転生者に体を取られた。〜それはそれでいいんだけどね〜

テリヤキ

文字の大きさ
3 / 4

3

しおりを挟む
片目の右眼だけが赤く輝いていた。

いや待て。今こんなことを考えたってわかるはずがない。
そろそろ夜も遅くなってきたから落ち葉や枝を用意して焚き火を
しなくちゃ。

アルは川を少し離れた森林に向かった。

え~と、出来るだけ水分が少ない枝の方がいいよな?
どこにあるかな?     ガサッガサ

アルはとっさに木の後ろに隠れた。

なんだ?なんの音だ。動物ならいいけど、確認してみなくっちゃ。
あれはゴブリンやっぱりいたんだ。

そこには3体のゴブリンがいた。ゴブリンの背は低く、耳はとがっていて
全身緑色をしている。

防具無しの棍棒を持ったゴブリンが2体と防具無しの錆びた鉄の剣を持っているゴブリン1体、今の装備のない状態じゃ倒せそうにないな。
ゴブリンが居なくなるのを待つしかないな。

アルはゴブリンが居なくなるのをグッと息を潜めて待った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ゴブリン程度に?と思うかもしれないがこの世界では人とは呆気無く
死んでしまう。熟練の冒険者だって気を抜いていたり武器がない状態だと、ゴブリンにだってやられてしまうことがある。
しかし例外はどこにでも存在する。例えば武器が無くともかつ場合がある。それはスキルやステータスの違い。ステータスやスキルが余りにも質が違いすぎると、武器が無くたって勝てることがある。魔法使いだってそうだ。
魔法というスキルを使っている。
逆に言ってしまえばステータスが大幅に違ってはダメージを
与えるだけでも難しいといえるのだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

少し経ってゴブリンが完全に周りからいなくなったことを
確認した。

はぁ~びっくりした。無駄に時間を使っちゃったよ。
そろそろ暗くなるから焚き火が出来そうで、魔物が居なさそうな
所に行かないと。

そう思いアルは歩き出した。

おっ。あそこなんかいいんじゃないかな。
うん。ここでいいや。最初は焚き火って、、、、
そう思えば火打ち石ないじゃん。
どうやって火をつければいいんだ。
魔法はまだ調べてないから、適性がわからないし。
でも体を冷やしてはダメだし。どうしれば、、、

その時アルは前の自分の時、親が目を離した時に来た。
冒険者から聞いた話を思い出した。

そう思えば前に夜に火を起こせないような場面に出くわした
場合は身体の周りに魔力を薄っすら貼れば
その中の体温を保つことが出来るって聞いたことがあるような。
それをして後は魔物に見つからなさそうなところを探せばいいって。
ものは試しだ。えっと魔力を薄っすら身体の周りに。
難しいな。この魔力を薄く皮膚に貼り付ける感じで。
うぅ~ん、、できた!!一回出来るとなんか簡単だな。
疲れたせいか眠くなってきた。今いる場所は魔物に見つかりそうに
ないからもう寝ます。おやすみなさぃぃ。、、、

《 魔装(弱) と 魔力操作level1 を獲得しました。 》

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ

天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。 彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。 「お前はもういらない」 ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。 だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。 ――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。 一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。 生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!? 彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。 そして、レインはまだ知らない。 夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、 「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」 「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」 と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。 そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。 理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。 王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー! HOT男性49位(2025年9月3日0時47分) →37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

狼になっちゃった!

家具屋ふふみに
ファンタジー
登山中に足を滑らせて滑落した私。気が付けば何処かの洞窟に倒れていた。……しかも狼の姿となって。うん、なんで? 色々と試していたらなんか魔法みたいな力も使えたし、此処ってもしや異世界!? ……なら、なんで私の目の前を通る人間の手にはスマホがあるんでしょう? これはなんやかんやあって狼になってしまった私が、気まぐれに人間を助けたりして勝手にワッショイされるお話である。

ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた

ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。 今の所、170話近くあります。 (修正していないものは1600です)

処理中です...