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三年生
過去物語4
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それはとても幼い…赤ちゃんくらいの時のこと。
僕の周りに妖精のような何かがとんでいた。
その妖精は僕に言った。
「あなたの夢はなんですか?」
僕は答える。
「全ての人間が平等に幸せなこと。」
それが事実だったか、起こっていないことだったか。
それは分からなかった。
だけど、心の中に真実だと思う強い心があった。
みんな、この世界の全ての人に幸福を…。
そうありたい。うまれた瞬間からの僕の望み。
なんとしてでも…。
ある時、僕はあるものを拾った。
そこから、何かが始まった。
それに助けられたり、色々な学びを得たり…。
しかし、そのあるものは、誰かが落としたもの。
持ち主が戻って見つからなかったから、一時的に僕が持っているだけ。
いつかは返したい。
中を見ると、知らない言葉もあるから、きっと外の世界の人なのだろう。
それから時が経ち、高校生になった。
以前から約束していたこともあり、僕はある男と話し合いをすることに。
「こうよ、来たか。」
「来たよ。」
「じゃあ、さっそくはじめるか。」
「うん。」
話すテーマはどっちが決める?
「そういちくんが決めていいよ。」
「こうよが不利になると思うがそれでいいんだな?」
「うん。ぼくはそれでも構わない。」
「分かった。」
そういちは思った。余裕があるようだな。
しかし、どうするか決まってる。
相手の武器をうちくだく。
「相手に希望を与えること。それはいいことか悪いことか。」
「いいと思うよ。」
そういちは、こうよがまだ余裕があるようでめんをくらった。
「どっちが先に話す。」
「僕はどちらでも大丈夫だよ。」
「じゃあ、先に言う。」
「相手に希望を与えること、それは相手に絶望を与えることと同義だ。」
「相手によって奮い立たされた人間は、多くのことを成し遂げるのが難しい。
何故なら、それは、自分の力ではないからだ。」
「本当に強くあるのは、一人であり、自らに適度な希望を与えるもの。
それは他人から与えられたものではない。」
「なるほど。君の考えもいいと思うよ。」
「それは、自分の考え間違えで、負けを認めるということか?」
「負けを認めてもいいけど、誰かに希望を与えることは辞めない。みんなの幸福を願うものとして。」
「じゃあ、話してみるといい。その、他人に希望を与えるということを。」
「悲しいと思ってる人、叶えたい夢がある人。だけど、自信がない。
そう考えてる人がまわりに沢山居たんだ。自分じゃできないって…。」
「そうして諦めちゃうのは悲しいことだよ。誰かが、本当に叶えたいと思うのなら、その夢はどんなことでも叶うから…」
「僕はみんなに希望を与えたい。」
「なるほどな。悲しいと思ってるもの、本当に希望を与えられるというのか?」
「できる。僕はそう信じてるよ。」
「あいつでもってことか?」
「うん。彼でも。」
そういちは「この討論、こうよの勝ちでいい。」と言って去っていった。
その最中、そういちは考える。しようと思えば、否定もできた。
だが、できなかった。
自分は1人でありながら、誰かに与えたいと思ってるのかもしれないな。
─────────
それから高校を卒業し、少しして僕は大人になった。
時間が経つにつれ、まわりは、付き合ったり結婚したり。
だが、僕には、決心があった。
子供はつくらない。
他の子供より、自分の子供を優先させてしまうから。
世界中のみんなを幸せにする。
それが僕の考えだった。
「お兄さん!」
「ああ。ゆめさん。」
「きょうも、わたしのかんがえてることはなしたくて!」
今の僕は子供たちに希望を与えてる。
君なら叶うって…。
僕にできるのは、前に進むための力。希望を与えること…。
話を聞いているうちに思ったんだ。
みんな、違った夢を持ってる。
純粋な心を一人一人が持ってる。
ぼうけんがしたい、ひとの夢をささえたい、みんなが仲良くしてる未来。
それら全部が、星のように、綺麗に輝いて…
特別なものなんだ。
だが…。
僕にはもう、時間が少ないようだ。
一人、そんな予感がしていた。
いちくんは大丈夫だろうか…。ぼうけんくんは大丈夫だろうか…。
そんな心配が少し浮かんできた。
だけど、きっとみんななら大丈夫…。
今、もし、自分にできることとしたら信じることくらい…。
「そうだ…」
僕は思い出した。
「妖精さんは居るかい?」
すると、妖精は姿をあらわす。
「お久しぶりです。」
「久しぶり。君を見れてよかった。」
「どういうことですか?」
「きみのおかげで、僕は今までの人生、自分なりに頑張れた思うんだ。」
段々と視界がうすれてくる。
「大丈夫…大丈夫だよ。未来は明るいから。」
男が眠りについた時、妖精は言った。
「それがあなたの最後の願いですね。」
────────
僕の周りに妖精のような何かがとんでいた。
その妖精は僕に言った。
「あなたの夢はなんですか?」
僕は答える。
「全ての人間が平等に幸せなこと。」
それが事実だったか、起こっていないことだったか。
それは分からなかった。
だけど、心の中に真実だと思う強い心があった。
みんな、この世界の全ての人に幸福を…。
そうありたい。うまれた瞬間からの僕の望み。
なんとしてでも…。
ある時、僕はあるものを拾った。
そこから、何かが始まった。
それに助けられたり、色々な学びを得たり…。
しかし、そのあるものは、誰かが落としたもの。
持ち主が戻って見つからなかったから、一時的に僕が持っているだけ。
いつかは返したい。
中を見ると、知らない言葉もあるから、きっと外の世界の人なのだろう。
それから時が経ち、高校生になった。
以前から約束していたこともあり、僕はある男と話し合いをすることに。
「こうよ、来たか。」
「来たよ。」
「じゃあ、さっそくはじめるか。」
「うん。」
話すテーマはどっちが決める?
