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第一部 あの夏へもう一度
第1話-荒んだ日々に起きた奇跡-
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とある夏の日。
俺はまるでタイムマシンに乗るような奇跡を経験した。
令和07年 8月。
毎年、温暖化を象徴するように猛暑記録を更新していく街並みの中で、俺はすっかり埋もれるようにして生きていた。
切り詰めて借りた築50年以上のアパートの一室。
日々の後悔の念をそのまま形にしたような部屋の中で、俺は汗まみれになりながら、ダラダラと生きていた。
クーラーなんて洒落たもん、あるはずもない。
扇風機は熱風を撒き散らすだけで、もはや敵だ。
まだ外の風が気持ちいいから...と外に出る。
灰色な世界から逃げ出すように帰ってきた地元で
懐かしさを覚えながらダラダラとうろつく。
青い春を思い返す街並み...
どれぐらい歩いただろうか...
街を見渡せるような地元の小さな公園のベンチに
腰掛ける。
「昔の俺が今の俺を見たら、ぶん殴りたくなるだろうな……」
そんな自嘲を吐きながら、公園で拾ったシケモクに火をつける。
たぶん、人生で一番「終わってる」と自分でも思ってた瞬間だと思う。
吸い終えた灰を指先ではたいたとき――空気が揺れた。
太陽が空気を溶かすように、遠くのアスファルトからは蜃気楼のような蒸気が立ちのぼっている。
目を細めて辺りを見渡すと、子どもたちの笑い声も、自転車のベルの音も、遠くで録音されたみたいに薄くなっていった。
胸の奥がざわついた。
心臓が、ドクンと跳ねる。
ヤバっ変なやつ吸ってしまったか?。。
視界にモヤがかかる中に
次の瞬間、ベンチの横にある古びた公衆電話が――
ぼんやりと、青白く光りはじめた。
昭和の頃のやつだ。
黒いダイヤル式で、壊れたまま放置されていたはずの電話。
なんで今さら…?
無意識に、俺はその電話に近づいていた。
受話器に耳を近づけると、かすかにノイズが混じった呼吸音が聞こえた。
「……聞こえる。?」
返事はなかった。
でも、その沈黙はただのノイズじゃない。
次の瞬間、か細い声が受話器から零れた。
「……ごめんね。もうバイバイしなきゃ。」
??。。
女の声だった。
息が震えている。
泣いているようにも聞こえた。
だけどその声の奥には、なぜか――聞き覚えがあった。
胸の奥がざわめく。
どこで聞いた? いつ? 誰だ……?
「大好きだよ。。ソウマ。。」
その瞬間、「ぐにゃっ」と世界が歪んだ。
視界が波打ち、アスファルトの地面が海面みたいに揺れた。
蝉の声が水中に沈み、頭の奥で心臓の音だけが鳴り響く。
「おい、ふざけんな……っ!」
受話器を放り投げようとしても、手が離れない。
足元がぐらりと傾き、空気がひとつの渦を巻いて――俺の体を引きずり込んだ。
公園の時計の針が、逆回転を始める。
世界の色が剥がれていく。
「……あなただけが……運命なんだよ。」
女の声が、最後に耳元で囁いた。
冷たい風が首筋を撫で、視界が真っ白になった。
時の羅針盤を遡ることになろうとは。。
第2章 —夏の匂い—
蝉の声が、耳を突き刺していた。
さっきまで真っ白だった視界が、じわじわと色を取り戻していく。
眩しい夏の空。汗ばむような湿気。土と草の匂い。
「……ここ、どこだ……?」
見慣れたはずの公園。
だけど、違う。
ベンチはまだ新しく、アスファルトは黒々と塗られたばかり。
壊れていたはずの公衆電話も、ピカピカに光っている。
公園の時計を見上げると――針は「令和07年」ではなく、「平成20年」と書かれたプレートがぶら下がっていた。
心臓が跳ねた。
そんなはずはない。
だけど、蝉の声も、湿気も、匂いも、リアルすぎた。
「タイムスリップ……? そんな漫画みたいな……」
混乱する俺の耳に、カラン、と自転車のベルの音が届く。
振り返った瞬間、風と一緒に彼女が現れた。
白いワンピースがふわりと舞い、夏の陽射しの中で髪が光っていた。
その顔を見た瞬間――心臓が一瞬、止まった。
間違いない。
俺はこの相手を知っている。
「……ソウマ?」
彼女は、まっすぐに俺を見つめている
戸惑う目線に不安な眼差しを向ける。
蝉の声が遠くで鳴いている。
夏の空気は濃く、湿っていて、息を吸い込むたびに肺が熱くなるようだった。
目の前に立つ彼女は、あの日のままだった。
