選挙課 各務 善郎

村越京三

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試算…再び…(東京編)

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それから各務達は各々の昼休み
過ごしてから、昼休み終了5分前には持ち場へと足を運んで戻り
ゆっくり腰を下ろしてから
再び試算開始です

大崎【各務さん、何とかギリギリ
   間に合いましたね~
   どうかなと少し楽しみに
   している自分がいますよ】

佐野【どこか行ってたんですか?】

各務【同期と会ったんでな
   内示の話しを少しな
   課長、楽しまないで下さい】と
   苦笑いしている

大崎【内示ですか…】

各務【同期入庁の安東が内示で
   管理局の副局長だそうです】

大崎【副局長ですか…意外ですね~
   確か埼玉のどこかの副市長の話 
   があったと聞いていましたが】

各務【まあ、私も肩書きだけは
   少し代わるようですから】と
   大崎に視線を向けると

大崎【各務さんにも管理職を
   経験してもらわないと
   いけませんからね、
   と言いましても係長待遇の
   副班長をお願いします】

佐野【各務さん、
   おめでとうございます】と
   少し興奮した様子で

各務【あまり嬉しくはないがな】と
   苦笑いしている

大崎【ちなみに佐野さんにも
   内示です、肩書きは
   主任として頑張って下さい】

佐野【はい!】

各務【そういう課長は確か】

大崎【私は課長代理を兼任で
   任される事になりました】

友成【皆さんおめでとうございます】
佐野【おめでとうございます】

大崎【気持ちは嬉しいのですが
   中身は変わりませんから】

佐野【そういえばそうね】

各務【しかし、安東が断るとは
   何となく分かる気もする】

佐野【どうしてですか?】

大崎【確か、千葉の山武市の副市長の  
   話しがあると伺ってましたが】

各務【埼玉の川口市か三郷市か蕨市と 
   聞いていましたが】

大崎【なかなかのお騒がせの地域と
   言う事でしたか
   さてと、やりましょう】

各務【今日じゅうにここまでは
   やらないとな】

そう言って各々作業に取りかかります
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
東京都ブロック 定数22
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
政党名 得票数  ドント 得票率
自民党 2,388,589   07   26.53% 
維 新 1,065,533   02   09.22%
立憲党 1,184,584   02   10.25%
国民党 1,220,252   02   10.56%
公明党 918,678   02   07.95%
れいわ 797,350   01   06.90%
共産党 860,935   02   07.45% 
参政党 788,983   01   06.83%
日保党 438,340   01   03.79%
社民党 432,500   01   03.74%
みらい 431,085   01   03.73%
公共党 351,132   00   03.05%
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
東京都ブロックの試算を終えて
一段落している一行

友成【さすがに限界です】と
   目をシバシバさせてから
   スーツの内ポケットから
   目薬を取り出して差している 

杉咲【もう勘弁して下さい】と
   データを保存して
   パソコンの電源を落としてから
   机に身体をグッタリさせている

佐野【さすがにきつくなってきたわね】 
   と友成と同じく目をシバシバ
   させてから机の中を開けて
   目薬を取り出して差している
   
大崎【さすがに身体があちらこちらで 
   悲鳴の声を上げてますよ】と
   目にアイマスクを付けて
   目のコリを取ろうとしている

杉咲【もう無理だよ~】と
   帰り支度をしてジャンパーを
   羽織っている

各務【まだ半分以上あるぞ~
   でも、今日は帰るとしますかね
   残りが27府県かい
   小さな事からコツコツと】と
   パソコンから手を離して
   作業の手を止めている

佐野【そうですね、身体がゴリゴリ】    
   そうぼやきながら
   机の中から目薬を出して
   目を開けてポタリと差している

友成【帰りましょうよ】と
   早くもスーツの上から
   ジャンパーを羽織っている

大崎【気持ちは分かりますが
   机の中や表を整理整頓してから 
   帰りましょう】

各務【体力は残しておかないと
   明日もありますからね
   本当に白い巨塔だよ】と
   同じくロッカーからコートを
   取り出して羽織っている

大崎【他の案件が来ない事を】

各務【変な事を言わないで下さいよ
   班長~】

佐野【班長が言うと近い内に
   何かしら発生しますから】

杉咲【そうなんですか?】

友成【そんなジンクスが…】

大崎【単なる偶然ですよ、偶然】

各務【偶然の確率を遥か彼方
   超えていますよ】

そういって電気を消して
それぞれぼやきを重ねながら
【お疲れさまでした】と
挨拶をしてから職場を後にして
家路へと足を運ぶのでした
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

物語の繋がりで
こちらもお読みいただければ幸いです
迷宮~新聞記者 津雲京介
宜しくお願いします

https://www.alphapolis.co.jp/novel/619502113/824832932
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