思想学部

ケーキ

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三年生

過去物語8

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高校生になった。

最近、あの人のところに行くことも少なくなってる。

みんな学校もバラバラだし、今更、何をしようって考えないだろうし…。

それに!

私は今もあの人と繋がってる。

会うのは少ないけど、こうして想像の中でいつも…。

普通にあうときより、刺激は少ない…だけどいつも優しいの。

きぼうくん…。

部活中も、家に帰ってからもずっと考えてる。

今度はいつ会えるかな…?


「教祖。」

「何かありましたか?」

「はい。問題が2つできました。」

「それは何か?」

「1つ目はあの宗教が、1人の男によって…」

「あの宗教か…。聞きましたよ。」

「どうするんですか?」

「変わらずです。もう感情はありません。こうしてこの宗教も大きくなった。」

「しかし、その男、教祖の宗教も壊してしまうかもしれまん。」

「その時は然るべき対応をします。」

「まだ問題が…。」

「えおたさん。あなたは少し考えすぎです。宗教のことを思うのは嬉しいですが。」

「僕もあの宗教に壊された。そんな時にあなたは手を差し伸べてくれた。」

「そうですか。私も信用してますよ。あなたのこと。」

「ありがとうございます。」

「一応、さっきの問題も聞いておきましょう。」

「はい。宗教内部にいる、堀多兄弟のことです。」

「あぁ。その2人がどうしたんですか?」

「特に弟の方。最近、内部で、勢力をのばしてきてる。」

「どこからか新しい考えを取り入れ、合体させたそうですね。」

「はい、その考えが支持されている。このままいけば、この宗教乗っ取られる危険があります。」

「そうですか。しかし、彼の考えがこうして大きくなれた1つの要因です。」

「今は見送ってもいいでしょう。それに、彼はしない男だと信用してます。」

「しかし、もしもがあったら…!」

「その時は然るべき対応をします。今は考える必要はありませんよ。」

「分かりました…。」


家であの人のことを考えながら、物語をメモってると誰かがやってきた。

誰だろう…?

そう思って向かってみると、ゆういちくんだった。

「高校生になっても、あなたは変わらないね。」

「この世界は間違いのない世界だから!」

「そればっかりなんだから。」

「今日も勝負を…!」

ゆういちがそういいかけた時、私は考え事をしていた。

そうだ!せっかくだから、彼の話を聞いてもらおう。

「ゆういちくん、話を聞いて!」

「分かった!」

何かいいかけてたみたいだけど…。多分、いつもの勝負だろうし、いっか。

そう思って、家の中に彼を連れてった。

「話っていうのは、きぼうくんのこと!」

「あぁ。」

「きぼうくんかっこいい!いつも人のこと考えてて優しいし!」

「誘ったら、よくお話に付き合ってくれるの!」

ゆういちは頷く。

「ダイバースショーの時はもう…。今でも浮かぶの…。アイドルになったみたいって」

考えるのに夢中になってて、私はハッとした。

「ごめん。」

「謝る必要は無い!間違いはないから!」

「まだそれ好きなの?」

「あぁ!」

「変わった考えといったら、私も部活入ったんだ。」

「部活って?」

「思想学部って言うの。なんか、怪しい名前だけど。」

「いいと思う。」

「ありがと。実際に悪い人居ないみたいだし、休んでも大丈夫そうでゆるゆるだから居るんだけど。」

「そうか。どんな部活?」

「変わったことを言い合うみたいな…。ゆういちくんにあってるかも。」

───────

だけど、私にはあわない部活。そう思ってる。

こうして、きぼうくんのこと考えたり、時々、会ったり…。

ずっと、そうできれば私は満足。


そして今日!

きぼうくんに会えた。

「来てくれてありがとう!」

「こちらこそ、誘ってくれてありがと。」

公園に行ったり、色んな場所に行って話した。

幸せな時間。

あぁ、この時間が永遠に続いたらいいな

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