白いワンピースに素足、少しだけ日焼けした肌。
風が吹くたびに髪が揺れ、そのたびに、俺の記憶がじわじわと痛み出す。
――間違いない。
この瞬間、この笑顔、この夏。
すべて、あの“運命の夜”に繋がっている。
「……ソウマ?」
彼女が不安げに俺の名を呼ぶ。
その声を聞いた瞬間、胸の奥がぎゅっと潰されるように痛んだ。
懐かしさなんて生易しいもんじゃない。
罪悪感と、喉の奥に刺さったトゲみたいな後悔が、一気に込み上げる。
「……久しぶり、って言うべきなのか……」
「え……何それ?」
彼女は目を丸くして、少し笑う。
その笑い方も――全部、覚えてる。
俺が、この世界で一番好きだった笑顔だ。
だけど今の俺には、その笑顔が刃物みたいに突き刺さる。
何も知らない彼女。
すべてを知っている俺。
この距離が、恐ろしくてたまらない。
「なんか変だよ、ソウマ。……暑さでやられた?」
冗談めかして肩をすくめる彼女の仕草が、あまりにも自然で。
あの日の記憶が、喉を締めつけた。
夏祭りの浴衣。
夜空に咲く花火。
そして――あの夜の結末。
「……今って何月何日か教えて?」
「え? なにそれ……急にどうしたの?」
怪訝そうに笑いながら、彼女は空を見上げる。
「平成20年、8月5日。……でしょ? 祭りまであと3日だから」
やっぱり、ここは――あの日の“前”だ。
喉が熱い。声が出ない。
この3日後、俺はあの日をすっぽかし、
彼女は――あの夜、壊れてしまう。
「ソウマ……?」
心配そうに首をかしげる彼女。
俺は思わずその肩を掴んでいた。
力が入りすぎて、彼女の表情が一瞬でこわばる。
「……頼む。絶対……一人で、行くな」
「え……なに言って――」
「いいから!!」
声が、震えた。
怖いくらい、必死な声だった。
彼女は驚いたように俺を見つめたまま、動けずにいる。
その瞳に映る俺は、きっと“今までと違う俺”なんだろう。
心臓が破裂しそうだった。
息が浅くなって、足元の世界が揺れる。
でも――絶対に、失いたくない。
今度こそ、守る。
「……おまえのこと、ちゃんと……守りたいんだよ」
俺の言葉に、彼女は困ったように、でも少しだけ優しく笑った。
何も知らないその笑顔が、痛いくらいに眩しかった。
俺はまるでタイムマシンに乗るような奇跡を経験した。
令和07年 8月。
毎年、温暖化を象徴するように猛暑記録を更新していく街並みの中で、俺はすっかり埋もれるようにして生きていた。
切り詰めて借りた築50年以上のアパートの一室。
日々の後悔の念をそのまま形にしたような部屋の中で、俺は汗まみれになりながら、ダラダラと生きていた。
クーラーなんて洒落たもん、あるはずもない。
扇風機は熱風を撒き散らすだけで、もはや敵だ。
まだ外の風が気持ちいいから...と外に出る。
灰色な世界から逃げ出すように帰ってきた地元で
懐かしさを覚えながらダラダラとうろつく。
青い春を思い返す街並み...
どれぐらい歩いただろうか...
街を見渡せるような地元の小さな公園のベンチに
腰掛ける。
「昔の俺が今の俺を見たら、ぶん殴りたくなるだろうな……」
そんな自嘲を吐きながら、公園で拾ったシケモクに火をつける。
たぶん、人生で一番「終わってる」と自分でも思ってた瞬間だと思う。
吸い終えた灰を指先ではたいたとき――空気が揺れた。
太陽が空気を溶かすように、遠くのアスファルトからは蜃気楼のような蒸気が立ちのぼっている。
目を細めて辺りを見渡すと、子どもたちの笑い声も、自転車のベルの音も、遠くで録音されたみたいに薄くなっていった。
胸の奥がざわついた。
心臓が、ドクンと跳ねる。
ヤバっ変なやつ吸ってしまったか?。。
視界にモヤがかかる中に
次の瞬間、ベンチの横にある古びた公衆電話が――
ぼんやりと、青白く光りはじめた。
昭和の頃のやつだ。
黒いダイヤル式で、壊れたまま放置されていたはずの電話。
なんで今さら…?
無意識に、俺はその電話に近づいていた。
受話器に耳を近づけると、かすかにノイズが混じった呼吸音が聞こえた。
「……聞こえる。?」
返事はなかった。
でも、その沈黙はただのノイズじゃない。
次の瞬間、か細い声が受話器から零れた。
「……ごめんね。もうバイバイしなきゃ。」
??。。
女の声だった。
息が震えている。
泣いているようにも聞こえた。
だけどその声の奥には、なぜか――聞き覚えがあった。
胸の奥がざわめく。
どこで聞いた? いつ? 誰だ……?
