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一年生
僕の世界を包む雲
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僕は創作をやって、どのくらいになるだろう。
小学校の頃からはじめたのを覚えている。
とても楽しくて、続きをどうしようと悩んだあの日のことは、いい思い出だ。
今でも、変わらず、この世界で楽しく過ごしている。
ところで、最近、特に考えている事があった。
それは、悪いことに対し、悪いことで返すのは正しいことなのか?
しかし、考えても分からない事だった。
最近、友達が、こんなことを話してきた。
「最近、また、創作の規制が強くなったらしいぜ。」
僕はそれに恐怖する。
「そうなんだ。」
「あぁ。このままじゃ、これからもう作れなくなるんじゃないか。」
核心をつかれて、下を向いた。
「お前の創作好きだから、規制進んで欲しくないんだけどな。」
友達は僕の顔をみて続ける。
「どうしようもないな…。こればっかりは、無力さを感じるよ」
僕は「大丈夫だよ。ありがとう」と言って、その場を後にする。
───────
1人になって、僕は頭を抱えた。今まで沢山考えてきた創作を辞めなければいけないかもしれない…。
そう思うと、もどかしさが募る。
何故、規制が進むのか…。
その答えは、間違ったものすらも、正しいとされてしまう絶対的な世界観にあった。
学問的には、あやまった世界。それが共存していること、許されないことだった。
リアルの父は、とても強い権力をもつ。
そこから、間違った世界である、創作というものを排除し、正しいものだけで世界を構築し直そうと考えた。
絶対的に正しい世界こそが、真実であると疑わないリアルの父の考えであった。
まだ学生の僕には、友達と同じようにどうすることもできない。
これから、心の中ですら、この創作を否定し続けなければいけないのだろうか…。
そう思うだけでも、やりきれない思いで一杯になる。
僕の中の創作は、虚構でしかないのだろうか──────
僕が住むのは花星という場所。
朝や、夜には大きな電星と他の星達が沢山に、空に散らばっている。
花星、それを中心として、グルグルと空を飛んでゆく。
ここに住む人達、それは完全な人間と言われ、彼らの言うことは絶対である。
しかし、その中にも不完全な人間が住んでいて、それが僕らである。
今まで多くの失敗をしてきた。僕は完全な人間と、不完全な人間の中間に居る存在。
間違いを多くおかし、実際に、それが目の前で多く起こってきた。
僕の目の前に、女性の影が浮かんでくる。
あの人はいつも優しく、一面に咲き誇る花のように美しく綺麗であった。
しかし、僕の心の欲がそれを切り取ってしまった。
完全な人間になれば、そのあやまちはなくあれるのだろう。
しかし、あの時は、不完全であった。
もっともっとと、心にある際限ない欲が、怒涛に押し寄せる波のように、襲いかかってくる。
その時の僕には、それを回避するすべがなかった。
この心にある欲が無ければ…そう、完全な人間であれば、あやまちは回避できたのだろう。
けれども、その時は不完全であった。
今でも、不完全であるかもしれないし、完全になっているかもしれない。
ところで、僕の目の前に、いつからか少女が座っている。
彼女は誰で、何を思っているのか、それは分からない。
しかし、分かっていることは、一つだけある。
僕と同じ、不完全な人間であること。
完全な人間により、完全な人間に進む前の、不完全な人間であると。
彼女は何も言わず、僕の服を引っ張った。
とても弱々しい、けれども、なんだかとても強く、力を心に秘めた…。
そんな気がする。
不完全であったがため、昔は多くの失敗を繰り返してきた。
彼女もまた、多くの失敗を繰り返していくのだろう。
後悔ばかりの人生。前を向けば、あの女性が浮かんでくる。
僕はいつの間にか、その人との関わりを美化し、今までしてきたあやまちを忘れる。そして、またいつの間にか手を伸ばしていた。
完全にはなりきれない中間で、座ったまま、動こうとしないのだ。
これを捨てられれば、楽になるのだろうか?
そう思えども、そんなことはできないのは分かっていた。
完全であることが素晴らしいことなのか。
完全であれば、その人もまた、不完全であるそれに、教えをとかなければいけない。
しかし、完全である人、それは、人を思いやる心が欠如していた。
少しはあるのかもしれない。
しかし、完全であるが故に、その欠陥だけは中々克服することが難しかった。
僕のそばに居る少女は言った。
「おにいちゃん」
ただ、それだけを。
僕はその言葉に、彼女の姿が浮かんだ。
彼女は自分とともにある最後の瞬間まで、希望を投げかけた。
優しさ、人を思いやる気持ち、ただ光るその姿。
それは、今まで自分が見てきた完全な人とは違う、もしかしたら、間違えた存在、不完全な人間なのかもしれない。
けれども、しっかりと、僕の心には残り続けた。
僕はそっと少女の方に顔を向けると呟く。
「お前は後悔すんなよ。」
彼女は何も言わなかった。けれども、それで満足していた。
これからの道、どう進んで行くか、そんなことは分からない。
けれども、僕は、今、僕のできることをする。
人を守ることもまた、大切なのかもしれない。
けれども、何が正しいか、そんなことはもう分からない。
僕の住む、花星は、宇宙の中心にある。
世界は回っていく。ただ、完全な世界として。
────────
例え、規制と言う波が襲いかかろうと、僕は心の中で、新しい未来へと創造を続ける。
僕のなかで、その世界は間違いなんてないから。
その時、空に浮かぶ太陽はギラギラと燃えていた
───────
小学校の頃からはじめたのを覚えている。
とても楽しくて、続きをどうしようと悩んだあの日のことは、いい思い出だ。
今でも、変わらず、この世界で楽しく過ごしている。
ところで、最近、特に考えている事があった。
それは、悪いことに対し、悪いことで返すのは正しいことなのか?
