46 / 54
最終章 ここから始まる理想郷
その17 俺と虚像の最終決戦
しおりを挟む
五日後の朝、俺たちは再び火山島に降り立つ。
俺に腕にはいつものバッグが掛けられている。
俺の左手の文字は1になっていた。
だから、ここにいるのは、ここに来れる者、全てだ。
総勢200人くらいだろうか、バス―とメルーは言わずもがな、パトー12世とドトー、巫女の女官、先のドラゴンとの戦いで活躍した者たち、そして、俺を見送りたいと志願した者たちだ。
ごちそうとお酒もいっぱいあるよ!
竜人女王との第二ランドに勝利したら、そのまま勝利のおまつりだ!
そして、俺は何となく気づいていた。
きっと、これが最後になる。
もう、次にこの世界を俺が訪れる事はない。
俺が伝えるべきことは伝え終えた。
今日、ここで人類と他種族が争わず、共に歩める未来の道を拓けば、俺の役割は終わる。
「よし、では行くとするか」
「はい! 宝物の準備はばっちりです!」
バス―と巫女たちが装飾で飾られた布に包まれた宝を持つ。
この宝の製造の最大の功労者はバス―だ。
俺では、あの装飾がおっぱいになりかねんからな。
「神様、あの宝の正体は何ですか?」
メルーが尋ねてくる。
無理もない、あの宝の正体はバス―と一部の巫女しかしらない。
本来は、俺がこの世界を去る時にみなに授けるつもりだったものだ。
実はみなの分もちゃんとある。
それは、別のつづらに入っているのだ。
そして俺たちは竜人女王の間に向かう。
そこは相変わらず光の間だった。
あの時と変わらない輝き、いや光の加減で変化するそれは、先日とは違った美しさがあった。
「よく来たな、待ちわびていたぞ」
「我らの母の宝に勝るものなど無いと分からぬとは、愚かな下等人類よ」
ドラゴンの王子は相変わらず口が悪い。
「まあ、たとえ我らの女王が下等人類の宝を認めたとしても、我らが認めぬがな」
その他のドラゴンも口を揃えて言う。
こいつらが居るせいで宝の間が狭くてかなわない。
入りきれない奴は天頂の穴から覗き込んでいた。
「かまわぬよ。もし、女王が認めても、お前たちが認めなければ、俺たちの負けでよいぞ」
俺は余裕の表情で言う。
「聞いたか! 同胞よ! 母よ! こやつは自ら負けるつもりだぞ!」
「勘違いするな、負けるつもりはない。負けるとも思っておらぬよ。そして、それは俺たちの総意だ」
俺の後ろにいる人類、魚人、爬虫人類、鳥人、その全てが俺の声に同意する。
「そうだ! 神様の叡智が世界に光をもたらした!」
「神様の創意で、おいしいごはんとお酒がいっぱい!」
「神様の慈愛はわれらが救い!」
「神様の力は何よりも強い! でも、それは優しい強さ!」
「愛と、おっぱいを胸に! 俺は、俺たちは世界に幸せを広める!」
そうだ、おっぱいの素晴らしさを知れば、竜人女王も認めざるを得ないだろう。
「では、ここに示そう! 女王が一度も見た事がない、どの宝より素晴らしい物を!」
そして、バス―と巫女の一団が包みを解く。
「こ、これは……鏡か!?」
そう、鏡。
全身がはっきりと映る三面鏡と、一枚の大鏡だ。
◇◇◇◇
ドラゴンとの戦闘の準備中、俺はバス―に新たな科学を授けていた。
「神様、バス―にしか出来ない事って何でしょうか?」
「それは、芸術だな。本体は俺が科学の叡智で作り方を教えるが、周辺の装飾はお前たちの方が得意だ」
「そんな! 芸術ではわたくしたちは神様の足元にも及びません」
「そうでもないぞ、芸術とは己の心を形にして表現する物だ。共感する者の数は指標になるにこそすれ、優劣を決める物ではないのだ」
そう、心に溢れる情熱を表現するのが芸術。
それは、表に顕現せずにはいられない衝動。
俺は『おっぱい! すばらしい!』と言わずにはいられないのだ。
たとえ、その結果、後ろ指をさされる事になろうとも!
「さて、それでは作り方を教えよう。材料はこれだ」
俺はガラスの原料である『神様砂』、エタノールこと『超すごいお酒』、銅、硝酸、アンモニア、そして銀を並べる。
「まずは一枚のガラス板を作るぞ」
俺は溶けたガラスを付けた鉄パイプに向かって大きく息を吸い込む。
そして、息を吹き込みながら腰を左右に振る。
ふー! ふうっー!
