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第壱章 偽聖女~空と宇宙の境界はどこにあるか~
第十一話 仕える覚悟
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エイリが片膝をつきながらも冷や汗を垂らしてるように見える。
チェックメイト。お前らのやる気はなくなった。
この宗教終わり。ついでに俺への好感度も爆減り。
「すみませんでした。私の覚悟が足りなかったのでしょう」
ん?雲行きが怪しいぞ?
彼女が立って俺の所まで来た。
そしてなんと右の靴を脱がせてきた。
え?何?なんなの?
「貴方が悪役になると言うならば私も何処までも堕ちて行きましょう。決して、1人になどさせません」
すると、俺の右素足にキスをした。確か服従の証…
ひゃほほうくううなあら%@vv%c3n~s…
脳が、ショート…
「我が名はエイリ。貴方様への忠誠を今ここで誓いましょう」
「なかなか、いいじゃないか」
やべ!口に出ちゃった。
ていうかもう足洗えないんだけど!?
もう永久保存だよ!最高だよ!
するとケモ耳ピンクが来て、
「我が名はエアク。貴方様への忠誠をここに誓います」
おおう。脳がショート。意識が…
「私もです!」
「俺もです!」
「私も!」
「俺も!」
他の人も順番にキス、意識が戻った時にはベトベト。
女の子はともかく野郎のキスなど要らないが?
地獄ですか?
「『聖なる水』」
あ!誰かが綺麗にしてくれた。
ありがとう!なんて言とでも思ったか!
汚れたのは元々お前らのせいだ!
てか諦めないの?いやまだ諦める可能性がある!なんか言おう!
「本当についてくるのか…馬鹿どもが」
よし!馬鹿とか言ったら怒るだろ!
「はい…アク様…」
あるうぇ~?なんでしんみりしてんの?
よし。諦めよう。色々諦めよう。
俺はもう死んだわ。もう近い未来絶対死ぬ。
逃げてもこの大量にいるこいつらからは逃げられない。
俺の人生そんなもんよ。
転生できただけマシだ。
第二の生なんだからそこまでは望まないことにしよう。
もう十分生きたさ。
よし!心の整理はついた!もうこうなったら怖いもんはないぞ!
もうじき死ぬんだからな!
もう死が確定したら何も怖くないわ!
せめて前世ではできなかったような厨二病ムーブを楽しませて貰いましょう!
「今日はそれが言いたかっただけだよ。出口どこ?」
「私がお送りします!」
エイリ!
だがお前は許さん。お前のせいでおれ死ぬ。(嘘ついたのが悪い)
末代まで祟ってやるからな。(逆ギレ)
覚えてろよ。
エイリに謎の魔法陣で送ってもらってる最中に恨みの念を送り続けた。
めっちゃ睨みつけた。
フHAHAHA!
◇◇エイリ視点◇◇
アク様と初めて出会ってから10年が経った。
余計なお世話かもしれないけど、私は仲間を集めることにした。
私一人では支えきれそうにないから。
ほとんどが欠損した没落貴族や奴隷を治して、感謝され、お礼にとアク様の素晴らしさを布教し、仲間に引き入れた。
皆感謝してすぐにアク様に心酔していった。
その中の1人がお金儲けが上手で資金は増え、それで更に仲間を増やした。
もしかしてアク様もこうして仲間を増やしていただけなのかもしれない。
でも多分私の考えてる事は看破されてると思う。
何故か必要以上に、それこそ奴隷が何体も買えるくらいのお金を毎月貰えた理由がそうでなくては説明できない。
それにかなりしつこくその事を聞いてくるあたり、進行状況を聞いてるのだと思い、毎回順調だと答えた。
それ以外はずっと訓練しているか、きちんとアク様を補佐できるように知識をつけた。
勿論アク様に心酔せし者共への訓練は忘れていない。
その中で最も成績が良かったケモ耳ピンク(エアク)に特別に猫に変身してもらってアク様を何度か物陰から見せてあげた。
だが最近思い立ったのだ。
あれ?訓練ばっかしてるって脳筋ぽくない?
割と話す時にキョドって冷たくしちゃう時もあるし好感度は下がる一方なのでは?
このままでは駄目だ。
決して下心がある訳では無いが将来的にアク様の秘書くらいにはなりたいと思ってる。
一切下心はないが。部下との禁断の恋…なんて想像してないが。
なのに戦うばかりのガリ勉なんてよく考えたらあんまりいい印象持たれなくない?
