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14話 エゾンは思考を回す、リアスは空回る2
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「リアス、ちょっと話をしたい」
帰宅後夕食も済ませ、リーエが寝付くころ。
一本のワインを持ちだして、エゾンがリアスに声をかけた。
「やはりリーエをダンジョンに戻そう」
数杯グラスを開け、軽く酔いが回ったところでエゾンが絞り出すように切り出した。
「はあ???」
リアスは無論理解しがたいと声を上げる。
だが、エゾンは眠るリーエを見ながら早口に続けた。
「やはりリーエは異常だ」
昼にひっくり返ったリーエを見て、エゾンが感じていた違和感。
それが帰り道、リアスの言葉を聞いてはっきりとした。
なぜ今までしっかりと疑問に思わずにいたのかわからないが、リーエの身長はエゾンが座る椅子に伸び上がれるほどになっていた。
いままでも、何度も違和感は感じていた。
だけどそれがなぜかすぐに消えてしまう。
拾って三日で首が座ったことも、ダンジョンで振り回されてもピクリとも動いていなかったのも。
ボトルを両手でしっかりつかんでいたのも、コクコクと飲み干していたのも。
いつの間にかハイハイして、椅子につかまり立ちしていたのも……。
全部全部、疑問に思ったではないか。
にもかかわらず、いつだってリアスのとぼけた感想とリーエの面倒に流されうやむやに消えてしまった。
俺は普段、物事を疑問のまま残さない。
くだらない疑問ならすぐ忘れるが、こんな重要なことを忘れるか?
今、リーエの細く色素の薄い金髪は、首筋の辺りまでしっかり伸びているのだ。
あり得ない。
ほんの少し、情のようなものが湧いているのも邪魔しているのかもしれない。
こうしている今も、ほんの少し気を許すとまた忘れてしまいそうになる。
エゾンは今、酔いに任せてぼんやりとリーエの腕に食い込む小さすぎる服を視覚的に見続けることで、この疑問をなんとか保つことが出来ているのだ。
リーエは多分、俺たちの手に負える存在じゃない。
こんな思考操作、聞いたこともない。
最初から、ダンジョンから連れ出してはいけない存在だったんじゃないか?
リアスにそれを説明しようとするも、なぜか口が言うことを利かない。
えも知れぬ違和感と畏怖、そしていつものどこかそわそわするような感覚が、エゾンの中でグルグルと渦巻いている。
が、これさえも、ふと気を抜くと忘れてしまいそうだ。
「何の冗談だよ。リーエに異常なんかない。しっかり元気に育ってるよ。ほら、このふくふくのほっぺた。めちゃくちゃツヤツヤだろ?」
ダメだ、リアスは全く違う方向でエゾンの言葉を理解したようだ。
リアスは確かにバカだ。
かなりバカだ。
だが、こんな誤解はありうるだろうか?
いやリアスならあり得るか。
まあ、こういうのを親バカって言うのか……?
一瞬余計な疑問を持ったエゾンの思考が、にゅるりとまた狂い始める。
そして酔いがひどいのか、それとも他の理由でか、エゾンの思考がまたどんどんあやふやになり始めた。
「あれ、エゾン、リーエの服着替えさせなかったのか?」
そこで唐突にリアスが立ち上がり、リーエの眠るゆりかごへと歩き出す。
「さっきギルドでおっさんに貰ったやつ着せるって言っておいたのに」
「待て……」
「なんだ? 着替えくらいもう俺だってできるぞ」
そうじゃない。そうじゃなくて、リーエはその服でないと俺の考えが……。
考えがなんだ?
どうにも思考がまとまらない。
今言おうとしたなにかを思い出そうと、音もなく数回口をパクパクと開けたり閉じたりするエゾン。
その目前で、エゾンの努力もむなしくリアスがリーエの服を全部脱がし、危なっかしい手つきで新しい服を着せようとしている。
「そうじゃない。その結びかたじゃ寝るときに腹にあたるだろう」
「あ、そうか。ごめんねリーエ、今やり直すね」
気が付けば、エゾンはその下手な紐の結びかたに口を出していた。
それからもしばらくの間、エゾンは何ともすっきりとしないそわそわした何かを感じている。
感じてはいるが、はっきりしない。
思考をまとめようとするうちに、気づけば空のワインボトルがテーブルに並び、そしてもやもやの正体を理解する前に、いつの間にか珍しく酔いつぶれてしまった。
「エゾン、寝ちまったのか」
それをみたリアスもつかれていた。
リアスにすれば、ギルドに寄るのはダンジョンに潜るより心労がひどいのだ。
この三日、リーエの様子を見るために、お互い順番にベッドを使って眠っていた。
エゾンもそのせいで寝足りないのだろう。
「仕方ないな、ほら寝床いくぞ」
そう思って気を利かせてエゾンをベッドに運んだのだが。
リアスもまたかなり酔っているらしい。
ついでにリーエの眠るゆりかごももってきて、エゾンの隣に転がった。
転がって数秒で、リアスからも軽いいびきが聞こえだす。
二人がすっかり寝静まったころ。