「これはガラスの吹き込み……えっ!? まだ続くのですか!? ああ! スゴイ! あんなに大きく! そんな、そんなに大きいと壊れちゃいますぅー!」
だから『恋のハウツービギナーズ』で仕入れたセリフを吐くんじゃない!
そう思いながらも俺は鉄パイプを回しながら、ガラスが筒状に長く、長く、長くぅー! なるように腰を振り続ける。
ガラスは超巨大なソーセージのような形に膨らんだ。
「ぜー、はー、ぜーはー」
俺は息を荒くする。
あー苦しい、酸欠になるかと思ったよ。
「よ、よし、それが冷えたら上下を切り取って、縦に切り込みを入れて、窯に入れるぞ」
「はいっ、暖めてあります!」
俺はガラスの筒を窯に入れ、そして先っぽがT字になった棒を取り出す。
「そして、この棒で平面に均していくのだ」
窯の中で熱されて再び柔らかくなっていくガラスが、その形を円筒から平面に変えていく。
その様子は、ペットボトルの上と底面を切って、縦に切り込みを入れて展開していくようだと想像すれば分かりやすいだろうか。
この方法の名は『円筒法』。
19世紀のロンドン万博の目玉展示物『クリスタルパレス』。
その大きな板ガラスを作った方法だ。
「すごい! こんな大きな板ガラスは初めて見ました!」
等身大の板ガラスを作るのは簡単に思えて難しい。
実際、俺の世界の歴史でも、この円筒法が広まるまでは、ステンドグラス程度のサイズが精いっぱいだった。
「よし、それでは、これから次の準備に入ろう」
俺は銅を火で炙り、そして黒ずんだそれを超すごいお酒に入れる。
酸化銅の黒ずんだ色が、銅のピカピカした輝きを取り戻していく。
「これは、炎の呪いを解いたのですか!?」
あー、メルーなら酸化された銅が還元されたと言う所だが、バス―にはそう思えるのか。
「うむ、その方がファンタジーでよいぞ! 呪いを解いたのだ!」
化学変化の内容は、あとでメルーに教えておこう。
「さて、最後にこの板ガラスを側面にした容器に、硝酸に溶かした銀を入れて、アンモニアをたーっぷり入れる」
銀は硝酸に溶け、そして大量のアンモニアが容器に投入される。
「そして、これがクライマックスだ!」
俺は銅の呪いを解いた液体、エタノールが酸化して出来たアセトアルデヒドを、銀が溶けた容器に入れる。
「こ……これは!? わ、わたし!?」
銀がガラス面に析出した。
そこには、バス―や俺、巫女たちの姿が映っていた。
これは『銀鏡反応』、その名の通り鏡を作る方法だ!
「すごい! この鏡は今までのとは違います。まるで真実を映すみたい!」
「バス―、あたしたちにも見せて!」
鏡の前に群がる女の子たち。
うーん、やっぱり女の子は美しい物が好きなのだな。
実際、カワイイ娘ばっかだしね。
この銀鏡反応で作る鏡は青銅を使った金属鏡とはレベルが違う。
まさに、真実の鏡とも言えよう。
「よーし、じゃあこれを量産するぞー!」
「はい!」
銀鏡反応は化学の領域だが、鏡の制作はどちらかと言えば、芸術の領域だ。
職人の領域と言ってもいい。
鏡の重要な要素である板ガラスを作るには体力と器用さが必要だ。
これはバス―の方が得意な領域だ。
「神様! バス―の乙女の息吹の成果はどうですかー!?」
……見かけによらずダイナミックですね。
俺が作ったよりも遥かに大きい円筒のガラスを膨らませながら、バス―は楽しそうに激しく腰をを振っていた。
乙女の胸には夢と、おっぱいと、肺活量が詰まっていた。
俺に腕にはいつものバッグが掛けられている。
俺の左手の文字は1になっていた。
だから、ここにいるのは、ここに来れる者、全てだ。
総勢200人くらいだろうか、バス―とメルーは言わずもがな、パトー12世とドトー、巫女の女官、先のドラゴンとの戦いで活躍した者たち、そして、俺を見送りたいと志願した者たちだ。
ごちそうとお酒もいっぱいあるよ!
竜人女王との第二ランドに勝利したら、そのまま勝利のおまつりだ!
そして、俺は何となく気づいていた。
きっと、これが最後になる。
もう、次にこの世界を俺が訪れる事はない。
俺が伝えるべきことは伝え終えた。
今日、ここで人類と他種族が争わず、共に歩める未来の道を拓けば、俺の役割は終わる。
「よし、では行くとするか」
「はい! 宝物の準備はばっちりです!」
バス―と巫女たちが装飾で飾られた布に包まれた宝を持つ。
この宝の製造の最大の功労者はバス―だ。
俺では、あの装飾がおっぱいになりかねんからな。
「神様、あの宝の正体は何ですか?」
メルーが尋ねてくる。
無理もない、あの宝の正体はバス―と一部の巫女しかしらない。
本来は、俺がこの世界を去る時にみなに授けるつもりだったものだ。
実はみなの分もちゃんとある。
それは、別のつづらに入っているのだ。
そして俺たちは竜人女王の間に向かう。
そこは相変わらず光の間だった。
あの時と変わらない輝き、いや光の加減で変化するそれは、先日とは違った美しさがあった。
「よく来たな、待ちわびていたぞ」
「我らの母の宝に勝るものなど無いと分からぬとは、愚かな下等人類よ」
ドラゴンの王子は相変わらず口が悪い。
「まあ、たとえ我らの女王が下等人類の宝を認めたとしても、我らが認めぬがな」
その他のドラゴンも口を揃えて言う。
こいつらが居るせいで宝の間が狭くてかなわない。
入りきれない奴は天頂の穴から覗き込んでいた。
「かまわぬよ。もし、女王が認めても、お前たちが認めなければ、俺たちの負けでよいぞ」
俺は余裕の表情で言う。
「聞いたか! 同胞よ! 母よ! こやつは自ら負けるつもりだぞ!」
「勘違いするな、負けるつもりはない。負けるとも思っておらぬよ。そして、それは俺たちの総意だ」
俺の後ろにいる人類、魚人、爬虫人類、鳥人、その全てが俺の声に同意する。
「そうだ! 神様の叡智が世界に光をもたらした!」
「神様の創意で、おいしいごはんとお酒がいっぱい!」
「神様の慈愛はわれらが救い!」
「神様の力は何よりも強い! でも、それは優しい強さ!」
「愛と、おっぱいを胸に! 俺は、俺たちは世界に幸せを広める!」
そうだ、おっぱいの素晴らしさを知れば、竜人女王も認めざるを得ないだろう。
「では、ここに示そう! 女王が一度も見た事がない、どの宝より素晴らしい物を!」
そして、バス―と巫女の一団が包みを解く。
「こ、これは……鏡か!?」
そう、鏡。
全身がはっきりと映る三面鏡と、一枚の大鏡だ。
◇◇◇◇
ドラゴンとの戦闘の準備中、俺はバス―に新たな科学を授けていた。
「神様、バス―にしか出来ない事って何でしょうか?」
「それは、芸術だな。本体は俺が科学の叡智で作り方を教えるが、周辺の装飾はお前たちの方が得意だ」
「そんな! 芸術ではわたくしたちは神様の足元にも及びません」
「そうでもないぞ、芸術とは己の心を形にして表現する物だ。共感する者の数は指標になるにこそすれ、優劣を決める物ではないのだ」
そう、心に溢れる情熱を表現するのが芸術。
それは、表に顕現せずにはいられない衝動。
俺は『おっぱい! すばらしい!』と言わずにはいられないのだ。
たとえ、その結果、後ろ指をさされる事になろうとも!
「さて、それでは作り方を教えよう。材料はこれだ」
俺はガラスの原料である『神様砂』、エタノールこと『超すごいお酒』、銅、硝酸、アンモニア、そして銀を並べる。
「まずは一枚のガラス板を作るぞ」
俺は溶けたガラスを付けた鉄パイプに向かって大きく息を吸い込む。
そして、息を吹き込みながら腰を左右に振る。
ふー! ふうっー!
「これはガラスの吹き込み……えっ!? まだ続くのですか!? ああ! スゴイ! あんなに大きく! そんな、そんなに大きいと壊れちゃいますぅー!」
だから『恋のハウツービギナーズ』で仕入れたセリフを吐くんじゃない!
