ゆめも

toyjoy11

文字の大きさ
104 / 131
おばちゃんと乙女ゲーム?

しおりを挟む
話し合い。

議長 ベルナッシュ第一王子殿下
護衛 ライド・カーテン伯爵、ロイド・ナート男爵
参加員 エリーザ・ナート男爵夫人。ゲイン・ガンバルン侯爵子息。マリア・ヒロニア男爵令嬢。キャレイ・モンパス伯爵子息。
ちなみに法律の臨時教師がキャレイさんです。現在、19歳。独身。以前は、踊り子をやっていたらしい。
踊り子?!

まず、全員転生者と言う確認をされた。
私は多分だけどと答えた。

そして、チートは無いの?とかゲイン君が聞くもんだから、困った。

力持ち。とだけ答えた。

ゲイン君は、ドヤ顔で女にモテます。と言い張った。
マリア嬢がゲイン君の頭をペシンと叩いた。
でも、叩いた後、
「あれ?なんで?」
と言って、泣き出して、大慌て。
そして、二人は前世兄妹の関係だったと発覚。
マリア嬢が大泣きして、ゲイン君に抱き着いて、背中ポンポンすることに。

で、泣きつかれてマリア嬢が脱落。

代わりにゲイン君が頑張ると意気込んだ。

ベルナッシュ殿下は次回作のエロゲーについては知らなかったらしい。
なので、ゲイン君の方が知識は多い。
なので、ゲームの内容を教えてくれた。

そして、次回作について聞いても、本当にただのエロだったので、意味が無かった。
敢えていうなら、ベヒモス神国なんて聞いたことが無い。大体、神様のくだりなんてゲーム内に存在しなかったと言うこと。

そしたら、ベルナッシュ殿下もキャレイさんもハッとしたような顔をした。
キャレイさんの方は乙女ゲーはやって、エロゲーは存在は知ってたけどやっていないというユーザーだったらしい。

そして、色々バカロン王子のことをいきなり一杯愚痴り始めたキャレイさん。
そしたら、ゲイン君が焦りだした。

「なんで、あいつが生きてんの?なんでここにいんの?」
と。

確かにバカロンはゲーム開始前に死んでいたけど、聞いてみたらそう言うことじゃなさそう。

そして、彼の前世の死亡理由に行きつく。

彼は、妹の恋人3号に刺されて死んだと。
そして、バカロン王子と恋人3号君の行動や言動が非常にかぶると。

そしたら、ベルナッシュ殿下も青ざめる。
「リーテを殺そうとする理由は失恋相手に似ているからだぞ?」

一斉に眠っているマリア嬢に視線が行く。

「いや、マリアは悪くないでしょ。犯人が悪いからね?おい、そんな目で見るなよ!」
とゲイン君がこちらを威嚇してきた。

数秒、色々飲み込んで、上を見て唾をのんで深呼吸。
すーーーーはーーーーーー。

すーーーーーはーーーーーーー。

うん。深く考えない。兄妹じゃないんだし、今は。

作戦タイム。
まず、マリア嬢は隔離。
ジュリアス騎士団長のところにでも行っててもらう。
一番、安全。

そしたら、ゲイン君にも一緒に行ってもらうかと言う話になりかけたが、それをゲイン君が拒否。バカロンをぶっ殺したいと立候補。
私が一秒考えてから殴って気絶させて、ジュリアスさんのところに送った。

ロイドさんが、殴るなら俺にとか言ってきた。
もう、ダーリンのバカとでも言うと思ったか?正気に戻れ!のデコピンをかました。
嬉しそうになった。

トリデリーテ嬢に療養の打診を第一王子がする。療養場所は郊外にあるカーテン伯爵邸。
陛下はあっさり許可。

まぁ、筒抜け。
次の日、身代わりを載せた馬車を用意して、カーテン伯爵領に行く途中に刺客に馬車が襲われたと報告。
犯人は第二王子の側近にさせられた第一王子派の家の子息。もうキリがないので、罪に問わずにジュリアス・エヴァン様の屋敷に監禁。
ちなみに今向かっているのはエリート公爵家が所有する分家のエリート伯爵領。公爵領とは別に分家も同じ名前で伯爵領があるらしい。そこにある屋敷はカーテン伯爵領とは逆方向。

午後早退したマリア嬢を心配したエリート公爵令嬢が見舞いに来て、この話し合いの一部を聞いて、協力を申し出てくれた。

正直、父親のエリート公爵も最近の陛下について疑問が多いらしい。それは、公爵一派も同じ想い。
この国は、第一王子派、陛下を指示するエリート公爵派、王妃様を信仰する王妃派があるらしい。しかし、最近の陛下の不穏な動きで、エリート公爵派は次々に第一王子派に寝返りそうになっているのだが、第一王子派になったら、何でかバレて、第二王子の側近に子息がされてしまうんだとか。

「これは、普通に考えて間者がいるね。」
と言ったら、驚かれた。

あれ、皆うっかりさん?

恐らく、エリート公爵内では無いが、公爵派の誰かがスパイだと思われる。
今、餌にできるのはトリデリーテ様本人だけど、これ以上彼女に心労は掛けたくないと言ったら、ジュリアスさんのとこに行ってたはずのマリア嬢が何でか来て、私がちゃんと終わらす。バカロンを殺す!
と言ってきたので、頭ポンポンして、
「落ち着きなさい。おばちゃんはね、14歳のお嬢ちゃんにそんなことはさせない。ただ、協力は願おう。それじゃ、駄目かい?」
と言うと
「うっ。」
と何でかひるんで
「やってやろうじゃないの。バカ!」
と罵られた。
なんで?

そして、そっぽ向いて、耳まで真っ赤。

なんで?!

その後、ゲイン君が駆けてきて、現状気付いて苦笑い。
「マリアは親切になれてないのかい?」
と揶揄うように彼女に言う。

「バカゲイン!そんな訳ないじゃない!今の両親は本当にいい人なんだから!」
と言って、現在の男爵夫妻の自慢を始めた。

サッサと無視して、次の準備と思ったら、後ろから誰か抱き着いてきた。
振り向けば、トリデリーテ様。
一体何がどうしてこうなったと混乱。
そしたら、エミリオがトリデリーテの失った記憶を治したとか言った。

もうね、展開がね卓球の玉みたいに速いのよ!おばちゃんの脳みそは、そこまで高性能じゃないのよ!助けて、神様仏様!!
ロイドさんがなんか花見客みたいなうっとりと花を愛でてます見たいな顔になってる。
後で殴ろう。そうしよう。

そしたら、今度はアラン達が来た。ジュリアスさん連れて。

もうね、一杯一杯になりそう。
そしたら、おんぎゃーーーって、長女のミリアが泣き始めた。
オムツは濡れてない。お腹も減ってない。
結論、私と同調して混乱している模様。

私が唾をのんで天井を見た。
何でかも同じ行動をしたミリア。

声に出して、
「すーーーーはーーー。すーーーーーはあああああああ。」
と言う。
するとミリアも真似した。
そして、不思議そうな顔をしているロイドを蹴った。

ミリアも真似して蹴った。
落ち着いた。
ふー。

取り合えず、うつ伏せにぶっ倒れているロイドさんの背中の上に腰を下ろす。ミリアはロイドさんの後頭部に置いた。
で、ミリアと相談。
「どうしようかー。」
未だに腰のあたりにトリデリーテ様がくっ付いているので、私+ミリア+トリデリーテ様の体重がロイドさんに乗ってるんだけど、めげないね。むしろうれしそうだね。ドMの感情は私には理解できない。
でも、なんか可哀想だから、撫でてあげた。

場が混乱している。人が溢れまくりである。
トドメにエリート公爵と令嬢も現れた。
ここ放棄して、茶でも飲もう。そうしよう。





しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない

砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。 自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。 ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。 とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。 恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。 ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。 落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!? 最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。 12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

必ず会いに行くから、どうか待っていて

十時(如月皐)
BL
たとえ、君が覚えていなくても。たとえ、僕がすべてを忘れてしまっても。それでもまた、君に会いに行こう。きっと、きっと…… 帯刀を許された武士である弥生は宴の席で美しい面差しを持ちながら人形のようである〝ゆきや〟に出会い、彼を自分の屋敷へ引き取った。 生きる事、愛されること、あらゆる感情を教え込んだ時、雪也は弥生の屋敷から出て小さな庵に住まうことになる。 そこに集まったのは、雪也と同じ人の愛情に餓えた者たちだった。 そして彼らを見守る弥生たちにも、時代の変化は襲い掛かり……。 もう一度会いに行こう。時を超え、時代を超えて。 「男子大学生たちの愉快なルームシェア」に出てくる彼らの過去のお話です。詳しくはタグをご覧くださいませ!

ハーレムでハブられてるけど、一番愛してる自信ある!

珈琲きの子
BL
数百年に一回生まれる魔王の討伐のため、召喚される勇者。 その勇者様のハーレムをはじめから準備しておくなんてシステムのせいで、落ちこぼれのベルネが選ばれてしまう。けれど、それは雑用係としてだった。 最初は報奨金のために頑張っていたが……――。 ※NL表現あり。 ※モブとの絡みあり。 ※MN、エブリスタでも投稿

悲恋の騎士と姫が転生したら男子高校生だったんだが、姫は俺を落とす気満々だ

つぐみもり
BL
《第一部 翠河の国の姫は押しが強い》 かつて俺は、滅びゆく王国で姫君に忠誠を誓い、命を落とした―― ……はずだったのに。 転生したら、なんで俺が男子高校生やってんだ!? しかも、クラスの陽キャトップ・周藤智哉(すどうともや)は、どう見ても前世の姫君その人。 顔も声も、距離感バグってる性格もそのまま。 今度は身分差も掟もないからって、攻略する気満々で迫ってくるのやめてくれ! 平穏な現代ライフを送りたい陰キャ男子(元騎士)と、全力で落としにかかる陽キャ男子(元姫)の、逆異世界転生BLギャグコメディ! 「見つけたぞ、私の騎士。今度こそ、お前を手に入れる」 「イイエナンノコトカワカリマセン」 忠義も身分も性別も全部飛び越えて、今日も逃げる俺と追いかける姫(男子高校生) 《第二部 熱砂の国からの闖入者》 郁朗と智哉は、前世の想いを飛び越え、ついに結ばれた。 そして迎える高校二年生、健全な男子高校生同士として、健全な交際を続けるはずだったが—— 「見つけたぞ姫! 今度こそお前を手に入れる!」 「もしかして、あいつは!?」 「……誰だっけ?」 熱砂の風と共に転校してきた、前世関係者。 千隼と翠瑶姫の過去の因縁が、また一つ紐解かれる。 ※残酷描写あり

処理中です...