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趣味は性癖開拓です
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リック様が帰って、それから現在の状況のことを教師から聞く。
聞けば、私たちは呪いに感染しない様に一応、隔離されていたとのこと。
この国のすべての人に呪いがかかっているので、それが移らないようにする配慮だったようだ。メイリア様のあの分厚い化粧もそう言った理由からだったらしい。
結界が張られてからは、前よりは薄くなったようだが・・・正直まだ、しんどいくらいつけている。
後々、化粧品無双もやりたいと思う。
この国の人はどうやら、土地に呪いがかけられたのではなく、国民に呪いがかけられたと思っているようだ。
鑑定結果からかんがみるにそうではないのだと思うのだが、この国の鑑定士はどうなっているんだろうか?
一応、もう一度国を鑑定してみる。
--------------------
【短命の呪い:一時反射】
この国に住まうものは時間が経つごとに体が黒ずみ、やがて体を黒く覆う呪い。
呪い主
ドウィン教会教祖 エドウィン・マイキス
反射先
ドウィン教会司祭 マルチア・マイキス
解呪法
聖女による大結界で一時的に反射可能。聖女により解呪もしくは呪い返しを行えば、解呪も可能。
もしくは、現在の呪いを超す呪いをかけること
--------------------
嫌なものが追加されていることに思わず、顔をしかめた。
自分で呪っておいて、呪い返しは別の人間にさせているのかよと思う。教会がどういったところかは不明だが、なんともエドウィン・マイキスと言う輩は嫌な奴だと思ってしまう。
何はともあれ、外出も可能になったので、メイリア様と教育の先生と相談して、外出の日程を話し合った。
そして、ついに例の少年たちを紹介してくれることになった。
少年たちはもちろん、彼女の子供だった。
しかし、プラチナブロンドの少年は前妻の子供だったが。
「レオナルド・エメラルドです。5歳です。」
「ボインスキー・エメラルドです。3歳です。」
一生懸命にシャンと背を正して二人は挨拶してくれた。
思わず、頬がやに下がってしまう。
「二人とも偉いね。ちゃんと挨拶できるなんて。」
と前置きをしてから
「私は、アキコ タナカ。15歳です。よろしくおねがいしますね。」
と言ってにっこり笑う。
キャッと子猫の様に喜んで、二人がじゃれて悶える。
その様子にやっぱり、顔が崩れた笑顔になってしまう。
可愛いのだ。この二人。
メイリア様も同様らしい。
そこからは少年たちのマシンガントークと諫めるメイリア様の応酬である。可愛いので良いのだが、あっという間に時間が過ぎてしまった。
二人は一杯話して、体全体を使って色々表現するものだからすっかり疲れて眠ってしまった。
「こんなにこーーーんなにおおきかったの!」
と夢の中に出てきた架空の象話とかをするたびに体を大きく動かしたり、悪者をやっつけた夢のことを実際の事件の様に言って、蹴ってやっつけたと空を蹴る仕草とかもう、可愛くてならなかった。なんで、私はカメラを持ってこなかったのかと後悔するほどだ。
ちなみに携帯は持っていたのだが、既に充電が切れているので、写真は取れない。
まぁ、仕方が無いよね。半年もたっているのだし、充電ができないのだから。
ガラケーであれば、少しは長持ちしたのかもしれないのだが、スマフォは電源を消していても、駄目だったらしい。いつの間にか電池が切れていた。仕方があるまい。
すっかり眠っている二人を子供部屋で寝かせるようにメイリア様は指示し、私とメイリア様が二人っきりになった。
そこから今度はメイリア様の愚痴の開始である。
この半年もちょいちょいあったのだが、どうやら、メイリア様は愚痴る相手が他にいないらしい。
まぁ、仕方が無い。
愚痴の内容は、以前はなかなか結界を張れない聖女のことだったが、今は個人的なことつまり、自分の夫のことにシフトした。どうやら、バインド・エメラルド侯爵は外に愛人がいるらしい。中にもメイドに手を出しているんだとか。
しかも、旦那はあの可愛いレオナルド君をずっと放置していたんだそうだ。
前妻マリア様は、レオナルド君を産んですぐに亡くなったらしいのだが、それをレオナルド君のせいだと言って、レオナルド君を放置するように仕向けたんだそうだ。
