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第二部 高校生編
オードブルは焦らしプレイ
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姉さんとの電話からしばらくして。
なじみが帰ってきた。
予想通りというか想定通りというか、ともあれさしておかしい事でもない。
いや、窓から堂々と入ってくるのは多少おかしいかもしれないが、まあ俺となじみの間には些細な事であろう。
「おかえり」
「あ、た、だいま・・・」
ふいっと目を逸らしての挨拶だった。
顔の紅潮からわかるのはいくらかの発情と、期待だろうか。
『手加減』スキルの仕様なのだが、一つ知らない部分があった。
それは『プレイの一環である限り、効力は永続する』というものである。
永続、という部分については予想だが、ここ数日の間、なじみはただの一回も絶頂出来ていないらしいのだ。
一、二回自慰行為にも及んだようだが、求める頂への到達は失敗している。
すべてはエロステータス様様といったところか。
そんなわけで、なじみは今有体に言ってしまえば『溜まっている』のだ。
そこに俺の『土曜日は一日中する』宣言。
そりゃあ発情の一つもするだろう。
「どうしたなじみ、顔赤いけど」
「え!? そんなに赤い?」
「うん。風邪でも引いてるのか? なら・・・」
「全然! 全然元気だから! だからケーくんは気にしないで!」
「そうか? ・・・ふむ」
俺はなじみの頭を手で抱え、自分の額となじみの額をくっつけた。
「ひゅい!?」
「うーん、大分熱いぞ。やっぱ熱あるんじゃないのか?」
「だ、大丈夫だよぉ? だから、ね? 離れて・・・」
「無理しなくても、明日は休日だし一日中してやるよ?」
「へあっ!?」
看病を。
「ほら、息も荒くなってきてるし」
「はあっ・・・はあっ・・・んっ・・・」
なじみが唇をこちらに寄せてきたが、それを寸での所で止める。
「あうう・・・なんでぇ~」
甘ったるい声に『今からおっぱじめてもいいかな』なんて誘惑が鎌首をもたげるが、そこは鋼の理性で耐え忍ぶ。
約束は、約束だ。
「そういうのは・・・明日、一日中、たっぷりと、な?」
「はっはいッ!」
服従と屈服の安らぎに満ちた瞳は潤み、顔は蕩ける。
それ見た俺はどうしようもないほどの興奮と満足感を得た。
そのことを唇を薄く歪めることで表し、それを見たなじみがさらに蕩ける。
円を描きそうな程歪んだ唇を一瞬で戻し、そのまま雰囲気も元に戻す。
「で、健康なのはわかったけど、晩御飯食べられそう?」
「健康体なんだから食べられるよ、そりゃあ」
「小松菜のお浸しと豚の生姜焼きだけど」
「うん、大丈夫。お鍋使ってないよね?」
「使ってないけど?」
「じゃあ私みそ汁作ろー」
「あー、豆腐あったかな・・・」
「なくてもなにか入れればなんとなくなんとかなるよ」
「そういうもんかね?」
色々話しながらなじみと作る料理は楽しかった。
何分一人暮らし用の部屋で、キッチンもそれ相応の広さしかないので多少窮屈ではあったが、新婚みたいな感じがして楽しい。
できればこのまま、倦怠期なんてこないで欲しいものだ。
*
味わいに愛情が足りないとか聞くこともある。
論理的に考えて、そんなことはあり得ない。感情は物質ではないのだから、味覚を刺激することは不可能であるはずだ。
しかしなぜだろうか。
論理的に考えてあり得ないそれが、理屈や計算の結果生まれるはずの納得を引き出してしまうのは。
「おや白味噌?」
「うん。ケーくんそっちの方が好きでしょ」
なじみの作った味噌汁は本当に愛情の味がするような気がする。
