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第2章
第41話 夏休み・夏祭り
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8月4日。
「今日は祭りだー」
「昨日はありがとな、蒼」
「楽しかった?」
「おう!旭が1人で大騒ぎするから注目の的だったけどな」
「あはは。想像出来る」
「あ、1人増えたこと由香里さんに伝えた方がいいかな?」
「昨日伝えといたよ」
「え、マジで?」
「蒼は昨日何してたんだ?」
「朝、出掛けようとドアを開いたら丁度大学に向かう由香里さんと千夏さんに会って、何故か僕も一緒に大学に行くことになって、午後は由香里さんの家でタコパ」
「3人で?」
「いや、あとボブさんも居たよ」
「そっか」
「旭、参加出来なかったこと悔しがってる?」
暁の目が光る。
「そんなことないって!」
「そ?良かった。浮気願望があるのかと思った」
「な訳ねぇだろ」
「でね、あっちもボブさんが一緒に来るって」
「へ、へぇ」
「もしかしてビビってる?」
「そんなことねぇよ」
そんな会話をしていると由香里、千夏、ボブがやってきた。
ボブは来るやいなや、旭の目の前に立つ。
旭は全身から冷や汗が出る。その光景に謎の緊迫感が走り、暁が旭の前に出て、いつでも魔法を出せるようにしていた。
すると、
「昨年はごめん」
ボブは旭に頭を下げた。
「え?」
「実は千夏のことが好きだったんだ」
「それは…知ってます」
「なんで!?」
「そんな雰囲気出てたし」
「そ、そうか。それでな、一緒に祭りを回らないか誘ったのに千夏は断ったんだ。でもいざ祭りに来たらお前が一緒に周ってたから意地悪した。すまん」
「いや別に良いっすよ。それにあの時ボブさんが俺と千夏さんの間に入ってきてくれなかったら俺は今も恋人はいなかったかもしれないし」
旭が前世を思い出すきっかけになったのは、昨年の夏祭りがきっかけ。
その為、ボブが旭を千夏から遠ざけなければ、あの日あの時旭は暁と蒼の話を聞くことはなかった。つまり前世の記憶を思い出すこともなかったという訳だ。そうなると今も旭と暁は親友のような関係で恋人になることもなかった。
そうなるとボブは旭の恋のキューピットといっても過言ではない。
「お、俺はまだ独り身なのにこいつには彼女がいる?」
「はい?」
ボブはボソボソと喋った。その声を聞き取れなかった旭は聞き返す。
「ずるい!」
「はい!?」
「ずるいんだ!!」
ボブは旭の肩を持ちゆらゆらと揺らしている。
暁は離せと抗議している。
由香里はあの2人は置いといて先に向かおうと言う。由香里、千夏、蒼、近衛は先に向かうことにした。
旭から「待って」という声が聞こえたような気がしたけど無視して向かった。
「ボブがごめんね~」
「…お2人は付き合ってるんですよね?」
「え、なんで知ってるの!??」
「なんかそんな雰囲気が」
「すごっ!」
「蒼くんと近衛くんは彼女できた?」
「いませんよ」
「お、俺も」
「すみません、千夏さん」
「何が?」
「お2人のデートに邪魔する形になって」
「別に良いよ。いつも一緒にいるし。それに君は私たちを尊重してくれるから」
そして今年もまた大食い夏祭りが始まった。
千夏の要望でやきそば、たこ焼き、やきとり、からあげ、ポテト、りんご飴。
「すごい、その小さな体にこんなに入るんだ」
「馬鹿にしてる?」
「してません!尊敬です」
「そう?なら良かった」
「ねぇねぇ実は花火がとても綺麗に見れるスポットがあるの!そこ行かない?」
