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金曜日、午後7時(レヴィン編)
10 付き合わせて悪かった
「約束を守らないなんて酷いと思わねーか?」
アニキはおどけた口調でそう言ったけど、俺はショックで言葉が出なかった。
「残されたガキは、盗賊になるか自殺するか選べと言われ、迷わず盗賊になる事を選んだ。こいつら全員を殺すまでは死ねないって思ってな。お前もそう思うだろ?」
『悪魔との契約って、それですか……?』
「ああそうだ。その時の若い盗賊、そいつは暫くして頭になったが……頭とその手下を人食いワームに食わせてやろうと思ってずっと狙っていた。願いは叶ったが、あと一人、黒幕が王都にいる。盗賊になって初めて分かった。仕事を依頼した人間が、盗賊に情報を流していたんだ。金と荷物を両方手に入れる為にな。よく出来た話だろ?」
『……』
「盗賊になって十年以上の間、いろいろな人間を捕まえて金や荷物を奪い、奴隷として売ってきた。怯える人間の顔を見ても何も感じなくなった。だが……お前が現れた」
え?俺?
アニキは天井を見るのを止めて、俺の顔に手を伸ばしてきた。
一瞬殴られるのかと構えたけど違った。頬を撫でられる。
「お前、俺に何て言ったか覚えているか?」
『……』
「触るんなら俺にしろって言ったんだ。どこかで聞いたセリフだろ?俺みたいな馬鹿がもう一人いたって訳だ」
『あれは……』
「お前、恋人と別れて何で王都にやって来たんだ?あのリックとかいう奴を俺から守る為か?」
『王都に用事があって……』
アニキは返事も聞かずに、俺にのしかかってきた。ヤバイ、いつの間にかエロスイッチ入ってる!
『あ、あの!さっきアニキの夢を……』
耳たぶをペロリと舐められた。
「もう少しだけ付き合え。すぐに解放してやる」
そう囁くと、アニキは自分の耳から(イヤリング?それともピアスかもしれない)飾りを外した。それを俺の耳に嵌める。
「痛っ!」
カチリと音がして、耳に何かつめたい感触が伝わる。怖くて叫んだけど、実際にはそんなに痛くなかった。
「ペットにご褒美だ」
アニキは凶悪な顔で笑うと、ベッドサイドから瓶を取り上げる。
蓋の空いたそれは、俺が道の駅で買いに行かされたものだ。
「少し余ったから分けてやる。一日は嘘のように痛みが引く」
『ありがたいけど遠慮しま……うわ!』
両手が縛られている俺はなすすべもなく、あっさりアニキに両足を抱えられた。何度味わっても恥ずかしいこのポーズ。しかも当然のように全裸ですけど。
『大丈夫です!どこも痛くないので……いてーっ!!』
アニキが片手で俺の体を押さえつける。そして後ろの穴の周囲にぐりぐりとアニキの指が擦り付けられた。
「あ!……痛……痛くな……あっ」
痛みの後にひんやりとした感触が続いて、刺すような痛みが唐突に消えた。すごい効果だ。高いだけある。
「中も傷付いてるから塗っといてやるよ」
『な、中は自分で……あっ、あっ!』
グチュグチュいう音と共に、アニキの自在に動く指が中まで侵入してきた。自分で襲っておいて治療!?
嫌がらせなのか純粋な親切なのか分からなくなってきた。いや、きっと嫌がらせだ。変態プレイの一種だ。痛くないけど変な冷や汗が出る。ついでに女の子みたいな喘ぎ声も。
「……田舎でのんびり、ペットと暮らすってのも悪くないな」
「……っ、あっ、あ」
浅い場所ばかり撫で回してる。橋の上では気持ちいい場所を狙ってさんざんもて遊んだくせに!
「なんだ?物足りねーのか?淫乱なペットだな」
『……っ、ち、違いま……』
「ご主人様は怪我人だから、これで我慢しろ」
『無理……』
あれ?今俺が無理って言った?無意識に口から出た。
「そうか。ペットに我慢は無理か」
『あっ、今のは嘘、で』
アニキは目を細めて笑うと(怖い)いきなり指を深く沈めてきた。
「……!!」
気持ちいい場所を強く擦られると同時に、放置されていたのにやんわり立ち上がっていたムスコが何か生暖かい物に包まれた。
あ、アニキの口にムスコがすっぽりおさまってる!?
足の間からこんにちはアニキって、今日二回目の恐ろしい光景だ。
「……っひ、あう、あうああっ」
ジュルジュルと音がするほど責められて、奥も指でガンガン突かれて目の前に星が飛ぶ。腕も足もがっちり固定されていて、快感から逃げられない。
「き、気持ちいい……イク…」
手荒に扱われているのに、何でこんなに気持ちいいんだ。俺ってやっぱりM……ドMかもしれない。
あっさり陥落して、再びアニキの口に出してしまった。だけど、イッてもアニキは刺激を緩めてくれない。
「あ……ああ……」
アニキが俺の出したものを飲み込んで、更に口で締め付けてくる。口の中で翻弄されるふにゃふにゃのムスコ。もう苛められすぎて疲労困憊だ。固くならないけど感度はマックスで、俺は何度目かの、何も出るもののない絶頂にあっさりと誘われた。
「……ふ、あっ」
気絶はしなかったけど、息も絶え絶えだ。アニキが指を無造作に抜き、体がビクンと震える。抜いた指をアニキがベロりと舐めながら
「付き合わせて悪かったな」
と言った。
アニキはおどけた口調でそう言ったけど、俺はショックで言葉が出なかった。
「残されたガキは、盗賊になるか自殺するか選べと言われ、迷わず盗賊になる事を選んだ。こいつら全員を殺すまでは死ねないって思ってな。お前もそう思うだろ?」
『悪魔との契約って、それですか……?』
「ああそうだ。その時の若い盗賊、そいつは暫くして頭になったが……頭とその手下を人食いワームに食わせてやろうと思ってずっと狙っていた。願いは叶ったが、あと一人、黒幕が王都にいる。盗賊になって初めて分かった。仕事を依頼した人間が、盗賊に情報を流していたんだ。金と荷物を両方手に入れる為にな。よく出来た話だろ?」
『……』
「盗賊になって十年以上の間、いろいろな人間を捕まえて金や荷物を奪い、奴隷として売ってきた。怯える人間の顔を見ても何も感じなくなった。だが……お前が現れた」
え?俺?
