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一年生
偵察
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「あいだくん、久しぶり!」
その声の主は、ペルソナさんだった。
「久しぶり!」
「これから、他の学校に行こう!」
彼女はそう言って微笑んだ。
そして、電車の中、彼女は話す。
「3校に許可を貰ってきました!」
「ありがとうございます!だけど、思想学部のある学校そんなにあるんですか!」
「そうみたいですよ。」
笑顔で答えた。
そのまま、沈黙が続いていると、ペルソナさんが言った。
「良ければ、またあいださんのお話聞かせてもらえませんか?」
「え、いいんですか?」
「はい!」
僕は電車にのっている間、昔考えていた普通について話す。
そして、時間が経って、学校に到着した。
「もっと聞いてたかったな」
彼女は僕の方を見てそう呟くと「じゃ、行こっか!」と先に進んだ。
景山高校。それがこの学校の名前。
入ってみると、部員は1つの部屋に集まっていた。
しかし、活動する様子はない。
「何か話してる!」
ペルソナさんの言葉に耳をすましてみると、確かに声が聞こえてきた。
「なんで夏休みに集まらなきゃいけないんだよ。」
「大会があるんだってさ。思想学部の大会なんて、練習する必要ないだろ。」
「だよな。楽そうで、勉強になりそうだから入ってみたけどさ。」
など、色々なことが話されていた。
隣を見てみると、ペルソナさんの姿はない。
振り返ると、帰る方に向かっている彼女が居た。
そして、「あいだくん、次の場所行こー」と、手を振る。
次は鳥魚高校。
集まっている場所に行ってみると、今度は活発そうなところだった。
しかし、生徒は背中に羽や、えらのようなものを身につけている。
そして、顧問の先生が言った。
「私たちは、元は魚だった!だから、長時間水の中に潜っていられる。
鳥のようにあの大空を飛ぶ進化することもできる!可能性は無限大だ!」と話す。
「次に行こう」
ペルソナさんは耳元でそう話して、一緒に次の学校へ向かった。
その途中の電車で、僕は、彼女に普通のことについて、あつく語る。
電車なので、なるべく周りに気を配っていたものの、のめり込んでいた。
すると、電車が止まって、人が入ってくる。
その中に、同い年くらいの女の子がきた。
どこか暗そうで、下を向いている。
ペルソナさんは「他の車両に行こう」と呟いた。
そして、移ると、「知ってる人?」とたずねる。
「うん!そうだよ。」と言った。
───────
最後の学校、剣鋭高校に到着した。
この学校も活発で、模擬練習のようなことをしている。
真剣に相手の話を聞き、否定をいれたり、自分の考えの正しいところを主張したりする。
僕は思わず、それに見入った。
ペルソナさんはそっと呟く。
「あいだくんも、あの中に入る?」
「見ているだけでも大丈夫だよ!」
すると、気付いた顧問の先生が僕らの方にやってきた。
「電話を下さった生徒さんですね。確か、学校は…」
そう言いかけた時、ペルソナさんは少し大きな声で「全宝高校です!」と言った。
「そうそう、全宝高校の方。良ければ、部活に参加しますか?」
僕はチラりと、部活している人達の方を。
そこでは、2人がとても興味深い思想を話していた。
未知のもの。新しい出会いが出来そうだ…。
「是非、僕も参加したいです!」
先生は部長のまいたくんを呼んだ。
「全宝高校の生徒さんが、部活一緒に参加してくれるようなので、お願いします。」
そして、僕の方を見て言う
「この部の部長さんです。分からないことがあったら、彼に聞いてください。」
それから色々説明などあり、模擬戦に参加した。
みんなちゃんと練習していたこともあり、歯が立たない。
しかし、色々な考え方に触れられて、僕の中には満足感があった。
ペルソナさんはその様子をじーっと見つめる。
まいたくんが「きみも参加しますか?」と聞くと、「私は…。長くあの人を見ていたいから…」と話した
───────
あたりは暗く、顧問の先生も今やっている練習で最後と言った。
「まずは君からでいいですよ。」
先手必勝という言葉もある。僕はこころよくうけた。
考えること…それは変わらない「普通であること。それが僕の思想です!」
相手は「それは…?」と首を傾げる。
「強い、弱いという言葉のように、偏ったものにならず、真ん中を目指す!
それが僕の根本的な考え方です!」
「そうか。じゃあ、次は僕が思想を話して行くとする。」
「偏りがあることを目指す。それが僕の思想。」
僕の思想の反対を…?驚いたが、乱さないようにと心を落ち着けた
「まず、偏りを目指すこと。それは、多くの面で、人からの賞賛を受けやすい利点がある。」
「でも、もしそうなら…!反対の要素も考えなきゃいけない。」
「たとえ、反対のものでも、一番であれば、それは価値あるものに変わる。」
彼は自信に満ち溢れていた。
「しかし、偏らないものを目指すとなると、何も得られない。」
「同じものが沢山あっても、それの価値が下がるように、普通であることに価値はないんだよ。」
僕はそれに萎縮してしまう。
だが、心の中で語りかける声があった。
本当にこのまま言われっぱなしでいいのか…?
今までやってきたことは嘘だったのか…?
その時、あたりは暗闇で、相手の姿はない。
違う人物の姿があった。それは、昔の自分。
写真や、鏡などでみてきた自分の姿だったのだ。
僕はそっとありがとうと呟いた。
「あなたの考えもいいだろう。だけど、その分、僕も自分の考えをいいものだと考えている。」
彼の顔を見ると、少し驚いているようだ。
「子供の頃から、ずっと、普通が何よりもいいものだと考えてきた。」
「確かに、偏ったものは、喜びといった偏ったものを得られやすい。だけど、それでは、ちょっとした喜びを嬉しいと思えにくくなる。」
「僕はその毎日に舞い込んでくるちょっとした喜びを、嬉しいものだと思って…この平穏を幸せなものだと思って…これからも普通を信じていくんだ!」
僕はハッとした。沢山話しすぎてる。
維摩一黙と言う四字熟語もあるし、ボロが出やすい。
僕は浮かんでくるマイナス感情を抑えながら、彼の方を見ていた。
すると、「僕の負けだ」と言った。
「どうして…?」思わず声に出る。
「純粋に君の考えがいいと思ったからだよ。それに…」
彼はそう言いかけて辞めた。
周りから、驚きの声が上がった。
「この学校で2番目の実力って言われてるだいおうさんに勝つなんて…」
しかし、喜びは無い。今日、3戦して1勝2敗。
やっぱり、本格的な練習している人達は強い。
しかも、否定を使ってしまったし、感情に任せてた。
心の中で、反省しながら、ペルソナさんの元に。
彼女は「頑張ったね!」と笑顔で迎えた。
「待っててくれてありがとう」
「いえいえ。」
帰りの電車の中で、彼女が話しかける
「今日は楽しかった?」
「うん!とっても!」
彼女はそれに「良かった!」と微笑みを絶やさない。
「最初はどうなるかと思ったけど…」
「確かに、まるであれみたいだったね。ゴルディロ…」
「うん!良かったよ!」
「またいつでも誘って欲しい!」
「うん!また一緒に行こう」
彼女の笑顔が眩しかった
───────
その声の主は、ペルソナさんだった。
「久しぶり!」
「これから、他の学校に行こう!」
彼女はそう言って微笑んだ。
そして、電車の中、彼女は話す。
「3校に許可を貰ってきました!」
「ありがとうございます!だけど、思想学部のある学校そんなにあるんですか!」
「そうみたいですよ。」
笑顔で答えた。
そのまま、沈黙が続いていると、ペルソナさんが言った。
「良ければ、またあいださんのお話聞かせてもらえませんか?」
「え、いいんですか?」
「はい!」
僕は電車にのっている間、昔考えていた普通について話す。
そして、時間が経って、学校に到着した。
「もっと聞いてたかったな」
彼女は僕の方を見てそう呟くと「じゃ、行こっか!」と先に進んだ。
景山高校。それがこの学校の名前。
入ってみると、部員は1つの部屋に集まっていた。
しかし、活動する様子はない。
「何か話してる!」
ペルソナさんの言葉に耳をすましてみると、確かに声が聞こえてきた。
「なんで夏休みに集まらなきゃいけないんだよ。」
「大会があるんだってさ。思想学部の大会なんて、練習する必要ないだろ。」
「だよな。楽そうで、勉強になりそうだから入ってみたけどさ。」
など、色々なことが話されていた。
隣を見てみると、ペルソナさんの姿はない。
振り返ると、帰る方に向かっている彼女が居た。
そして、「あいだくん、次の場所行こー」と、手を振る。
次は鳥魚高校。
集まっている場所に行ってみると、今度は活発そうなところだった。
しかし、生徒は背中に羽や、えらのようなものを身につけている。
そして、顧問の先生が言った。
「私たちは、元は魚だった!だから、長時間水の中に潜っていられる。
鳥のようにあの大空を飛ぶ進化することもできる!可能性は無限大だ!」と話す。
「次に行こう」
ペルソナさんは耳元でそう話して、一緒に次の学校へ向かった。
その途中の電車で、僕は、彼女に普通のことについて、あつく語る。
電車なので、なるべく周りに気を配っていたものの、のめり込んでいた。
すると、電車が止まって、人が入ってくる。
その中に、同い年くらいの女の子がきた。
どこか暗そうで、下を向いている。
ペルソナさんは「他の車両に行こう」と呟いた。
そして、移ると、「知ってる人?」とたずねる。
「うん!そうだよ。」と言った。
───────
最後の学校、剣鋭高校に到着した。
この学校も活発で、模擬練習のようなことをしている。
真剣に相手の話を聞き、否定をいれたり、自分の考えの正しいところを主張したりする。
