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第三章 ここは彼方の理想郷
その2 これは! 卑怯な!
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マイナス!? これが意味するのは何だろう?
うむ、わからん!
とりあえず、後回しだ。
「さて、今の状況を聞こうか」
俺はふたりに声を掛ける。
「初めまして神様。モモ―と申します。あなたの第一のしもべです」
女の子はモモ―と名乗った。
「神様、私はヤー、すごい布の家の長です」
男はヤーと名乗った。
禿げた頭の中年だ。
「ふむ、戦争中と言ったな。今の戦況は?」
鉄器、戦争、剣、どれも俺があえて残さなかったものだ。
それがなぜ、今、人類の前に立ちふさがっていた。
「はい、敵はちょろーという北の敵、先ほどの3体は使者です」
モモーが説明してくれた。
そういえば、北には大河が分かれた支流があったな。
あいつら使者だったのか、まずい事をしたかな。
「ちょろーは1000を超す大群です。ここは負けを認め、しもべになるしかないかと」
ヤーが言う。
「うむ、こちらの戦える人数は?」
「300人です」
あー、3倍の差か、確かにヤーの気持ちも分からなくはない。
だが、俺の古代戦争知識があれば別だ。
それに、俺の見立てでは、あのトカゲ人は、あまり賢くない!
「地図持てい! 兵を集めよ! これより神が指揮を執る!」
俺の号令にモモ―は「はい! ただいま!」と嬉しそうな声を立てた。
◇◇◇◇◇
俺は地図を見る。
トカゲ人は大河の支流を渡り、この町にあと一日程度で到着するらしい。
「この町の人口は?」
「1万と3238人です。いや、先日の戦いで1万と2200人に減りました」
へっ? 1000人単位で負けたの!?
「はい、北の川で侵入を防ごうとしましたが、ちょろーは汚い手を使ったのです」
「汚い手?」
「毒です。川にはぎょーの友達たちが居ました。友達たちと一緒にちょろーと戦うはずでした。それに……」
そう言って、モモ―は言葉を詰まらせる。
確かに、川での戦いならば魚人が負けるはずがない。
だが、そこに毒を流された場合は話は別だ。
「そうか、では俺たちの戦力を確認したい。 俺たちの武器に弓はあるか? 騎馬兵はいるか?」
「きば兵? 歯の鋭いがるーたちの事でしょうか?」
あれ? 騎馬が……いない!?
ちょっとまずいかな?
「弓は10人ほど使えるものがいます」
ほっ、弓はあった、助かった。
でも、10人……少ないな、あと50は欲しい。
「兵隊以外にも弓で狩りのできる住人はいないのか?」
「がるーたちがおります」
「ん? がるーは兵隊じゃないの?」
「がるーはしもべです。しもべにはやさしくしなくてはいけません。戦いに出すのはやさしくないです」
あーそっか、俺の教えを守っているのか。
「今は緊急事態だ。彼らの助けを借りよう」
「神様の言う通りです!」
うーん、ちょろい。
「で、弓の使えるがるーは何人いる?」
「50人ほど」
「ひょっとして、そいつら足が速かったりする」
「はい、速いです」
「ちょろーよりも?」
「ちょろーの3倍は速いです」
これはちょろいな!
「よろしい、では兵士たちと装備を確認しよう」
「はい、神様、こちらになります」
俺が案内された先は兵士の詰所だった。
「神様が降られたぞ! みな! 安心せよ!」
詰所にうぉー!という声が響く!
俺は彼らの装備を確認する。
青銅の丸盾に穂先だけが金属の槍、そして皮鎧。
「神様、敵は鉄の剣と盾を持っております。青銅の盾は鉄剣にはかないません。 数で負けていることですし、ここは負けを認めては……」
ヤーが再び降伏を進めてくる。
やはり敵は鉄の武器を持っているらしい。
「敵の盾も同じ形なのか?」
「はい、片手に剣、片手に盾です」
典型的なリザードマンスタイルだな。
「よし、モモ―、 戸板を集めろ、盾を改造するぞ!」
「戸板!?」
「そう、扉の板だ」
俺は詰め所に来るまでの間に、建物に木の扉が付いていたことを確認していた。
早速、この詰所の扉を外す。
そして、壁に掛けてあったノコギリを使って中心に穴を開けると、そこに青銅盾をはめ込んだ。
取っ手の部分だけ内側に出ている感じになる。
そしてそれを縄で固定する。
簡易的な長方盾の完成だ!