アニキは天井を見るのを止めて、俺の顔に手を伸ばしてきた。
一瞬殴られるのかと構えたけど違った。頬を撫でられる。
「お前、俺に何て言ったか覚えているか?」
『……』
「触るんなら俺にしろって言ったんだ。どこかで聞いたセリフだろ?俺みたいな馬鹿がもう一人いたって訳だ」
『あれは……』
「お前、恋人と別れて何で王都にやって来たんだ?あのリックとかいう奴を俺から守る為か?」
『王都に用事があって……』
アニキは返事も聞かずに、俺にのしかかってきた。ヤバイ、いつの間にかエロスイッチ入ってる!
『あ、あの!さっきアニキの夢を……』
耳たぶをペロリと舐められた。
「もう少しだけ付き合え。すぐに解放してやる」
そう囁くと、アニキは自分の耳から(イヤリング?それともピアスかもしれない)飾りを外した。それを俺の耳に嵌める。
「痛っ!」
カチリと音がして、耳に何かつめたい感触が伝わる。怖くて叫んだけど、実際にはそんなに痛くなかった。
「ペットにご褒美だ」
アニキは凶悪な顔で笑うと、ベッドサイドから瓶を取り上げる。
蓋の空いたそれは、俺が道の駅で買いに行かされたものだ。
「少し余ったから分けてやる。一日は嘘のように痛みが引く」
『ありがたいけど遠慮しま……うわ!』
両手が縛られている俺はなすすべもなく、あっさりアニキに両足を抱えられた。何度味わっても恥ずかしいこのポーズ。しかも当然のように全裸ですけど。
『大丈夫です!どこも痛くないので……いてーっ!!』
アニキが片手で俺の体を押さえつける。そして後ろの穴の周囲にぐりぐりとアニキの指が擦り付けられた。
「あ!……痛……痛くな……あっ」
痛みの後にひんやりとした感触が続いて、刺すような痛みが唐突に消えた。すごい効果だ。高いだけある。
「中も傷付いてるから塗っといてやるよ」
『な、中は自分で……あっ、あっ!』
グチュグチュいう音と共に、アニキの自在に動く指が中まで侵入してきた。自分で襲っておいて治療!?
嫌がらせなのか純粋な親切なのか分からなくなってきた。いや、きっと嫌がらせだ。変態プレイの一種だ。痛くないけど変な冷や汗が出る。ついでに女の子みたいな喘ぎ声も。
「……田舎でのんびり、ペットと暮らすってのも悪くないな」
「……っ、あっ、あ」
浅い場所ばかり撫で回してる。橋の上では気持ちいい場所を狙ってさんざんもて遊んだくせに!
「なんだ?物足りねーのか?淫乱なペットだな」
『……っ、ち、違いま……』
「ご主人様は怪我人だから、これで我慢しろ」
『無理……』
あれ?今俺が無理って言った?無意識に口から出た。
「そうか。ペットに我慢は無理か」
『あっ、今のは嘘、で』
アニキは目を細めて笑うと(怖い)いきなり指を深く沈めてきた。
「……!!」
気持ちいい場所を強く擦られると同時に、放置されていたのにやんわり立ち上がっていたムスコが何か生暖かい物に包まれた。
あ、アニキの口にムスコがすっぽりおさまってる!?
足の間からこんにちはアニキって、今日二回目の恐ろしい光景だ。
「……っひ、あう、あうああっ」
ジュルジュルと音がするほど責められて、奥も指でガンガン突かれて目の前に星が飛ぶ。腕も足もがっちり固定されていて、快感から逃げられない。
「き、気持ちいい……イク…」
手荒に扱われているのに、何でこんなに気持ちいいんだ。俺ってやっぱりM……ドMかもしれない。
あっさり陥落して、再びアニキの口に出してしまった。だけど、イッてもアニキは刺激を緩めてくれない。
「あ……ああ……」
アニキが俺の出したものを飲み込んで、更に口で締め付けてくる。口の中で翻弄されるふにゃふにゃのムスコ。もう苛められすぎて疲労困憊だ。固くならないけど感度はマックスで、俺は何度目かの、何も出るもののない絶頂にあっさりと誘われた。
「……ふ、あっ」
気絶はしなかったけど、息も絶え絶えだ。アニキが指を無造作に抜き、体がビクンと震える。抜いた指をアニキがベロりと舐めながら
「付き合わせて悪かったな」
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