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魔王の勇者対面
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魔王が遂に旅の目的、勇者討伐を宣言した。
対する三人の仲間の返答はというと、
「ちょっとウオマさん?それ洒落にならないんですが。普通に人間性と正気を疑います」
「ウオマさんよぉ、流石にそれはこの世界の人間として受け入れ難いと言いますか、そもそも二十年前に国をもって負けてる相手に再戦はキツイと言いますか。。。アンタがあの不死身の魔王だとしても戦力差が激しすぎないか?」
「あ、あの、あの人特に悪い人には見えなかったんですけど。。。」
三者三様の否定が返された。
「いいか?そもそも殺しに行く訳じゃない。ちょっと嫌がらせ程度に叩き潰して、あいつが一国の主になった事をとっても、二十年前と比べたら戦闘力なんざゴミ同然だし、しかもあいつなんか全盛期の時で仲間何人も連れて俺が軽くあしらってたんだぜ?本気になればあいつなんか二秒持たせずに存在毎この世から消せる。根はいい奴だしそんな事はしないがな。あくまで陰湿な嫌がらせ程度に叩きのめして嘲笑ってやりたいだけだ。」
「性格悪ッ!」
「非人道的!」
「趣味悪いです!」
魔王の計画を知り、三人が非難の声を上げる。
勿論、三人もそれが自分の国民を全滅された仕返しとしては少々軽め・・・・・・というか復讐する気あんのかというレベルなのは理解しているが、それとこれとは別の話である。
「非常に悪質な嫌がらせにしか聞こえませんが、まぁ人を殺したりと後々手間になるような事をするのでなければ特に反対はしません」
「ていうかこの御時世で大陸の支配者に嫌がらせで襲撃するとか、生涯の武勇伝になりそうだぜ!乗ったるぜウオマさん!」
「わ、私も、危険じゃないなら賛成です!」
と、三人の同意と賛成の意見を頂いたところで、
「よし、じゃあ今から俺ら四人!魔王一行の総攻撃を仕掛けるぞ!」
「「「今から!?」」」
*****
一方同時刻。
勇者、現在の人国国王、ヤシウユは頭を抱えていた。
「何であいつが生きてるんだ!?そもそもあいつは二十年前に聖剣で霊魂毎破壊した筈なのに!でも、特に殺意は感じなかった。。。一体何が目的で。。。それに黒幕の教皇と国王・・・・・・前国王はとっくにいないってのに・・・・・・でも、もし人族の虐殺とかが目的なら・・・・・・軍を準備しないと!」
二十年前にこの手で殺した筈の不死身の魔王が復活し、しかも数人の仲間を連れている。
もし逆襲を目論んでいるのなら、直ちに応戦準備を整えなくてはならない。
昔封印した魔王が目覚め、人間に復讐する為に人類の大虐殺を行うなんて元いた世界ではかなりありふれた小説のテーマだったりした。
もしそれが自分がこの異世界に召喚され魔族を滅ぼした事で起こったりしたら、犠牲がどれだけ出るか分かったものじゃない。
だからこそ、この国に潜伏しているであろう魔王を一刻も早く見つけ、出来れば捕らえるか、不可能なら今度こそは確実に殺さねばこの世界が滅ぶ。
それを阻止するのが、異世界から召喚され、国王と教皇に欺かれ魔族を根絶やしにしてしまった自分の責任なのではないか。
だとしたら、即時に行動を取らなくては!
勇者が城全域へ伝わる放送機器に走り寄り、声高に指令を飛ばす。
「全軍、直ちに戦闘準備!諜報部隊は国をくまなく捜査し、不死身の魔王の顔を覚えている者を筆頭に、かの仇敵、及びその仲間三人を探し出し、捕縛せよ!この任務が成せねば世界が終わると思え!行け!」
そうして、国王の指令に混乱する人族軍が出陣したのであった。
*****
そしてもう一方。
魔王軍(計四人)は着々と準備を進めていた・・・・・・訳ではなかった。
「という訳で作戦内容をお伝えします!」
「・・・・・・」
「・・・・・・何ですか?」
「は、はい!ど、どうぞ!」
魔王が勇者討伐計画の概要を説明すると宣言し、三人がそれなりに意欲を示す。
「えぇ先ずはアランに移動させて貰います。オーケー?」
「オーケー」
「了解です」
「お、おーけー!」
三人がリーナの和やかな緊張感の篭る声に微笑ましい顔をする。
「そっから勇者を全力で死なない程度にぶちのめす!終わり!」
「終わり!?」
「雑です」
「な、成る程!」
三人が微笑ましいリーナに以下略。
「という訳だ。俺に向かって来た時もあの勇者の野郎は仲間引き連れて正々堂々とも勝負しようとしなかったからな。手加減無用!しかもお前らは多分魔王討伐に来た勇者一行よりも遥かに強い!勇者なんて瞬殺だ!うし、アラン、いっちょやれ!」
「あいあい分かったぜ」
そしてアランが虚空を裂くと、魔王一行が世界から消え失せる。
次の瞬間、
「ドッキリビックリ野生の魔王が飛び出してきました~!」
「呼ばれてねぇけど呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃ~ん!魔王パーティー攻撃兼防御役、アランだ!」
「ごきげんよう勇者国王。魔王一行、斥候クレイ・グランです」
「わ、悪い王様をやっつけに参上!アルティメットリーナ見参!だったっけ?」
「な、な、はぁ~~~!?」
と、愉快な魔王とその仲間達が出現し、勇者は驚きを隠せずにはいられなかった。
