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一年生
過去③
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私はピアノを弾くの好き。
小さい頃から、家にピアノがあり、お母さんが上手に弾くのを聴いて育った。
そして、私もいつの間にか、ピアノの前に座って弾いていた。
最初はおぼつかなくて弾けなかったけれど、時間が重なって行くに連れて、上手くなってる気がしてる。
ずっと、弾くのにも楽しさがあって、傍にはお兄ちゃんが上手くなったねとずっと支えてくれた。
他にも沢山の人が来て、私はそれがとても嬉しい。
お兄ちゃんはいつも、私のいいところを真剣に見つけてくれた。
私はピアノを弾くのが好き。
皆が喜んでいると思うのも好き。
私の夢、それは、ピアニストになること。
皆を私の楽しいと思うことで笑顔にさせたい。
それは、中学校になるまでの私の夢だった
けれども…
痛い…
私は指を抑えながら苦しんだ。
ある男の不注意によって、指に怪我をした。
治療すれば治るらしく、時間はかかるけど、完治すると聞いて、私は安心した。
もう一度、ピアノが弾ける…。
お見舞いによく友達が来てくれた。
嬉しかったけど、その原因になった人、男の子について、嫌な人って言う。
私は「大丈夫だよ!」と笑顔で返した。
なおるし、私は大丈夫だから…
ある日は、あの人がぶつかってきた原因について聞いた。
彼は、1人で考え事をして、その最中に、メモを取ろうと紙を取り出す。
そして、歩きながら、周りを見ずに、歩いていたところを私とぶつかった。
彼の不注意でこうなったの。
私は病床の中、そっと1人で、大丈夫。と心に言い聞かせた。
私は誰も恨まないし、人が喜んでるところが好きだから大丈夫って。
でも、怖かった…。
それが何故だったのかその時の私には分からなかった──────
それから結構経って、私は退院する。
心の中では、まだ明るい気持ちは残っていた。
これで、ピアノが弾ける。
昔みたいに、色々な曲を弾いて、上手く行かなくても最後までやって、できた!楽しいって。
そう考えると、私は、はやく弾きたいって思った。
今でも、ピアニストになりたいって夢はあるから…。
でも…
私はピアノに向かって、悲しくなった。
前みたいに弾けない。
指が動かない。
私はそれに悲しくなった。
もう私の夢は叶わない。
そして、ピアノはもう弾けないのだと…
いいえ、弾けるかもしれない。
けれども、私の心がもう諦めてしまってた。
私ははじめて途中でピアノを引くのを辞める。
その日から今まで、お兄ちゃんや、聴きに来てくれてた人に、私のピアノの音を聴いてもらったことはなかった。
あれから、余りお兄ちゃんにも会ってない。
なんでこうなったのか…
私はある日考えた。
すると、あの男の子のことが浮かんでくる。
あの人は、自分のことに集中して意地悪した。
その時、私ははじめて人をうらんでしまいそうになった。
──────
ある日のこと、私は、学校の放課後、帰ろうと思っていると、目に入るものがある。
それは、あの男の子の机。
あったのは、何かのノートだった。
その時、私は思い出す。
あの男の子が考え事をして、書いていたノート。
これのせいで、私は、怪我をした。
それをやぶってしまいたくなる。
私はそっと、そのノートを拾い上げる。
ただ、表紙を眺めていると、クラスに男の子が戻ってきた。
彼は慌てるでもなく「やぶってもいいよ」と言った。
私は驚く
「大切なものなんじゃないの?」
「うん。大切なものだよ。」
驚いている私に彼は続けて言った
「君には、僕の大切なそれを破る権利がある。」
とても強いその言葉に私は「しないよ」と。
「何が書いてあるの?」
彼は答えた
「これからの事。未来への希望かな。」
「何それ?」
私は頬を緩める。
「そこにあるのは俺の全てだよ。」
「読んでもいい?」
私がそう言うと、ただ、彼は顔を縦にふった。
ページをめくると、そこには大きく、高校生になった時のことと書かれている。
‘’高校生になったら、思想学部を作って、皆を笑顔にできるそんなところにしたい”
次のページを開く。
‘’大人になった時に、全世界の人を平等に救えるような、そんな人になるために”
‘’僕の高校生活は、この思想学部によって、近くの人を笑顔にさせる”
私はそれを見て、思わず笑ってしまう。
「僕は真剣にそのこと考えてるよ。」
真面目な顔で、私の方を見る
「面白いね。」
「まだこれは誰にもみせてないよ。」
「そうなんだ…。じゃあ、もし、同じ学校だったら…」
彼はそのまま私の顔を見つめていた。
「一緒の部活に入ってあげる!」
「ほんとう?」
「うんっ!」
