10代がマフィアを目指すのは間違っているのでしょうか

春木ハル

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マフィア修行編

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「失礼ですがお子さんのお名前は?」

「ルシカです。」

ルシカの母親だった。

「ルシカ君の場所なら知ってますよ。」

「え?どこにいるんですか?」

「もう一人の知り合いと一緒に村長さんの家の前に居ます。」

「ありがとうございます。」

「では、一緒に行きましょう。」

母親を連れて、ラーマは村長の家の前へと向かった。

「お母さん!!」

「ルシカ!!」

親子は抱き合って、涙を流していた。

「よかったですね。」

「ほんとうにありがとうございます。失礼ですがお名前は?」

「ラーマ・モンフィールです。」

「ラーマさん、見ない顔ですがどうされたんですか?」

「実はマフィアを目指しててそのためにこの村に来たんです。」

「こんなに優しいお方にならマフィアされても大丈夫ね。」

「ありがとうございます。ですが、村長さんに認めてもらえなくて。」

「なら、私が推薦しましょうか?」

「いいんですか?」

「はい、お礼がしたいんです。」

「ありがとうございます。」

「明日には村長さんから呼ばれると思うので、今日はうちで休んでてください。」

そしてルシカ親子の家へと向かった。

「ゆっくりしていてくださって大丈夫ですので。」

「何から何まで、ここまでして頂かなくていいのに。」

「では、私は買い物に行ってきますので。」

母親が出てから5分後に悲鳴が聞こえた。

「なにがあった?」

急いで家を飛び出して悲鳴のする方へ駆けていった。

「おいてめえら、抵抗するんじゃねぇぞ。」

剣を持ったマフィアらしき人間が暴れていた。

「おい、お前ら何してんだ。」

「あぁ?なんだてめぇ。」

「通りすがりの人間だ。」

「通りすがり程度が何の用だ。」

「ここはてめぇらの縄張りではないはずだが。」

「だから縄張りにしに来たんだよ。」

「俺ら3人でこの村は占領させてもらうぜ。」

「んなもん、好きにさせるかよ。」

すると、相手の2人が剣で切りかかってきた。

だが、それを避け剣を奪いあげ、頭に蹴りを入れた。

2人は気を失った。

「ふん、雑魚が。」

「能力も使えないやつを倒してヒーロー気取りか。」

「あぁ?」

「能力使える奴はこのレベルだ。」

炎が体すれすれに飛んできた。

その後も次々と炎が飛んできたが、それを避け相手の腹にパンチを入れた。

「うぐっ!」

「こうなりたくなかったら、もう2度とこんな真似すんな。」

「何言ってんだ、こっちにはボスが居る。3日後だ。それまで首でも洗ってろ。」

「男は走って逃げて行った。」

「今のままだと、ボスなんかがきたらこの村は終わるぞ。」
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