186 / 190
三年生
それぞれ
しおりを挟む
がらんとした部室。
それらを見て、女の子は言った。
「寂しくなっちゃったね‥」
「思想学部はすすむさんを中心としてたからな。」
すると、その中に、ゆめが混ざった。
「寂しいですよね‥。でも、ふら部長、しゅご先輩大丈夫ですよ!」
「またいろんな人が来て楽しくなります!」
「ゆめちゃんありがとう。」
「でも、試合もうないんだろ?」
「そうみたいだよね‥。」
「試合では、いろんな考えの方、自分の気持ちに向き合ってる方沢山いましたね。」
「もうできないと思うと少し残念です。」
「うん。」
「でも、それなら!私達で試合しましょう!」
「それもいいね!」
「はいっ!」
「昔みたいに、お話しよう。」
「結局、話すだけの部活になるのか。」
「楽しいよ!しゅごくんもする?」
「今してるじゃん。」
「確かにそうだった!」
「聞いてるだけならいいよ。」
「ありがとう。」
ふらは微笑んだ。
そこに、姉の姿が浮かんでくる。
「いいんだ。なぜなら‥」
「なぜなら‥?」
「僕はイケメンだから!かっこいい僕は優しいのさ。」
「あー!昔のしゅごくんに戻った。」
「僕はいつも同じイケメンさ!」
「懐かしい。」
人の物語は少しずつ動き出す‥
「懐かしいで言えば、一年のときに居た根性論、部活で準優勝したらしい!」
「えー、すごいね!一緒に活動してた人が上手くいってるの嬉しいな。」
それぞれが今、望む方向へ。
「というか、しゅごくん物知り!」
「だろー!俺はイケメンだからな!」
その先が正解なのか、間違いなのかはわからないけど‥
今日も、わたしたちは楽しく暮らしてる。
ゆめはふふっと笑う。
「私もお話混ぜてください!」
「もちろん、いいよー!」
────────
れんかは家にいた。
そして、一人でノートを書いている。
そこには、“部活、やっぱり入らなくていいや!”と書かれていた。
そして、つぶやく。
「私に、あの部活は向いてなかったかも。」
「それに‥。
部活の時間より、あの人のこと考えてたい!」
「きぼうくん‥大好き!」
すると、試合のことを思い出す。
失うかもしれない‥。
「それは悲しいけど、折角なら、今、沢山関わって後悔なく過ごしたいな!」
そして、電話をとった。
────────
「お兄ちゃん。何してるの?」
「あぁ。ちょっとこれからしたいことをね。」
「普通という職業につきたいとか?
とても気になる。」
「良ければ見せて!」
「いいよ。」
僕はノートを渡す。
「思想を変えるの?」
「うん。今の考えいいとは思ったけど、まだ不十分だと思って。」
「何かあったの?」
「うん。前の試合である人と出会った。」
「そうだったんだ。思想学部、興味あるな~。」
「残念だけど、むりくんが海外行くってことで、試合なくなっちゃったらしいから。」
「そうだったんだ。部活は同じでいいかな‥。
というか、お兄ちゃん情報凄い!」
「気になったことは調べる質だからね。」
「ところで、戻るけど、思想新しいのまた思いついてるの?」
「全然。だけど、今まで考えてたのから、他にいいのあるって分かったから他にもあると思うんだ。」
「なるほど。でも、少し残念だな。僕は好きだったから。」
「ありがとう。でも、もっといいのあると思うから、もっと好きになれるかも。」
「楽しみにしてる。」
弟はそう言って、ノートを最後の方まで目をとおしていく。
そして、一部に指差しながらたずねてきた。
「これって‥」
「あぁ。卒業したら、宗教に入ろうと思ってて。」
「あまり聞いたことないけど、大丈夫?」
「多分。リベシン高校に居た、せいじくんって人がそこに入信してるらしくて。」
「人も多いみたいだから、大丈夫だと思うよ。」
「大丈夫ならいいんだけど。」
「学校行きながらしようと思ってるし、そんなに熱中しないよ。」
「宗多教!どんな人たちがいるんだろう!」
僕はそうつぶやくと、窓から青い空をみあげた
───────
それらを見て、女の子は言った。
「寂しくなっちゃったね‥」
「思想学部はすすむさんを中心としてたからな。」
すると、その中に、ゆめが混ざった。
「寂しいですよね‥。でも、ふら部長、しゅご先輩大丈夫ですよ!」
「またいろんな人が来て楽しくなります!」
「ゆめちゃんありがとう。」
「でも、試合もうないんだろ?」
「そうみたいだよね‥。」
「試合では、いろんな考えの方、自分の気持ちに向き合ってる方沢山いましたね。」
「もうできないと思うと少し残念です。」
「うん。」
「でも、それなら!私達で試合しましょう!」
「それもいいね!」
「はいっ!」
