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第一章
番外編 多忙なエッセン
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がやがやと賑わう食堂の一角。
クラリスとヴィルは向かい合わせで座っていた。
クラリスは目を輝かせメニューを眺め、ヴィルはそわそわと周囲を気にしていた。
『今日は患者いねえから随分暇だな。……おい、エッセン(食事)行ってきていいぞ。この金でたまには美味いもんでも食ってこい』
ミュラーの一言がきっかけだった。
本人は"患者が来たら困るから"と、診療所に待機している。ルスカは公務で不在の日だった。
そんなわけで、二人は近くの人気定食屋を訪れていた。
この国では九歳で卒業し、そのまま働き始める子どもがほとんどだ。
とはいえ、子どもだけで、まして男女で外食している姿は珍しいらしく、周囲の視線がちらちらと二人に向いていた。
「僕たちだけ、いいのかなぁ……」
「ミュラー先生ってああいうとこいけてるよね~。ねえ、ワタンボってなんだっけ?」
「ああ、隣の国の生き物だよ。うちの宿でもたまに出してる。おいしいよ」
「じゃあそれにしよーっと。ヴィル決めた?」
ヴィルが頷くと、クラリスはうきうきと店員を呼び止めると注文を終えた。
「前世では聞いたことない生き物もいて楽しいな~。やっぱ魔法ある世界だし、知らない美味しい生き物もいるよね」
ナフキンを広げ、グラスに口をつけながら、クラリスは楽しげに言う。
「前世って……その時はどんなもの食べてたの?」
「うーん。わたしはマヨ派だったから、唐揚げも卵焼きもサラダもぜーんぶマヨ。はぁ……あれがもう一度食べたい……」
「マヨ?」
ヴィルはきょとんと首を傾げる。
「そう。なんか薄黄色の…シロップ…?ソース?みたいな…?すごーく美味しいよ」
クラリスはうっとりと両手で頬を押さえた。
「ふーん?作れないの?流行るんじゃない?」
「無理だね。作り方わかんない。作れるなら、もうそれで覇権とって、今医者やってないね……」
「そう……」
ヴィルは苦笑しながらナフキンを広げた。
その時。
「お待たせしましたー!」
店員が料理を運んできて、それぞれの前に並べた。ほかほかと湯気をあげるワタンボのソース焼きを前に、
「わーい、久しぶりのできたてランチ!いただきまーす!」
クラリスがにこにこと手を合わせたーー
まさにその瞬間だった。
「ママぁ……」
「あらっ!エマ!!鼻血!!」
隣の席の小さな女の子の鼻からたらり。
母親が、慌てて鼻の穴にハンカチをおしあてた。
「ほら、上向いて、上!!垂れちゃう!!」
女の子の鼻を上に向ける。
クラリスはワタンボを差したフォークを宙でフリーズさせていたが、かたり、とフォークを置いた。
「クラ?」
ヴィルが声をかける。
「ちょっと待って、処置が違う」
すでに席を立っていた。
クラリスは母親の手からハンカチを取り、
「鼻はこう、つまんで……はい、下向いて。
上向かせると口に垂れて窒息することあるんだから」
手早く鼻翼を押さえる。
「大丈夫。すぐ止まるから。ほらママさん、これできる?2分くらい抑えてみて、また見せて。いい?」
「え、ええ…ありがとう」
母親の手元を確認し、クラリスは満足げに頷いた。
「やれやれ。わたしも子供の頃鼻血めちゃくちゃ出たのよね」
そう言って席に戻り、よし今度こそ——フォークを手に取り、口を開けた、その時。
「わぁぁぁっ……」
別方向から泣き声。
幼児が左手をぶら下げ、母親が困っている。
クラリス、またフォークを置く。
もちろんヴィルも続く。
「いたいよぉ……」
「転んだ?どうしたの?」
「あ、あの……転びそうになったから強く手を引いたの。そしたら……」
「肘内障かな。僕、手貸してごらん?」
クラリスが子供の肘に自身の手を当て、くる、と整復した。
すると、子供は泣き止み、"なんだったんだろう"とでもいいたげに自分の手をグーパーしながら見つめていた。
ヴィルはそっと子供の目線にあわせてしゃがみ、目の前でバンザイしてみせた。
「これ、できる?よかった。……痛かったね。もう大丈夫だよ。一応今日は激しい遊びは控えさせてくださいね。ママの言うこと聞くんだよ、僕」
ヴィルが子供の頭を撫でると、子供ははにかんだように笑った。
「あっ…あなたたち、ありがとう…」
