリアはイキ狂っていた。
蝋で完全に蓋をされ、彼女の淫壺からは一見何も出ていなかったが、蝋が剥がれ潮が流れ出るのも時間の問題だろう。
そうなれば、最後には塊となった蝋も体外へ排出される。
「沢山動いて、沢山気持ちよくなってくださいね」
「ふぐああああ…!」
教祖がマリアに声をかけるがマリアにはもう届かない。
チョロチョロと尿が漏れ、ベッドの下にある銀製の器へと溜まった。
教祖が信者達を見回す。
「今日の悪魔祓いの儀は以上です。3日もすれば、封印の石が取り出せます。封印石は会館にて厳重に保管しますのでご安心ください。また、彼女から分泌された聖水は、楽園に近づいていると判断される順に信徒の皆様に分配します。聖水はとても貴重なものです。心して頂くように」
1話 終
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