「行きます」
由香里の後を着いていくと、そこは昨年、蒼と暁が話し、ちょっとした喧嘩になった場所だった。
「昨年も行こうとしたんだけどね、なんか言い争いの声が聞こえて来れなかったんだよね~」
「それは、すみません…」
「え?もしかして蒼くんだったの?」
「実は…はい」
「じゃあ相手は旭くん?」
「というよりは、旭の今の恋人というか…」
「じゃあ恋人さんはここら辺の人だったんだ」
「というよりかは遊びに来てたみたいな」
「そうだったんだ」
話していると、大きな花火が上がった。
昨年はちゃんと見れなかった花火。
それはそれはとても綺麗なものだった。
何故だろうか。今までに見た花火よりも断然綺麗なものだった。
ラストスパートになり、花火が連射され、夜空には大きな花火が舞い、今年の夏祭りは終わりを告げた。
「今年も凄かったね~」
「だね。来年も一緒にどう?」
まさかの千夏が蒼と近衛に声をかける。
「是非」
「よ、よろしくお願いします」
「硬い、硬いぞ近衛くん」
「あはは」
「じゃあ帰るか!」
「あ、待ってわたあめ買い忘れた。買ってくる」
「じゃあ私も一緒に」
「大丈夫!ちょっと待ってて」
「…よし、じゃあ近衛くん警護頼んでもいい?」
「はい!」
近衛は千夏を追いかけた。
「警護?」
「うん。ちーちゃん可愛いでしょ?1人でいると必ず声をかけられちゃうの。基本的には興味ないから素通りなんだけど変なやつってちーちゃんの腕や肩を掴んで離さないから私がいつも一緒にいるんだけどね。今日はこれ…」
「あっ…靴擦れ」
「さすがだな~。私のこと大好きってのが伝わってくる」
「すみません…。気がつかなくて」
「あーごめん。気を遣わせたくて言った訳じゃないの」
「それは分かってますが…」
「じゃあすぐそこのコンビニで絆創膏買うからそこまでおんぶして!」
「良いですよ」
そんな話をしていると千夏と近衛がわたあめを2つ持って帰ってきた。
「あれ?近衛も買ったんだ」
「あ…千夏さんがくれて」
「へぇ、ちーちゃんが!珍しい」
「うん」
戻ってきた近衛の目は赤く、少し涙を浮かべているようだった。
そして約束通り、蒼は由香里をおんぶした。
千夏は頬を少し膨らませ蒼を睨み、近衛は自分が代わりますと言ったが蒼と由香里が断った。
コンビニに着くと、コンビニの前の椅子でボブと旭が仲良くアイスを食べていた。
「あれ?旭。来ないなーと思ってたらこんなところにいたの?」
「ってかボブ酔ってない?」
「そうっすね」
時は戻って1時間前。
蒼たちが神社に向かって5分後、旭、暁とボブはゆっくり歩き出した。
「俺は産まれてこの方彼女が居たことないんだ」
「はぁ」
「カッコイイと言われても付き合うのは無理と言う人ばっかで」
「はぁ」
突然語り出すボブにただ静かに聞く旭。
「俺の地元田舎でな。周りは山と田んぼで、海の近い大学に行けば陽キャだらけで彼女も出来ると思って選んだけど、出来ないんだ」
「彼女作りたくて選んだんすか?」
「そうだよ、悪いか!」
「いえ、全く!」
「あ、ちょっと酒買っていい?」
「どうぞ」
「欲しいものある?」
「いえ特には」
「じゃあコーラでいい?」
「あ、はい!あざす!」
そして缶ビールとコーラを手に持ち外に出て向かうと思ったらボブはコンビニ前の椅子に座り酒を飲み始めた。
「…行かないんすか?」
「ちょっと飲んでから」
「うす」
その結果、缶ビール1本で潰れたボブをそのままにしとく訳にもいかず、旭と暁はコンビニ前で潰れたボブを介抱しながら花火を見ることになった。
そしてその後潰れたボブは旭、蒼、近衛で協力し大学の寮の前まで運んだ。