ぽかんとしながら礼を言う母親に背を向け、クラリスは席に戻る。
ヴィルは母親に小さく礼をすると同じく席についた。
が、クラリスはフォークを手に取らず、隣の席の女の子に向き直る。
「鼻血止まった?止まったね。よかった。しばらく鼻触らないようにね」
「ありがとう、おねえちゃん!」
クラリスがぽんと女の子の頭を撫で、今度こそとフォークを手に取った時。
「お、おい!大丈夫か!」
クラリスとヴィルが振り向くと、おばさんが胸のあたりを押さえて青ざめ、連れの男性がおろおろしながら背中を叩いていた。
「ヴィル!」
「うん!」
クラリスが声をかけるより早く、ヴィルはおばさんに触れ、力を発動させていた。
「頸部食道に、肉塊!」
「ナイスヴィル!」
続いてクラリスが発動させる。
光が収まりーー
「あぁ!!とれたわ!ありがとう!!死ぬかと思ったわ!」
おばさんは大きな声を上げながら二人の手を握った。
「もう!!ここのステーキ硬いのよ!!」
「それだけしゃべれてるなら、もう大丈夫ですね。よかった」
何度も礼を言うおばさんとおじさんに片手をあげながら、二人は席に戻る。
「もういないよね?ね?」
すっかり湯気を失ったワタンボのソース焼き。
クラリスは何度も視線を走らせながらーーようやく、口をつけた。
「あの店呪われてない?」
店を出ると、クラリスが肩を揉みながらため息をつく。
「でも、よかったじゃない。おいしかったし、お店の人、デザートサービスしてくれたよ?」
「そうだけどさー」
口を尖らせながらぶつぶつと己の不運を嘆くクラリスに、ヴィルは、思わず笑みをこぼす。
(あの人たち放っておけば、あったかいご飯、食べられたんだよ?……でも、クラはそんなことしない。困ってる人を、ほっとけない)
クラリスがふと立ち止まり、くるりと振り返ったかと思えば、満面の笑みを、浮かべている。
「それにしても、わたしとヴィルが一緒なら、この界隈無敵かもね!」
「なんの界隈?」
ーーほんと、突拍子もない。
だけどその笑顔に触れた瞬間、胸の奥がきゅっと熱くなる。
ヴィルは誤魔化すように笑いながら、クラリスを走って追い抜いた。
顔を上げると、診療所の前には、たくさんの人。
「わっ!大変だよクラ、パンクしてる!」
「げっ!ほんとだ、ミュラー先生絶対怒ってるよ~!」
二人は診療所に駆け出す。
午後の診療が、始まろうとしていた。
クラリスとヴィルは向かい合わせで座っていた。
クラリスは目を輝かせメニューを眺め、ヴィルはそわそわと周囲を気にしていた。
『今日は患者いねえから随分暇だな。……おい、エッセン(食事)行ってきていいぞ。この金でたまには美味いもんでも食ってこい』
ミュラーの一言がきっかけだった。
本人は"患者が来たら困るから"と、診療所に待機している。ルスカは公務で不在の日だった。
そんなわけで、二人は近くの人気定食屋を訪れていた。
この国では九歳で卒業し、そのまま働き始める子どもがほとんどだ。
とはいえ、子どもだけで、まして男女で外食している姿は珍しいらしく、周囲の視線がちらちらと二人に向いていた。
「僕たちだけ、いいのかなぁ……」
「ミュラー先生ってああいうとこいけてるよね~。ねえ、ワタンボってなんだっけ?」
「ああ、隣の国の生き物だよ。うちの宿でもたまに出してる。おいしいよ」
「じゃあそれにしよーっと。ヴィル決めた?」
ヴィルが頷くと、クラリスはうきうきと店員を呼び止めると注文を終えた。
「前世では聞いたことない生き物もいて楽しいな~。やっぱ魔法ある世界だし、知らない美味しい生き物もいるよね」
ナフキンを広げ、グラスに口をつけながら、クラリスは楽しげに言う。
「前世って……その時はどんなもの食べてたの?」
「うーん。わたしはマヨ派だったから、唐揚げも卵焼きもサラダもぜーんぶマヨ。はぁ……あれがもう一度食べたい……」
「マヨ?」
ヴィルはきょとんと首を傾げる。
「そう。なんか薄黄色の…シロップ…?ソース?みたいな…?すごーく美味しいよ」
クラリスはうっとりと両手で頬を押さえた。
「ふーん?作れないの?流行るんじゃない?」
「無理だね。作り方わかんない。作れるなら、もうそれで覇権とって、今医者やってないね……」
「そう……」
ヴィルは苦笑しながらナフキンを広げた。
その時。
「お待たせしましたー!」
店員が料理を運んできて、それぞれの前に並べた。ほかほかと湯気をあげるワタンボのソース焼きを前に、