気のせいでしかないのだろうとは重々承知しているが、それでもだ。
甘い夕食であればこの間食べたが、今はそれ以上に優しい味がする。気がする。
味噌汁を飲み切ったとき、ちょうどお互いの食事も終わった。
このあたりの気遣いは、三つ子の魂百まで、といった所か。
「ご馳走様」
「ご馳走様」
食前と食後の挨拶は、お互いに対するものだ。
食事に関わった中ではお互いが最も礼節を尽くしたい相手だから。
「皿洗いは私がやるねー」
「んじゃ俺は各種掃除でも」
そんな日常に塗れたやり取りをして、やがて家事も終わり。
その内お互い風呂に入って、いざ就寝、という所でなじみを呼び止める。
「・・・どうしたの?」
なじみの表情は発情が見え隠れするものの平常のそれだ。
「なじみ、今日はお前自分の部屋で寝な」
「えっ? それじゃあ、明日は・・・」
「明日はもちろん一日中するとは言ったが、まさか比喩抜きに、というわけにもいかないだろう?」
俺はともかく、なじみは確実にバテる。
今は猛暑というわけでもないが、そこそこの気温ではあるのだし、純粋に危険だ。
「それはそうだけど、でもなんで一緒に寝ちゃダメなの?」
なじみの両肩に手を乗せて語り掛ける。
「良いか? 俺は明日、一回始めたらそれ以降、ほぼエンドレスでお前を責め立てる。勿論、安全には配慮するが・・・それでもお前は精神的にかなりの疲労を背負うだろう。だとすれば、お前に覚悟が決まってから始めたいと思ってな」
「エンドレス・・・精神的に・・・」
「だから明日。お前が自分の部屋からこの部屋に入ってきたとき。それを覚悟完了と見なす。そっからは覚悟が必要なくらいにお前を責め立てる・・・わかりやすく言おう。明日、快楽で発狂する覚悟が出来たら部屋に入ってこい。どうだ?」
なじみからの返答はない。
「どうした?」
「・・・おかしくなっちゃっても、ケーくんは私を捨てない?」
「まだそれ言うのか。捨てるわけないだろう。俺に狂うならいくらでも狂え。その狂気まで含めて、俺はお前が好きなんだから」
「ンンッ・・・わかった、明日の朝、だね」
なじみはふらふらと窓へ行ってベランダに出る。
そのまま自分の部屋に向かおうとした、その時。
クルっと振り返ってなじみが、俺の唇にキスをした。
「これくらいなら、良いよね?」
いきなりのことに反応一つできなかった俺を挑発的な笑みで見た後、なじみは返答も聞かずに帰っていった。
ポリポリと頭を掻いて。
「・・・ダメなわけねーだろ、バーカ」
*
ぼす、と雑に頭を枕に埋める。
体を伸ばして、ゆっくりとリラックスできる姿勢を取った。
こんな姿勢、なじみが居ては面積の都合上とてもできない。
多少大きめとはいえ一人用は一人用。限度がある。
なじみが居ては、というより自分以外に誰かがいればそれだけで窮屈極まる寝床の完成だ。
だから今、とてもリラックスできるはずだ。普段以上に。なじみが居る時以上に。
サイズからも分かる通り、ベッドに関しては結構お高めの奴を買ったのだ。それを独り占めして寝付くのだから、そりゃあリラックスできるに決まってる。
物理的に考えて、論理的に考えて、科学的に考えて。
今は最高の寝床についているのだと言い聞かせる。
どうしても安らがない、自分の体を持て余す。
「・・・もうこーゆーの止めとこ」
睡魔を探して三千里。
未だ見つかることはない。
*
「あー、クソッ。全然眠れなかった」
土曜日。
結局全く訪れなかった睡魔に文句を垂れつつベッドから這い出る。
「なじみはあれだな、もはや安眠に欠かせない寝具の一つかもしれんな」
そんなわけないのだが、いるといないとで安眠具合が格段に違ったのだからいまいち反論しづらいところ。
ひとまず目を覚ますための諸々を済ませ、その上でなじみと一日中するための準備もする。
