39 / 120
第三章 二回戦
その2 炎の試練
しおりを挟む
「ねぇ、なんで最初の作戦のままじゃだめだったの」
お題が決まり、メニューの打ち合わせに入った俺たちに蘭子が問いかけてくる。
「理由は簡単だ。審査員が想定と変わってしまうからさ」
「あら、陸、わかってるじゃない」
「部長こそナイス判断です」
俺と部長が視線を合わせ、ぐふふと小さな笑い声を上げる。
うーん、どんどん悪の組織っぽくなってきたぞ。
「むー、あたしわかんなーい、もっとくわしく」
蘭子が頬を膨らませ抗議する。
「じゃあ、ちょっと詳しく説明すると『激辛料理』がお題になった場合、審査員は激辛料理が好きな人が選ばれるだろ」
「うんうん」
「それだと、激辛料理をハフハフ言いながら早く食べれてしまうんだ。激辛耐性があるからな」
「ほえ~、それで?」
「俺たちの作戦のキモは激辛辣火の激辛麻婆を普通の審査員が時間を掛けて食べる時に、冷めてしまって油が固まり味が落ちる事を突く事だ。でも激辛好きの審査員だと早く食べれてしまって、そうならない。だから作戦変更の必要があったのさ」
「へぇ~、さっすがぁ!」
それより問題は……
「で、部長、メニューの原案はあるんでしょうね」
「ないわ! 陸、考えて!」
だと思った……
部長は才能がある。
勉強やスポーツに限らず、芸術や話術にも。
だが、その高い才能が故に直感で判断する事が多い、特に一瞬の判断力を求められる時には。
ズバーとやって、バーンと動いて、ドドドーンってすればいいのよ! というのが出来る人なのだ。
そして、それは、大抵正しい。
あの時『唐辛子』を口にしたのは、それならば勝てる策を考えられると踏んでの発言だろう。
「はぁ、わかりました。こういうのはどうでしょう?」
俺は、この10分で考えてたメニューと策を語る。
「いいじゃないそれ! 流石ね、頼りになるわ! コンセプトはそれで、あたしたちで肉付けしましょ!」
「りっくんすごーい、うん、じゃあちょっと工夫して、こうするのはどう?」
「あとは、こうしましょう。いけるわ! これで!」
俺の基本コンセプトに部長と蘭子のアイディアを付け足す形でメニューが完成した。
「あたしたしは無敵よ! 無敵のコンビよ!」
部長が俺の肩に手をまわし、肩を組み、顔を近づけてくる。
近くで見るとやっぱり美人だ。しかも今日はいつもには見ないメイクまでしている。
「ぶー、コンビじゃない、トリオよトリオ!」
負けじと蘭子も逆側の肩を組んでくる。
「そうね、頼りにしているわ、ふたりとも!」
部長は才能に恵まれている。
褒められると嬉しい、頼られると力になりたくなる、そしてスキンシップは俺の桃闇に効く。
部長は男を落とす事にも才能があるのだ。
天然でやってんだよなぁ、これ。
◇◇◇
「さあ、調理がはじまりました! 『激辛料理』と『唐辛子』の二つのお題で双方はどんな料理を作るのかー!」
俺たちの作る料理はシンプルだ。
部長は卵と酢とオリーブオイルでマヨネーズを作る。
俺は多種多様の唐辛子を、あるものはオーブンに入れ、あるものは油で揚げ、またあるものは糸状に切る。
蘭子はトルティーヤとライスペーパーとガレットの皮、薄餅の準備だ。
ここが、一番手間が掛かるが蘭子の腕ならば間に合うだろう。
「料理愛好倶楽部! 手際が良い、見事な分業で進んでいるー! さらに目を引くのは、大量の唐辛子! 会場にある全ての種類の唐辛子が山のように積まれているー!」
「それだけじゃないわ!」
部長の声に合わせスタッフが追加の唐辛子を持ってくる。
会場にはない流通が少ない品種だ。
「これはオレンジ色の姿が美しい『弥平唐辛子』と青とうがらしの『ほどからなんばん』と『福耳とうがらし』だ! 辛い唐辛子の代名詞と言えば『ハバネロ』や『ジョロキア』ですが、日本の辛い唐辛子でトップを争うのが『弥平唐辛子』です!」
へぇ、あの司会者の人、結構物知りじゃないか。
そう、俺の骨子への部長の肉付けがこれ、会場にはない唐辛子の追加だ。
俺の知らない品種で、数時間で手配出来るとうがらしを部長が取り寄せたのだ。
「では、一方の激辛辣火の調理を見てみましょう」
俺の注意力が司会者の声に向けられる。
「おおーっと、ここでも自己調達の特選素材が使われている。あそこに見えるのはトリニダート・スコーピオンのレッドとイエローだ! これはギネスに載っている最辛種です。この暴力的という辛さを持つとうがらしをどう料理するのかー!?」
司会者の声を聞く所、俺も知識でしか知らないトリニダート・スコーピオンを使うらしい。
部長はそれを知っていた、相手がそれを使うであろうとも予想していた。
部長の話では、あれはそのまま食べる物ではなく、ほんの少しソースなどに入れると聞いたが、それをどう料理するのだろうか!?