最悪の親に吐き気を覚える。
体面を整える為に後妻としてメイリア様が入ったのは、彼女の実家が借金で困った故だったらしい。
メイリア様の実家は伯爵家で、リック様の隣の領だったらしい。
天災で主産業が農業と牧場だった二つの領はかなり打撃を受けたようで、嫁入りと婿入りが急務になったらしく、そうなったらしい。次男だったリック様の方もかなり年上の未婚女性…公爵令嬢に婿入りすることになったんだそうだ。
それで、嫁入りしたメイリア様がエメラルド侯爵家に来た頃にはガリガリに痩せたレオナルド君が居て、急いで看病して現在の彼になったらしい。今でもレオナルド君は父親に怯えているんだそうだ。
後、使用人に聞いたところレオナルド君の母マリア様は愛されていたと言うわけではないらしい。
彼女も借金を理由に嫁入りした人らしい。
更に聞けば、ボインスキー君も放置しているんだそうだ。
なんか、改めて侯爵に会ったら鑑定しようと思った。
絶対こんなんだと思う。
--------------------
(予想)バインド・ラル・エメラルド
36歳
男性
身長163㎝
体重80㎏
【性癖】
巨乳好き
→大きな胸がすき。男は全員そうだと思っている。
サディスト
→虐めることに興奮する。性別はどちらでも可。酷ければ酷いほど興奮する。
--------------------
とかだと思う。まぁ、実物はまだ診ていないので、わからないのだが・・・。
全く関係のない余談だが、子供たちも鑑定してみた。
--------------------
レオナルド・ラ・エメラルド
5歳
男性
身長120㎝
体重25㎏
【性癖の可能性】
熟女
→優しいおおらかな女性が好き
--------------------
ボインスキー・デ・エメラルド
3歳
男性
身長100㎝
体重20㎏
【性癖の可能性】
貧乳
→大きい胸が怖い為。性別は問わない。
--------------------
ボインスキー君の鑑定結果にはちょっと思うところがあった・・・。まぁ、突っ込まないでおこうと思う。
聞けば、私たちは呪いに感染しない様に一応、隔離されていたとのこと。
この国のすべての人に呪いがかかっているので、それが移らないようにする配慮だったようだ。メイリア様のあの分厚い化粧もそう言った理由からだったらしい。
結界が張られてからは、前よりは薄くなったようだが・・・正直まだ、しんどいくらいつけている。
後々、化粧品無双もやりたいと思う。
この国の人はどうやら、土地に呪いがかけられたのではなく、国民に呪いがかけられたと思っているようだ。
鑑定結果からかんがみるにそうではないのだと思うのだが、この国の鑑定士はどうなっているんだろうか?
一応、もう一度国を鑑定してみる。
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【短命の呪い:一時反射】
この国に住まうものは時間が経つごとに体が黒ずみ、やがて体を黒く覆う呪い。
呪い主
ドウィン教会教祖 エドウィン・マイキス
反射先
ドウィン教会司祭 マルチア・マイキス
解呪法
聖女による大結界で一時的に反射可能。聖女により解呪もしくは呪い返しを行えば、解呪も可能。
もしくは、現在の呪いを超す呪いをかけること
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嫌なものが追加されていることに思わず、顔をしかめた。
自分で呪っておいて、呪い返しは別の人間にさせているのかよと思う。教会がどういったところかは不明だが、なんともエドウィン・マイキスと言う輩は嫌な奴だと思ってしまう。
何はともあれ、外出も可能になったので、メイリア様と教育の先生と相談して、外出の日程を話し合った。
そして、ついに例の少年たちを紹介してくれることになった。
少年たちはもちろん、彼女の子供だった。
しかし、プラチナブロンドの少年は前妻の子供だったが。
「レオナルド・エメラルドです。5歳です。」
「ボインスキー・エメラルドです。3歳です。」
一生懸命にシャンと背を正して二人は挨拶してくれた。
思わず、頬がやに下がってしまう。
「二人とも偉いね。ちゃんと挨拶できるなんて。」
と前置きをしてから
「私は、アキコ タナカ。15歳です。よろしくおねがいしますね。」
と言ってにっこり笑う。
キャッと子猫の様に喜んで、二人がじゃれて悶える。