「軽食、ゴム、撥水性のシート、ウェットティッシュ、手拭い、ポケリ・・・」
流石に一日中となると色々必要だ。
ゴムについては本来不要だ。しかしあるとないとではなじみの安心感が違う。俺の超能力についてなじみは何も知らないのだし。
何回か生でやってしまったが、だからこれからも生で、というわけにもいかない。
そういえばゴムを付けたときの超能力についてはどういう挙動を起こすのだろう。
未検証故に怖いところだ。
ステータスを見たが、特にどうこうなるとは書いていない。
単純にゴムを貫通するのか、それとも避妊具の装着をそもそも想定していないのか。
多分前者だと思うが。
「まあ・・・命に別状はあるまい。精神にはともかく」
割とクズな発言をしたところで、ベランダの窓がカラカラと開く。
「おじゃま・・・します・・・」
なじみが似合わないことを言いながら入ってきた。
普段なら『ただいま』ぐらいは言い放つなじみであるが、今日はやはり一味違うのだろう。
「お帰り」
俺は努めて普段通りに振舞ってなじみに接する。
「なじみは宿題終わった?」
「えっ? 終わって、無いけど・・・」
「そうか。じゃあ一緒に片づけようか。期日超えても面倒くさいしな」
「うん・・・」
なじみは意外そうというか、拍子抜けしたような感じで応じた。
「なじみって勉強道具は自宅?」
「うん、取ってくるね」
「おう」
少し首を傾げながら部屋へ戻っていくなじみ。
そりゃあそうだろう。
前日にあれだけ脅すようなことを言われて、ドキドキしながら入ったらはしごを外された形だ。
とはいえ、勉強をしないといけないというのは事実。
進学校で偏差値が高いゆえに、成績というのは重視される。
入学早々に宿題を出さないなどもってのほかだ。
そんなわけでなじみとしても俺の言に反論するわけにもいかない。
いまいち釈然としない感じで帰ってきたなじみから、嗜虐心のあふれた笑みを隠しながら迎え入れるのだった。
なじみが帰ってきた。
予想通りというか想定通りというか、ともあれさしておかしい事でもない。
いや、窓から堂々と入ってくるのは多少おかしいかもしれないが、まあ俺となじみの間には些細な事であろう。
「おかえり」
「あ、た、だいま・・・」
ふいっと目を逸らしての挨拶だった。
顔の紅潮からわかるのはいくらかの発情と、期待だろうか。
『手加減』スキルの仕様なのだが、一つ知らない部分があった。
それは『プレイの一環である限り、効力は永続する』というものである。
永続、という部分については予想だが、ここ数日の間、なじみはただの一回も絶頂出来ていないらしいのだ。
一、二回自慰行為にも及んだようだが、求める頂への到達は失敗している。
すべてはエロステータス様様といったところか。
そんなわけで、なじみは今有体に言ってしまえば『溜まっている』のだ。
そこに俺の『土曜日は一日中する』宣言。
そりゃあ発情の一つもするだろう。
「どうしたなじみ、顔赤いけど」
「え!? そんなに赤い?」
「うん。風邪でも引いてるのか? なら・・・」
「全然! 全然元気だから! だからケーくんは気にしないで!」
「そうか? ・・・ふむ」
俺はなじみの頭を手で抱え、自分の額となじみの額をくっつけた。
「ひゅい!?」
「うーん、大分熱いぞ。やっぱ熱あるんじゃないのか?」
「だ、大丈夫だよぉ? だから、ね? 離れて・・・」
「無理しなくても、明日は休日だし一日中してやるよ?」
「へあっ!?」
看病を。
「ほら、息も荒くなってきてるし」
「はあっ・・・はあっ・・・んっ・・・」
なじみが唇をこちらに寄せてきたが、それを寸での所で止める。
「あうう・・・なんでぇ~」
甘ったるい声に『今からおっぱじめてもいいかな』なんて誘惑が鎌首をもたげるが、そこは鋼の理性で耐え忍ぶ。
約束は、約束だ。
「そういうのは・・・明日、一日中、たっぷりと、な?」
「はっはいッ!」
服従と屈服の安らぎに満ちた瞳は潤み、顔は蕩ける。
それ見た俺はどうしようもないほどの興奮と満足感を得た。
そのことを唇を薄く歪めることで表し、それを見たなじみがさらに蕩ける。
円を描きそうな程歪んだ唇を一瞬で戻し、そのまま雰囲気も元に戻す。
「で、健康なのはわかったけど、晩御飯食べられそう?」
「健康体なんだから食べられるよ、そりゃあ」
「小松菜のお浸しと豚の生姜焼きだけど」
「うん、大丈夫。お鍋使ってないよね?」
「使ってないけど?」
「じゃあ私みそ汁作ろー」
「あー、豆腐あったかな・・・」
「なくてもなにか入れればなんとなくなんとかなるよ」
「そういうもんかね?」
色々話しながらなじみと作る料理は楽しかった。
何分一人暮らし用の部屋で、キッチンもそれ相応の広さしかないので多少窮屈ではあったが、新婚みたいな感じがして楽しい。
できればこのまま、倦怠期なんてこないで欲しいものだ。
*
味わいに愛情が足りないとか聞くこともある。
論理的に考えて、そんなことはあり得ない。感情は物質ではないのだから、味覚を刺激することは不可能であるはずだ。
しかしなぜだろうか。
論理的に考えてあり得ないそれが、理屈や計算の結果生まれるはずの納得を引き出してしまうのは。
「おや白味噌?」
「うん。ケーくんそっちの方が好きでしょ」
なじみの作った味噌汁は本当に愛情の味がするような気がする。
気のせいでしかないのだろうとは重々承知しているが、それでもだ。
甘い夕食であればこの間食べたが、今はそれ以上に優しい味がする。気がする。
味噌汁を飲み切ったとき、ちょうどお互いの食事も終わった。
このあたりの気遣いは、三つ子の魂百まで、といった所か。
「ご馳走様」
「ご馳走様」
食前と食後の挨拶は、お互いに対するものだ。
食事に関わった中ではお互いが最も礼節を尽くしたい相手だから。
「皿洗いは私がやるねー」
「んじゃ俺は各種掃除でも」
そんな日常に塗れたやり取りをして、やがて家事も終わり。
その内お互い風呂に入って、いざ就寝、という所でなじみを呼び止める。
「・・・どうしたの?」
なじみの表情は発情が見え隠れするものの平常のそれだ。
「なじみ、今日はお前自分の部屋で寝な」
「えっ? それじゃあ、明日は・・・」
「明日はもちろん一日中するとは言ったが、まさか比喩抜きに、というわけにもいかないだろう?」
俺はともかく、なじみは確実にバテる。
今は猛暑というわけでもないが、そこそこの気温ではあるのだし、純粋に危険だ。
「それはそうだけど、でもなんで一緒に寝ちゃダメなの?」
なじみの両肩に手を乗せて語り掛ける。
「良いか? 俺は明日、一回始めたらそれ以降、ほぼエンドレスでお前を責め立てる。勿論、安全には配慮するが・・・それでもお前は精神的にかなりの疲労を背負うだろう。だとすれば、お前に覚悟が決まってから始めたいと思ってな」
「エンドレス・・・精神的に・・・」
「だから明日。お前が自分の部屋からこの部屋に入ってきたとき。それを覚悟完了と見なす。そっからは覚悟が必要なくらいにお前を責め立てる・・・わかりやすく言おう。明日、快楽で発狂する覚悟が出来たら部屋に入ってこい。どうだ?」
なじみからの返答はない。
「どうした?」
「・・・おかしくなっちゃっても、ケーくんは私を捨てない?」
「まだそれ言うのか。捨てるわけないだろう。俺に狂うならいくらでも狂え。その狂気まで含めて、俺はお前が好きなんだから」
「ンンッ・・・わかった、明日の朝、だね」
なじみはふらふらと窓へ行ってベランダに出る。