ゆりかごの中からリーエがひょこりと顔をのぞかせる。
そしてすぐ近くに眠るリアスとエゾンを交互にみて、嬉しそうなほほ笑みを浮かべてまた静かに眠りについた。
帰宅後夕食も済ませ、リーエが寝付くころ。
一本のワインを持ちだして、エゾンがリアスに声をかけた。
「やはりリーエをダンジョンに戻そう」
数杯グラスを開け、軽く酔いが回ったところでエゾンが絞り出すように切り出した。
「はあ???」
リアスは無論理解しがたいと声を上げる。
だが、エゾンは眠るリーエを見ながら早口に続けた。
「やはりリーエは異常だ」
昼にひっくり返ったリーエを見て、エゾンが感じていた違和感。
それが帰り道、リアスの言葉を聞いてはっきりとした。
なぜ今までしっかりと疑問に思わずにいたのかわからないが、リーエの身長はエゾンが座る椅子に伸び上がれるほどになっていた。
いままでも、何度も違和感は感じていた。
だけどそれがなぜかすぐに消えてしまう。
拾って三日で首が座ったことも、ダンジョンで振り回されてもピクリとも動いていなかったのも。
ボトルを両手でしっかりつかんでいたのも、コクコクと飲み干していたのも。
いつの間にかハイハイして、椅子につかまり立ちしていたのも……。
全部全部、疑問に思ったではないか。
にもかかわらず、いつだってリアスのとぼけた感想とリーエの面倒に流されうやむやに消えてしまった。
俺は普段、物事を疑問のまま残さない。
くだらない疑問ならすぐ忘れるが、こんな重要なことを忘れるか?
今、リーエの細く色素の薄い金髪は、首筋の辺りまでしっかり伸びているのだ。
あり得ない。
ほんの少し、情のようなものが湧いているのも邪魔しているのかもしれない。
こうしている今も、ほんの少し気を許すとまた忘れてしまいそうになる。
エゾンは今、酔いに任せてぼんやりとリーエの腕に食い込む小さすぎる服を視覚的に見続けることで、この疑問をなんとか保つことが出来ているのだ。
リーエは多分、俺たちの手に負える存在じゃない。
こんな思考操作、聞いたこともない。
最初から、ダンジョンから連れ出してはいけない存在だったんじゃないか?
リアスにそれを説明しようとするも、なぜか口が言うことを利かない。
えも知れぬ違和感と畏怖、そしていつものどこかそわそわするような感覚が、エゾンの中でグルグルと渦巻いている。
が、これさえも、ふと気を抜くと忘れてしまいそうだ。
「何の冗談だよ。リーエに異常なんかない。しっかり元気に育ってるよ。ほら、このふくふくのほっぺた。めちゃくちゃツヤツヤだろ?」
ダメだ、リアスは全く違う方向でエゾンの言葉を理解したようだ。
リアスは確かにバカだ。
かなりバカだ。
だが、こんな誤解はありうるだろうか?
いやリアスならあり得るか。
まあ、こういうのを親バカって言うのか……?
一瞬余計な疑問を持ったエゾンの思考が、にゅるりとまた狂い始める。
そして酔いがひどいのか、それとも他の理由でか、エゾンの思考がまたどんどんあやふやになり始めた。
「あれ、エゾン、リーエの服着替えさせなかったのか?」
そこで唐突にリアスが立ち上がり、リーエの眠るゆりかごへと歩き出す。
「さっきギルドでおっさんに貰ったやつ着せるって言っておいたのに」
「待て……」
「なんだ? 着替えくらいもう俺だってできるぞ」
そうじゃない。そうじゃなくて、リーエはその服でないと俺の考えが……。
考えがなんだ?
どうにも思考がまとまらない。
今言おうとしたなにかを思い出そうと、音もなく数回口をパクパクと開けたり閉じたりするエゾン。
その目前で、エゾンの努力もむなしくリアスがリーエの服を全部脱がし、危なっかしい手つきで新しい服を着せようとしている。
「そうじゃない。その結びかたじゃ寝るときに腹にあたるだろう」
「あ、そうか。ごめんねリーエ、今やり直すね」
気が付けば、エゾンはその下手な紐の結びかたに口を出していた。
それからもしばらくの間、エゾンは何ともすっきりとしないそわそわした何かを感じている。
感じてはいるが、はっきりしない。
思考をまとめようとするうちに、気づけば空のワインボトルがテーブルに並び、そしてもやもやの正体を理解する前に、いつの間にか珍しく酔いつぶれてしまった。
「エゾン、寝ちまったのか」
それをみたリアスもつかれていた。
リアスにすれば、ギルドに寄るのはダンジョンに潜るより心労がひどいのだ。
この三日、リーエの様子を見るために、お互い順番にベッドを使って眠っていた。
エゾンもそのせいで寝足りないのだろう。
「仕方ないな、ほら寝床いくぞ」
そう思って気を利かせてエゾンをベッドに運んだのだが。
リアスもまたかなり酔っているらしい。
ついでにリーエの眠るゆりかごももってきて、エゾンの隣に転がった。
転がって数秒で、リアスからも軽いいびきが聞こえだす。
二人がすっかり寝静まったころ。
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