そう思いながらも俺は鉄パイプを回しながら、ガラスが筒状に長く、長く、長くぅー! なるように腰を振り続ける。
ガラスは超巨大なソーセージのような形に膨らんだ。
「ぜー、はー、ぜーはー」
俺は息を荒くする。
あー苦しい、酸欠になるかと思ったよ。
「よ、よし、それが冷えたら上下を切り取って、縦に切り込みを入れて、窯に入れるぞ」
「はいっ、暖めてあります!」
俺はガラスの筒を窯に入れ、そして先っぽがT字になった棒を取り出す。
「そして、この棒で平面に均していくのだ」
窯の中で熱されて再び柔らかくなっていくガラスが、その形を円筒から平面に変えていく。
その様子は、ペットボトルの上と底面を切って、縦に切り込みを入れて展開していくようだと想像すれば分かりやすいだろうか。
この方法の名は『円筒法』。
19世紀のロンドン万博の目玉展示物『クリスタルパレス』。
その大きな板ガラスを作った方法だ。
「すごい! こんな大きな板ガラスは初めて見ました!」
等身大の板ガラスを作るのは簡単に思えて難しい。
実際、俺の世界の歴史でも、この円筒法が広まるまでは、ステンドグラス程度のサイズが精いっぱいだった。
「よし、それでは、これから次の準備に入ろう」
俺は銅を火で炙り、そして黒ずんだそれを超すごいお酒に入れる。
酸化銅の黒ずんだ色が、銅のピカピカした輝きを取り戻していく。
「これは、炎の呪いを解いたのですか!?」
あー、メルーなら酸化された銅が還元されたと言う所だが、バス―にはそう思えるのか。
「うむ、その方がファンタジーでよいぞ! 呪いを解いたのだ!」
化学変化の内容は、あとでメルーに教えておこう。
「さて、最後にこの板ガラスを側面にした容器に、硝酸に溶かした銀を入れて、アンモニアをたーっぷり入れる」
銀は硝酸に溶け、そして大量のアンモニアが容器に投入される。
「そして、これがクライマックスだ!」
俺は銅の呪いを解いた液体、エタノールが酸化して出来たアセトアルデヒドを、銀が溶けた容器に入れる。
「こ……これは!? わ、わたし!?」
銀がガラス面に析出した。
そこには、バス―や俺、巫女たちの姿が映っていた。
これは『銀鏡反応』、その名の通り鏡を作る方法だ!
「すごい! この鏡は今までのとは違います。まるで真実を映すみたい!」
「バス―、あたしたちにも見せて!」
鏡の前に群がる女の子たち。
うーん、やっぱり女の子は美しい物が好きなのだな。
実際、カワイイ娘ばっかだしね。
この銀鏡反応で作る鏡は青銅を使った金属鏡とはレベルが違う。
まさに、真実の鏡とも言えよう。
「よーし、じゃあこれを量産するぞー!」
「はい!」
銀鏡反応は化学の領域だが、鏡の制作はどちらかと言えば、芸術の領域だ。
職人の領域と言ってもいい。
鏡の重要な要素である板ガラスを作るには体力と器用さが必要だ。
これはバス―の方が得意な領域だ。
「神様! バス―の乙女の息吹の成果はどうですかー!?」
……見かけによらずダイナミックですね。
俺が作ったよりも遥かに大きい円筒のガラスを膨らませながら、バス―は楽しそうに激しく腰をを振っていた。
乙女の胸には夢と、おっぱいと、肺活量が詰まっていた。
0
あなたにおすすめの小説
掃除婦に追いやられた私、城のゴミ山から古代兵器を次々と発掘して国中、世界中?がざわつく
タマ マコト
ファンタジー
王立工房の魔導測量師見習いリーナは、誰にも測れない“失われた魔力波長”を感じ取れるせいで奇人扱いされ、派閥争いのスケープゴートにされて掃除婦として城のゴミ置き場に追いやられる。
最底辺の仕事に落ちた彼女は、ゴミ山の中から自分にだけ見える微かな光を見つけ、それを磨き上げた結果、朽ちた金属片が古代兵器アークレールとして完全復活し、世界の均衡を揺るがす存在としての第一歩を踏み出す。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
自業自得じゃないですか?~前世の記憶持ち少女、キレる~
浅海 景
恋愛
前世の記憶があるジーナ。特に目立つこともなく平民として普通の生活を送るものの、本がない生活に不満を抱く。本を買うため前世知識を利用したことから、とある貴族の目に留まり貴族学園に通うことに。
本に釣られて入学したものの王子や侯爵令息に興味を持たれ、婚約者の座を狙う令嬢たちを敵に回す。本以外に興味のないジーナは、平穏な読書タイムを確保するために距離を取るが、とある事件をきっかけに最も大切なものを奪われることになり、キレたジーナは報復することを決めた。
※2024.8.5 番外編を2話追加しました!
【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。
大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。
そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。
しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。
戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。
「面白いじゃん?」
アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる