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シークレットクエスト
しおりを挟む私達は今、森を目指し、深い草原を進んでいる。
今日は天気がよくて、戦闘になるまでは気分上々だったのに。
今となってはベトベトが体から線を引いていて、気分が悪い。
早く森で湖or川を探さなくてはっ!!
ガサガサ
・・・ゴブリンが現れた・・・
早くっ湖、川に行きたいんだ!そこをどけぇ!
って…ゴブリンじゃん。
チラリとジンを見ると目に闘争心を滾らせていた。
心配することはなかったみたいだね。
それにしても…
ゴブリン VS ジン(ゴブリン)
とてもシュールだ。
一匹と1人は互いの武器を構え、瞬間に、武器を交わせる。
キンッ
決着は一瞬だった。
相手のゴブリンの棍棒がジンの鉄扇と相性が悪かったらしく、ジンが、棍棒と一緒にゴブリン諸共ぶった斬っていた。
棍棒…腐ってたみたいだね。
武器は慎重に選ばないと。
トテトテとジンが戻ってきてドヤ顔をする。
「良くやったね。偉い偉い。」
頭を撫でてやる。
手を離すと糸が引いている。
…。
『“ジン”が 称号☆血縁殺し を獲得しました。』
…半ば予期していましたとも。
☆血縁殺し…自分の血縁を手にかけた者に送られる称号。
うわぁ。
ジン!今の家族だったんだって!
慰めてやろう。
「ジン…実は今のゴブリン…君の家族だったらしいんだ。」 「Gehi?」
何言ってんだ?って顔をしないでよ。
だって、説明にそう書いてあったんだもん。
ジンが気にしないなら別にいいと思うよ?
「さ、早く森に行って川か湖を探そう!」
「Ga!」
深い草原を抜けると、目の前に森が広がっていた。
前回は遠くから見てたから気づかなかったけど、近づいてみると、とても不気味な感じだ。
「Gehi。」
ジンがグイグイと私の手を引っ張ってくる。
どうやら、道案内してくれるようだ。
この森がジンの故郷なんだよね。
なんだか、暗くて、ジメジメしてて、ベットリしてるね。(ベットリはグリーンワームの返り血です。)
ズイズイ進んでいるのだが、モンスターが現れるような気配がない。
どういう事だろう。
ジンの故郷なら、ゴブリンの集落が一つや二つあってもおかしくはないと思うんだけど。
結構奥まできたなぁ。
今の所1回もモンスターに遭遇していない。
こんなことってあるのだろうか。
いや、あるからここまで来れているわけなのだが、むむむ…なにかおかしい。
「Gehi」
こっちだ、と言ってるかのように手を引っ張られる。
私…ずっとジンに頼ってばっかりいるな…申し訳ない。
前方に少し明るい場所が見えた。
多分あそこかな?
自然と歩みが、早くなる。
だって、湖だよ?キラキラしてるんだよ?早くみたいじゃん!
んんんんん?
湖…じゃない?
何故か水面がポコポコいってるよ。
しかも、赤紫色っていう、いかにもヤバイ色をしている。
ジン…どういうことだい?
どうやらジンも分からないらしい、首を傾げているしね。
ピロリん。
『シークレットクエストがあります。受けますか? Yes/NO』
シークレットクエスト?
確かそれは、全プレイヤー中1人しか受けれない超絶レアなクエストじゃないか!!
しかも、クリアしても、失敗しても、一度きりのクエスト!
受ける!受けます!Yesでお願いします。
『かつては精霊の憩いの場所であり、多くの者を癒した美しい湖。だがある時、何者かによって毒の湖に変えられてしまったようだ。どうにかして元に戻せないものか……。
1.まずは「浄化草」を500本集めよう。
推奨ランクA。
尚、浄化スキルを取得している場合、この過程をスキップ出来る。』
推奨ランクAですか?私はDランクなのですけど。
てか浄化草って何?
かなりレア度の高そうな草なのですが。
多分ググっても出てこないだろうな。
浄化スキル?
ふむむむ…
ここまで来たのに湖に入れないのか?
クイックイッと服を引っ張られる。
なんだい、ジン?
ジンは毒沼と化した湖を指す。
「どうしたの?何も無いけど…。」
ジンは手を後ろでパタパタさせる。
翼……?
つばさ…
羽?そうか!羽かっ!
私は【神域拡張】という常時発動浄化スキルを持っているんだった!