その時、私は、昔のことを忘れ、彼と楽しく時間を過ごしていた──────
小さい頃から、家にピアノがあり、お母さんが上手に弾くのを聴いて育った。
そして、私もいつの間にか、ピアノの前に座って弾いていた。
最初はおぼつかなくて弾けなかったけれど、時間が重なって行くに連れて、上手くなってる気がしてる。
ずっと、弾くのにも楽しさがあって、傍にはお兄ちゃんが上手くなったねとずっと支えてくれた。
他にも沢山の人が来て、私はそれがとても嬉しい。
お兄ちゃんはいつも、私のいいところを真剣に見つけてくれた。
私はピアノを弾くのが好き。
皆が喜んでいると思うのも好き。
私の夢、それは、ピアニストになること。
皆を私の楽しいと思うことで笑顔にさせたい。
それは、中学校になるまでの私の夢だった
けれども…
痛い…
私は指を抑えながら苦しんだ。
ある男の不注意によって、指に怪我をした。
治療すれば治るらしく、時間はかかるけど、完治すると聞いて、私は安心した。
もう一度、ピアノが弾ける…。
お見舞いによく友達が来てくれた。
嬉しかったけど、その原因になった人、男の子について、嫌な人って言う。
私は「大丈夫だよ!」と笑顔で返した。
なおるし、私は大丈夫だから…
ある日は、あの人がぶつかってきた原因について聞いた。
彼は、1人で考え事をして、その最中に、メモを取ろうと紙を取り出す。
そして、歩きながら、周りを見ずに、歩いていたところを私とぶつかった。
彼の不注意でこうなったの。
私は病床の中、そっと1人で、大丈夫。と心に言い聞かせた。
私は誰も恨まないし、人が喜んでるところが好きだから大丈夫って。
でも、怖かった…。
それが何故だったのかその時の私には分からなかった──────
それから結構経って、私は退院する。
心の中では、まだ明るい気持ちは残っていた。
これで、ピアノが弾ける。
昔みたいに、色々な曲を弾いて、上手く行かなくても最後までやって、できた!楽しいって。
そう考えると、私は、はやく弾きたいって思った。
今でも、ピアニストになりたいって夢はあるから…。
でも…
私はピアノに向かって、悲しくなった。
前みたいに弾けない。
指が動かない。
私はそれに悲しくなった。
もう私の夢は叶わない。
そして、ピアノはもう弾けないのだと…
いいえ、弾けるかもしれない。
けれども、私の心がもう諦めてしまってた。
私ははじめて途中でピアノを引くのを辞める。
その日から今まで、お兄ちゃんや、聴きに来てくれてた人に、私のピアノの音を聴いてもらったことはなかった。
あれから、余りお兄ちゃんにも会ってない。
なんでこうなったのか…
私はある日考えた。
すると、あの男の子のことが浮かんでくる。
あの人は、自分のことに集中して意地悪した。
その時、私ははじめて人をうらんでしまいそうになった。
──────
ある日のこと、私は、学校の放課後、帰ろうと思っていると、目に入るものがある。
それは、あの男の子の机。
あったのは、何かのノートだった。
その時、私は思い出す。
あの男の子が考え事をして、書いていたノート。
これのせいで、私は、怪我をした。
それをやぶってしまいたくなる。
私はそっと、そのノートを拾い上げる。
ただ、表紙を眺めていると、クラスに男の子が戻ってきた。
彼は慌てるでもなく「やぶってもいいよ」と言った。
私は驚く
「大切なものなんじゃないの?」
「うん。大切なものだよ。」
驚いている私に彼は続けて言った
「君には、僕の大切なそれを破る権利がある。」
とても強いその言葉に私は「しないよ」と。
「何が書いてあるの?」
彼は答えた
「これからの事。未来への希望かな。」
「何それ?」
私は頬を緩める。
「そこにあるのは俺の全てだよ。」
「読んでもいい?」
私がそう言うと、ただ、彼は顔を縦にふった。
ページをめくると、そこには大きく、高校生になった時のことと書かれている。
‘’高校生になったら、思想学部を作って、皆を笑顔にできるそんなところにしたい”
次のページを開く。
‘’大人になった時に、全世界の人を平等に救えるような、そんな人になるために”
‘’僕の高校生活は、この思想学部によって、近くの人を笑顔にさせる”
私はそれを見て、思わず笑ってしまう。
「僕は真剣にそのこと考えてるよ。」
真面目な顔で、私の方を見る
「面白いね。」
「まだこれは誰にもみせてないよ。」
「そうなんだ…。じゃあ、もし、同じ学校だったら…」
彼はそのまま私の顔を見つめていた。
「一緒の部活に入ってあげる!」
「ほんとう?」
「うんっ!」
その時、私は、昔のことを忘れ、彼と楽しく時間を過ごしていた──────
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