「これはな、こうして使うんだ」
そして、俺は長方盾の使い方を兵士たちに教える。
「神様、これでは敵を倒せません!」
「よいのだ。お前たちは文字通り盾となって敵を足止めすればよい。あとは俺に任せろ」
兵士たちの問いに俺は胸を叩いて応えた。
さて、次は獣人たちだ。
◇◇◇◇◇
「神様、がるーたちを集めました」
モモ―が広場に獣人たちをたちを集めていた。
だが、獣人たちの顔は暗い。
「どうした。戦いは恐ろしいか?」
「戦うのこわい。でも、ちょろーのしもべになるの、もっとこわい」
「モモ―、 ちょろーの所でも、がるーたちはしもべなのか」
「はい、がるーはちょろーのしもべでもあります。ですが、モモ―たちとは違い、やさしくありません」
「おれ、ちょろーのところからにげた。ごはん……いや、エサはすくない。やすみもない。がるーたちで、ころしあいさせて、わらう」
逃亡奴隷が出るくらい劣悪なのか。
そして、剣闘の真似事も行われているらしい。
「そうだ、負ければちょろーのしもべになる。だが、大丈夫だ! 俺がお前たちを見捨てはしない! そしてお前たちの仲間もだ!」
「神様、おれ、ガルガー、この中でいちばん強い。おれ 、神様といっしょに戦う」
ガルガーと名乗る背が高く、逞しい筋肉をした獣人が俺に声をかけてきた。
それにちょっと賢そうだ。
「うむ、 ではお前にがるーたちの頭を任せよう」
もうひとりリーダが欲しいな。
「神様、モモ―も戦う。モモ―、弓、上手い!」
あー、貧乳だからなー。
いや、おっぱいは全て素晴らしい!
俺の最上とするものは決まっているが、それでも他のおっぱいに価値がないとは決して言えないのである。
「わかった、でも無理はするな。お前たちはちょろーと直接は戦わなくていい。敵が近づいたら逃げるんだ」
「え!? 逃げていいの?」
「逃げてもよいのか!?」
「そうだ、それこそが勝利への鍵となる」
そして、俺は作戦を説明した。
準備は夜中まで掛かった
夜半過ぎ、俺はひとり考える。
謎は深まるばかりだ。
俺は剣の概念を教えていない。
だから、剣という単語は生まれないはずなのだ。
剣そのものが生まれたとしても、その呼び名は変わるはずだ、”どでかナイフ”という名称であったなら、俺は納得する。
この世界はちょっとおかしい。
いや、ファンタジー世界だから当然かな? かな?
違うよなぁ。
それに、すぐに降伏を進めて来るヤー、あいつが、少し怪しい。
その他にも色々な疑念はあるが、まずは明日の戦いに備えよう。
◇◇◇◇◇
翌日、街を出た俺たちは遠くの黒い影の塊を見て、一時停止する。
「みな! おまえたちの前には何がある!?」
俺は先頭から振り向いて叫んだ。
「敵です!」
兵士が答えた。
「お前たちの後ろには何がある!?」
「おれたちの町です!」
「そうだ! 町がある! 家族がいる! 思い出と、未来がある! 俺たちが負けたら、それはどうなる!?」
「ちょろーに壊され! 殺され! 奪われます!」
「そうだ! だから俺たちは戦わねばならない! 大切なものを守るため! 大切な人を守るため! 大切な時を守るためだ!」
黒い塊はだんだん近づき、そして、影の輪郭が見え始めた!
「再び問う! おまえたちの前には誰がいる!?」
「敵です!」
「違う! 俺だ! 神だ! 神と共に戦えば! 敗北など~、ない! 前進!」
俺は、俺たちは歩みを進める。
黒い塊は、もはや塊とは言えぬほど個々の姿が見える。
「神様、今からでも遅くありません。負けを認めるべきです。私は、あんな恐ろしい事は出来ない!」
いつの間にかヤーが隣に来ていた。
俺も懸念は残っている。
先日の戦いで1000人単位で負けたという話だ。
昨日のトカゲ人との闘いでは人類とトカゲ人との間に個々の戦闘力の差が大きくあるとは思えない。
互角が俺の見立てだ。
鉄器と青銅器との差はあれども、圧敗するとは思えない。
圧敗……あっぱい……あっぱい……おっぱい!
いや、何を考えているんだ俺! 今はそんな事を考えている場合ではないだろ!
だが、数秒後、俺はそれが天啓だった事に気付く。
「あんな、恐れ多い事は、私にはとても出来ない! 女神に刃を向けるなど!」
ヤーが叫んだ。
トカゲ人が10m先まで近づく。
俺は見た!
あいつら、盾におっぱいの彫り物している!
おのれ! 卑怯な!
古代エジプトとペルシャの戦争において、ペルシャはエジプトで神聖視されている猫を盾に縛って戦い、猫を傷つけられないエジプト兵は戦意を失い、ペルシャが勝利したという逸話が残っている。
これは、それのおっぱい版である。
これはひどい!
