異世界へ転生したので食堂を開こうと思います

1章

4

（では自分に何かが纏うイメージをしてください）


纏う・・・・・何かを着ているイメージでいいのかな？
まぁやってみるか。


そうすると薄い紫が全身を包んだ。


「この薄い紫は相手には見えるの？」


（すぐ出来るとは・・・・・さすがミーファ様です、薄い紫ですが自分には見えますが相手からは見えませんので相手を気にすることはありませんよ）


え・・・・・これ普通は簡単に出来ないの？
それに相手にはこの薄い紫はみえないんだ。
それでこの状態でサポートさんを思いながら話せばいいんだよね？


◇◇◇◇◇◇


（こんな感じですか？）


（はい、きちんと出来ています、今後会話するときはこれでお願いします、後私の姿はミーファ様以外に見えませんのでそこの所もお願いします）


（分かったよ、姿が見えなくても念話って聞こえるの？）


（はい、魔力量がその分使いますがミーファ様には関係ありませんので大丈夫です、それでは）


そう言うとサポートさんは消えた。
サポートさんより妖精さんの方がいいかな？
今度サポートさんに言ってみよう。


◇◇◇◇◇◇


次の日


「はぁ・・・・・何しようかな」


今私は家のベットでゴロゴロしていた。
というよりミーファの記憶によると前は身体が弱くてベットでずっと寝ていた。
なので両親にはミーファはベットで寝ていろと言われそのままベットで寝ていたのである。
だけど今の私は健康そのものでありそのことを言っても無理しなくていいと言われて相手にされないのである。


◇◇◇◇◇◇


（妖精さん、この世界には私みたいな転生者っているの？）


（いますがここら辺にはいませんね、ですがこの村に今転移者の方がいらっしゃいます）


（転移者の人がこの村にいるの？）


（はい、見てみたところ冒険者らしいのでクエストの途中かもしれませんね、この村には冒険者ギルドはありませんので）


冒険者？・・・・・ミーファの記憶にあった、依頼して素材を取ってきてくれたり魔物などを退治してくれる人か・・・・・なるほどそれならその冒険者の人を見に行ってみたいな。