寝なくていい魔法によって出来た夜の時間は訓練に当てていたが最近は身の回りの世話なども出来るように頑張っている。
もうすでにアク様の大体の好きな物とかも分かってきている。
ずっと観察しているので当然だ。
アク様は着替えを手伝われるのを非常に嫌うのだが「一流になる為には必要なんです!お願いします!」と頼み込んだらさせてくれた。
男にしては華奢な手。白い肌。私より少しだけ高い背。
めっちゃ興奮した。無表情保つの苦労した。
この為に産まれてきたんだと思った。
ここで弁解させて欲しい。
私は恋心を心の中に閉じ込めておくとは言ったが一切妄想しないとは言っていない。
ほぼ毎日アク様のことを妄想してる。
すみません詐称しました毎秒でした。
そして地下にある秘密の聖堂にてアク様の素晴らしさを私の次に強いケモ耳ピンク(エアク)と説いていた時。
アク様が、落ちてきた。
「いいよいいよ。まさか下に人がいるとは思わなくて…」
エアクが胸を掴まれていた。羨ましすぎる。
それにしてもなんでここが分かったのだろう。
一切跡を付けていないはずなのに…
「ただの偶然だよ。神様の悪戯ってね」
そう言ってアク様は悪戯っぽく笑う。尊い。
そうか。私の考えてることなんて丸々全部お見通しなのか。
どんなセキュリティにするかまで読まれるなんて…!
「で、ここは何をする空間なのかな?聞くまでもないけど」
知ってるであろう事を彼は尋ねる。
その後、エアクが挨拶をすると、
「でも君とは初めてあった気がしないよ」
と言った。
エアクは驚いてるが当たり前だ。
アク様は私たちのちゃちな隠蔽なんて寝ながらでも看破出来るのだから。
「お忍びでよく見に来ていた事は目をつぶろう」
すると彼は他の者に向かってそういった。
え?お前ら許可なしに見に行ってたの?
なやってんだおまぇー!
一息ついた所でアク様は話し始める。
「俺やお前らが今からやろうとしていることは国家への反逆だ。それだけでなく、今いい生活を送れている民たちの生活を壊すことにもなりかねない」
そして彼は玉座に座った。アク様用の玉座は超高級だ。
「それでもお前たちは立ち上がることが出来るのか?己の命をかけても自国が魔王軍となることを否定したいのか?」
愚問だ。そのような覚悟決まっている。
膝まづいて答える。
「我々は貴方様がいなければ死んでしまっていたような物ばかりです。貴方様への忠誠はとっくの昔に誓っております」
顔を上げ、アク様の目を強く見る。
「我々が欲しいのは今でもなく、昨日でもなく、未来なのです。この国が魔王軍へと堕ちた時、世界は滅ぶでしょう。そんな事になるくらいならば…」
そこで、アク様はきっと我々を認めてくださると思った。
だが、彼はそこでため息をついた。
「何を正義ぶっている」
「!?」
驚きを、禁じ得ない。
正義ぶるもなにも我々がやろうとしていることは正義の行いでは無いのか?
「俺たちが今からやるのは悪役になる事だ。国家に反逆し、民を苦しませ…その果てにどんな輝かしい未来が待っていようとその過程は変えられない」
「で、ですか…」
それは結果的に皆を助けることに…
嗚呼、そうか。私は結果しか見ていなかったのか。
「正義に憧れたのならやめろ。俺たちは悪役にしかなれない」
全ての音が消える。
私たちにこの事をもう一度考えさしてくれる、沈黙だった。
「俺がなるのは、お前が憧れたのは、手伝おうとしたのは、お前が正義だと思ったのは…」
アク様が席を立つ。
力強く、彼は言った。
「世界最高の悪役なんだよ。世界最高の英雄なんかと履き違えるな」
やはり、私たちには覚悟が足りてなかったのかもしれない。
「貴方が悪役になると言うならば私も何処までも堕ちて行きましょう。決して、1人になどさせません」
彼の足にキスを。これは服従の証。
「なかなか、いいじゃないか」
彼は私の覚悟を受け取ってくれたのだろう。
ニヤリと笑った。
確かに、我々がなろうとしてるのは悪役なのかもしれません。
それを、変えることはできないのかもしれません。
それでも…私にとって…貴方は…
世界最高の正義ですよ。
チェックメイト。お前らのやる気はなくなった。
この宗教終わり。ついでに俺への好感度も爆減り。
「すみませんでした。私の覚悟が足りなかったのでしょう」
ん?雲行きが怪しいぞ?
