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第二部 高校生編
初心忘るべからずってね ♡
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勃起しきった剛直が邪魔でズボンを下ろすのに多少手間取ったが、それ以外は順調に脱衣を終える。
そしてなじみが中で待っている風呂場へ扉を開けて入っていく。勃起はしたままで。
扉を開けた瞬間、全身が淫靡な匂いに包まれた。
視界に入れたなじみはもう完璧に『出来上がって』いた。
潤んだ瞳、火照った体、荒い息、涎を垂らす秘所に、桃色に勃起した乳首。
炎に魅入られた虫の様に全身がふらふらとそちらへ誘導される。
飛んで火にいる夏の虫と違うのは、火もまた虫を求めている事。
壁際になじみを追い込んで覆いかぶさる。その壁がまるでベッドであるかのように。
体と壁で包囲して、もう絶対逃げられない状態にまで追い込んで、それでもなじみに恐怖はない。あるのは赤子が母親に向ける様な、無邪気で絶対的な信頼。そしてこれから始まる快楽への期待だけだ。
「左足上げて」
「はい・・・」
するりと持ち上げられる左足。
普段そんなに体が柔らかい印象もないのに、なじみは易々とI字バランスの体勢に至る。
当然そんなことすれば、俺の方には無防備ななじみの秘所がくぱりと口を開けたまま向けられる。
「はぁーッ! はぁーッ! はぁーッ!」
脳が充血して頭がおかしくなりそうだ。
興奮のあまりに荒い息が当たる度、なじみの秘所はヒクヒクと愛液をこぼす。
「ねえ、ケーくん」
突如投げかけられる、普段通りの呼び声。
それに反応してなじみの顔を見れば、そこには淫蕩な笑顔のなじみが居て。
「入、れ、て?」
一瞬だった。
「憤怒っ!」
「あ”っあああああ!」
気が付いたら、俺の逸物はなじみの秘所へ突入していた。
持ち上げられた左足を抱え込み、鍛え上げられた足腰で。
「この、エロ奴隷め・・・どれだけ俺を興奮させたら気が済むんだ」
「ああああん、ごめんなさい! どーしても欲しくて言いつけ破っちゃいましたぁ!」
「そうだなぁ、こういう時にちゃんとした呼び方できなかったもんなぁ。どうしよう、かっ!?」
その一言と共に、腰を打ち込む。
片腕を伸ばして豊かに実った胸を鷲掴みにして、指に乳房の柔らかさを、掌に乳首の固さを感じる。
「ああん! あっ、あっ、あっ!」
グニグニと力を込めればそれに応じて形が変わり、鳴く。
「に、妊娠ッ! 妊娠の刑ッ! 中に出して子供作る刑にしてくださいっ!」
「よろしい、腹がたぷたぷになるまで入れてやるからなッ!」
腰のストロークを少しずつ加速させていく。
打ち付けるたびになじみが綺麗な声で鳴くのだからもうたまらない。
何度も何度も絶頂を繰り返し、漏らしたかのように愛液をまき散らすのだから風呂場を選択したのは英断だった。
「やあああッ! 出してッ! 速く出してッ! 一杯出してッ!」
なじみが前後不覚なのはステータスを見ずともわかる。
早く出してほしがっているのが、地に足が付かずに不安だからなことも。
なので俺は次の行動に出る。
なじみの左足を下ろし、体の向きを向き合うように戻す。
そして両腕でなじみの体を足ごと抱え上げ、壁に押し付けるようにして固定する。
「ふああッ! これダメッ! 深い所まで・・・ああッ!」
当然その間ずっと繋がっているのだから、抱え上げているとなじみの自重で深く突き刺さる。
俺自身も腰を突き上げるので、子宮口はぐりぐり押さえつけられ、まだまだ途上だった開発がドンドン進んでいく。
「すごいッ! 子宮喜んでるッ! ケーくんので全部気持ち良くなってる!」
ぷくりと膨れた乳首に手を伸ばして抓り上げる。
「んんんんんん! 乳首も!」
「ご主人様、だろうがッ!」
「はいいいいいッ! ご主人様ので全部気持ちいいですぅッ!」
