とあるカルト教団による女性に関する性的な儀式R18

えちか

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聖女の伝説 麻縄を股綱渡りで天界に続く塔を登る

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信者の集まる会館の一室で、教祖による説法が行われていた。

「さて……、今日はみなさんにマンコ様の伝説をお話ししましょう。
教団の敷地内に天に届くそれはそれは高い塔が建っているのは皆さんご存知でしょう。あそこは修行を積んだものが天界へと昇る為のものです。
いままで何人かがあの塔を登りましたが、私は天界に辿り着けたのは、塔の考案者および建設者でもあるマンコ・チンスキー様だけであると思っています。
マンコ様は教団の創始者であるチン・チンスキー様の御息女でいらっしゃいました。
当時、帝国歴でいうと3年の頃、大飢饉が起こり、天災も立て続けに起きていました。
人々はそれらを神の怒りであり、神が人々を滅ぼそうとなさっていると思いました。

そんなおり、神の怒りを一身に受け、浄化なさったのがマンコ様です。

マンコ様は不浄を断ち、神と対話する為、神に近しい肉体を得ようと肉体の浄化をはかりました。

魔除けの力があるとされる塩、唐辛子、ニンニク、精製されたオリーブ油を混ぜたものを1時間おきに陰核と乳核へと狐の毛を集めた刷毛で塗り込み、不浄を清められました。

また、悪魔に侵入されないよう、魔除けの力があるとされる純銀性の聖具で常に陰穴を塞ぎ、後ろも水晶の大きな玉が5つ連なったもので同様に塞がれておりました。

非常に重たいそれらを落とさずに保持して生活できるのは、おそらく、マンコ様だけでしょう。

不浄とされる排泄物も、神に近づく為、彼女は排泄しないように修練されておられました。
毎晩尻の穴に2リットルの聖水と、人糞を餌にできるミミズ類をまぜたものを注入されておりました。
普通であればミミズが糞を分解するまで耐えきれず、濁った茶色の汁が排出されてしまいますが、彼女は完全に排泄をせずとも体内で浄化できるようになっていたそうです。

使命に負けそうに、御心が弱くなったときは、彼女の父親であるチン・チンスキー様が聖なる神木である樫の木の細枝で、マンコ様の陰核に100回の打撃をして鼓舞されました。
また、マンコ様が悪魔に取り憑かれそうになった折には陰核を火で炙り、淫壺に熱蝋を入れて固めて悪魔を封じ込めたそうです。
当時は今ほど技術がなく、低温のものでは無かったでしょうね。

天界へお行きになられる直前は、特に、人類の罰を一身に受けて、神の怒りを鎮める活動に注力されました。

世界には、「神の怒り」と「神の罰」とされるものが多くあります。

虫であれば蜂や蚊、ムカデなどの害虫は、神が人間を罰する為に放ったとされています。

マンコ様は『全て私が受け入れますのでどうか人類をお救いください』と唱え、神の怒りを鎮める為に、女の芯である最も敏感な核をそれらに与えました。
自身の1番弱い部位を捧げることで、覚悟を神へと示したのです。

また、触れるだけで3日は水膨れができ、腫れてしまうことで「神の怒り」と言われた漆の木の樹液にも挑戦なさいましたが、ひどく爛れ、日々の御勤めにはできなかったそうです。

ですが、そうした活動をなさるうち、国家は安定し、天災はおさまり、飢饉も収束いたしました。

そして、マンコ様は天に届く高さの塔を建設なさいました。

塔には窓が一つもなく、扉を閉じると中は全く明かりがありません。どこまでも暗い闇が続いています。

塔の中は壁面にそって上に続く坂道がひたすらと続いております。
階段ではなく、坂道にしたのは、おそらく、暗い中、足元の安全を確保する為でしょう。

坂道には、床から高さ65センチの位置に上までずっと、太い麻縄が道の中央に張ってあります。

それは、マンコ様がお立ちになったとき、ちょうど股間にあたる位置です。

麻縄もまた、神の力を秘めたものとして有名です。
縄は天と地をつなぐ媒介だからです。
マンコ様はその麻縄に跨り、暗闇のなか、それだけを頼りに天界へと登られました。

帝国歴10年、1月9日の19時19分、信者の見守るなか、マンコ様は塔に入られました。
一度は断念した漆の汁を陰核と乳核に塗り、自身の髪の毛でそれらに、神を呼び出す為の小さな鈴を括りつけ、敵意がないことを伝えるために後ろ手に拘束された状態で、白蛇一匹を共として入塔されました。

もちろん、2つの陰穴には、水晶の聖具と純銀の聖具を入れて。

それから9年後の1月9日、19時19分、塔が虹色に光りだし、塔の下には今もある、あの池と、蓮の花が急に現れました。」

窓の外の池を教祖が指し示し、信者達は静かにそちらを見た。

「きっと、マンコ様が9年かけて、天界へと辿りつかれたのでしょう。

マンコ様のご活動のおかげで、こんにちの我々は平穏に暮らしています。

彼女ほどの御勤めを果たせる女性はその後1人もいませんでした。

何度か修行をした信徒に頼まれ、あの塔の扉を開けましたが、天界まで辿り着けた者はおそらくいないでしょう。

マンコ様のおかげで平穏な現代では、彼女ほど自らの体に苦行を強いる必要はありません。
ですが、彼女に近づき、楽園に近づく為、我々は日々、御勤めをし、諸悪を払い、身を清めていかねばならないのです。

本日のお話しはこれにて終了です。

信徒の皆様、修練の為の部屋は開けておきますので、自由にお使いください」

教祖は指で空に文字を書き、手を合わせて祈る仕草をした後、壇上を降りた。

2話  終
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