俺は怒りと共に呆れた。
うむ、わからん!
とりあえず、後回しだ。
「さて、今の状況を聞こうか」
俺はふたりに声を掛ける。
「初めまして神様。モモ―と申します。あなたの第一のしもべです」
女の子はモモ―と名乗った。
「神様、私はヤー、すごい布の家の長です」
男はヤーと名乗った。
禿げた頭の中年だ。
「ふむ、戦争中と言ったな。今の戦況は?」
鉄器、戦争、剣、どれも俺があえて残さなかったものだ。
それがなぜ、今、人類の前に立ちふさがっていた。
「はい、敵はちょろーという北の敵、先ほどの3体は使者です」
モモーが説明してくれた。
そういえば、北には大河が分かれた支流があったな。
あいつら使者だったのか、まずい事をしたかな。
「ちょろーは1000を超す大群です。ここは負けを認め、しもべになるしかないかと」
ヤーが言う。
「うむ、こちらの戦える人数は?」
「300人です」
あー、3倍の差か、確かにヤーの気持ちも分からなくはない。
だが、俺の古代戦争知識があれば別だ。
それに、俺の見立てでは、あのトカゲ人は、あまり賢くない!
「地図持てい! 兵を集めよ! これより神が指揮を執る!」
俺の号令にモモ―は「はい! ただいま!」と嬉しそうな声を立てた。
◇◇◇◇◇
俺は地図を見る。
トカゲ人は大河の支流を渡り、この町にあと一日程度で到着するらしい。
「この町の人口は?」
「1万と3238人です。いや、先日の戦いで1万と2200人に減りました」
へっ? 1000人単位で負けたの!?
「はい、北の川で侵入を防ごうとしましたが、ちょろーは汚い手を使ったのです」
「汚い手?」
「毒です。川にはぎょーの友達たちが居ました。友達たちと一緒にちょろーと戦うはずでした。それに……」
そう言って、モモ―は言葉を詰まらせる。
確かに、川での戦いならば魚人が負けるはずがない。
だが、そこに毒を流された場合は話は別だ。
「そうか、では俺たちの戦力を確認したい。 俺たちの武器に弓はあるか? 騎馬兵はいるか?」
「きば兵? 歯の鋭いがるーたちの事でしょうか?」
あれ? 騎馬が……いない!?
ちょっとまずいかな?
「弓は10人ほど使えるものがいます」
ほっ、弓はあった、助かった。
でも、10人……少ないな、あと50は欲しい。
「兵隊以外にも弓で狩りのできる住人はいないのか?」
「がるーたちがおります」
「ん? がるーは兵隊じゃないの?」
「がるーはしもべです。しもべにはやさしくしなくてはいけません。戦いに出すのはやさしくないです」
あーそっか、俺の教えを守っているのか。
「今は緊急事態だ。彼らの助けを借りよう」
「神様の言う通りです!」
うーん、ちょろい。
「で、弓の使えるがるーは何人いる?」
「50人ほど」
「ひょっとして、そいつら足が速かったりする」
「はい、速いです」
「ちょろーよりも?」
「ちょろーの3倍は速いです」
これはちょろいな!
「よろしい、では兵士たちと装備を確認しよう」
「はい、神様、こちらになります」
俺が案内された先は兵士の詰所だった。
「神様が降られたぞ! みな! 安心せよ!」
詰所にうぉー!という声が響く!
俺は彼らの装備を確認する。
青銅の丸盾に穂先だけが金属の槍、そして皮鎧。
「神様、敵は鉄の剣と盾を持っております。青銅の盾は鉄剣にはかないません。 数で負けていることですし、ここは負けを認めては……」
ヤーが再び降伏を進めてくる。
やはり敵は鉄の武器を持っているらしい。
「敵の盾も同じ形なのか?」
「はい、片手に剣、片手に盾です」
典型的なリザードマンスタイルだな。
「よし、モモ―、 戸板を集めろ、盾を改造するぞ!」
「戸板!?」
「そう、扉の板だ」
俺は詰め所に来るまでの間に、建物に木の扉が付いていたことを確認していた。
早速、この詰所の扉を外す。
そして、壁に掛けてあったノコギリを使って中心に穴を開けると、そこに青銅盾をはめ込んだ。
取っ手の部分だけ内側に出ている感じになる。
そしてそれを縄で固定する。
簡易的な長方盾の完成だ!
「これはな、こうして使うんだ」
そして、俺は長方盾の使い方を兵士たちに教える。
「神様、これでは敵を倒せません!」
「よいのだ。お前たちは文字通り盾となって敵を足止めすればよい。あとは俺に任せろ」
兵士たちの問いに俺は胸を叩いて応えた。
さて、次は獣人たちだ。
◇◇◇◇◇
「神様、がるーたちを集めました」
モモ―が広場に獣人たちをたちを集めていた。
だが、獣人たちの顔は暗い。
「どうした。戦いは恐ろしいか?」
「戦うのこわい。でも、ちょろーのしもべになるの、もっとこわい」
「モモ―、 ちょろーの所でも、がるーたちはしもべなのか」
「はい、がるーはちょろーのしもべでもあります。ですが、モモ―たちとは違い、やさしくありません」
「おれ、ちょろーのところからにげた。ごはん……いや、エサはすくない。やすみもない。がるーたちで、ころしあいさせて、わらう」
逃亡奴隷が出るくらい劣悪なのか。
そして、剣闘の真似事も行われているらしい。
「そうだ、負ければちょろーのしもべになる。だが、大丈夫だ! 俺がお前たちを見捨てはしない! そしてお前たちの仲間もだ!」
「神様、おれ、ガルガー、この中でいちばん強い。おれ 、神様といっしょに戦う」
ガルガーと名乗る背が高く、逞しい筋肉をした獣人が俺に声をかけてきた。
それにちょっと賢そうだ。
「うむ、 ではお前にがるーたちの頭を任せよう」
もうひとりリーダが欲しいな。
「神様、モモ―も戦う。モモ―、弓、上手い!」
あー、貧乳だからなー。
いや、おっぱいは全て素晴らしい!
俺の最上とするものは決まっているが、それでも他のおっぱいに価値がないとは決して言えないのである。
「わかった、でも無理はするな。お前たちはちょろーと直接は戦わなくていい。敵が近づいたら逃げるんだ」
「え!? 逃げていいの?」
「逃げてもよいのか!?」
「そうだ、それこそが勝利への鍵となる」
そして、俺は作戦を説明した。
準備は夜中まで掛かった
夜半過ぎ、俺はひとり考える。
謎は深まるばかりだ。
俺は剣の概念を教えていない。
だから、剣という単語は生まれないはずなのだ。
剣そのものが生まれたとしても、その呼び名は変わるはずだ、”どでかナイフ”という名称であったなら、俺は納得する。
この世界はちょっとおかしい。
いや、ファンタジー世界だから当然かな? かな?
違うよなぁ。
それに、すぐに降伏を進めて来るヤー、あいつが、少し怪しい。
その他にも色々な疑念はあるが、まずは明日の戦いに備えよう。
◇◇◇◇◇
翌日、街を出た俺たちは遠くの黒い影の塊を見て、一時停止する。
「みな! おまえたちの前には何がある!?」
俺は先頭から振り向いて叫んだ。
「敵です!」
兵士が答えた。
「お前たちの後ろには何がある!?」
「おれたちの町です!」
「そうだ! 町がある! 家族がいる! 思い出と、未来がある! 俺たちが負けたら、それはどうなる!?」
「ちょろーに壊され! 殺され! 奪われます!」
「そうだ! だから俺たちは戦わねばならない! 大切なものを守るため! 大切な人を守るため! 大切な時を守るためだ!」
黒い塊はだんだん近づき、そして、影の輪郭が見え始めた!
「再び問う! おまえたちの前には誰がいる!?」
「敵です!」
「違う! 俺だ! 神だ! 神と共に戦えば! 敗北など~、ない! 前進!」
俺は、俺たちは歩みを進める。
黒い塊は、もはや塊とは言えぬほど個々の姿が見える。
「神様、今からでも遅くありません。負けを認めるべきです。私は、あんな恐ろしい事は出来ない!」
いつの間にかヤーが隣に来ていた。
俺も懸念は残っている。
先日の戦いで1000人単位で負けたという話だ。
昨日のトカゲ人との闘いでは人類とトカゲ人との間に個々の戦闘力の差が大きくあるとは思えない。
互角が俺の見立てだ。
鉄器と青銅器との差はあれども、圧敗するとは思えない。
圧敗……あっぱい……あっぱい……おっぱい!
いや、何を考えているんだ俺! 今はそんな事を考えている場合ではないだろ!
だが、数秒後、俺はそれが天啓だった事に気付く。
「あんな、恐れ多い事は、私にはとても出来ない! 女神に刃を向けるなど!」
ヤーが叫んだ。
トカゲ人が10m先まで近づく。
俺は見た!
あいつら、盾におっぱいの彫り物している!
おのれ! 卑怯な!
古代エジプトとペルシャの戦争において、ペルシャはエジプトで神聖視されている猫を盾に縛って戦い、猫を傷つけられないエジプト兵は戦意を失い、ペルシャが勝利したという逸話が残っている。
これは、それのおっぱい版である。
これはひどい!
俺は怒りと共に呆れた。
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