「大好きだよ。。ソウマ。。」
その瞬間、「ぐにゃっ」と世界が歪んだ。
視界が波打ち、アスファルトの地面が海面みたいに揺れた。
蝉の声が水中に沈み、頭の奥で心臓の音だけが鳴り響く。
「おい、ふざけんな……っ!」
受話器を放り投げようとしても、手が離れない。
足元がぐらりと傾き、空気がひとつの渦を巻いて――俺の体を引きずり込んだ。
公園の時計の針が、逆回転を始める。
世界の色が剥がれていく。
「……あなただけが……運命なんだよ。」
女の声が、最後に耳元で囁いた。
冷たい風が首筋を撫で、視界が真っ白になった。
時の羅針盤を遡ることになろうとは。。
第2章 —夏の匂い—
蝉の声が、耳を突き刺していた。
さっきまで真っ白だった視界が、じわじわと色を取り戻していく。
眩しい夏の空。汗ばむような湿気。土と草の匂い。
「……ここ、どこだ……?」
見慣れたはずの公園。
だけど、違う。
ベンチはまだ新しく、アスファルトは黒々と塗られたばかり。
壊れていたはずの公衆電話も、ピカピカに光っている。
公園の時計を見上げると――針は「令和07年」ではなく、「平成20年」と書かれたプレートがぶら下がっていた。
心臓が跳ねた。
そんなはずはない。
だけど、蝉の声も、湿気も、匂いも、リアルすぎた。
「タイムスリップ……? そんな漫画みたいな……」
混乱する俺の耳に、カラン、と自転車のベルの音が届く。
振り返った瞬間、風と一緒に彼女が現れた。
白いワンピースがふわりと舞い、夏の陽射しの中で髪が光っていた。
その顔を見た瞬間――心臓が一瞬、止まった。
間違いない。
俺はこの相手を知っている。
「……ソウマ?」
彼女は、まっすぐに俺を見つめている
戸惑う目線に不安な眼差しを向ける。
蝉の声が遠くで鳴いている。
夏の空気は濃く、湿っていて、息を吸い込むたびに肺が熱くなるようだった。
目の前に立つ彼女は、あの日のままだった。
白いワンピースに素足、少しだけ日焼けした肌。
風が吹くたびに髪が揺れ、そのたびに、俺の記憶がじわじわと痛み出す。
――間違いない。
この瞬間、この笑顔、この夏。
すべて、あの“運命の夜”に繋がっている。
「……ソウマ?」
彼女が不安げに俺の名を呼ぶ。
その声を聞いた瞬間、胸の奥がぎゅっと潰されるように痛んだ。
懐かしさなんて生易しいもんじゃない。
罪悪感と、喉の奥に刺さったトゲみたいな後悔が、一気に込み上げる。
「……久しぶり、って言うべきなのか……」
「え……何それ?」
彼女は目を丸くして、少し笑う。
その笑い方も――全部、覚えてる。
俺が、この世界で一番好きだった笑顔だ。
だけど今の俺には、その笑顔が刃物みたいに突き刺さる。
何も知らない彼女。
すべてを知っている俺。
この距離が、恐ろしくてたまらない。
「なんか変だよ、ソウマ。……暑さでやられた?」
冗談めかして肩をすくめる彼女の仕草が、あまりにも自然で。
あの日の記憶が、喉を締めつけた。
夏祭りの浴衣。
夜空に咲く花火。
そして――あの夜の結末。
「……今って何月何日か教えて?」
「え? なにそれ……急にどうしたの?」
怪訝そうに笑いながら、彼女は空を見上げる。
「平成20年、8月5日。……でしょ? 祭りまであと3日だから」
やっぱり、ここは――あの日の“前”だ。
喉が熱い。声が出ない。
この3日後、俺はあの日をすっぽかし、
彼女は――あの夜、壊れてしまう。
「ソウマ……?」
心配そうに首をかしげる彼女。
俺は思わずその肩を掴んでいた。
力が入りすぎて、彼女の表情が一瞬でこわばる。
「……頼む。絶対……一人で、行くな」
「え……なに言って――」
「いいから!!」
声が、震えた。
怖いくらい、必死な声だった。
彼女は驚いたように俺を見つめたまま、動けずにいる。
その瞳に映る俺は、きっと“今までと違う俺”なんだろう。
心臓が破裂しそうだった。
息が浅くなって、足元の世界が揺れる。
でも――絶対に、失いたくない。
今度こそ、守る。
「……おまえのこと、ちゃんと……守りたいんだよ」
俺の言葉に、彼女は困ったように、でも少しだけ優しく笑った。
何も知らないその笑顔が、痛いくらいに眩しかった。
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