魔法学院の最底辺

かる

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魔法の発言と威力の相関

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「桃、いいか?」

「お兄様!試合を見に来てくれたんですか?ありがとうございます!」

「あぁ、応援してるぞ。」

「お兄様の第一試合はどうでしたか?」

「無事第二試合進出だ。」

「そうですか……。見に行けなくてすみませんでした……。」

「気にするな。俺は桃の応援をしたいから来てるだけであってだな…。」

「ですが……」

「んー、じゃあ桃のいい所見せてよ。」

「いいところ?」

「試合に勝って自慢の妹と言わせてほしい。」

「わかりました!では、お兄様。行ってきます!」

「あぁ、いってらっしゃい。」

桃は試合のコートへと向かっていった。

「お兄様ねぇ……。」

「盗み聞きとは趣味が悪いぞ、稜。」

「俺とお前の仲だしいいじゃねえの!それにしても茜さんと桃ちゃんでどうしてお前に対する言葉の使い方が違うんだ?」

「家族が礼節とかを重んじる人でな……姉さまはもうやめたから自由になっているけどな。」

「慧の家族かぁ、真面目そうだな……。」

「確かにまじめだったな。」

厳格な両親のもとで育てられた俺はとにかく家を抜け出したくて仕方がなかった。しかし長男ということもあり跡取りとしてとても厳しく育てられた。その中にはあらゆる魔法の詠唱、対抗魔法もあった。詠唱魔法とは一朝一夕で手に入るような代物ではなかったのだ。ひたすらに厳しい稽古をこなし魔法の定義や根本から心理を理解することによってはじめてその魔法の詠唱魔法が知ることが出来るのだ。





あの日……俺は……。





「ぃ……慧!」

稜が俺に大きな声で話しかけていた

「ん?あぁ、悪い少し考え事をしていた。それでどうした?」

「もう桃ちゃんの試合始まっちゃうぜ行かなくていいのか?」

「あぁ、行くか。」

俺たちは観覧席のほうへと向かった。

********************************

「それでは第二試合場第三試合を行います!」

「両者準備はよろしいですね?それでは……」

「はじめ!」

相手の生徒が得意としているのは支援魔法の類のようだ。相手の生徒が放った呪文は『スワンプ』さすがに地面を沼地に変えられてしまえばなかなか動くことはできないと踏んだのだろう。

「これで間合いは取りづらくなっただろう。あんたのことはよく研究しておいたからね。遠距離じゃなければ大したことはないのよ!」

まず相手が一目散に飛び込んできた。桃はどうにか間合いを取ろうとしたが相手がどんどん攻めてくるのでとても相性が悪く魔法がうまく撃てない。

「主席といってもあまり場数を踏んでいないようだね!くらえ!」

相手の生徒はここぞとばかりに自分の用意してる魔力のほとんどを消費し桃に総攻撃を仕掛けた。

「やったか!?」





しかし





「効くわけないじゃないですか。私はお兄様と約束したんです!この試合に絶対勝つって!」

「ストーム!」

桃が叫び、ルーンを書くと今までよりも比にならないほどの規模の嵐が発生し、相手の生徒を客席まで吹き飛ばした。それによって桃の勝利が決まったのだった。

************************

「お疲れ。」

「お兄様、試合見てしまったんですか!」

「見てたけどかっこよかったぞ。」

桃は頬を赤らめるとどこかへ行ってしまった。

「確かに呪文を詠唱魔法でもないのに叫ぶのは高校生になっては恥ずかしいしな……。」

稜が後ろから俺に話しかけつつやってきた。

「なぁ、呪文はルーンで書くものっていつから言われてたんだ?」

「さぁな、でも俺が教えられていた時にはすでにそうなっていたな。」

先ほどの桃の魔法、叫んだ時爆発的に威力が上がったのは偶然か……はたまた必然だったのか……。

「偉大なる魔法額における研究の一歩として論文がかけるかもな……。」

などと少し期待に胸を膨らませながら俺は席を外した
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