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第五章 母親で好き放題遊ばれるとは、情けない!
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「すまぬが、そのような類の呪いは聞いたことがない。私の知識不足かもしれぬが…いずれにしろ私には治癒は不可能だ」
「そ、そんな…」
僕はがっくりとうなだれる。あれから僕は隣町の教会に向かった。僕の身体に起こった異変…戦闘時に身体がジンジンと熱くなってゾクゾクとした高揚感が駆け巡る…とてもじゃないが戦闘に集中できない。その原因を神官様ならご存知かと思ったけど、残念ながら僕の期待に沿うような答えはいただけなかった。
僕の心がどんよりと暗くなる。これから僕はどうすればいいのだろう。僕が重苦しいことを考えている時、神官様は何か思いついたような表情をした。それは僕にとって、一筋の光明のように見えた。
「そうだ。あの方なら何かご存知かもしれぬ」
「あ、あの方ですか?」
「スカーレット様だ。彼女は知識、人徳、そして法力…全てにおいて秀でている天才神官だ」
「その方は今どこに!?」
「地下通路を出てすぐの北の山の修練場だ。彼女は傷ついた修行者に対して治癒を行うために、定期的に修練上に通っていると聞いている」
よし、決めた。僕は修練場に向かってスカーレット様に会うぞ。それで僕の身体を治してもらうんだ。
※
「ははは。最高の眺めだ。私の独占欲が満たされていくのが分かる」
「うふふ。このドロシー、ハロルド様の御所望とあれば喜んでこの身を捧げますわ♪」
「なっ、なんで私がこんなこと…!」
ベッドの上で裸で横たわる鬼畜男は、巨根を胸で挟むよう命じてきた。それも2人がかりで。私ドロシーさんはそれぞれ左右に回り込み、お互いの乳房を突き合わせ、そこに巨根を挟み込んだ。そして、ゆっくりと上体を上下させることで巨根にしごいている。
ずりゅっ、むにゅ、ずりゅうぅっ、むにゅうぅぅ…ずりゅずりゅ…
「ああ、柔らかくて吸い付くようだ。2人とも最高だぞ」
「うふふ。ハロルド様ったら…おっぱい大好きなんですから♪」
4つの乳房に包まれるという視覚的な刺激が強いのだろう。谷間から突き出ている亀頭がいつもよりパンパンに張っているのが分かる。
「ああ、興奮する。ドロシーよ。あの間抜けな勇者はそなたの胸に興味津々だったそうだな」
「はい。私の谷間を何度も見てきて…そのせいでイカサマに気がつかないのですわ」
「ははは。やはりあの子は間抜けだ」
…2人が話題にしているのは、おそらくエルドのことだろう。不愉快だ。実の母親がいる前でよくそんなに息子のことを馬鹿にできるものだ。気分が悪い。本当に気分が悪い。
「ドロシー、あの間抜け勇者はどうだった?」
「そんなこと聞かれましても…オスとしての魅力を何も感じませんでしたわ。カモ以上でも以下でもありません」
「ははは。あの子はドロシーの谷間で満足できるのだからな。ある意味幸せ者だ。私はもっと過激なことをしてもらわないと、とてもじゃないが満足できない」
「うふふ。確かにハロルド様は不幸ものかもしれませんわね」
こんな会話、聞く価値がない。誰かを貶して優越感に浸るなんて、やっていることは子どものイジメと同じだ。会話が私の耳から耳へ通り抜けていくように意識する。
…それにしても、女性と胸同士を密着させるというのは、何とも形容し難い感覚だった。ドロシーさんは胸も私と同じくらい大きくて、色白で透き通ったような肌をしている。肌を密着させると吸いつくようにしっとりしているというか…それにお互いの乳首が擦れていて、何だかとても不思議な気分だ。
「うふふ。アンナさん、私よりもおっぱいが大きくて、それに勝ち気な雰囲気の美人さんで羨ましいですわ… でも私、ハロルド様へのご奉仕では負けたくありませんわ」
「ど、どうも…」
鬼畜男へのご奉仕を続けながら、ドロシーさんは優しく私に語りかけてきた。こんな美人に容姿を褒められるなんて日常生活ならとてつもなく嬉しい体験だ。とはいえ、こんな異様な状況でどんな会話をすればいいのかも分からない。
「うふふ。バキバキに硬くなって、逞しいハロルド様の…私とアンナさんで何発でも搾り取りましょうね」
「は、はあ…」
それでも、ドロシーさんは私に向かって満面の笑みで話を続ける。こんなことを毎日続けられて…いつか私もドロシーさんやサラちゃんのように、「あっち側」になってしまうのだろうか。
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