次の日、目を覚ましたボブは寮に住む仲間たちに身ぐるみを剥がされ、パンツ一丁で玄関(外)で目を覚ましたという。
「今日は祭りだー」
「昨日はありがとな、蒼」
「楽しかった?」
「おう!旭が1人で大騒ぎするから注目の的だったけどな」
「あはは。想像出来る」
「あ、1人増えたこと由香里さんに伝えた方がいいかな?」
「昨日伝えといたよ」
「え、マジで?」
「蒼は昨日何してたんだ?」
「朝、出掛けようとドアを開いたら丁度大学に向かう由香里さんと千夏さんに会って、何故か僕も一緒に大学に行くことになって、午後は由香里さんの家でタコパ」
「3人で?」
「いや、あとボブさんも居たよ」
「そっか」
「旭、参加出来なかったこと悔しがってる?」
暁の目が光る。
「そんなことないって!」
「そ?良かった。浮気願望があるのかと思った」
「な訳ねぇだろ」
「でね、あっちもボブさんが一緒に来るって」
「へ、へぇ」
「もしかしてビビってる?」
「そんなことねぇよ」
そんな会話をしていると由香里、千夏、ボブがやってきた。
ボブは来るやいなや、旭の目の前に立つ。
旭は全身から冷や汗が出る。その光景に謎の緊迫感が走り、暁が旭の前に出て、いつでも魔法を出せるようにしていた。
すると、
「昨年はごめん」
ボブは旭に頭を下げた。
「え?」
「実は千夏のことが好きだったんだ」
「それは…知ってます」
「なんで!?」
「そんな雰囲気出てたし」
「そ、そうか。それでな、一緒に祭りを回らないか誘ったのに千夏は断ったんだ。でもいざ祭りに来たらお前が一緒に周ってたから意地悪した。すまん」
「いや別に良いっすよ。それにあの時ボブさんが俺と千夏さんの間に入ってきてくれなかったら俺は今も恋人はいなかったかもしれないし」
旭が前世を思い出すきっかけになったのは、昨年の夏祭りがきっかけ。
その為、ボブが旭を千夏から遠ざけなければ、あの日あの時旭は暁と蒼の話を聞くことはなかった。つまり前世の記憶を思い出すこともなかったという訳だ。そうなると今も旭と暁は親友のような関係で恋人になることもなかった。
そうなるとボブは旭の恋のキューピットといっても過言ではない。
「お、俺はまだ独り身なのにこいつには彼女がいる?」
「はい?」
ボブはボソボソと喋った。その声を聞き取れなかった旭は聞き返す。
「ずるい!」
「はい!?」
「ずるいんだ!!」
ボブは旭の肩を持ちゆらゆらと揺らしている。
暁は離せと抗議している。
由香里はあの2人は置いといて先に向かおうと言う。由香里、千夏、蒼、近衛は先に向かうことにした。
旭から「待って」という声が聞こえたような気がしたけど無視して向かった。
「ボブがごめんね~」
「…お2人は付き合ってるんですよね?」
「え、なんで知ってるの!??」
「なんかそんな雰囲気が」
「すごっ!」
「蒼くんと近衛くんは彼女できた?」
「いませんよ」
「お、俺も」
「すみません、千夏さん」
「何が?」
「お2人のデートに邪魔する形になって」
「別に良いよ。いつも一緒にいるし。それに君は私たちを尊重してくれるから」
そして今年もまた大食い夏祭りが始まった。
千夏の要望でやきそば、たこ焼き、やきとり、からあげ、ポテト、りんご飴。
「すごい、その小さな体にこんなに入るんだ」
「馬鹿にしてる?」
「してません!尊敬です」
「そう?なら良かった」
「ねぇねぇ実は花火がとても綺麗に見れるスポットがあるの!そこ行かない?」
「行きます」
由香里の後を着いていくと、そこは昨年、蒼と暁が話し、ちょっとした喧嘩になった場所だった。