その様子にやっぱり、顔が崩れた笑顔になってしまう。
可愛いのだ。この二人。
メイリア様も同様らしい。
そこからは少年たちのマシンガントークと諫めるメイリア様の応酬である。可愛いので良いのだが、あっという間に時間が過ぎてしまった。
二人は一杯話して、体全体を使って色々表現するものだからすっかり疲れて眠ってしまった。
「こんなにこーーーんなにおおきかったの!」
と夢の中に出てきた架空の象話とかをするたびに体を大きく動かしたり、悪者をやっつけた夢のことを実際の事件の様に言って、蹴ってやっつけたと空を蹴る仕草とかもう、可愛くてならなかった。なんで、私はカメラを持ってこなかったのかと後悔するほどだ。
ちなみに携帯は持っていたのだが、既に充電が切れているので、写真は取れない。
まぁ、仕方が無いよね。半年もたっているのだし、充電ができないのだから。
ガラケーであれば、少しは長持ちしたのかもしれないのだが、スマフォは電源を消していても、駄目だったらしい。いつの間にか電池が切れていた。仕方があるまい。
すっかり眠っている二人を子供部屋で寝かせるようにメイリア様は指示し、私とメイリア様が二人っきりになった。
そこから今度はメイリア様の愚痴の開始である。
この半年もちょいちょいあったのだが、どうやら、メイリア様は愚痴る相手が他にいないらしい。
まぁ、仕方が無い。
愚痴の内容は、以前はなかなか結界を張れない聖女のことだったが、今は個人的なことつまり、自分の夫のことにシフトした。どうやら、バインド・エメラルド侯爵は外に愛人がいるらしい。中にもメイドに手を出しているんだとか。
しかも、旦那はあの可愛いレオナルド君をずっと放置していたんだそうだ。
前妻マリア様は、レオナルド君を産んですぐに亡くなったらしいのだが、それをレオナルド君のせいだと言って、レオナルド君を放置するように仕向けたんだそうだ。
最悪の親に吐き気を覚える。
体面を整える為に後妻としてメイリア様が入ったのは、彼女の実家が借金で困った故だったらしい。
メイリア様の実家は伯爵家で、リック様の隣の領だったらしい。
天災で主産業が農業と牧場だった二つの領はかなり打撃を受けたようで、嫁入りと婿入りが急務になったらしく、そうなったらしい。次男だったリック様の方もかなり年上の未婚女性…公爵令嬢に婿入りすることになったんだそうだ。
それで、嫁入りしたメイリア様がエメラルド侯爵家に来た頃にはガリガリに痩せたレオナルド君が居て、急いで看病して現在の彼になったらしい。今でもレオナルド君は父親に怯えているんだそうだ。
後、使用人に聞いたところレオナルド君の母マリア様は愛されていたと言うわけではないらしい。
彼女も借金を理由に嫁入りした人らしい。
更に聞けば、ボインスキー君も放置しているんだそうだ。
なんか、改めて侯爵に会ったら鑑定しようと思った。
絶対こんなんだと思う。
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(予想)バインド・ラル・エメラルド
36歳
男性
身長163㎝
体重80㎏
【性癖】
巨乳好き
→大きな胸がすき。男は全員そうだと思っている。
サディスト
→虐めることに興奮する。性別はどちらでも可。酷ければ酷いほど興奮する。
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とかだと思う。まぁ、実物はまだ診ていないので、わからないのだが・・・。
全く関係のない余談だが、子供たちも鑑定してみた。
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レオナルド・ラ・エメラルド
5歳
男性
身長120㎝
体重25㎏
【性癖の可能性】
熟女
→優しいおおらかな女性が好き
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ボインスキー・デ・エメラルド
3歳
男性
身長100㎝
体重20㎏
【性癖の可能性】
貧乳
→大きい胸が怖い為。性別は問わない。
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ボインスキー君の鑑定結果にはちょっと思うところがあった・・・。まぁ、突っ込まないでおこうと思う。
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