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朝倉舞衣
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誰かが人という字は2人の人が寄り添い支え合ってできてると言っていた。先生か、本か。それとも全く別から聞いたのか。私にとってはそれぐらいどうでも良い事だった。私は人の見た目をした悪魔なのかもしれない。朝起きた時に隣で静かな寝息を立てている彼女を見てふと思った。私があの時あの場所にいた事により彼女の人生は狂い始めたのだ。本来高嶺の花である彼女を私はなんなくとつんだのだ。まるで普通の花と同じように茎を折って。
「おはよう、起きたの?」
眠そうにこちらを見て彼女はそう呟いた。いつもの透明がかった声ではなく朝の声だ。それがなんの作りを無い自然の彼女を表しているものな気がした。
「おはようございます」
そう返すと唇に彼女の唇が当たった。いたずらっぽく笑う彼女を見て私も笑いかえす。そして二人で起きて話しながら朝食の準備をし始めた
「おはよう、起きたの?」
眠そうにこちらを見て彼女はそう呟いた。いつもの透明がかった声ではなく朝の声だ。それがなんの作りを無い自然の彼女を表しているものな気がした。
「おはようございます」
そう返すと唇に彼女の唇が当たった。いたずらっぽく笑う彼女を見て私も笑いかえす。そして二人で起きて話しながら朝食の準備をし始めた
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