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一年生
解決
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僕の情報を使っても、中々、上手くは行かなかった。
偏見のフィルターがあるため、難しいのは当然だったかもしれない。
今日もどうするか、みんなで考えた。
「1人より、部活とか大勢の人にって感じの方がいいんじゃないかな?」
僕がそう言うと、青野くんはいいねと。
調査では、悩んでる部活が多いと分かっていた。
僕は安堵する。
すると、すすむくんが待ったをかけた。
「どうしたの、すすむくん?」
「最後に前の状態で、1人だけやりたい人が居るんだ。」
「それは?」
青野くんが前に出てくる
──────
今日の部活は終わり。
すすむくんが1人でやること…
僕は彼を考えながら、今どうしているだろうと、雲を見つめた。
─────
おとねは1人で、影に隠れて、すすむのことを見ていた。
「あの子に何かしないでしょうね…。」
すすむは1人で、何かビニール袋を持って、誰かを待っている。
すると、「お待たせ!」と、女の子がやってきた。
「しずくさん、こんにちは!」
「こんにちは、すすむくん!」
そうして、首を傾げる
「何の用かな?」
すると、すすむは、持っていた袋を彼女に渡した。
「さっき買ったんだ!良かったら」
しずくが中を見てみると、そこには、プリンが入っていた。
「私の好きな!
しかも、ずっと食べたいと思ってた限定のやつ!」
しずくは顔をあげて、「ありがとう」と笑う。
少し経ってすすむは切り出した
「聞きたいことがあって!」
「どうしたの?」
「何か困ってることはないかな?」
「困ってること…?
えっとね…」
しずくはそう考えていると、ハッとした。
「そんなにもらってばっかりじゃ悪いよ!」
「僕が知りたいから、もらってるのは僕の方だよ!」
すすむのそれに「分かった」と頷く。
「実はね、最近、お気に入りのシャーペンがなくなったの…!」
「そうなんだ。」
「学校でなくなったと思うのだけど、見つからなくて…!」
「分かった!」すすむはそれに大きく笑顔を見せた。
そうして、「何か画像とかあるかな!」と言って、しずくのスマホで見せてもらう。
そこには、水色のキラキラ光るシャーペンがある。
「どうするの?」
しずくが顔を覗くと、「これから探す!」とすすむは笑った。
「いいよ…!見つからないと思うから…。
悪いよ…!」
「僕が探したいと思ってるだけだから!」
そう言って、すすむは探索を始めた。
ところで、おとねは、何も無かったのを安心すると、近くのお店に休憩しに行く
そこに偶然、遠目から見えたシャーペンが置いてあった。
「あ…!これ!」
おとねは手に取って、シャーペンを眺める。
────────
その頃、しずくは、すすむを止めていた。
いくら探しても見つからない。
それでもなお、すすむは見つけようとしていた。
「もう探さなくて大丈夫だよ…!悪いし…!」
しずくの目に涙がたまる。
「僕は探したいから探してる。だから、悪いと思わなくていいよ。」
「それに、そろそろ帰らなくちゃいけないんだ…!」
「そっか、また明日!」
「うん…!」
しずくは消えそうな声で頷いて、家に帰った。
すすむは変わらず、どこにあるかも分からないシャーペンを探していく。
それから、おとねがすすむの探していた場所に戻ってきた。
「まだ探してたんだね!」
すすむは顔をあげる。
「おとねさん。うん、中々見つからなくて。」
「そういえば、なんで知ってるの?」
おとねは「見てたんだ!」と言って、ポケットに入っていたシャーペンを、すすむの手に握らせた。
「何これ?」
すすむは手を開くと、しずくに見せてもらったペンがある。
「これ!どこにあったの?」
「近くで売ってて!買えたので買ってきちゃった!」
おとねはそう言って笑う。
すすむはおとねにシャーペンを返した。
「しずくさんのペンは、一つだけだよ。」
そうしてまた探しはじめる。
「見つからないかもしれないよ!」
「大丈夫、諦めなければきっと見つかるから」
すすむはずっと探し続けた。
──────
辺りが暗くなって、明日にして帰ろうと思った時のこと。
キラッと光る何かを見つける。
その方向に行くと、水色の画像で見たシャーペンがあった。
「よし!」
すすむは握りこぶしを作った
──────
次の日、すすむは昨日見つけたシャーペンをしずくに渡す。
それにしずくは涙を流した。
「そんなに嬉しかった?」
「あんなに探してくれて、更に見つけてくれて…すすむくん、ありがとう…!」
袖でそっと拭うと、「お願いばっかりになっちゃうけど…!」と。
「何かな?」
「私も思想学部に入れて欲しい!」
「大歓迎だよ!」
すすむはそう言って頷く。
その様子をおとねは見て、にっこり笑った。
その時、シャーペンはとても綺麗に輝いていた───────
偏見のフィルターがあるため、難しいのは当然だったかもしれない。
今日もどうするか、みんなで考えた。
「1人より、部活とか大勢の人にって感じの方がいいんじゃないかな?」
僕がそう言うと、青野くんはいいねと。
調査では、悩んでる部活が多いと分かっていた。
僕は安堵する。
すると、すすむくんが待ったをかけた。
「どうしたの、すすむくん?」
「最後に前の状態で、1人だけやりたい人が居るんだ。」
「それは?」
青野くんが前に出てくる
──────
今日の部活は終わり。
すすむくんが1人でやること…
僕は彼を考えながら、今どうしているだろうと、雲を見つめた。
─────
おとねは1人で、影に隠れて、すすむのことを見ていた。
「あの子に何かしないでしょうね…。」
すすむは1人で、何かビニール袋を持って、誰かを待っている。
すると、「お待たせ!」と、女の子がやってきた。
「しずくさん、こんにちは!」
「こんにちは、すすむくん!」
そうして、首を傾げる
「何の用かな?」
すると、すすむは、持っていた袋を彼女に渡した。
「さっき買ったんだ!良かったら」
しずくが中を見てみると、そこには、プリンが入っていた。
「私の好きな!
しかも、ずっと食べたいと思ってた限定のやつ!」
しずくは顔をあげて、「ありがとう」と笑う。
少し経ってすすむは切り出した
「聞きたいことがあって!」
「どうしたの?」
「何か困ってることはないかな?」
「困ってること…?
えっとね…」
しずくはそう考えていると、ハッとした。
「そんなにもらってばっかりじゃ悪いよ!」
「僕が知りたいから、もらってるのは僕の方だよ!」
すすむのそれに「分かった」と頷く。
「実はね、最近、お気に入りのシャーペンがなくなったの…!」
「そうなんだ。」
「学校でなくなったと思うのだけど、見つからなくて…!」
「分かった!」すすむはそれに大きく笑顔を見せた。
そうして、「何か画像とかあるかな!」と言って、しずくのスマホで見せてもらう。
そこには、水色のキラキラ光るシャーペンがある。
「どうするの?」
しずくが顔を覗くと、「これから探す!」とすすむは笑った。
「いいよ…!見つからないと思うから…。
悪いよ…!」
「僕が探したいと思ってるだけだから!」
そう言って、すすむは探索を始めた。
ところで、おとねは、何も無かったのを安心すると、近くのお店に休憩しに行く
そこに偶然、遠目から見えたシャーペンが置いてあった。
「あ…!これ!」
おとねは手に取って、シャーペンを眺める。
────────
その頃、しずくは、すすむを止めていた。
いくら探しても見つからない。
それでもなお、すすむは見つけようとしていた。
「もう探さなくて大丈夫だよ…!悪いし…!」
しずくの目に涙がたまる。
「僕は探したいから探してる。だから、悪いと思わなくていいよ。」
「それに、そろそろ帰らなくちゃいけないんだ…!」
「そっか、また明日!」
「うん…!」
しずくは消えそうな声で頷いて、家に帰った。
すすむは変わらず、どこにあるかも分からないシャーペンを探していく。
それから、おとねがすすむの探していた場所に戻ってきた。
「まだ探してたんだね!」
すすむは顔をあげる。
「おとねさん。うん、中々見つからなくて。」
「そういえば、なんで知ってるの?」
おとねは「見てたんだ!」と言って、ポケットに入っていたシャーペンを、すすむの手に握らせた。
「何これ?」
すすむは手を開くと、しずくに見せてもらったペンがある。
「これ!どこにあったの?」
「近くで売ってて!買えたので買ってきちゃった!」
おとねはそう言って笑う。
すすむはおとねにシャーペンを返した。
「しずくさんのペンは、一つだけだよ。」
そうしてまた探しはじめる。
「見つからないかもしれないよ!」
「大丈夫、諦めなければきっと見つかるから」
すすむはずっと探し続けた。
──────
辺りが暗くなって、明日にして帰ろうと思った時のこと。
キラッと光る何かを見つける。
その方向に行くと、水色の画像で見たシャーペンがあった。
「よし!」
すすむは握りこぶしを作った
──────
次の日、すすむは昨日見つけたシャーペンをしずくに渡す。
それにしずくは涙を流した。
「そんなに嬉しかった?」
「あんなに探してくれて、更に見つけてくれて…すすむくん、ありがとう…!」
袖でそっと拭うと、「お願いばっかりになっちゃうけど…!」と。
「何かな?」
「私も思想学部に入れて欲しい!」
「大歓迎だよ!」
すすむはそう言って頷く。
その様子をおとねは見て、にっこり笑った。
その時、シャーペンはとても綺麗に輝いていた───────
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