【R18】嵐 ~愛され過ぎて困惑~

ジミー

文字の大きさ
28 / 31

28~美弥子視点~。

しおりを挟む





「上手くいった?ええ、香織だけ連れて来ればいいのよ!警察?そんなの巻いて来なさいよ!ええ、早くね!」


いよいよあの男と女に復讐できる!


「後悔させてやる!」


そうして二十分後に私の男と、香織がやって来た。


「何よ!この女、失神してるじゃないのよ!何で意識があるまま連れて来なかったのよ!」


「いや、ナイフを見せただけで失神したんでよ。」


「まあいいわ。ベッドに縛り付けて頂戴。」


「分かった。」


男は大人しく私の指示に従っている。

私の機嫌を損ねれば、大金が入らないとわかっているのだ。


「これで少しは私の気分も晴れるわ!」


男はベッドに香織を縛り付けて、その姿を私はスマホのカメラで撮影して慧一に送りに付ける。

すぐにスマホに電話が掛かって来たが、無視して電源を切る。

この女をどうしようかしら。

男達にレイプさせてもいいけど、それだけじゃあ私の気が治まらない。

じゃあ、この綺麗な肌にタバコの火でも押し付けてやろう!


「いいわ!あんたタバコ持ってる?」


「ああ、ホラよ。」


男からタバコを受け取り、火を着けて一服吸う。それから香織に近づき、着物の裾を捲ると白い脚にキスマークが付いている。


「ふん!こんな所にもキスマークが付いてるわ!淫乱女が!」


「フウ!いいね!もっと中まで見せろよ!」


「ちょっと!今はそんな場合じゃないんだよ!早くこの女を傷物にしないと!」


「傷物にするなら、一発やった方が早いだろうが。」


「ふん!それだけじゃあ足りないのよ!醜い傷を見える所に付けてやらないと、私の気が治まらないのよ!」


「なら、傷を付けた後ならやっても良いだろう?」


「ええ!それならいいわ!」


話が決まった所で、手にしていたタバコを香織の脚の内股に近づけると、ドアが叩かれる。


「何よ!誰が来たのよ!」


「さあ、仲間の男が来たかな?」


男が覗き穴を見ている。


「おう、俺の弟分が来たぜ。開けても良いだろう?」


「ええ、いいわ!この女をその男と輪姦してもらいましょう!」


男がドアを開けると、慧が一番に乗り込んで来たと思ったら、何人もの警察官が押し寄せて来た!

私は香織の脚にタバコを押し付け様としたが、慧一に体当たりされてその場に倒れてしまい、慌てて身体を起こそうとしたが、私の上に警察官が乗り掛かって来て、腕を後ろに回され手錠を掛けられてしまった!


「香織!香織!大丈夫か!!」


「何なのよ!そいつが全部悪いのよ!私は当然の事をしたまでよ!!離せ!離しなさいよ!!!」


「話は警察署で聞く!お前の罪状は・・・。」


「離せ!離しなさい!!!」


そして私は捕まってしまったのだ。









~慧一視点~。






スマホにメールが届き、見ると香織がベッドに縛られている写真だった!すぐに美弥子に電話するが、電源が切られていて出ない!


「くそ!!」


私がHホテルに着くと、警察官と探偵数人がガラの悪いやくざだと分かる男達を取り押さえていた。


「香織は見つかったか!!!」


「上野宮様!はい!6532号室にいるそうです!五分程前に奥様だと思われる人を抱き抱えた男が、部屋に入るのを従業員が見ていました!警察にはその時連絡が行っていて、今から乗り込む所です!」


「私が行く!」


ホテルに入ると、探偵が付いてきてエレベーターに案内される。

美弥子のいるフロアには、警察官が何人もいた。部屋に急ぐと、やくざと分かる男が後ろ手に手錠を掛けられて、警察官が部屋を開ける所だった!私は無我夢中で部屋に入り、香織を見つけると、美弥子が私を見て香織にタバコを押し付け様としていた!私は思わず体当たりする。

警察官が美弥子を取り押さえたのを確認して、香織に近づくと手を縛られ裾がはだけいて意識が無い!


「香織!しっかりしろ!」


警察官に見られない様に、裾を直し手を自由にして香織の名を呼ぶが、目を醒ます様子が無い!


「急いで救急車を呼んでくれ!」


「はい!」


警察官が連絡して、数分で救急隊が来て病院に救急搬送された。


「香織!!!」


「ご家族の方ですか?検査するので、少しお待ち下さい。」


「はい!妻をお願いします!」


長く感じた数分後、医者が来る。


「香織は、妻はどうですか!」


「ご安心下さい。胎児も無事でした。妊娠による極度の貧血なので、点滴をしましょう。流産の危険もありますから。」


「・・・に、妊娠?妻が妊娠しているんですか!」


「ええ、ではご本人もご存知無いのでしょうか?このまま入院して絶対安静です。」


「はい!ありがとうございます!」


信じられない!

香織が妊娠するなんて!

これ程嬉しい事はない!


病室に移ると香織が目を覚ました。


「香織!大丈夫か?」


「・・・慧一様・・・、私は、どうして・・・、ここは・・・?」


「もう心配ない。医者が絶対安静だと言っているから、このまま入院する。」


「・・・入院ですか?」


「ああ!香織、でかしたぞ!妊娠したんだ!」


香織は私の話を聞いて、信じられないと目を大きく見開く。


「・・・本当に?」


「ああ!極度の貧血だと言われたから、入院して安静にしていろ。」


バタバタと数人の足音が近づいて来て病室に入って来たのは、家元とお義母さん、お婆様だった。


「香織!大丈夫か!」


「香織!」


「香織さん!心配したのよ!」


私は慌てて宥める。


「お静かに。香織は絶対安静です。」


「そんなに悪いのか?」


「いいえ、実は香織が妊娠したんです。」


三人は歓喜の声を香織に掛ける。


「おめでとう!良かった!」


「なんておめでたいんでしょう!」


「本当におめでたいわ!でかしました!ひ孫が抱けるなんて!」


「ありがとうございます。」


「家元、香織は極度の貧血で流産の危険もあると医者が言っていたので、このまま入院させます。」


「ああ、そうしなさい。香織、安静にしていなさい。」


「はい。」


香織は、大人しく頷きはにかむ。

私達の子供は腕に抱けないと思っていたので、嬉しくて天にも昇る気持ちだ。


「香織良くやった。嬉しいぞ。」


「はい。私も嬉しいです。」


「何も心配せずに入院していなさい。」


「はい。」


これで全てが上手くいく。

時間は掛かったが、思い通りになった。










しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...