思想学部

ケーキ

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三年生

自由な考え

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ある日のこと。

僕はいつものように、トモさんと会話をしていた。

その最中に、「突然だけど!」と切り出す。

「え!?どうしたの、シソウ。」

「創作について語りたいことがあるんだ。」

「いいよー。今日は何?」

「創作は現実を目指し、現実は創作を目指していると思うんだ。」

「どういうこと?」

「例えば、創作は創造が必要だけど、内容はどうしようかって考えなきゃいけない。」

「うん。何を書くかって題材必要だよね。」

「その題材って言うのは、現実がとられることが多い。」

「そして、逆に現実というのは困ったこと、不便だと思うことも少なくない。」

「まぁ…。そうなのかもしれないけど…。」

「そんな時はこんなのがあったらいいな、便利だなって考える。」

「それが最初に言った現実は創作を、創作は現実を目指してるってことだよ。」

トモさんは考えながら言う。

「でも、創作って、異世界とか違う世界のことも書くよね?」

「確かにそうだね。」

シソウは考えていた。

そして、言った。

「異世界とかでも、非現実的過ぎるなら受けられないと思うよ。」

「共感性がないと、どんな物語でも受け入れる人は少ない。」

「そうなの?」

「僕の創作だけど。」

「分からないんだ。」

「うん。」

───────

彼女が帰ったあと、一人で考え事をした。

疑問を教えてくれる人は大切だ。他の人によって、それに新しい見え方ができる。

逆に悪い見え方も誰かから与えられることがある。

ところで、世の中には理不尽なことがある。

その存在が、1つの固定された人物像をもち、この人はこういう人間だ。

これをする、もしくは、できない人間はこういう人間だ。

と一定の価値観を押し付ける。

時に、それが多く広まってしまうと、誰かが苦渋を強いられる結果になる。

逆に、自分の得意なこと、優れているところでも、こんなところはよくはない。

これだけじゃあ、たりないと新しい何かを求める。

今まで持っていたものを無かったもののように捉え、新しい何かを得ようとするのだ。

自分の考えてることが事実か、そうではないかそれが分からないのに相手や、自分のそれを軽んじていいのだろうか?

僕はそうは思わない。

創作…それを深く容認すれば、きっと誰もを認められる世界が作られる。

確かに少しは考えの制約が必要かもしれないが…。


今日の創作にうつろう。

喧嘩についてあなたはどう思うだろうか?

それをすると悪い関係になってしまう、仲を深めるために必要なこと。

様々考えがあるかもしれない。

しかし、喧嘩についても、様々な種類がある。

仲を深める喧嘩、そうでない喧嘩様々ある。

しかし、後者の悪い関係になってしまう喧嘩。それを喧嘩とよんでいいのだろうか?

なるべくお互いが、平和で安全な喧嘩があることをのぞもう。

─────────

ただ、こう考えはすれども、自由な発想を語るのであれば制限の元の自由でしかない。

考えれば考えるほど、問題はあらわれてくる。

これこそが正しい考えであると…そう言えることがひとつも見当たらない…。

だが、それでも、素晴らしい埋もれてしまう考えがあるのであれば…。

様々な考えを受け入れてくれる創作というものの力を…。


それからまた数日経って、トモさんが家にやってくる。

「今日思いついたことがあるんだ!」

「それは?」

「創作を認めたいなら、勉強を頑張って偉くなるのはどうかなって!」

「ごめん。それは厳しいよ」

「そう…こちらこそごめんね…余計なお世話だったよね。」

「いや、大丈夫。トモさんの考えが知れて嬉しいよ。」

「ただ、僕は、未来の自分を信用してないんだ。」

「え、どうして…?」

「今、ハマってることが、未来もずっとハマってるか。そんな事は分からないし。」

「その時にハマってることをやって欲しいと思うから。」

僕は心の中で思う。

ただひとつ、これだけは守って欲しいってことを願いながら…。

「そうなんだ。確かに、いくら昔から続けてる事だって、未来ではどうなってるか分からないもんね…。」

「私もずっとこの国に居て、他の国には行かないと思ってた。」

「確かに。僕もそうだよ。行けるとは思ってなかった。」

「ふふっ、そうなんだ。意外。」

「うん。」


自由な考え、それをするには、相手の考えを認めること…。

それが1番大事だ。

勿論、認められないことはあるが、自分だけが認められないことはなるべく、認めてあげたいものである

───────
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