僕は思わず、それに見入った。
ペルソナさんはそっと呟く。
「あいだくんも、あの中に入る?」
「見ているだけでも大丈夫だよ!」
すると、気付いた顧問の先生が僕らの方にやってきた。
「電話を下さった生徒さんですね。確か、学校は…」
そう言いかけた時、ペルソナさんは少し大きな声で「全宝高校です!」と言った。
「そうそう、全宝高校の方。良ければ、部活に参加しますか?」
僕はチラりと、部活している人達の方を。
そこでは、2人がとても興味深い思想を話していた。
未知のもの。新しい出会いが出来そうだ…。
「是非、僕も参加したいです!」
先生は部長のまいたくんを呼んだ。
「全宝高校の生徒さんが、部活一緒に参加してくれるようなので、お願いします。」
そして、僕の方を見て言う
「この部の部長さんです。分からないことがあったら、彼に聞いてください。」
それから色々説明などあり、模擬戦に参加した。
みんなちゃんと練習していたこともあり、歯が立たない。
しかし、色々な考え方に触れられて、僕の中には満足感があった。
ペルソナさんはその様子をじーっと見つめる。
まいたくんが「きみも参加しますか?」と聞くと、「私は…。長くあの人を見ていたいから…」と話した
───────
あたりは暗く、顧問の先生も今やっている練習で最後と言った。
「まずは君からでいいですよ。」
先手必勝という言葉もある。僕はこころよくうけた。
考えること…それは変わらない「普通であること。それが僕の思想です!」
相手は「それは…?」と首を傾げる。
「強い、弱いという言葉のように、偏ったものにならず、真ん中を目指す!
それが僕の根本的な考え方です!」
「そうか。じゃあ、次は僕が思想を話して行くとする。」
「偏りがあることを目指す。それが僕の思想。」
僕の思想の反対を…?驚いたが、乱さないようにと心を落ち着けた
「まず、偏りを目指すこと。それは、多くの面で、人からの賞賛を受けやすい利点がある。」
「でも、もしそうなら…!反対の要素も考えなきゃいけない。」
「たとえ、反対のものでも、一番であれば、それは価値あるものに変わる。」
彼は自信に満ち溢れていた。
「しかし、偏らないものを目指すとなると、何も得られない。」
「同じものが沢山あっても、それの価値が下がるように、普通であることに価値はないんだよ。」
僕はそれに萎縮してしまう。
だが、心の中で語りかける声があった。
本当にこのまま言われっぱなしでいいのか…?
今までやってきたことは嘘だったのか…?
その時、あたりは暗闇で、相手の姿はない。
違う人物の姿があった。それは、昔の自分。
写真や、鏡などでみてきた自分の姿だったのだ。
僕はそっとありがとうと呟いた。
「あなたの考えもいいだろう。だけど、その分、僕も自分の考えをいいものだと考えている。」
彼の顔を見ると、少し驚いているようだ。
「子供の頃から、ずっと、普通が何よりもいいものだと考えてきた。」
「確かに、偏ったものは、喜びといった偏ったものを得られやすい。だけど、それでは、ちょっとした喜びを嬉しいと思えにくくなる。」
「僕はその毎日に舞い込んでくるちょっとした喜びを、嬉しいものだと思って…この平穏を幸せなものだと思って…これからも普通を信じていくんだ!」
僕はハッとした。沢山話しすぎてる。
維摩一黙と言う四字熟語もあるし、ボロが出やすい。
僕は浮かんでくるマイナス感情を抑えながら、彼の方を見ていた。
すると、「僕の負けだ」と言った。
「どうして…?」思わず声に出る。
「純粋に君の考えがいいと思ったからだよ。それに…」
彼はそう言いかけて辞めた。
周りから、驚きの声が上がった。
「この学校で2番目の実力って言われてるだいおうさんに勝つなんて…」
しかし、喜びは無い。今日、3戦して1勝2敗。
やっぱり、本格的な練習している人達は強い。
しかも、否定を使ってしまったし、感情に任せてた。
心の中で、反省しながら、ペルソナさんの元に。
彼女は「頑張ったね!」と笑顔で迎えた。
「待っててくれてありがとう」
「いえいえ。」
帰りの電車の中で、彼女が話しかける
「今日は楽しかった?」
「うん!とっても!」
彼女はそれに「良かった!」と微笑みを絶やさない。
「最初はどうなるかと思ったけど…」
「確かに、まるであれみたいだったね。ゴルディロ…」
「うん!良かったよ!」
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