妖精名:解説っ子

toyjoy11

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第9話 元々の乙女ゲームは始まらないけど…

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乙女ゲーム、その題名は思い出せないけど、始まるのはヒロインが12歳の時。
精錬の儀っているのがあって、そこでヒロインが光の精霊がついていることが判明。教会を通して、学園に入学が決まる。
そして、そこで色んな攻略キャラと出会い、色んなイベントがありつつ、それを解決している中で、少年達とヒロインの中が深まり、悪役令嬢がこの仲を咎めることで更に少年たちの仲が良くなる。
そして、最終的に卒業式の日に断罪を行い、悪役令嬢は退場となり、国外追放。

そんなストーリーだった筈。
しかし、イベント『担い手の保護』『盗賊団の摘発』『黒き精霊対治』は、既に達成されました。

担い手の保護は、レッド副団長のところでのんびりまったり担い手が仕事してます。以前よりも数は減ったけど、前が異常だったんだよ。

盗賊団の摘発なんかは、子供がどうこうするべきことじゃない。普通に捕縛され、縛り首になりました。

被害が少なく済みました。ちなみにこの盗賊団。元隣国の騎士くずれだったので、尋問。結果、隣国の差し金と判明。
隣国とは敵対関係になり、同盟は破棄。
実は、本編で帝国と神国との戦争がほのめかされていたんですが、裏をひいていたのが隣国ってことですね。
子供たちが捕まえても分からないことだったので、本当に良かった良かった。

おかげで宰相の仕事が減り、1日6時間寝れるようになったそうです。
第二王子が辺境で鍛えられているおかげもあるかもしれません。
泣き言の手紙は毎月来てるそうですけどね。

黒き精霊対治…あーはい、結婚しました。私と黒精霊。
私は知識の担い手になりました。
司書さんが主人に正式になったんです。彼、一応王族だったらしいんですが、妖精さんがついてませんでした。理由は知りませんが、彼自身のせいでは無いらしいです。
ラフェルも司書さんならついて大丈夫と言われたんで、封印無しでも大丈夫だと聞いて、やってみたら大丈夫だったので、そのままついていたんです。

そしたら、本に紛れて、あの黒精霊がやって来まして、色々事件と言うか事故と言うかありましたが、第一王子の妖精さんやアリアドネ、ラフェル、エミエルの協力で結婚いたしました。

…はい。

そして、ヒロインたる彼女は、継続して王都へ立ち入り禁止。
理由はなんか、黒精霊以外にもやらかしたらしいです。
成績も基準を満たさなかったので、入学は叶いませんでした。

司書さんが旅行にでも出てくれたら、ウィンディーネに聞いて、分かるんだろうけど、どうにも上手くいきません。
とか考えてたら、彼女の主人であるメイドさんが王都に来ました。

聞けば、男爵領のメイドさんはどんどん解雇されている模様。
マリエットの父親、結構、今、資金繰りが大変らしいです。

司書さんにお願いしたら、引き受けてくれて、メイドさんは司書さんの家のメイドさんになりました。
メイドさん実は子爵家の7女だったらしいので、伯爵位の司書さんととても仲良いです。

おかげで毎日ウィンディーネに会えます。

で、司書さんのところには王命で養子にしている男の子が元々居るんだけど、その子もヒロインと同じ歳で、攻略対象だったらしいのです。で、やっぱり、彼も妖精ナッシングだったので、司書さんが司書さんの仕事している間、一緒に学園に行くことにしたんです。

妖精がついてない子は学園で浮くんで、その対処ですね。
気を抜くと黒精霊のシュバルツがイチャイチャしようとしてくるので、まぁ、やることある方がいいです。はい。

で、学園に行ったら、『人間』が居たんですよ…。
ヒロインでは無いんですけどね、ちゃんと『異世界転生』を果たしているし、『愛し子』でした。

…どうなるんでしょう。学園生活。
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