いじめてくる一軍女子に私のイケメン幼馴染はお似合いではありません。

春木ハル

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「まずは、どうすればいいかね。」

「そうだな、とりあえず芽衣と別れるのは確定だとして、どうする?」

「折角だし、私の何かを取ったタイミングでやり返す?」

「出来たら、私の事こっそり追いかけてくれない?」

「どういうこと?」

「多分、今日潤とあったせいで明日呼び出されると思うから、そこをやり返そうよ。」

「そうしようか。でも、お前側が何か言われることがあるか?」

「うん、だって潤と会ったら承知しないって言ってたし。」

「そんなに最低な奴だったんだな。」

「うん、女子って手段を選ばない男から見たら最低な人多いよ。」

「愛生はどっちなの?」

「勇気がないから選ぶ手段がないんだよね。」

「でも、その正直なところが可愛いんだけどな。」

大好きな幼馴染に急にかわいいとか言われたので、驚いた。

「え?」

多分だけど、私の顔は真っ赤になってたと思う。

「そんなにビックリする?」

私の顔が赤くなったのに照れたのか潤もそっぽを向いた。

「とりあえず、続きの話しよ。」

「そうだね。んで、その呼び出されたときに…。」

こうして、30分ほど二人で話し合いをした。

次の日がやってきた。

愛生は今までにないほどワクワクした気持ちで学校に行った。

すると、作戦通り芽衣は私を呼び出した。

「ねえ、あんた。潤君に話しかけないでって言ったわよね。」

「そんなこと言われてたわね。」

「私の言う事聞けなかったんだから、どうなるか分かっているわよね。」

「分かんない。」

「二人とも、こいつのお金とって。」

「分かった、芽衣。」

取り巻きの二人が愛生のカバンをあさりだした。

「お財布もらうわよ。」

お金を取る決定的瞬間で、スマホのシャッター音がした。

「はあ、芽衣ってこんな奴だったんだな。」

「え?潤君?」

「最低だな。こんなことする奴彼女でも何でもねぇよ。」

「でも、人の彼氏に話しかける奴が悪くない?」

「いや、人の事いじめる奴の方が何倍も悪いよ。」

「でもぉ…。」

「とりあえず、お前とは絶交だわ。付き合うのももう辞める。」

「嘘!」

「嘘じゃねぇよ、もう無理。愛生行くぞ。」

潤は私の財布を奪い返して、私の手を引っ張って教室へと戻った。

「潤、ありがとう。」

「いや、幼馴染がいじめられてて助けない奴なんていないだろ。それに…。」

「それに?」

「いや何でもない。とりあえず移動教室だし行こ?」

「なんか隠してんの?」

「何も隠してねぇよ!ほら行くぞ!」

その後、私たちは移動教室へと向かい無事授業を受けれた。
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