「わーい、久しぶりのできたてランチ!いただきまーす!」
クラリスがにこにこと手を合わせたーー
まさにその瞬間だった。
「ママぁ……」
「あらっ!エマ!!鼻血!!」
隣の席の小さな女の子の鼻からたらり。
母親が、慌てて鼻の穴にハンカチをおしあてた。
「ほら、上向いて、上!!垂れちゃう!!」
女の子の鼻を上に向ける。
クラリスはワタンボを差したフォークを宙でフリーズさせていたが、かたり、とフォークを置いた。
「クラ?」
ヴィルが声をかける。
「ちょっと待って、処置が違う」
すでに席を立っていた。
クラリスは母親の手からハンカチを取り、
「鼻はこう、つまんで……はい、下向いて。
上向かせると口に垂れて窒息することあるんだから」
手早く鼻翼を押さえる。
「大丈夫。すぐ止まるから。ほらママさん、これできる?2分くらい抑えてみて、また見せて。いい?」
「え、ええ…ありがとう」
母親の手元を確認し、クラリスは満足げに頷いた。
「やれやれ。わたしも子供の頃鼻血めちゃくちゃ出たのよね」
そう言って席に戻り、よし今度こそ——フォークを手に取り、口を開けた、その時。
「わぁぁぁっ……」
別方向から泣き声。
幼児が左手をぶら下げ、母親が困っている。
クラリス、またフォークを置く。
もちろんヴィルも続く。
「いたいよぉ……」
「転んだ?どうしたの?」
「あ、あの……転びそうになったから強く手を引いたの。そしたら……」
「肘内障かな。僕、手貸してごらん?」
クラリスが子供の肘に自身の手を当て、くる、と整復した。
すると、子供は泣き止み、"なんだったんだろう"とでもいいたげに自分の手をグーパーしながら見つめていた。
ヴィルはそっと子供の目線にあわせてしゃがみ、目の前でバンザイしてみせた。
「これ、できる?よかった。……痛かったね。もう大丈夫だよ。一応今日は激しい遊びは控えさせてくださいね。ママの言うこと聞くんだよ、僕」
ヴィルが子供の頭を撫でると、子供ははにかんだように笑った。
「あっ…あなたたち、ありがとう…」
ぽかんとしながら礼を言う母親に背を向け、クラリスは席に戻る。
ヴィルは母親に小さく礼をすると同じく席についた。
が、クラリスはフォークを手に取らず、隣の席の女の子に向き直る。
「鼻血止まった?止まったね。よかった。しばらく鼻触らないようにね」
「ありがとう、おねえちゃん!」
クラリスがぽんと女の子の頭を撫で、今度こそとフォークを手に取った時。
「お、おい!大丈夫か!」
クラリスとヴィルが振り向くと、おばさんが胸のあたりを押さえて青ざめ、連れの男性がおろおろしながら背中を叩いていた。
「ヴィル!」
「うん!」
クラリスが声をかけるより早く、ヴィルはおばさんに触れ、力を発動させていた。
「頸部食道に、肉塊!」
「ナイスヴィル!」
続いてクラリスが発動させる。
光が収まりーー
「あぁ!!とれたわ!ありがとう!!死ぬかと思ったわ!」
おばさんは大きな声を上げながら二人の手を握った。
「もう!!ここのステーキ硬いのよ!!」
「それだけしゃべれてるなら、もう大丈夫ですね。よかった」
何度も礼を言うおばさんとおじさんに片手をあげながら、二人は席に戻る。
「もういないよね?ね?」
すっかり湯気を失ったワタンボのソース焼き。
クラリスは何度も視線を走らせながらーーようやく、口をつけた。
「あの店呪われてない?」
店を出ると、クラリスが肩を揉みながらため息をつく。
「でも、よかったじゃない。おいしかったし、お店の人、デザートサービスしてくれたよ?」
「そうだけどさー」
口を尖らせながらぶつぶつと己の不運を嘆くクラリスに、ヴィルは、思わず笑みをこぼす。
(あの人たち放っておけば、あったかいご飯、食べられたんだよ?……でも、クラはそんなことしない。困ってる人を、ほっとけない)
クラリスがふと立ち止まり、くるりと振り返ったかと思えば、満面の笑みを、浮かべている。
「それにしても、わたしとヴィルが一緒なら、この界隈無敵かもね!」
「なんの界隈?」
ーーほんと、突拍子もない。
だけどその笑顔に触れた瞬間、胸の奥がきゅっと熱くなる。
ヴィルは誤魔化すように笑いながら、クラリスを走って追い抜いた。
顔を上げると、診療所の前には、たくさんの人。
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