彼女が立って俺の所まで来た。
そしてなんと右の靴を脱がせてきた。
え?何?なんなの?
「貴方が悪役になると言うならば私も何処までも堕ちて行きましょう。決して、1人になどさせません」
すると、俺の右素足にキスをした。確か服従の証…
ひゃほほうくううなあら%@vv%c3n~s…
脳が、ショート…
「我が名はエイリ。貴方様への忠誠を今ここで誓いましょう」
「なかなか、いいじゃないか」
やべ!口に出ちゃった。
ていうかもう足洗えないんだけど!?
もう永久保存だよ!最高だよ!
するとケモ耳ピンクが来て、
「我が名はエアク。貴方様への忠誠をここに誓います」
おおう。脳がショート。意識が…
「私もです!」
「俺もです!」
「私も!」
「俺も!」
他の人も順番にキス、意識が戻った時にはベトベト。
女の子はともかく野郎のキスなど要らないが?
地獄ですか?
「『聖なる水』」
あ!誰かが綺麗にしてくれた。
ありがとう!なんて言とでも思ったか!
汚れたのは元々お前らのせいだ!
てか諦めないの?いやまだ諦める可能性がある!なんか言おう!
「本当についてくるのか…馬鹿どもが」
よし!馬鹿とか言ったら怒るだろ!
「はい…アク様…」
あるうぇ~?なんでしんみりしてんの?
よし。諦めよう。色々諦めよう。
俺はもう死んだわ。もう近い未来絶対死ぬ。
逃げてもこの大量にいるこいつらからは逃げられない。
俺の人生そんなもんよ。
転生できただけマシだ。
第二の生なんだからそこまでは望まないことにしよう。
もう十分生きたさ。
よし!心の整理はついた!もうこうなったら怖いもんはないぞ!
もうじき死ぬんだからな!
もう死が確定したら何も怖くないわ!
せめて前世ではできなかったような厨二病ムーブを楽しませて貰いましょう!
「今日はそれが言いたかっただけだよ。出口どこ?」
「私がお送りします!」
エイリ!
だがお前は許さん。お前のせいでおれ死ぬ。(嘘ついたのが悪い)
末代まで祟ってやるからな。(逆ギレ)
覚えてろよ。
エイリに謎の魔法陣で送ってもらってる最中に恨みの念を送り続けた。
めっちゃ睨みつけた。
フHAHAHA!
◇◇エイリ視点◇◇
アク様と初めて出会ってから10年が経った。
余計なお世話かもしれないけど、私は仲間を集めることにした。
私一人では支えきれそうにないから。
ほとんどが欠損した没落貴族や奴隷を治して、感謝され、お礼にとアク様の素晴らしさを布教し、仲間に引き入れた。
皆感謝してすぐにアク様に心酔していった。
その中の1人がお金儲けが上手で資金は増え、それで更に仲間を増やした。
もしかしてアク様もこうして仲間を増やしていただけなのかもしれない。
でも多分私の考えてる事は看破されてると思う。
何故か必要以上に、それこそ奴隷が何体も買えるくらいのお金を毎月貰えた理由がそうでなくては説明できない。
それにかなりしつこくその事を聞いてくるあたり、進行状況を聞いてるのだと思い、毎回順調だと答えた。
それ以外はずっと訓練しているか、きちんとアク様を補佐できるように知識をつけた。
勿論アク様に心酔せし者共への訓練は忘れていない。
その中で最も成績が良かったケモ耳ピンク(エアク)に特別に猫に変身してもらってアク様を何度か物陰から見せてあげた。
だが最近思い立ったのだ。
あれ?訓練ばっかしてるって脳筋ぽくない?
割と話す時にキョドって冷たくしちゃう時もあるし好感度は下がる一方なのでは?
このままでは駄目だ。
決して下心がある訳では無いが将来的にアク様の秘書くらいにはなりたいと思ってる。
一切下心はないが。部下との禁断の恋…なんて想像してないが。
なのに戦うばかりのガリ勉なんてよく考えたらあんまりいい印象持たれなくない?