すぐ目の前で犬の様に曝け出された舌にしゃぶりつき、唇と舌でなじみの舌を撫でぐり回す。
ピストンの速度は絶対に緩めない。
「ひっひあお! えんうおういんああおおおッ!」
一度腰を押し上げるだけで大小合わせて7回は絶頂するのだから、もう絶頂カウンターの数字が目で追えない。
「なじみッそろそろ大きいのいくぞッ!」
壊れたラジオの様に艶やかな嬌声しか上げないなじみに語り掛けても返事はない。
しかし目と、なにより全身から溢れるオーラが意図を理解していると感じさせる。
アイコンタクトで決めた、心の中のテンカウント。
それに合わせてドンドン体を加速させ上り詰めていく。
口に出さないが、心で繋がっていることが実感できるこの符合。
「なじみ、イクぞッ!」
「うんッ! 行きますッ!」
最後の一押しに、ひときわ強く押し込んで。
一番奥で、爆発した。
「あっ・・・ふゆあああああああああああああ!!!!」
腕の中で前後不覚になりながら、ビクビク痙攣するなじみの肢体を睥睨する。
秘所から溢れ出るのは、精液と愛液と。
「あっ・・・ダメッ・・・」
なじみの小水だった。
「いやあ、見ないで・・・」
ちょろちょろと飛び散り、俺にかかる少し黄色がかったそれは、液状化したトパーズのように感ぜられた。
「えっ・・・ケーくん、じゃなくてご主人様・・・なんでちょっと大きく?」
さて、言っておくと俺は女性に小便掛けられて興奮するような上級者ではない。
茹だった脳みそは液状化したトパーズなんぞと形容したが、小便は小便である。
ではどうして俺が興奮するに至ったか。
それはなじみの『恥じらい』である。
数十回の情交でもはやお互いの体は黒子の数まで知っている様な現状、ぶっちゃけ裸ぐらいでは恥じらうことはない。
見慣れているし、見られ慣れているからだ。
しかし今回、なじみは脱水(意味深)を見られることで恥じらいの仕草をした。
それが俺を興奮に至らせたのである。
結局エロってのは恥ずかしがる女性の姿に興奮しているのだなという世界の真理を悟ったわけである。
脱げばいいってもんじゃない。
そんな説明をつらつらとなじみに解説したところで。
「ごめん、もう無理だわ」
「えっ」
抑え込んでいた興奮が理性のブレーキをぶち壊し、下半身のさらなる躍動に繋がる。
「あっ!! あっ!!」
嬌声が次の嬌声に上書きされ、それぞれの声はとても短く聞こえる。
しかし内包された快楽がもはや異常事態に等しい程大きいのは察しがついた。
「待ってッ! ダメッこれダメッ! まだイッてるからああッ!!」
「すまん! けど止まらん!」
「あああッ!!」
既にたぷたぷの子宮にさらなる子種を今・・・注ぎ込む。
「ふああああああああッ!!!」
ぐりっと一捻りして、尿道に残った分まで根こそぎ射精する。
ぶっちゃけ大部分は容量不足で外へ溢れ出たが、それはもうこの際どうでもいい。
「もう・・・どうして私のおしっこでこんなに・・・」
「だからそれじゃなくてその後のお前の態度がだな・・・」
重要なのは、なじみがこれ以上のスカトロに目覚めないようにすることだ。
何度も言うが、俺にその趣味はない。
「ていうかさ」
「うん、なに?」
「なじみって実は、あんまりSM好きじゃない? 割と素に戻ってたけど」
「・・・えーっとね」
なじみ曰く。
俺に従属して支配されるのは好き。
でも恋人らしくイチャイチャするのはもっと好き。
でもどっちも同じくらい最高に気持ちいいし、興奮するし、嬉しい。
だから自分の気分や、俺に合わせたりして、恋人と奴隷の立場を行ったり来たりしている。
とのことだ。
やはり俺でもなじみの全てを知り尽くすことは出来ないらしい。
おまけに良い様に手玉に取られていたようだ。
それでも負の感情は出てこないのだから、やっぱりなじみには敵わない。
そういえば、女は持て余すぐらいでちょうどいいなんて言葉を聞いたことがある。
もしかしたらそれなのかもしれない。
DSくらい?
