幼馴染でマジカルなアレが固くなる

余るガム

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第二部 高校生編

数日間溜め込んだエネルギーだッ! みたいな話 ♡

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 ボスンとなじみが音を立ててベッドに入り、それに覆いかぶさるような形で俺もベッドインする。このままおっぱじめれば正常位か。

「ねえケーくん、早く私のあそこに・・・お願い」

 先ほどまで『奴隷』とまで言っていたなじみはそこにおらず、今はまるで初めての時と同じような態度のなじみに戻っていた。
 ベッドインの是非で決まるんだろうか。

 なんて考えていたが、その内なじみから急かすような顔をされた。
 ここで更に焦らしを続行してもいいのだが、いい加減言葉ではなく自分の肉槍でなじみを責め立てたいという気持ちがある。
 もっとあけすけに言ってしまえば、なじみがエロ過ぎて程々の所で発散しないと精巣が爆発しそうなのでとっととなじみの中でぶちまけたい。

「っと。んじゃゴムを装着しまして・・・」
「え?」

 なじみが心底不思議そうな顔をする。
 心底不思議なのはそのリアクションの方だ。

「え? じゃなくてさ。避妊はしないとダメだろ」
「えー、ケーくんの赤ちゃんならいいよ?」
「いや、現実問題無理じゃん、養育」

 金は勿論ノウハウもない。
 さらに世間からの風当たりも強くなり、それはそのまま子供教育に影響してくる。
 最悪『やーいお前のカーちゃん未成年ー』なんていじめられる可能性まであるのだ。これは考え過ぎか?

 その他諸々、問題となることは山ほどある。

「なじみとの子供なんだから、最高の待遇で迎えないとだろう」
「それはそうだけど・・・でも、ケーくんの以外が入ってくるのは嫌」
「ゴムを纏ってるだけで俺のだろ・・・」
「ちーがーうーのー!」

 そういうとなじみはゴムの入った箱を蹴り飛ばして遠くにやってしまった。
 すぐに俺の腰へ足を回し、だいしゅきホールド状態で俺を拘束する。

「これでゴム無しエッチしかできないね」

 なじみはいたずらっぽく笑った。
 ぶっちゃけその気になれば強引に解くことは出来るが・・・それも無粋か。妊娠を操作できるのだから実質的に不要ではあるのだ。単になじみが不安になるだろうからという配慮から装着を考えていただけで。

「しゃーねーなぁ・・・あ、これからは『ゴム無し』じゃなくて『生』って言ってくれないか?」
「なんで?」
「趣味」
「・・・まあ良いけど」

 疑問符を隠しもしない。
 ゴム無しと生がイコールで繋がるのがよくわかっていないのだろう。
 そういう方面の知識は薄いのか?・・・いやでもおねだりは普通に上手いし・・・でもあんまり見ない様な手法があったし、独学とか?

 思い至った可能性からなじみの秘めたポテンシャルに内心戦慄していると、じゃあ、と一言前置きしてなじみが再度発言した。

「ケーくん、生エッチ、しよ?」

 潤んだ瞳を上目遣いにしながら、真っ赤に染まりながらも期待に歪む顔でそういったなじみを見て。
 まず間違いないな。
 そう確信した俺はなじみに襲い掛かった。

「なじみっ・・・!」
「あっ、ケーくんが・・・」

 襲い掛かった、なんて言いこそしたものの。
 俺の動きに字面から感じられるような勢いはない。
 何せスタート地点がゴール地点という現状、加速するだけの距離が無い。

 そんなわけで、俺がやったことは先端の位置を調整して中に挿入することだけだった。

 とはいえここのスタートからゴールまでは相当な距離だ。物理的ではなく、精神的に。
 一歩踏み込む度に視界が閃く様な快楽が押し寄せてくる。しかもそれは踏み込む度に快楽の受け入れ口が広くなるためか、倍々ゲームの様に増幅を続ける。快楽の指数関数だ。