毒沼の方に目を凝らすと、うっすらだが、羽が毒沼に落ちる瞬間ジュッて音がしているのが聞こえる。
ポコポコうるさかったから全然気づかなかったよ。
『全ての過程を飛ばして浄化を開始しますか?』
「始めます。」
『浄化が始まると、使用者は一定時間動けません。それでも宜しいですか?』
【神域拡張】の色を薄い水色に変えて、毒沼の中央に飛ぶ。
「はい。」
『浄化を開始します。浄化終了残り時間は59分57秒です。ご武運を祈ります。』
なお、翼は根元が透けているため、ベトベトには触れていない。
しっかし暇だなぁ。
こう、バァーッと浄化出来るスキルがあればいいのに。
そんなことを考えていると、後ろの方から多くの視線を感じて背中がゾクッとする。
「Gaッ!?」
ジンも気づいたようだ。
暗い木々の間から出てきたのはゴブリンだった。
でも、どこか様子がおかしい。
目が虚ろ過ぎる。
【鑑定】を使う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
種族 ゴブリン ☆2
Lv4
状態異常
・錯乱 (毒の霧に影響され、徐々に心が蝕まれていく。終いには心が無くなり、植物状態に陥る。)
パッシブスキル
・バーサク (理性が飛ぶ代わりに、攻撃力が増大する。STRに+30加算)
アクティブスキル
・身体強化
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ。
【バーサク】ヤバイ!!
STR+30て、殺しに来てるじゃないか!!
私は浄化中で動けないし、ジン1人で30体も相手をしなければならない。
「ジン、やばくなったら、私を置いて逃げてッ!!」
「Gehi?GAAA!Gehi!Gaッ!」
ジンが何を言っているのかは私には分からない。
だけど、一つだけ分かることがある。
ジンが私を守ろうとしているということを。
ジンの目は覚悟を決めている目だった。
「ジン!!ジンッ!!……お願い…ジン…死なないで…。」
それは永遠とも呼べるような死をすぐ隣に感じる時間だった。
鉄扇が舞う。
凶暴化しているゴブリン達の攻撃を紙一重で躱し、反撃する。
「Gaaaaaaッ!!」
反撃しているうちに、背後を取られ、強烈な一撃を食らうの繰り返しだった。
「Gu……GAAAAAAAAAAAa!!!」
思わず耳を塞ぎたくなる。
「GAAAAAAAAAAAa!!!aaaaauuGooaaa!!」
目を覆いたくなる。
鉄扇が舞う。
目に見えてジンの体力が消えていくのが分かる。
鉄扇が舞う。
体は悲鳴を上げているのだろう。
鉄扇が舞う。
夥しい傷がジンの体を這う。
鉄扇が舞う。
体はジン自身の血と敵の血の色に染まっていく。
鉄扇が舞う。
フラフラするジンをただ見守ることしか出来ない私はなんて無力なのだろうか。
鉄扇が舞う。
助けたくとも顔より下が動かない。
鉄扇が舞う。
指1本さえ動かせない。
鉄扇が舞う。
悔しい。
鉄扇が舞う。
残り体力は3、敵の数は12、私の浄化時間は5分を切った。
それでも鉄扇は舞い続ける。
無理だ。
鉄扇は舞う。
余りにも酷すぎる。
鉄扇は舞う。
5分を残り体力3のジンに生き残れと?
鉄扇は舞う。
そんな酷すぎる仕打ち、私は許さない。
鉄扇はまだ舞う。
これはゲームなんじゃないのか?
鉄扇が舞う。
何でこんなにも心が苦しくなる?
鉄扇が舞う。
「ジンッ!!逃げて!!生きてよ!ここで死なないでっ!お願いだがらぁぁ!!」
鉄扇はゆるりと舞う。
ゆっくりとジンは私を見ると精一杯の笑顔を浮かべた。
「G……a」
その目はまだ諦めていない目だった。
鉄扇はまだ舞い続ける。
その姿を見て、視界が霞む。
鉄扇は今にも欠けてしましいそうだ。
なんで、こんなにもボロボロで弱々しいジンが諦めてないのに私が諦めているんだ…?