寝なくていい魔法によって出来た夜の時間は訓練に当てていたが最近は身の回りの世話なども出来るように頑張っている。
もうすでにアク様の大体の好きな物とかも分かってきている。
ずっと観察しているので当然だ。
アク様は着替えを手伝われるのを非常に嫌うのだが「一流になる為には必要なんです!お願いします!」と頼み込んだらさせてくれた。
男にしては華奢な手。白い肌。私より少しだけ高い背。
めっちゃ興奮した。無表情保つの苦労した。
この為に産まれてきたんだと思った。
ここで弁解させて欲しい。
私は恋心を心の中に閉じ込めておくとは言ったが一切妄想しないとは言っていない。
ほぼ毎日アク様のことを妄想してる。
すみません詐称しました毎秒でした。
そして地下にある秘密の聖堂にてアク様の素晴らしさを私の次に強いケモ耳ピンク(エアク)と説いていた時。
アク様が、落ちてきた。
「いいよいいよ。まさか下に人がいるとは思わなくて…」
エアクが胸を掴まれていた。羨ましすぎる。
それにしてもなんでここが分かったのだろう。
一切跡を付けていないはずなのに…
「ただの偶然だよ。神様の悪戯ってね」
そう言ってアク様は悪戯っぽく笑う。尊い。
そうか。私の考えてることなんて丸々全部お見通しなのか。
どんなセキュリティにするかまで読まれるなんて…!
「で、ここは何をする空間なのかな?聞くまでもないけど」
知ってるであろう事を彼は尋ねる。
その後、エアクが挨拶をすると、
「でも君とは初めてあった気がしないよ」
と言った。
エアクは驚いてるが当たり前だ。
アク様は私たちのちゃちな隠蔽なんて寝ながらでも看破出来るのだから。
「お忍びでよく見に来ていた事は目をつぶろう」
すると彼は他の者に向かってそういった。
え?お前ら許可なしに見に行ってたの?
なやってんだおまぇー!
一息ついた所でアク様は話し始める。
「俺やお前らが今からやろうとしていることは国家への反逆だ。それだけでなく、今いい生活を送れている民たちの生活を壊すことにもなりかねない」
そして彼は玉座に座った。アク様用の玉座は超高級だ。
「それでもお前たちは立ち上がることが出来るのか?己の命をかけても自国が魔王軍となることを否定したいのか?」
愚問だ。そのような覚悟決まっている。
膝まづいて答える。
「我々は貴方様がいなければ死んでしまっていたような物ばかりです。貴方様への忠誠はとっくの昔に誓っております」
顔を上げ、アク様の目を強く見る。
「我々が欲しいのは今でもなく、昨日でもなく、未来なのです。この国が魔王軍へと堕ちた時、世界は滅ぶでしょう。そんな事になるくらいならば…」
そこで、アク様はきっと我々を認めてくださると思った。
だが、彼はそこでため息をついた。
「何を正義ぶっている」
「!?」
驚きを、禁じ得ない。
正義ぶるもなにも我々がやろうとしていることは正義の行いでは無いのか?
「俺たちが今からやるのは悪役になる事だ。国家に反逆し、民を苦しませ…その果てにどんな輝かしい未来が待っていようとその過程は変えられない」
「で、ですか…」
それは結果的に皆を助けることに…
嗚呼、そうか。私は結果しか見ていなかったのか。
「正義に憧れたのならやめろ。俺たちは悪役にしかなれない」
全ての音が消える。
私たちにこの事をもう一度考えさしてくれる、沈黙だった。
「俺がなるのは、お前が憧れたのは、手伝おうとしたのは、お前が正義だと思ったのは…」
アク様が席を立つ。
力強く、彼は言った。
「世界最高の悪役なんだよ。世界最高の英雄なんかと履き違えるな」
やはり、私たちには覚悟が足りてなかったのかもしれない。
「貴方が悪役になると言うならば私も何処までも堕ちて行きましょう。決して、1人になどさせません」
彼の足にキスを。これは服従の証。
「なかなか、いいじゃないか」
彼は私の覚悟を受け取ってくれたのだろう。
ニヤリと笑った。
確かに、我々がなろうとしてるのは悪役なのかもしれません。
それを、変えることはできないのかもしれません。
それでも…私にとって…貴方は…
世界最高の正義ですよ。
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