「そして用意されたのはー、陰陽火鍋だー! この激辛辣火の看板料理! その火鍋で勝負に出たー!」
火鍋という言葉に、俺と部長の視線が合う。
アイコンタクトで、よし! というメッセージを交わす。
全て俺の想定通り。
相手は激辛の火鍋で来るという俺の予想は的中した。
俺たちの作る料理は唐辛子を美味しく食べる料理だ。
対し、相手の火鍋は具材を唐辛子でおいしく食べる料理だ。
どちらも激辛要素はある。
”激辛”という点ではトリニダート・スコーピオンを使う相手に分があるかもしれない。
だが、これは”唐辛子”の勝負でもあるのだ。
唐辛子そのものの美味しさを味わうという点では、俺たちの方に分があるはずだ。
相手の料理としての完成度が俺たちの遥か上を行かない限りは、ここを強調すれば俺たちに有利になる。
辛さでは劣るが、一定以上の辛さを超えれば、それは人が認識出来る領域ではなくなる。
特にトリニダート・スコーピオンは日本では馴染みが薄く、会場に来ている激辛好きの人でも食べた経験のある人は少ないだろう。
部長曰く、あれは伊達や酔狂で食べる物で、料理としてスパイス的以上に食べる物ではないわと言っていた。
部長、また曰く、『便所の中でガタガタ震えて、神様にお祈りするレベル』らしい。
スパイス以上に食べたんだね部長。
俺は作業を続け、オーブンで焼かれた唐辛子と油でサクサクに揚げられた唐辛子をパットに並べる。
生のままの唐辛子もそれに加わり、別のパットには蘭子が作った皮が並べられている。
蘭子は仕事が早いな。
部長も作業が終わり、俺たちは唐辛子を皮で包み始める。
全部包む必要はない、唐辛子各種ごとに審査員の数だけ包めば良いのだ。
その他にはキュウリの細切りを少々、これで完成!
俺たちの『伏魔殿・万魔殿・パンデツツーム』の完成だ!
ネーミングは部長である。
神様は部長にネーミングセンスの才能は与えなかったようである。
お題が決まり、メニューの打ち合わせに入った俺たちに蘭子が問いかけてくる。
「理由は簡単だ。審査員が想定と変わってしまうからさ」
「あら、陸、わかってるじゃない」
「部長こそナイス判断です」
俺と部長が視線を合わせ、ぐふふと小さな笑い声を上げる。
うーん、どんどん悪の組織っぽくなってきたぞ。
「むー、あたしわかんなーい、もっとくわしく」
蘭子が頬を膨らませ抗議する。
「じゃあ、ちょっと詳しく説明すると『激辛料理』がお題になった場合、審査員は激辛料理が好きな人が選ばれるだろ」
「うんうん」
「それだと、激辛料理をハフハフ言いながら早く食べれてしまうんだ。激辛耐性があるからな」
「ほえ~、それで?」
「俺たちの作戦のキモは激辛辣火の激辛麻婆を普通の審査員が時間を掛けて食べる時に、冷めてしまって油が固まり味が落ちる事を突く事だ。でも激辛好きの審査員だと早く食べれてしまって、そうならない。だから作戦変更の必要があったのさ」
「へぇ~、さっすがぁ!」
それより問題は……
「で、部長、メニューの原案はあるんでしょうね」
「ないわ! 陸、考えて!」
だと思った……
部長は才能がある。
勉強やスポーツに限らず、芸術や話術にも。
だが、その高い才能が故に直感で判断する事が多い、特に一瞬の判断力を求められる時には。
ズバーとやって、バーンと動いて、ドドドーンってすればいいのよ! というのが出来る人なのだ。
そして、それは、大抵正しい。
あの時『唐辛子』を口にしたのは、それならば勝てる策を考えられると踏んでの発言だろう。
「はぁ、わかりました。こういうのはどうでしょう?」
俺は、この10分で考えてたメニューと策を語る。
「いいじゃないそれ! 流石ね、頼りになるわ! コンセプトはそれで、あたしたちで肉付けしましょ!」
「りっくんすごーい、うん、じゃあちょっと工夫して、こうするのはどう?」
「あとは、こうしましょう。いけるわ! これで!」
俺の基本コンセプトに部長と蘭子のアイディアを付け足す形でメニューが完成した。
「あたしたしは無敵よ! 無敵のコンビよ!」
部長が俺の肩に手をまわし、肩を組み、顔を近づけてくる。
近くで見るとやっぱり美人だ。しかも今日はいつもには見ないメイクまでしている。
「ぶー、コンビじゃない、トリオよトリオ!」
負けじと蘭子も逆側の肩を組んでくる。
「そうね、頼りにしているわ、ふたりとも!」
部長は才能に恵まれている。
褒められると嬉しい、頼られると力になりたくなる、そしてスキンシップは俺の桃闇に効く。
部長は男を落とす事にも才能があるのだ。
天然でやってんだよなぁ、これ。
◇◇◇
「さあ、調理がはじまりました! 『激辛料理』と『唐辛子』の二つのお題で双方はどんな料理を作るのかー!」
俺たちの作る料理はシンプルだ。
部長は卵と酢とオリーブオイルでマヨネーズを作る。