いや、メガドライブくらいだな。
そしてなじみが中で待っている風呂場へ扉を開けて入っていく。勃起はしたままで。
扉を開けた瞬間、全身が淫靡な匂いに包まれた。
視界に入れたなじみはもう完璧に『出来上がって』いた。
潤んだ瞳、火照った体、荒い息、涎を垂らす秘所に、桃色に勃起した乳首。
炎に魅入られた虫の様に全身がふらふらとそちらへ誘導される。
飛んで火にいる夏の虫と違うのは、火もまた虫を求めている事。
壁際になじみを追い込んで覆いかぶさる。その壁がまるでベッドであるかのように。
体と壁で包囲して、もう絶対逃げられない状態にまで追い込んで、それでもなじみに恐怖はない。あるのは赤子が母親に向ける様な、無邪気で絶対的な信頼。そしてこれから始まる快楽への期待だけだ。
「左足上げて」
「はい・・・」
するりと持ち上げられる左足。
普段そんなに体が柔らかい印象もないのに、なじみは易々とI字バランスの体勢に至る。
当然そんなことすれば、俺の方には無防備ななじみの秘所がくぱりと口を開けたまま向けられる。
「はぁーッ! はぁーッ! はぁーッ!」
脳が充血して頭がおかしくなりそうだ。
興奮のあまりに荒い息が当たる度、なじみの秘所はヒクヒクと愛液をこぼす。
「ねえ、ケーくん」
突如投げかけられる、普段通りの呼び声。
それに反応してなじみの顔を見れば、そこには淫蕩な笑顔のなじみが居て。
「入、れ、て?」
一瞬だった。
「憤怒っ!」
「あ”っあああああ!」
気が付いたら、俺の逸物はなじみの秘所へ突入していた。
持ち上げられた左足を抱え込み、鍛え上げられた足腰で。
「この、エロ奴隷め・・・どれだけ俺を興奮させたら気が済むんだ」
「ああああん、ごめんなさい! どーしても欲しくて言いつけ破っちゃいましたぁ!」
「そうだなぁ、こういう時にちゃんとした呼び方できなかったもんなぁ。どうしよう、かっ!?」
その一言と共に、腰を打ち込む。
片腕を伸ばして豊かに実った胸を鷲掴みにして、指に乳房の柔らかさを、掌に乳首の固さを感じる。
「ああん! あっ、あっ、あっ!」
グニグニと力を込めればそれに応じて形が変わり、鳴く。
「に、妊娠ッ! 妊娠の刑ッ! 中に出して子供作る刑にしてくださいっ!」
「よろしい、腹がたぷたぷになるまで入れてやるからなッ!」
腰のストロークを少しずつ加速させていく。
打ち付けるたびになじみが綺麗な声で鳴くのだからもうたまらない。
何度も何度も絶頂を繰り返し、漏らしたかのように愛液をまき散らすのだから風呂場を選択したのは英断だった。
「やあああッ! 出してッ! 速く出してッ! 一杯出してッ!」
なじみが前後不覚なのはステータスを見ずともわかる。
早く出してほしがっているのが、地に足が付かずに不安だからなことも。
なので俺は次の行動に出る。
なじみの左足を下ろし、体の向きを向き合うように戻す。
そして両腕でなじみの体を足ごと抱え上げ、壁に押し付けるようにして固定する。
「ふああッ! これダメッ! 深い所まで・・・ああッ!」
当然その間ずっと繋がっているのだから、抱え上げているとなじみの自重で深く突き刺さる。
俺自身も腰を突き上げるので、子宮口はぐりぐり押さえつけられ、まだまだ途上だった開発がドンドン進んでいく。
「すごいッ! 子宮喜んでるッ! ケーくんので全部気持ち良くなってる!」
ぷくりと膨れた乳首に手を伸ばして抓り上げる。
「んんんんんん! 乳首も!」
「ご主人様、だろうがッ!」
「はいいいいいッ! ご主人様ので全部気持ちいいですぅッ!」
すぐ目の前で犬の様に曝け出された舌にしゃぶりつき、唇と舌でなじみの舌を撫でぐり回す。
ピストンの速度は絶対に緩めない。
「ひっひあお! えんうおういんああおおおッ!」
一度腰を押し上げるだけで大小合わせて7回は絶頂するのだから、もう絶頂カウンターの数字が目で追えない。