「ジン……ありがとう…頑張れ。」
鉄扇は再び力強く舞う。
まるで最後の羽ばたきのように。
鉄扇は敵を消滅させながら舞う。
あと、2分…
鉄扇はまだ舞う。
血が舞う、もうどっちの血か分からない。
鉄扇は……舞い続ける。
……もうすぐ…もうすぐだから…耐えて…。
幾度となく攻撃をくらい、自動的に【不屈】が発動する。
HPは残り1、何度も何度も即死攻撃を防ぎ、くらい、防ぎくらい、を繰り返している。
パキッ
カランッカランッ。
鉄扇は地に落ちた。
隙ありとばかりにゴブリン達がジンに襲いかかろうとする。
だけど、それを許すような私ではない。
「スティール・ラック」
黒い翼を大きく回し、ゴブリン達を吹っ飛ばす。
ジンと目が合う。
「お待たせ。」
「Ga…。」
ボロボロになっている姿を見て心が痛む。
「ありがとう、ちょっと休んでて?ここからは私のターンだから。」
「G…a。」
ジンは、任せたよ、と言っているかのように目を瞑った。
大丈夫だ。
まだ死んでない。
HPは1のままだ。
だけど、こんな状態のままにしておく訳にはいかない。
奴らを殺さなくては。
私は残っているゴブリン10体に目を向ける。
ありったけの憎悪を込めて。
ゴブリン達は本能的に1歩後ろに下がる。
理性が失われても分かるのだ。
コイツはヤバイと。
私は地をける。
「お前達は皆殺しだ。
ジンがこうなったのは私の罪。
私が負うべき責。
この罪は精算しなくてはいけない。
だから、私に大人しく殺されろ。」
それは一方的な虐殺には程遠かったが、リーチが長い分、 一振りで3体ものコブリンを切り裂く。
上手く頭を刎ね、腹を裂き、上空から一刀両断にする。
自身に返り血がかかろうが、肉の破片が付着しようが、そんなものは、もうどうでもいい。
ただただ頭にあるのは、
ジンを傷つけた奴には精算を
私には罪を
だけである。
ジンが約1時間かけて倒した数は20体にも及ぶ。
対して私がたったの10体。
足りない。
申し訳ない。
この精算はまた今度行うことにしよう。
私がジンを守る。
守らなくてはならないのだ。
地面に幾つものゴブリンの頭が無造作に転がっており、それらが金色の粉に変わっていくのを目の端で確認した。
辺りは血の海に変わっていた。
服にこびりついていたグリーンワームの血も塗りつぶさられ、ゴブリンの血に染色されていた。
はっと我に返り、ジンにポーションを飲ませようとする。
ピロリん。
『Lvが上がりました。』
『2ポイント獲得しました。ステータスに割り振ってください。』
うるさい!
今、構っている暇はないんだッ!
『Lvが上がりました。』
『2ポイント獲得しました。ステータスに割り振ってください。』
『称号 ? 虐殺者(スローター)を獲得しました。 』
ジンッジン!!
心臓が止まってる!
今すぐポーションをかけてあげるからッ
『“ジン”のLvが上がりました。』
『“ジン”のLvが上がりました。』
『“ジン”のLvが上がりました。』
『“ジン”がスキル【乱舞】を習得しました。』
早くっ早くっ傷口にポーションを!
…
……。
なんで?なんで体力が回復しないの!?
何で……。
ずっとHP1のままじゃ…何かの衝撃でいつ死んでもおかしくないのに。
どうすれば…
どうすればいいの?
何か…
何か方法はないの?
誰か、教えてよッ。
『シークレットクエストをクリアしました。
プレイヤー名“るし”には、以下の報酬を譲渡します。
○ブラッディ・ローズ ×1 ☆6
○水精霊の扇剣 ×1 ☆6
エクストラ報酬
○この森の所有権 ×1 ☆??
金貨 100枚
また、このクエストが見事クリアされたことにより、この湖に浄化、回復機能が追加されます。』
回復っ!?
ジンを傷つけないように抱き上げ、注意しながら湖の中に一緒に入る。
ゆっくりと心臓が脈を打ち始める音が聞こえてきた。
少しずつジンの痛々しい傷が塞がっていくのが見える。
体力も見る見るうちに回復していく。
次いでと言わんばかりに、服の汚れ全てが洗浄されていく。
体力ゲージが半分を超えたところで、ジンが目覚めた。
「G…a?」
感極まり、思わず抱き締める。
「ジンんんん!良がったよぉぉぉぉぉおぉおお…うわぁぁぁぁぁん!」
ぎゅーーーーー。
「Gehi…!?Gu……」
ジンが苦しそうに呻いている。
みるみる体力が消えていく。
はっ…嬉しすぎて強く締めすぎた。
「ごめんね。」
「Ga」
目を合わせる。
「ありがと。」
ジンは照れたようにそっぽを向く。
「Gehi。」
良かった、本当に良かった。
これで、一緒に生きて帰れる。
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