「昔みたいに、お話しよう。」
「結局、話すだけの部活になるのか。」
「楽しいよ!しゅごくんもする?」
「今してるじゃん。」
「確かにそうだった!」
「聞いてるだけならいいよ。」
「ありがとう。」
ふらは微笑んだ。
そこに、姉の姿が浮かんでくる。
「いいんだ。なぜなら‥」
「なぜなら‥?」
「僕はイケメンだから!かっこいい僕は優しいのさ。」
「あー!昔のしゅごくんに戻った。」
「僕はいつも同じイケメンさ!」
「懐かしい。」
人の物語は少しずつ動き出す‥
「懐かしいで言えば、一年のときに居た根性論、部活で準優勝したらしい!」
「えー、すごいね!一緒に活動してた人が上手くいってるの嬉しいな。」
それぞれが今、望む方向へ。
「というか、しゅごくん物知り!」
「だろー!俺はイケメンだからな!」
その先が正解なのか、間違いなのかはわからないけど‥
今日も、わたしたちは楽しく暮らしてる。
ゆめはふふっと笑う。
「私もお話混ぜてください!」
「もちろん、いいよー!」
────────
れんかは家にいた。
そして、一人でノートを書いている。
そこには、“部活、やっぱり入らなくていいや!”と書かれていた。
そして、つぶやく。
「私に、あの部活は向いてなかったかも。」
「それに‥。
部活の時間より、あの人のこと考えてたい!」
「きぼうくん‥大好き!」
すると、試合のことを思い出す。
失うかもしれない‥。
「それは悲しいけど、折角なら、今、沢山関わって後悔なく過ごしたいな!」
そして、電話をとった。
────────
「お兄ちゃん。何してるの?」
「あぁ。ちょっとこれからしたいことをね。」
「普通という職業につきたいとか?
とても気になる。」
「良ければ見せて!」
「いいよ。」
僕はノートを渡す。
「思想を変えるの?」
「うん。今の考えいいとは思ったけど、まだ不十分だと思って。」
「何かあったの?」
「うん。前の試合である人と出会った。」
「そうだったんだ。思想学部、興味あるな~。」
「残念だけど、むりくんが海外行くってことで、試合なくなっちゃったらしいから。」
「そうだったんだ。部活は同じでいいかな‥。
というか、お兄ちゃん情報凄い!」
「気になったことは調べる質だからね。」
「ところで、戻るけど、思想新しいのまた思いついてるの?」
「全然。だけど、今まで考えてたのから、他にいいのあるって分かったから他にもあると思うんだ。」
「なるほど。でも、少し残念だな。僕は好きだったから。」
「ありがとう。でも、もっといいのあると思うから、もっと好きになれるかも。」
「楽しみにしてる。」
弟はそう言って、ノートを最後の方まで目をとおしていく。
そして、一部に指差しながらたずねてきた。
「これって‥」
「あぁ。卒業したら、宗教に入ろうと思ってて。」
「あまり聞いたことないけど、大丈夫?」
「多分。リベシン高校に居た、せいじくんって人がそこに入信してるらしくて。」
「人も多いみたいだから、大丈夫だと思うよ。」
「大丈夫ならいいんだけど。」
「学校行きながらしようと思ってるし、そんなに熱中しないよ。」
「宗多教!どんな人たちがいるんだろう!」
僕はそうつぶやくと、窓から青い空をみあげた
───────
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
慈愛と復讐の間
レクフル
ファンタジー
とある国に二人の赤子が生まれた。
一人は慈愛の女神の生まれ変わりとされ、一人は復讐の女神の生まれ変わりとされた。
慈愛の女神の生まれ変わりがこの世に生を得た時、必ず復讐の女神の生まれ変わりは生を得る。この二人は対となっているが、決して相容れるものではない。
これは古より語り継がれている伝承であり、慈愛の女神の加護を得た者は絶大なる力を手にするのだと言う。
だが慈愛の女神の生まれ変わりとして生を亨けた娘が、別の赤子と取り換えられてしまった。
大切に育てられる筈の慈愛の女神の生まれ変わりの娘は、母親から虐げられながらも懸命に生きようとしていた。
そんな中、森で出会った迷い人の王子と娘は、互いにそれと知らずに想い合い、数奇な運命を歩んで行くこととなる。
そして、変わりに育てられた赤子は大切に育てられていたが、その暴虐ぶりは日をまして酷くなっていく。
慈愛に満ちた娘と復讐に駆られた娘に翻弄されながら、王子はあの日出会った想い人を探し続ける。
想い合う二人の運命は絡み合うことができるのか。その存在に気づくことができるのか……
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる