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一年生
テスト!
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普通を目指すこと、それはとても大変だと実感してきた。
最近、部活など色々忙しくて、調べることも、実行することも疎かになってきている。
更には…テストももうそろそろだ。
毎日続けてきていたが、部活動のことを考えて、いつもより少ない。
これはまずいと思った僕は、家でずっと勉強している。
平均点を取るためには、落とせない問題は確実に覚えて、応用などの難しい問題はほぼ無視。
つまり、基礎を充実させることが、普通を目指すことに於いてとても重要。
こんなに焦っているのに、僕は心の中で、部活に入ってよかったと思っている。
最近、毎日がなんだか楽しいんだ。
後悔はない。
そう思うと、また続ける。
──────
残り3日。部活動は休みになったはずが、何故かみんなで集まっていた。
「すすむくん、今日もやるんだね」
「もちろん。どんな時でもできるのが、この思想学部の凄いところだから!」
彼は「さぁ、始めようか」と言って笑った。
勉強の思想、テストの思想の始まりだ。
世界史では、どうしたら、国がよくなったか。平和に過ごせたかを話し合う。
パクス・フィルマーナなど、平和な時期のいいところをあげていき、参考にしようとなった。
数学は確率などは、みんなでどうしてその計算になるのか考える。
短いながらも、色々な事をした。
ところで、この学校は偏差値的にも普通の高校。
ここで平均点が取れれば、正しく普通の中の普通でいられる。
なので、高校は特に頑張って、平均点を目指していく。
「そういえば、すすむくん、勉強得意なんだっけ?」
僕がふと思って聞くと、「分からないけど得意だと思う!」と。
すると、すかさずおとねさんが言う。
「すすむくん、中学校のテストの点、学校入るのもギリギリだったって聞いたよ!」
彼はえへへと言いながら頭をかいた。
「ほんと、なんで入れたのか不思議なくらいだったんだからね…。」
「そうだったんだ…」
僕は頷く。
彼は当時から、部活のことばっかり考えてたようなので、おかしくはないのかもしれない。
そっと納得して、勉強に戻る。
────
それから、学校での勉強、家での勉強がそれなりに済んだので、学校では、気になっていたことを聞くことにした。
それは、数学の先生。
統計学の話を聞きたい。そう思っていた。
行こうとすると、すすむくんが進路に現れる。
「どこに行くの?」と聞いたので、そのまま伝える。
すると「僕も行くよ」と、彼もついてきた。
職員室に着くと、先生を呼ぶ。
丁度居たので、気になっていたこと、統計学について前提を話す。
「統計学って、普通であることが求められる場所では、とても有用性のある学問じゃないですか?」
先生は頷く。
「その空間では最強の学問とされるでしょう。」
すると、その中に、すすむくんが割り込んでくる。
「統計学って、最強の学問なんだ。」
そう言って、考えると、笑顔になる。
「じゃあ!
思想学は無敵の学問だ!」
それを聞いて、恥ずかしくなったが、心の中で凄いなと思った。
その時の先生の顔は穏やかに笑っていた。
大人の余裕かも。
───────
それから、テストの日がやってくる。
緊張したが、何事もなく全部すむ。
また数日経って、テストが返ってきた。
平均点より低かったが、目指していた場所までいける。
すすむくんはギリギリ追試を免れた。
部活動の皆も、それなりにとれたようで安心だ。
───────
僕は中学校の頃、テストの点が悪かった。
けれども、運はとてもいい。
選択肢問題は勘で半分以上は正解できた。
お父さんからは、何故かその運だけはいいと言われる。
それは、高校の受験の時もそうだった。
勉強は沢山したが、選択肢に分からない問題が沢山あって、頭を悩ませる。
けれども、時間がなくなったので、やむを得なく、自分の正解だと思う勘を信じて突き進んだ。
家では、レベルが高かったんじゃないか…?とお父さんが不安に言う中、お母さんはただ、「大丈夫…」と僕のことを信じた。
それから時が経って、運よく学校に受かる。
僕は嬉しかった。
これから、中学校の時、沢山考えていたことが実行出来るかもしれない。
希望がいっぱい詰まった未来が待っている。
