妖精名:解説っ子

toyjoy11

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第10話 愛し子が入学しました

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もう、随分前の話になるけど、この世界は乙女ゲームによく似た世界で、ヒロインが居て、攻略キャラが居たのだけど、ヒロインは退場。攻略キャラの筆頭、第二王子も退場してます。
現在、第二王子はその所業を王様が知って、大激怒。既に王族籍は抜かれてます。継承権の放棄もされてるそうです。
現在は準男爵の地位に居ます。
なので、辺境伯のところにいる一騎士で、実力も無いので、二度と王都に来る機会は恵まれそうにありません。
逆に攻略キャラでは無かった取り巻きAでも無かったモブ扱いだった公爵家の養子になってた男の子。辺境伯に気に入られて、辺境伯家の養子に入り、剣聖の弟子と言われるまでになってるようです。
ちなみに剣聖は辺境伯のことです。

ゲームではなよっちい男の子のモブでしたが、めっちゃガタイの良い12歳と思えない老け顔になって、学園に入学してきました。
…第二王子と勘違いされております。
一応、本人は否定してるんですが。信じて貰えてません。

エリザベート公爵令嬢と仲が良くなったのも原因らしいです。
まぁ、元姉弟なので、そのつながりで謝罪やら何やらしているうちに仲良くなったそうです。

そして、主人の養子の子、本編では隠しキャラらしいんですが、なんでか宰相の隠し子って感じで勝手に勘違いされてます。
王弟の養子って言うのは間違ってません。
しかし、王弟違いです。
確かに司書さんも王弟ですが、正確に言うと王妃の弟です。つまり、王の義弟。王の弟(宰相)ではありません。
宰相の息子さんと対立してますけど、絶対、家に宰相が帰ってなくて誤解が解けてないせいですね。
司書さんの養子のこの子は、先々代の王様…80過ぎのじじぃの子供です。
…そう、王様にとっての父の弟(つまり、叔父)にあたります。
年齢は、自分の息子と同じなんですけどね。

…まいっか。

人の秘密は一応、私も秘密にしてます。一応ね。
犯罪とか戦争とか関係しそうになったら、一度、ラフェルに相談して、内容によっては人に伝えます。

で、何と言うか、乙女ゲームの体裁というか…。

・トラウマや秘密を持ってる高位貴族のイケメン男児が複数。
・悪役令嬢と同じ養子と地位の少女。
・聖女なりいとし子となる特殊な少女
・事件・事故

最後の1項目以外が成り立ってしまっていたんです。
で、しかも、事件や事故なんかは適当なハプニングで代用が可能と言う・・・。

愛し子 エミール・ギレリス子爵令嬢が、光の精霊連れて、やってきました。学園に。
妖精じゃなく、精霊つれてきちゃったよ。この子・・・。

そして、この娘、エミエル教会と繋がってます。そして、本人に自覚無しです。
典型的なヒロイン体質(天然)。
無意識にエミエル教会のスパイになっているんですが、本人に自覚はありません。
後見人がエミエル教会の大司教です。
高位貴族と仲良くなっても大丈夫。
でも、礼儀作法は子爵子女相当なので、周りから反感かってます。

入学式も遅刻して入場してきた異端児です。
理由はしかも寝坊です。
こっそり入場じゃなくて、堂々と衛兵押しのけて大声で
「すみません!遅刻してきました!」
とかやっちゃう子です。

…周りの妖精さんに寝坊して入学式に間に合わない時にどういった対処をするかの正式な説明をしてしまいました。
「前もって、侍従や使用人に遅れる旨を連絡し、その後、別室にて待機。その後、折を見て目立たずに入場するのが正しい。」
「誰に連絡するのが正しいのですか?解説っ子さん!」
「学園長と言いたいところですが、担任か生活指導担当が適切です。」
「高位貴族と下位貴族に対処法の違いはあるんですか?」
「多少はありますが、下位貴族の場合は説教が増える位で基本は変わりません。」
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