「そういちくんが決めていいよ。」
「こうよが不利になると思うがそれでいいんだな?」
「うん。ぼくはそれでも構わない。」
「分かった。」
そういちは思った。余裕があるようだな。
しかし、どうするか決まってる。
相手の武器をうちくだく。
「相手に希望を与えること。それはいいことか悪いことか。」
「いいと思うよ。」
そういちは、こうよがまだ余裕があるようでめんをくらった。
「どっちが先に話す。」
「僕はどちらでも大丈夫だよ。」
「じゃあ、先に言う。」
「相手に希望を与えること、それは相手に絶望を与えることと同義だ。」
「相手によって奮い立たされた人間は、多くのことを成し遂げるのが難しい。
何故なら、それは、自分の力ではないからだ。」
「本当に強くあるのは、一人であり、自らに適度な希望を与えるもの。
それは他人から与えられたものではない。」
「なるほど。君の考えもいいと思うよ。」
「それは、自分の考え間違えで、負けを認めるということか?」
「負けを認めてもいいけど、誰かに希望を与えることは辞めない。みんなの幸福を願うものとして。」
「じゃあ、話してみるといい。その、他人に希望を与えるということを。」
「悲しいと思ってる人、叶えたい夢がある人。だけど、自信がない。
そう考えてる人がまわりに沢山居たんだ。自分じゃできないって…。」
「そうして諦めちゃうのは悲しいことだよ。誰かが、本当に叶えたいと思うのなら、その夢はどんなことでも叶うから…」
「僕はみんなに希望を与えたい。」
「なるほどな。悲しいと思ってるもの、本当に希望を与えられるというのか?」
「できる。僕はそう信じてるよ。」
「あいつでもってことか?」
「うん。彼でも。」
そういちは「この討論、こうよの勝ちでいい。」と言って去っていった。
その最中、そういちは考える。しようと思えば、否定もできた。
だが、できなかった。
自分は1人でありながら、誰かに与えたいと思ってるのかもしれないな。
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それから高校を卒業し、少しして僕は大人になった。
時間が経つにつれ、まわりは、付き合ったり結婚したり。
だが、僕には、決心があった。
子供はつくらない。
他の子供より、自分の子供を優先させてしまうから。
世界中のみんなを幸せにする。
それが僕の考えだった。
「お兄さん!」
「ああ。ゆめさん。」
「きょうも、わたしのかんがえてることはなしたくて!」
今の僕は子供たちに希望を与えてる。
君なら叶うって…。
僕にできるのは、前に進むための力。希望を与えること…。
話を聞いているうちに思ったんだ。
みんな、違った夢を持ってる。
純粋な心を一人一人が持ってる。
ぼうけんがしたい、ひとの夢をささえたい、みんなが仲良くしてる未来。
それら全部が、星のように、綺麗に輝いて…
特別なものなんだ。
だが…。
僕にはもう、時間が少ないようだ。
一人、そんな予感がしていた。
いちくんは大丈夫だろうか…。ぼうけんくんは大丈夫だろうか…。
そんな心配が少し浮かんできた。
だけど、きっとみんななら大丈夫…。
今、もし、自分にできることとしたら信じることくらい…。
「そうだ…」
僕は思い出した。
「妖精さんは居るかい?」
すると、妖精は姿をあらわす。
「お久しぶりです。」
「久しぶり。君を見れてよかった。」
「どういうことですか?」
「きみのおかげで、僕は今までの人生、自分なりに頑張れた思うんだ。」
段々と視界がうすれてくる。
「大丈夫…大丈夫だよ。未来は明るいから。」
男が眠りについた時、妖精は言った。
「それがあなたの最後の願いですね。」
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