対する三人の仲間の返答はというと、
「ちょっとウオマさん?それ洒落にならないんですが。普通に人間性と正気を疑います」
「ウオマさんよぉ、流石にそれはこの世界の人間として受け入れ難いと言いますか、そもそも二十年前に国をもって負けてる相手に再戦はキツイと言いますか。。。アンタがあの不死身の魔王だとしても戦力差が激しすぎないか?」
「あ、あの、あの人特に悪い人には見えなかったんですけど。。。」
三者三様の否定が返された。
「いいか?そもそも殺しに行く訳じゃない。ちょっと嫌がらせ程度に叩き潰して、あいつが一国の主になった事をとっても、二十年前と比べたら戦闘力なんざゴミ同然だし、しかもあいつなんか全盛期の時で仲間何人も連れて俺が軽くあしらってたんだぜ?本気になればあいつなんか二秒持たせずに存在毎この世から消せる。根はいい奴だしそんな事はしないがな。あくまで陰湿な嫌がらせ程度に叩きのめして嘲笑ってやりたいだけだ。」
「性格悪ッ!」
「非人道的!」
「趣味悪いです!」
魔王の計画を知り、三人が非難の声を上げる。
勿論、三人もそれが自分の国民を全滅された仕返しとしては少々軽め・・・・・・というか復讐する気あんのかというレベルなのは理解しているが、それとこれとは別の話である。
「非常に悪質な嫌がらせにしか聞こえませんが、まぁ人を殺したりと後々手間になるような事をするのでなければ特に反対はしません」
「ていうかこの御時世で大陸の支配者に嫌がらせで襲撃するとか、生涯の武勇伝になりそうだぜ!乗ったるぜウオマさん!」
「わ、私も、危険じゃないなら賛成です!」
と、三人の同意と賛成の意見を頂いたところで、
「よし、じゃあ今から俺ら四人!魔王一行の総攻撃を仕掛けるぞ!」
「「「今から!?」」」
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一方同時刻。
勇者、現在の人国国王、ヤシウユは頭を抱えていた。
「何であいつが生きてるんだ!?そもそもあいつは二十年前に聖剣で霊魂毎破壊した筈なのに!でも、特に殺意は感じなかった。。。一体何が目的で。。。それに黒幕の教皇と国王・・・・・・前国王はとっくにいないってのに・・・・・・でも、もし人族の虐殺とかが目的なら・・・・・・軍を準備しないと!」
二十年前にこの手で殺した筈の不死身の魔王が復活し、しかも数人の仲間を連れている。
もし逆襲を目論んでいるのなら、直ちに応戦準備を整えなくてはならない。
昔封印した魔王が目覚め、人間に復讐する為に人類の大虐殺を行うなんて元いた世界ではかなりありふれた小説のテーマだったりした。
もしそれが自分がこの異世界に召喚され魔族を滅ぼした事で起こったりしたら、犠牲がどれだけ出るか分かったものじゃない。
だからこそ、この国に潜伏しているであろう魔王を一刻も早く見つけ、出来れば捕らえるか、不可能なら今度こそは確実に殺さねばこの世界が滅ぶ。
それを阻止するのが、異世界から召喚され、国王と教皇に欺かれ魔族を根絶やしにしてしまった自分の責任なのではないか。
だとしたら、即時に行動を取らなくては!
勇者が城全域へ伝わる放送機器に走り寄り、声高に指令を飛ばす。
「全軍、直ちに戦闘準備!諜報部隊は国をくまなく捜査し、不死身の魔王の顔を覚えている者を筆頭に、かの仇敵、及びその仲間三人を探し出し、捕縛せよ!この任務が成せねば世界が終わると思え!行け!」
そうして、国王の指令に混乱する人族軍が出陣したのであった。
*****
そしてもう一方。
魔王軍(計四人)は着々と準備を進めていた・・・・・・訳ではなかった。
「という訳で作戦内容をお伝えします!」
「・・・・・・」
「・・・・・・何ですか?」
「は、はい!ど、どうぞ!」
魔王が勇者討伐計画の概要を説明すると宣言し、三人がそれなりに意欲を示す。
「えぇ先ずはアランに移動させて貰います。オーケー?」
「オーケー」
「了解です」
「お、おーけー!」
三人がリーナの和やかな緊張感の篭る声に微笑ましい顔をする。
「そっから勇者を全力で死なない程度にぶちのめす!終わり!」
「終わり!?」
「雑です」
「な、成る程!」
三人が微笑ましいリーナに以下略。
「という訳だ。俺に向かって来た時もあの勇者の野郎は仲間引き連れて正々堂々とも勝負しようとしなかったからな。手加減無用!しかもお前らは多分魔王討伐に来た勇者一行よりも遥かに強い!勇者なんて瞬殺だ!うし、アラン、いっちょやれ!」
「あいあい分かったぜ」
そしてアランが虚空を裂くと、魔王一行が世界から消え失せる。
次の瞬間、
「ドッキリビックリ野生の魔王が飛び出してきました~!」
「呼ばれてねぇけど呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃ~ん!魔王パーティー攻撃兼防御役、アランだ!」
「ごきげんよう勇者国王。魔王一行、斥候クレイ・グランです」
「わ、悪い王様をやっつけに参上!アルティメットリーナ見参!だったっけ?」
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と、愉快な魔王とその仲間達が出現し、勇者は驚きを隠せずにはいられなかった。
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