しかし、考えても分からない事だった。
最近、友達が、こんなことを話してきた。
「最近、また、創作の規制が強くなったらしいぜ。」
僕はそれに恐怖する。
「そうなんだ。」
「あぁ。このままじゃ、これからもう作れなくなるんじゃないか。」
核心をつかれて、下を向いた。
「お前の創作好きだから、規制進んで欲しくないんだけどな。」
友達は僕の顔をみて続ける。
「どうしようもないな…。こればっかりは、無力さを感じるよ」
僕は「大丈夫だよ。ありがとう」と言って、その場を後にする。
───────
1人になって、僕は頭を抱えた。今まで沢山考えてきた創作を辞めなければいけないかもしれない…。
そう思うと、もどかしさが募る。
何故、規制が進むのか…。
その答えは、間違ったものすらも、正しいとされてしまう絶対的な世界観にあった。
学問的には、あやまった世界。それが共存していること、許されないことだった。
リアルの父は、とても強い権力をもつ。
そこから、間違った世界である、創作というものを排除し、正しいものだけで世界を構築し直そうと考えた。
絶対的に正しい世界こそが、真実であると疑わないリアルの父の考えであった。
まだ学生の僕には、友達と同じようにどうすることもできない。
これから、心の中ですら、この創作を否定し続けなければいけないのだろうか…。
そう思うだけでも、やりきれない思いで一杯になる。
僕の中の創作は、虚構でしかないのだろうか──────
僕が住むのは花星という場所。
朝や、夜には大きな電星と他の星達が沢山に、空に散らばっている。
花星、それを中心として、グルグルと空を飛んでゆく。
ここに住む人達、それは完全な人間と言われ、彼らの言うことは絶対である。
しかし、その中にも不完全な人間が住んでいて、それが僕らである。
今まで多くの失敗をしてきた。僕は完全な人間と、不完全な人間の中間に居る存在。
間違いを多くおかし、実際に、それが目の前で多く起こってきた。
僕の目の前に、女性の影が浮かんでくる。
あの人はいつも優しく、一面に咲き誇る花のように美しく綺麗であった。
しかし、僕の心の欲がそれを切り取ってしまった。
完全な人間になれば、そのあやまちはなくあれるのだろう。
しかし、あの時は、不完全であった。
もっともっとと、心にある際限ない欲が、怒涛に押し寄せる波のように、襲いかかってくる。
その時の僕には、それを回避するすべがなかった。
この心にある欲が無ければ…そう、完全な人間であれば、あやまちは回避できたのだろう。
けれども、その時は不完全であった。
今でも、不完全であるかもしれないし、完全になっているかもしれない。
ところで、僕の目の前に、いつからか少女が座っている。
彼女は誰で、何を思っているのか、それは分からない。
しかし、分かっていることは、一つだけある。
僕と同じ、不完全な人間であること。
完全な人間により、完全な人間に進む前の、不完全な人間であると。
彼女は何も言わず、僕の服を引っ張った。
とても弱々しい、けれども、なんだかとても強く、力を心に秘めた…。
そんな気がする。
不完全であったがため、昔は多くの失敗を繰り返してきた。
彼女もまた、多くの失敗を繰り返していくのだろう。
後悔ばかりの人生。前を向けば、あの女性が浮かんでくる。
僕はいつの間にか、その人との関わりを美化し、今までしてきたあやまちを忘れる。そして、またいつの間にか手を伸ばしていた。
完全にはなりきれない中間で、座ったまま、動こうとしないのだ。
これを捨てられれば、楽になるのだろうか?
そう思えども、そんなことはできないのは分かっていた。
完全であることが素晴らしいことなのか。
完全であれば、その人もまた、不完全であるそれに、教えをとかなければいけない。
しかし、完全である人、それは、人を思いやる心が欠如していた。
少しはあるのかもしれない。
しかし、完全であるが故に、その欠陥だけは中々克服することが難しかった。
僕のそばに居る少女は言った。
「おにいちゃん」
ただ、それだけを。
僕はその言葉に、彼女の姿が浮かんだ。
彼女は自分とともにある最後の瞬間まで、希望を投げかけた。
優しさ、人を思いやる気持ち、ただ光るその姿。
それは、今まで自分が見てきた完全な人とは違う、もしかしたら、間違えた存在、不完全な人間なのかもしれない。
けれども、しっかりと、僕の心には残り続けた。
僕はそっと少女の方に顔を向けると呟く。
「お前は後悔すんなよ。」
彼女は何も言わなかった。けれども、それで満足していた。
これからの道、どう進んで行くか、そんなことは分からない。
けれども、僕は、今、僕のできることをする。
人を守ることもまた、大切なのかもしれない。
けれども、何が正しいか、そんなことはもう分からない。
僕の住む、花星は、宇宙の中心にある。
世界は回っていく。ただ、完全な世界として。
────────
例え、規制と言う波が襲いかかろうと、僕は心の中で、新しい未来へと創造を続ける。
僕のなかで、その世界は間違いなんてないから。
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