「くっ、ぐおおお・・・」

 竿どころか腰、あるいは俺の全身を飲み込もうとしているようにすら感じる吸い付き。
 ローション以上にぬるぬるとした愛液。
 それこそSMの様に複雑で甘美な緩急。

 オナホールにせものでオナニーし過ぎると、女性の膣ほんものでイケなくなる。

 そんな話を聞いたことがあるが、絶対に嘘だ。
 なじみのそれはすべての人工物を確実に超越している。

 いや、失言だった。

「はあっ、んくぅ・・・好き、大好き・・・だいしゅきなの・・・」

 耐性が無くては発狂しかねない美貌。
 魅了の魔法でもかかっているかのような声。
 俺以外から何も受け取りたくないと断言するほどの一途さ。

 他にもまだまだある。

 なじみが人工物を超越しているのはなじみの全てだった。

「なじみッキスするぞ」
「うんッ! する、キスするッ! んむぅ~・・・」

 唇を尖らせ、シーツを掴んでいた手を俺の首にまわし、顔を懸命に寄せてくる。
 次の瞬間俺がしたのは、ただの蹂躙だった。
 なじみの唇、いや、口への蹂躙。

「んっこくっ・・・」
「・・・ぢゅるるっ」

 強く押し付けた唇を舌で割り開き、俺の口の中にあった唾液を流し込んだら、なじみはそれをすべて飲み込んだ。
 その後に俺が吸えば、なじみは俺の方に自分の唾液を送り込んでくる。量からして、多分準備していたのだろう。

「なじみ? 泣いてるのか?」

 見れば、なじみの瞳には真珠の様に綺麗な涙が浮かび、わずかにその身を乗り出していた。

「うん、嬉しいの・・・ケーくんが私を求めてくれる、ケーくんが私を見てくれる。私を、傍においてくれてる・・・それが本当にうれしいの」

 幼い子供の様に無邪気な笑顔は、本当に歓喜している証拠だろう。
 その真珠が零れた所を俺は舐めとり、嚥下した。

「ありがとう、ケーくん。私を好きになってくれて。私を好きにさせてくれて。私の好きを受け入れてくれて、ありがとう」

 なじみの足と腕が背中に回り、抱き着いてきた。

「んっあああああ・・・」

 Gといっていた巨乳が俺の陶板でひしゃげ、コリコリとした感触が貫いてくる。
 そういう風に密着すれば、そりゃあ結合部もより深くなるというもので。

 なじみは自分から抱き着いてきて、自分から深く差し込み、そして深い悦楽の中に没入した。
 文句の付け所のない自爆である。

 気が触れたような笑みを浮かべ、目からは光がなくなり、意識はあるかどうか。
 しかし『抱きしめる』という行為だけは絶対にやめなかった。
 俺が少し身を起こせば抜けてしまうほど非力になってしまった四肢だが、それでも腕と足を回すことだけは続けていた。

「ああもう!」

 その健気さに、その一途さに。
 俺の心臓は早鐘を打ち、全身に力がみなぎる。

 なじみの背中に掌を差し込み、その体をぐいと持ち上げる。
 繋がったまま体勢を変え、対面座位の形に持ち込んだ。

「あきゅうッ! 奥、がぁ・・・」

 ボスンと音を立てる勢いで腰かけたせいで、なじみにナニが深く突き刺さったようだ。
 ぷしっぷしっと潮を噴き、食いちぎらんばかりに締め付けられる。

 この体勢だと突き上げることは出来ない。ベッドのスプリングを利用すれば可能ではあるが。
 なので体を揺さぶり、奥にぐりぐり押し付けて楽しむのが対面座位だ。
 単純な刺激は他の体位に劣るものの、密着感が強いためにイチャラブセックスでは常道といえよう。

「んあっ、ふあぁ、へあっ」

 零れるような喘ぎ声だ。
 なじみの胸に首をうずめて体を揺さぶるのは純粋に楽しい。

「なじみ、このまま奥も開発しよっか」
「奥ッてぇ・・・?」
「子宮の入り口。ポルチオ・・・だったか」
「もっと、気持ちよくなれる?」
「他の所とは一線を画すらしい」
「じゃあ、お願い・・・」
「おう。とりあえず、今俺のがどこにあるか、実況してみな」
「うん。今ね、ケーくんのが、私の体をかき分けて、一番奥にいます・・・ぐりぐり~ってされてるとこがポルチオ・・・なのかな?」
「一番奥ってことはそうだろうな」

 俺は体を揺らすことを一切やめずに呟いた。

「そこでね、ケーくんが種付けして、子作りエッチしそうです・・・こんなかんじ?」
「最後の一文は余計かもしれんが、おおよそそんな感じだ」
「大切なことだよ?」
「お互い分かり切ってること言っても今更感の方が強いだろ」
「それって・・・ケーくんも私も子作りエッチしたいの?」
「そりゃしたいよ。つーか生な時点で現状が子作りだよ」
「そっか」

 ぐりぐり。

「まあポルチオ開発は長くかかる。気長にやっていこう」
「気長に・・・開発・・・私、ケーくんにまた改造されちゃうんだぁ」
「また?」
「・・・まっ、前に一人遊び、しても、気持ちよくならないって、言ったじゃん・・・」
「あ、あれか」

 ぐりぐり。

「んふふぅ・・・ケーくんの好きにされるなんて、私ってホント幸せ」
「・・・好きにして、良いんだな?」
「勿論! それが私の存在意義だよ」
「それは言い過ぎだと思うが・・・まあいい」

 さっきからずっとぐりぐりしていたのを止め、同じく対面座位もやめた。
 俺の体だけを後ろに倒して、騎乗位だ。
 女性上位の体位として代表的なものだが、はたして本当に女性上位かは疑問が残るところだ。

 密着していた体が離れてなじみが寂し気にするが目線だけで謝り、そしてここからの快楽を約束した。

「なじみ」
「何?」

 腰の上になじみが乗っている。この状況を作り出してから、なじみの腰をしっかりとつかんだ。

「イッていいぞ」
「あっああああああああああああああッ!?」

 なじみが俺の言葉を脳が理解し『手加減』スキルを切った瞬間、俺は思いっきり腰を突き上げ、なじみは宇宙の果てまでぶっ飛んだ。
 その脳裏に焼き付くのは暴力的な白か、あるいは啓蒙高まるサイケデリックか。
 答えを知る術はないが、読み取れることもある。

 今なじみは、過去最高の場所にいることだ。

 しかし次の瞬間それは最高ではなくなる。
 瞬間がよぎる度に、その最高を更新し続けているから。
 そしてその更新に一役買っているのは、間違いなく俺が今全力で腰を突き上げていることだろう。

 俺が腰を突き上げた瞬間、なじみの体に深々と突き刺さってその体が少し浮く。
 すぐに俺は体を下げているからなじみに体は重力に従い自由落下。
 更にその後すぐに腰を突き上げることで、自由落下の勢い分深く突き刺さる。

 これがエンドレスでループし続けるのだ。
 本来、これほど激しいプレイはなじみの膣にも傷を与えかねない代物だ。
 しかし十分以上に濡れていたことで負傷レベルの刺激が快楽への刺激に転換される。

「ああああッ!? イッてう! いあいってううううっ!」
「そうだッ! イケっ! 次元の外までぶっ飛べッ!」

 なじみの可愛さに漲った力をすべて使い、なじみの体を蹂躙し続ける。

「おああ、おあしくッ! おあしくあるッ! えーうんいあいえおおこべあくあるあらッ!」
「良いぞッ! おかしくなれッ! お前がどれだけ狂おうと、お前は俺の懐の中にいるぞッ! だからよ、止まるんじゃねえぞッ!」

 アへ顔にはなっていない。
 しかし確実に見えちゃいけないものが見えている表情だ。

 それを確認して、俺は全力の射精を始める。

「おあああああああああああああっ!!!」
「ぐおお・・・孕めッ・・・」

 ゼリー以上にぷるぷるした精液がダムの決壊さながらになじみの子宮を強襲する。
 なじみは絶叫の後目を瞑り、電池が切れた人形の様に俺の方へ倒れこんだ。
 俺は体を数度震わせ、止めにもう一発出して同じように倒れこんだ。

 なじみは例のごとく気絶している様だ。
 超能力の仕様上、俺はまだまだ大丈夫だが、流石になじみに酷だろう。
 時間つぶしと休養を兼ねて、俺も眠ることにした。

 なじみは随分子供を欲しがっていたが、それを加味しても満足してくれただろう。
 まあ生殖能力は消してあるので子供はできないが。
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