「昨年も行こうとしたんだけどね、なんか言い争いの声が聞こえて来れなかったんだよね~」
「それは、すみません…」
「え?もしかして蒼くんだったの?」
「実は…はい」
「じゃあ相手は旭くん?」
「というよりは、旭の今の恋人というか…」
「じゃあ恋人さんはここら辺の人だったんだ」
「というよりかは遊びに来てたみたいな」
「そうだったんだ」
話していると、大きな花火が上がった。
昨年はちゃんと見れなかった花火。
それはそれはとても綺麗なものだった。
何故だろうか。今までに見た花火よりも断然綺麗なものだった。
ラストスパートになり、花火が連射され、夜空には大きな花火が舞い、今年の夏祭りは終わりを告げた。
「今年も凄かったね~」
「だね。来年も一緒にどう?」
まさかの千夏が蒼と近衛に声をかける。
「是非」
「よ、よろしくお願いします」
「硬い、硬いぞ近衛くん」
「あはは」
「じゃあ帰るか!」
「あ、待ってわたあめ買い忘れた。買ってくる」
「じゃあ私も一緒に」
「大丈夫!ちょっと待ってて」
「…よし、じゃあ近衛くん警護頼んでもいい?」
「はい!」
近衛は千夏を追いかけた。
「警護?」
「うん。ちーちゃん可愛いでしょ?1人でいると必ず声をかけられちゃうの。基本的には興味ないから素通りなんだけど変なやつってちーちゃんの腕や肩を掴んで離さないから私がいつも一緒にいるんだけどね。今日はこれ…」
「あっ…靴擦れ」
「さすがだな~。私のこと大好きってのが伝わってくる」
「すみません…。気がつかなくて」
「あーごめん。気を遣わせたくて言った訳じゃないの」
「それは分かってますが…」
「じゃあすぐそこのコンビニで絆創膏買うからそこまでおんぶして!」
「良いですよ」
そんな話をしていると千夏と近衛がわたあめを2つ持って帰ってきた。
「あれ?近衛も買ったんだ」
「あ…千夏さんがくれて」
「へぇ、ちーちゃんが!珍しい」
「うん」
戻ってきた近衛の目は赤く、少し涙を浮かべているようだった。
そして約束通り、蒼は由香里をおんぶした。
千夏は頬を少し膨らませ蒼を睨み、近衛は自分が代わりますと言ったが蒼と由香里が断った。
コンビニに着くと、コンビニの前の椅子でボブと旭が仲良くアイスを食べていた。
「あれ?旭。来ないなーと思ってたらこんなところにいたの?」
「ってかボブ酔ってない?」
「そうっすね」
時は戻って1時間前。
蒼たちが神社に向かって5分後、旭、暁とボブはゆっくり歩き出した。
「俺は産まれてこの方彼女が居たことないんだ」
「はぁ」
「カッコイイと言われても付き合うのは無理と言う人ばっかで」
「はぁ」
突然語り出すボブにただ静かに聞く旭。
「俺の地元田舎でな。周りは山と田んぼで、海の近い大学に行けば陽キャだらけで彼女も出来ると思って選んだけど、出来ないんだ」
「彼女作りたくて選んだんすか?」
「そうだよ、悪いか!」
「いえ、全く!」
「あ、ちょっと酒買っていい?」
「どうぞ」
「欲しいものある?」
「いえ特には」
「じゃあコーラでいい?」
「あ、はい!あざす!」
そして缶ビールとコーラを手に持ち外に出て向かうと思ったらボブはコンビニ前の椅子に座り酒を飲み始めた。
「…行かないんすか?」
「ちょっと飲んでから」
「うす」
その結果、缶ビール1本で潰れたボブをそのままにしとく訳にもいかず、旭と暁はコンビニ前で潰れたボブを介抱しながら花火を見ることになった。
そしてその後潰れたボブは旭、蒼、近衛で協力し大学の寮の前まで運んだ。
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