俺は多種多様の唐辛子を、あるものはオーブンに入れ、あるものは油で揚げ、またあるものは糸状に切る。
蘭子はトルティーヤとライスペーパーとガレットの皮、薄餅の準備だ。
ここが、一番手間が掛かるが蘭子の腕ならば間に合うだろう。
「料理愛好倶楽部! 手際が良い、見事な分業で進んでいるー! さらに目を引くのは、大量の唐辛子! 会場にある全ての種類の唐辛子が山のように積まれているー!」
「それだけじゃないわ!」
部長の声に合わせスタッフが追加の唐辛子を持ってくる。
会場にはない流通が少ない品種だ。
「これはオレンジ色の姿が美しい『弥平唐辛子』と青とうがらしの『ほどからなんばん』と『福耳とうがらし』だ! 辛い唐辛子の代名詞と言えば『ハバネロ』や『ジョロキア』ですが、日本の辛い唐辛子でトップを争うのが『弥平唐辛子』です!」
へぇ、あの司会者の人、結構物知りじゃないか。
そう、俺の骨子への部長の肉付けがこれ、会場にはない唐辛子の追加だ。
俺の知らない品種で、数時間で手配出来るとうがらしを部長が取り寄せたのだ。
「では、一方の激辛辣火の調理を見てみましょう」
俺の注意力が司会者の声に向けられる。
「おおーっと、ここでも自己調達の特選素材が使われている。あそこに見えるのはトリニダート・スコーピオンのレッドとイエローだ! これはギネスに載っている最辛種です。この暴力的という辛さを持つとうがらしをどう料理するのかー!?」
司会者の声を聞く所、俺も知識でしか知らないトリニダート・スコーピオンを使うらしい。
部長はそれを知っていた、相手がそれを使うであろうとも予想していた。
部長の話では、あれはそのまま食べる物ではなく、ほんの少しソースなどに入れると聞いたが、それをどう料理するのだろうか!?
「そして用意されたのはー、陰陽火鍋だー! この激辛辣火の看板料理! その火鍋で勝負に出たー!」
火鍋という言葉に、俺と部長の視線が合う。
アイコンタクトで、よし! というメッセージを交わす。
全て俺の想定通り。
相手は激辛の火鍋で来るという俺の予想は的中した。
俺たちの作る料理は唐辛子を美味しく食べる料理だ。
対し、相手の火鍋は具材を唐辛子でおいしく食べる料理だ。
どちらも激辛要素はある。
”激辛”という点ではトリニダート・スコーピオンを使う相手に分があるかもしれない。
だが、これは”唐辛子”の勝負でもあるのだ。
唐辛子そのものの美味しさを味わうという点では、俺たちの方に分があるはずだ。
相手の料理としての完成度が俺たちの遥か上を行かない限りは、ここを強調すれば俺たちに有利になる。
辛さでは劣るが、一定以上の辛さを超えれば、それは人が認識出来る領域ではなくなる。
特にトリニダート・スコーピオンは日本では馴染みが薄く、会場に来ている激辛好きの人でも食べた経験のある人は少ないだろう。
部長曰く、あれは伊達や酔狂で食べる物で、料理としてスパイス的以上に食べる物ではないわと言っていた。
部長、また曰く、『便所の中でガタガタ震えて、神様にお祈りするレベル』らしい。
スパイス以上に食べたんだね部長。
俺は作業を続け、オーブンで焼かれた唐辛子と油でサクサクに揚げられた唐辛子をパットに並べる。
生のままの唐辛子もそれに加わり、別のパットには蘭子が作った皮が並べられている。
蘭子は仕事が早いな。
部長も作業が終わり、俺たちは唐辛子を皮で包み始める。
全部包む必要はない、唐辛子各種ごとに審査員の数だけ包めば良いのだ。
その他にはキュウリの細切りを少々、これで完成!
俺たちの『伏魔殿・万魔殿・パンデツツーム』の完成だ!
ネーミングは部長である。
神様は部長にネーミングセンスの才能は与えなかったようである。
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
【完結】元Sランク受付嬢の、路地裏ひとり酒とまかない飯
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ギルド受付嬢の佐倉レナ、外見はちょっと美人。仕事ぶりは真面目でテキパキ。そんなどこにでもいる女性。
でも実はその正体、数年前まで“災厄クラス”とまで噂された元Sランク冒険者。
今は戦わない。名乗らない。ひっそり事務仕事に徹してる。
なぜって、もう十分なんです。命がけで世界を救った報酬は、“おひとりさま晩酌”の幸福。
今日も定時で仕事を終え、路地裏の飯処〈モンス飯亭〉へ直行。
絶品まかないメシとよく冷えた一杯で、心と体をリセットする時間。
それが、いまのレナの“最強スタイル”。
誰にも気を使わない、誰も邪魔しない。
そんなおひとりさまグルメライフ、ここに開幕。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる