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17(フランツ)
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二人の子を屋敷に残し、私とアルレイシアは遠く離れた港へ足を運んでいた。
窓を開ければ潮風が頬や髪を撫で、アルレイシアは大きく瞳を開いた。
「フランツ様、海と空があんなに遠くまで見えます」
「アルレイシアは海は初めてかい?」
「いいえ。二回ほどは来たことがありますが、こんなにも晴れた日は初めてです。こんなに素敵ならもっとお父様にお願いして連れて来て貰えば良かったですわ」
「せっかくだから一日くらい泊まっていこうか」
「わたくしのためにフランツ様の予定を変えていただいたのに、これ以上だなんていけません」
「私がそうしたい。いいね?」
「フランツ様、、、。はい、ありがとうございます」
アルレイシアはほんのりと頬を染めて小さく頷く。
向かい合って座っていた席を移りアルレイシアをそっと抱きしめ、お互い引き合うようにキスをする。
私のアルレイシアは出会った時と変わらず愛らしく愛おしい。
程なくして目的の場所に到着した私たちは馬車を降り停泊中の船の前へ。
忙しなく荷が運び込まれ、それを指揮する人物の前へと立つ。彼は私とアルレイシアの姿に酷く驚き言葉を失っていた。
「・・・・・・・アル、レイシア」
「おじ様」
ヤンはアルレイシアと私を何度も見、一歩、二歩近ずいた。
「何故、ここに」
その言葉は私に向けられたものだがヤンの瞳はアルレイシアから反れることは無かった。
「おじ様のお見送りに」
「・・・・私の?」
ヤンは私にチラリと視線を移し、私は小さく頷く。
「だって東国はとても遠いいのでしょ?次はいつお会い出来るか分からないですもの」
「そうか、ありがとう。港まで遠かったろう?長く馬車に揺られて体調は崩さなかったかい?」
「ええ、大丈夫。とても楽しかったし、海も空もとても美しくて感動したくらいだわ」
二人の会話を聞きながら、アルレイシアにとってヤンが特別なのだと改めて認識させられた。
柔らかい笑顔、崩した言葉。
貴族の娘が豪商といえ平民に気安く接する。
二人の間には自分の知らない時間と信頼関係がある。
「ねえおじ様?・・・・・次はいつお会い出来るかしら」
「アルレイシア」
「帰りたくてすぐに帰れる場所では無いのでしょ?往復で四、五ヶ月。場合によってはもっとかかると聞きました」
ヤンは言葉につまり、開いた拳を握る。
その手を取りたくともそれは出来ず、俯くアルレイシアを泣きそうな顔で見つめていた。
「アルレイシア、困らせてはいけないよ。ヤン殿には手紙を書いて貰ったらいい」
ヤンは驚き目を見張り、アルレイシアはパッと表情を明るくした。
「では私もおじ様に手紙を書きます。おじ様、忘れずにお手紙を下さいね?」
船員がヤンに船へ乗るように促すと、アルレイシアはバックから取り出した手紙をヤンの手に渡す。そしてその手を優しく握った。
「これは」
「おじ様、旅の無事を祈っています」
「っ!」
アルレイシアはヤンの背中へ腕を回し抱きついた。
ヤンは驚き躊躇うも震える腕でアルレイシアへ腕を回す。
「・・・・・行ってしまいましたわ」
遠ざかる船の船尾には小さくヤンの姿が見える。彼はきっと、こちらの姿が見えなくなっても見つめ続けるのだろう。
「アルレイシア、さっきの手紙は」
「妬いてしまいましたか?」
「ああ、とてもね」
「本当におじ様へ手紙を送っても?」
「勿論」
「妬いていますのに?」
「それとこれとは別。私もアルレイシアを信じているからね。でもハグは許せないな」
あの場で引き剥がすなど無粋な真似は出来なかったが、妻が目の前で他の男に抱かれていていい気持ちはしない。
アルレイシアはそっと私の背中に腕を回し、小さな声で呟いた。
「・・・・おじ様はわたくしの初恋の方なのです」
「・・・・・・・・アルレイシア」
「ですが私はフランツ様に惹かれフランツ様へ想いを寄せてしまいました。おじ様はもう帰って来ない気がいたしましたので。だからこれで最後なのです。許してくださいませんか?」
知っていた。そうだろうと分かっていた。だからこそあの時、ヤンを殺せなかった。伯爵夫人を害そうとした罪を、たったこれだけで許したのは分かっていたからだ。
私のアルレイシアを奪いかねない存在。消してしまいたい男。
だがアルレイシアを守るために手を貸してくれた。彼の行動はいつだってアルレイシアのためにある。東国の伝を欲しがったのも、アルレイシアのための砂糖菓子を作りたかったからだ。
兄や義姉上には甘いと叱られたがこれでいい。
私はアルレイシアから奪いたくない。
「アルレイシア、秘密を教えてくれてありがとう。でもそれじゃあ許してあげられないな。彼が君の初恋と聞いたら余計にね」
胸の中のアルレイシアが困ったように顔を上げる。
「私も気安く話されたい。そうだね、名前も呼び捨てて貰いたいな」
「え、あの、ですが」
「ずっと気になっていたんだ。愛し合っているのは実感するのに何だか隙が無さすぎるなと」
「フランツ様の周りは、洗練された女性ばかりですから、その」
「そもそも張り合う価値もない。私はベッドの中以外でも君の隙のある姿を見たい。さあ、まずは名前から」
「~~~~っ、フ、フランツ、、、、さま」
真っ赤に染まるアルレイシアの顔、もう何年も夫婦をしているというのに、名前だけでこんなにも可愛らしくなる。
「・・・・・・・・・宿を取ろう。今日は一日ゆっくりと夫婦の絆を深めようか。手紙の話はまた後だ。さ、行こう」
「フ、フランツ、、、?お仕事は」
「今はそれより絆を深める事が重要だよ」
*
あれから7年の月日が経ちました。
フランツは私にとっておじ様が初恋だと知っても変わらず大切に慈しんでくれます。
おじ様からは年に一度だけ手紙とプレゼントが届き、それを見たフランツは少しムッとしながらも許してくれるのです。
「フランツ、おじ様から手紙が届いたの」
「今回はどんな物が?」
「とても可愛らしいサシェよ」
おじ様はいつも身近なお話を書いてくださる。
初めの頃は言葉や文化の違いに随分と苦労された様でしたが、東国の民は皆勤勉で気の優しい方たちばかりで、とても良くしてもらっていると。今では楽しそうな様子がうかがえます。
贈り物のサシェは美しい東国の『和紙』で幾重にも包まれていました。船で二ヶ月以上かかるものですからきっと少しでも香りが残るようにとおじ様が配慮してくれたのだた思います。
ですが私がこれを身につける事はありません。
頂いたサシェの香りを楽しみ、私はそれを同じくおじ様から頂いた寄木細工の箱にしまいます。
箱の中には今までおじ様が贈ってくれた東国の小物たちが並んでいます。
華やかな簪、可愛らしい木製の置物、小さく美しい切子グラス、美しい漆器の化粧箱に金の細やかな細工のネックレス。
箱に並んだこれらを眺めていると、フランツは何だか不安そうな顔をするのです。
私はどこにも行きませんのに。
おじ様が東国に渡ったのは、フランツ様との間に何かあったのかもしれません。あの日見送りに行きそう感じました。
二人の間に何があったのか知りたいとは思いますが、おじ様の気持ちに答えられない私には口を出すことは出来ないのです。
「アルレイシア」
私はおじ様に恋心を抱いていながらフランツを愛してしまったのです。
真っ直ぐに見つめる瞳に、優しく触れる指先に。
後ろから抱きしめる優しい人は、私に明日を夢見る心をくれました。
そっと蓋を閉めて振り向けば、不安そうに瞳を揺らし私に沢山のキスを降らせるのです。
「アルレイシア、愛してる」
優しい思い出はそっとしまい、今目の前にある愛を大切にしようと思います。
「ええ、私も愛しています」
窓を開ければ潮風が頬や髪を撫で、アルレイシアは大きく瞳を開いた。
「フランツ様、海と空があんなに遠くまで見えます」
「アルレイシアは海は初めてかい?」
「いいえ。二回ほどは来たことがありますが、こんなにも晴れた日は初めてです。こんなに素敵ならもっとお父様にお願いして連れて来て貰えば良かったですわ」
「せっかくだから一日くらい泊まっていこうか」
「わたくしのためにフランツ様の予定を変えていただいたのに、これ以上だなんていけません」
「私がそうしたい。いいね?」
「フランツ様、、、。はい、ありがとうございます」
アルレイシアはほんのりと頬を染めて小さく頷く。
向かい合って座っていた席を移りアルレイシアをそっと抱きしめ、お互い引き合うようにキスをする。
私のアルレイシアは出会った時と変わらず愛らしく愛おしい。
程なくして目的の場所に到着した私たちは馬車を降り停泊中の船の前へ。
忙しなく荷が運び込まれ、それを指揮する人物の前へと立つ。彼は私とアルレイシアの姿に酷く驚き言葉を失っていた。
「・・・・・・・アル、レイシア」
「おじ様」
ヤンはアルレイシアと私を何度も見、一歩、二歩近ずいた。
「何故、ここに」
その言葉は私に向けられたものだがヤンの瞳はアルレイシアから反れることは無かった。
「おじ様のお見送りに」
「・・・・私の?」
ヤンは私にチラリと視線を移し、私は小さく頷く。
「だって東国はとても遠いいのでしょ?次はいつお会い出来るか分からないですもの」
「そうか、ありがとう。港まで遠かったろう?長く馬車に揺られて体調は崩さなかったかい?」
「ええ、大丈夫。とても楽しかったし、海も空もとても美しくて感動したくらいだわ」
二人の会話を聞きながら、アルレイシアにとってヤンが特別なのだと改めて認識させられた。
柔らかい笑顔、崩した言葉。
貴族の娘が豪商といえ平民に気安く接する。
二人の間には自分の知らない時間と信頼関係がある。
「ねえおじ様?・・・・・次はいつお会い出来るかしら」
「アルレイシア」
「帰りたくてすぐに帰れる場所では無いのでしょ?往復で四、五ヶ月。場合によってはもっとかかると聞きました」
ヤンは言葉につまり、開いた拳を握る。
その手を取りたくともそれは出来ず、俯くアルレイシアを泣きそうな顔で見つめていた。
「アルレイシア、困らせてはいけないよ。ヤン殿には手紙を書いて貰ったらいい」
ヤンは驚き目を見張り、アルレイシアはパッと表情を明るくした。
「では私もおじ様に手紙を書きます。おじ様、忘れずにお手紙を下さいね?」
船員がヤンに船へ乗るように促すと、アルレイシアはバックから取り出した手紙をヤンの手に渡す。そしてその手を優しく握った。
「これは」
「おじ様、旅の無事を祈っています」
「っ!」
アルレイシアはヤンの背中へ腕を回し抱きついた。
ヤンは驚き躊躇うも震える腕でアルレイシアへ腕を回す。
「・・・・・行ってしまいましたわ」
遠ざかる船の船尾には小さくヤンの姿が見える。彼はきっと、こちらの姿が見えなくなっても見つめ続けるのだろう。
「アルレイシア、さっきの手紙は」
「妬いてしまいましたか?」
「ああ、とてもね」
「本当におじ様へ手紙を送っても?」
「勿論」
「妬いていますのに?」
「それとこれとは別。私もアルレイシアを信じているからね。でもハグは許せないな」
あの場で引き剥がすなど無粋な真似は出来なかったが、妻が目の前で他の男に抱かれていていい気持ちはしない。
アルレイシアはそっと私の背中に腕を回し、小さな声で呟いた。
「・・・・おじ様はわたくしの初恋の方なのです」
「・・・・・・・・アルレイシア」
「ですが私はフランツ様に惹かれフランツ様へ想いを寄せてしまいました。おじ様はもう帰って来ない気がいたしましたので。だからこれで最後なのです。許してくださいませんか?」
知っていた。そうだろうと分かっていた。だからこそあの時、ヤンを殺せなかった。伯爵夫人を害そうとした罪を、たったこれだけで許したのは分かっていたからだ。
私のアルレイシアを奪いかねない存在。消してしまいたい男。
だがアルレイシアを守るために手を貸してくれた。彼の行動はいつだってアルレイシアのためにある。東国の伝を欲しがったのも、アルレイシアのための砂糖菓子を作りたかったからだ。
兄や義姉上には甘いと叱られたがこれでいい。
私はアルレイシアから奪いたくない。
「アルレイシア、秘密を教えてくれてありがとう。でもそれじゃあ許してあげられないな。彼が君の初恋と聞いたら余計にね」
胸の中のアルレイシアが困ったように顔を上げる。
「私も気安く話されたい。そうだね、名前も呼び捨てて貰いたいな」
「え、あの、ですが」
「ずっと気になっていたんだ。愛し合っているのは実感するのに何だか隙が無さすぎるなと」
「フランツ様の周りは、洗練された女性ばかりですから、その」
「そもそも張り合う価値もない。私はベッドの中以外でも君の隙のある姿を見たい。さあ、まずは名前から」
「~~~~っ、フ、フランツ、、、、さま」
真っ赤に染まるアルレイシアの顔、もう何年も夫婦をしているというのに、名前だけでこんなにも可愛らしくなる。
「・・・・・・・・・宿を取ろう。今日は一日ゆっくりと夫婦の絆を深めようか。手紙の話はまた後だ。さ、行こう」
「フ、フランツ、、、?お仕事は」
「今はそれより絆を深める事が重要だよ」
*
あれから7年の月日が経ちました。
フランツは私にとっておじ様が初恋だと知っても変わらず大切に慈しんでくれます。
おじ様からは年に一度だけ手紙とプレゼントが届き、それを見たフランツは少しムッとしながらも許してくれるのです。
「フランツ、おじ様から手紙が届いたの」
「今回はどんな物が?」
「とても可愛らしいサシェよ」
おじ様はいつも身近なお話を書いてくださる。
初めの頃は言葉や文化の違いに随分と苦労された様でしたが、東国の民は皆勤勉で気の優しい方たちばかりで、とても良くしてもらっていると。今では楽しそうな様子がうかがえます。
贈り物のサシェは美しい東国の『和紙』で幾重にも包まれていました。船で二ヶ月以上かかるものですからきっと少しでも香りが残るようにとおじ様が配慮してくれたのだた思います。
ですが私がこれを身につける事はありません。
頂いたサシェの香りを楽しみ、私はそれを同じくおじ様から頂いた寄木細工の箱にしまいます。
箱の中には今までおじ様が贈ってくれた東国の小物たちが並んでいます。
華やかな簪、可愛らしい木製の置物、小さく美しい切子グラス、美しい漆器の化粧箱に金の細やかな細工のネックレス。
箱に並んだこれらを眺めていると、フランツは何だか不安そうな顔をするのです。
私はどこにも行きませんのに。
おじ様が東国に渡ったのは、フランツ様との間に何かあったのかもしれません。あの日見送りに行きそう感じました。
二人の間に何があったのか知りたいとは思いますが、おじ様の気持ちに答えられない私には口を出すことは出来ないのです。
「アルレイシア」
私はおじ様に恋心を抱いていながらフランツを愛してしまったのです。
真っ直ぐに見つめる瞳に、優しく触れる指先に。
後ろから抱きしめる優しい人は、私に明日を夢見る心をくれました。
そっと蓋を閉めて振り向けば、不安そうに瞳を揺らし私に沢山のキスを降らせるのです。
「アルレイシア、愛してる」
優しい思い出はそっとしまい、今目の前にある愛を大切にしようと思います。
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