そのまま自分の部屋に向かおうとした、その時。
クルっと振り返ってなじみが、俺の唇にキスをした。
「これくらいなら、良いよね?」
いきなりのことに反応一つできなかった俺を挑発的な笑みで見た後、なじみは返答も聞かずに帰っていった。
ポリポリと頭を掻いて。
「・・・ダメなわけねーだろ、バーカ」
*
ぼす、と雑に頭を枕に埋める。
体を伸ばして、ゆっくりとリラックスできる姿勢を取った。
こんな姿勢、なじみが居ては面積の都合上とてもできない。
多少大きめとはいえ一人用は一人用。限度がある。
なじみが居ては、というより自分以外に誰かがいればそれだけで窮屈極まる寝床の完成だ。
だから今、とてもリラックスできるはずだ。普段以上に。なじみが居る時以上に。
サイズからも分かる通り、ベッドに関しては結構お高めの奴を買ったのだ。それを独り占めして寝付くのだから、そりゃあリラックスできるに決まってる。
物理的に考えて、論理的に考えて、科学的に考えて。
今は最高の寝床についているのだと言い聞かせる。
どうしても安らがない、自分の体を持て余す。
「・・・もうこーゆーの止めとこ」
睡魔を探して三千里。
未だ見つかることはない。
*
「あー、クソッ。全然眠れなかった」
土曜日。
結局全く訪れなかった睡魔に文句を垂れつつベッドから這い出る。
「なじみはあれだな、もはや安眠に欠かせない寝具の一つかもしれんな」
そんなわけないのだが、いるといないとで安眠具合が格段に違ったのだからいまいち反論しづらいところ。
ひとまず目を覚ますための諸々を済ませ、その上でなじみと一日中するための準備もする。
「軽食、ゴム、撥水性のシート、ウェットティッシュ、手拭い、ポケリ・・・」
流石に一日中となると色々必要だ。
ゴムについては本来不要だ。しかしあるとないとではなじみの安心感が違う。俺の超能力についてなじみは何も知らないのだし。
何回か生でやってしまったが、だからこれからも生で、というわけにもいかない。
そういえばゴムを付けたときの超能力についてはどういう挙動を起こすのだろう。
未検証故に怖いところだ。
ステータスを見たが、特にどうこうなるとは書いていない。
単純にゴムを貫通するのか、それとも避妊具の装着をそもそも想定していないのか。
多分前者だと思うが。
「まあ・・・命に別状はあるまい。精神にはともかく」
割とクズな発言をしたところで、ベランダの窓がカラカラと開く。
「おじゃま・・・します・・・」
なじみが似合わないことを言いながら入ってきた。
普段なら『ただいま』ぐらいは言い放つなじみであるが、今日はやはり一味違うのだろう。
「お帰り」
俺は努めて普段通りに振舞ってなじみに接する。
「なじみは宿題終わった?」
「えっ? 終わって、無いけど・・・」
「そうか。じゃあ一緒に片づけようか。期日超えても面倒くさいしな」
「うん・・・」
なじみは意外そうというか、拍子抜けしたような感じで応じた。
「なじみって勉強道具は自宅?」
「うん、取ってくるね」
「おう」
少し首を傾げながら部屋へ戻っていくなじみ。
そりゃあそうだろう。
前日にあれだけ脅すようなことを言われて、ドキドキしながら入ったらはしごを外された形だ。
とはいえ、勉強をしないといけないというのは事実。
進学校で偏差値が高いゆえに、成績というのは重視される。
入学早々に宿題を出さないなどもってのほかだ。
そんなわけでなじみとしても俺の言に反論するわけにもいかない。
いまいち釈然としない感じで帰ってきたなじみから、嗜虐心のあふれた笑みを隠しながら迎え入れるのだった。
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