「なじみッそろそろ大きいのいくぞッ!」
壊れたラジオの様に艶やかな嬌声しか上げないなじみに語り掛けても返事はない。
しかし目と、なにより全身から溢れるオーラが意図を理解していると感じさせる。
アイコンタクトで決めた、心の中のテンカウント。
それに合わせてドンドン体を加速させ上り詰めていく。
口に出さないが、心で繋がっていることが実感できるこの符合。
「なじみ、イクぞッ!」
「うんッ! 行きますッ!」
最後の一押しに、ひときわ強く押し込んで。
一番奥で、爆発した。
「あっ・・・ふゆあああああああああああああ!!!!」
腕の中で前後不覚になりながら、ビクビク痙攣するなじみの肢体を睥睨する。
秘所から溢れ出るのは、精液と愛液と。
「あっ・・・ダメッ・・・」
なじみの小水だった。
「いやあ、見ないで・・・」
ちょろちょろと飛び散り、俺にかかる少し黄色がかったそれは、液状化したトパーズのように感ぜられた。
「えっ・・・ケーくん、じゃなくてご主人様・・・なんでちょっと大きく?」
さて、言っておくと俺は女性に小便掛けられて興奮するような上級者ではない。
茹だった脳みそは液状化したトパーズなんぞと形容したが、小便は小便である。
ではどうして俺が興奮するに至ったか。
それはなじみの『恥じらい』である。
数十回の情交でもはやお互いの体は黒子の数まで知っている様な現状、ぶっちゃけ裸ぐらいでは恥じらうことはない。
見慣れているし、見られ慣れているからだ。
しかし今回、なじみは脱水(意味深)を見られることで恥じらいの仕草をした。
それが俺を興奮に至らせたのである。
結局エロってのは恥ずかしがる女性の姿に興奮しているのだなという世界の真理を悟ったわけである。
脱げばいいってもんじゃない。
そんな説明をつらつらとなじみに解説したところで。
「ごめん、もう無理だわ」
「えっ」
抑え込んでいた興奮が理性のブレーキをぶち壊し、下半身のさらなる躍動に繋がる。
「あっ!! あっ!!」
嬌声が次の嬌声に上書きされ、それぞれの声はとても短く聞こえる。
しかし内包された快楽がもはや異常事態に等しい程大きいのは察しがついた。
「待ってッ! ダメッこれダメッ! まだイッてるからああッ!!」
「すまん! けど止まらん!」
「あああッ!!」
既にたぷたぷの子宮にさらなる子種を今・・・注ぎ込む。
「ふああああああああッ!!!」
ぐりっと一捻りして、尿道に残った分まで根こそぎ射精する。
ぶっちゃけ大部分は容量不足で外へ溢れ出たが、それはもうこの際どうでもいい。
「もう・・・どうして私のおしっこでこんなに・・・」
「だからそれじゃなくてその後のお前の態度がだな・・・」
重要なのは、なじみがこれ以上のスカトロに目覚めないようにすることだ。
何度も言うが、俺にその趣味はない。
「ていうかさ」
「うん、なに?」
「なじみって実は、あんまりSM好きじゃない? 割と素に戻ってたけど」
「・・・えーっとね」
なじみ曰く。
俺に従属して支配されるのは好き。
でも恋人らしくイチャイチャするのはもっと好き。
でもどっちも同じくらい最高に気持ちいいし、興奮するし、嬉しい。
だから自分の気分や、俺に合わせたりして、恋人と奴隷の立場を行ったり来たりしている。
とのことだ。
やはり俺でもなじみの全てを知り尽くすことは出来ないらしい。
おまけに良い様に手玉に取られていたようだ。
それでも負の感情は出てこないのだから、やっぱりなじみには敵わない。
そういえば、女は持て余すぐらいでちょうどいいなんて言葉を聞いたことがある。
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DSくらい?
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