そう、今までの失敗、悲しみは、未来誰かを幸せにするためにあるんだと…
──────
最近、部活など色々忙しくて、調べることも、実行することも疎かになってきている。
更には…テストももうそろそろだ。
毎日続けてきていたが、部活動のことを考えて、いつもより少ない。
これはまずいと思った僕は、家でずっと勉強している。
平均点を取るためには、落とせない問題は確実に覚えて、応用などの難しい問題はほぼ無視。
つまり、基礎を充実させることが、普通を目指すことに於いてとても重要。
こんなに焦っているのに、僕は心の中で、部活に入ってよかったと思っている。
最近、毎日がなんだか楽しいんだ。
後悔はない。
そう思うと、また続ける。
──────
残り3日。部活動は休みになったはずが、何故かみんなで集まっていた。
「すすむくん、今日もやるんだね」
「もちろん。どんな時でもできるのが、この思想学部の凄いところだから!」
彼は「さぁ、始めようか」と言って笑った。
勉強の思想、テストの思想の始まりだ。
世界史では、どうしたら、国がよくなったか。平和に過ごせたかを話し合う。
パクス・フィルマーナなど、平和な時期のいいところをあげていき、参考にしようとなった。
数学は確率などは、みんなでどうしてその計算になるのか考える。
短いながらも、色々な事をした。
ところで、この学校は偏差値的にも普通の高校。
ここで平均点が取れれば、正しく普通の中の普通でいられる。
なので、高校は特に頑張って、平均点を目指していく。
「そういえば、すすむくん、勉強得意なんだっけ?」
僕がふと思って聞くと、「分からないけど得意だと思う!」と。
すると、すかさずおとねさんが言う。
「すすむくん、中学校のテストの点、学校入るのもギリギリだったって聞いたよ!」
彼はえへへと言いながら頭をかいた。
「ほんと、なんで入れたのか不思議なくらいだったんだからね…。」
「そうだったんだ…」
僕は頷く。
彼は当時から、部活のことばっかり考えてたようなので、おかしくはないのかもしれない。
そっと納得して、勉強に戻る。
────
それから、学校での勉強、家での勉強がそれなりに済んだので、学校では、気になっていたことを聞くことにした。
それは、数学の先生。
統計学の話を聞きたい。そう思っていた。
行こうとすると、すすむくんが進路に現れる。
「どこに行くの?」と聞いたので、そのまま伝える。
すると「僕も行くよ」と、彼もついてきた。
職員室に着くと、先生を呼ぶ。
丁度居たので、気になっていたこと、統計学について前提を話す。
「統計学って、普通であることが求められる場所では、とても有用性のある学問じゃないですか?」
先生は頷く。
「その空間では最強の学問とされるでしょう。」
すると、その中に、すすむくんが割り込んでくる。
「統計学って、最強の学問なんだ。」
そう言って、考えると、笑顔になる。
「じゃあ!
思想学は無敵の学問だ!」
それを聞いて、恥ずかしくなったが、心の中で凄いなと思った。
その時の先生の顔は穏やかに笑っていた。
大人の余裕かも。
───────
それから、テストの日がやってくる。
緊張したが、何事もなく全部すむ。
また数日経って、テストが返ってきた。
平均点より低かったが、目指していた場所までいける。
すすむくんはギリギリ追試を免れた。
部活動の皆も、それなりにとれたようで安心だ。
───────
僕は中学校の頃、テストの点が悪かった。
けれども、運はとてもいい。
選択肢問題は勘で半分以上は正解できた。
お父さんからは、何故かその運だけはいいと言われる。
それは、高校の受験の時もそうだった。
勉強は沢山したが、選択肢に分からない問題が沢山あって、頭を悩ませる。
けれども、時間がなくなったので、やむを得なく、自分の正解だと思う勘を信じて突き進んだ。
家では、レベルが高かったんじゃないか…?とお父さんが不安に言う中、お母さんはただ、「大丈夫…」と僕のことを信じた。
それから時が経って、運よく学校に受かる。
僕は嬉しかった。
これから、中学校の時、沢山考えていたことが実行出来るかもしれない。
希望がいっぱい詰まった未来が待っている。
そう、今までの失敗、悲しみは、未来誰かを幸せにするためにあるんだと…
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